デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

1編 在郷及ビ仕官時代

2部 亡命及ビ仕官時代

4章 民部大蔵両省仕官時代
■綱文

第2巻 p.371-372(DK020058k) ページ画像

明治三年庚午四月四日(1870年)

大蔵、民部両省租税司ノ立案ニ基キ関東諸国ノ各県ヲシテ輸漕租米ノ抄掠ヲ提警セシム。栄一租税正トシテ之ニ与ル。


■資料

大蔵省沿革志 租税寮第三・第二七―二八丁(明治前期 財政経済史料集成 第二巻・第二六六頁〔昭和七年六月〕)(DK020058k-0001)
第2巻 p.371 ページ画像

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法令全書 明治三年・第一六四―一六五頁 第二百六十二 四月四日(民部省大蔵省)(DK020058k-0002)
第2巻 p.371-372 ページ画像

法令全書 明治三年・第一六四―一六五頁
第二百六十二 四月四日 (民部省大蔵省)        韮山県 関八州 各県
貢米運送ノ儀ハ大切ニ取扱候ハ申迄モ無之、然ルニ従前ノ仕来トハ乍申船積ノ儀是迄村方ヘ而已為任置候故、船問屋共ヘ相対ノ上雇付中ニハ上乗モ不致、自然船方ノ者引受欠受負ノ姿ニ執計品々悪弊ヲ醸シ候儀ト相聞候、向後ハ右体ノ儀無之様各県ヨリ掛ノ官員差出村役人問屋立会ノ上船雇附サセ、若船方ノ者如何ノ及所業候ハヽ、其問屋可為越度旨可申渡万一不埒ノ儀於有之ハ、吟味ノ上連坐ノ者共一同被処厳科候条、御取締筋一際尽力致シ悪弊断然候様可取計事
一運送途中処々ヘ滞船致シ、従来ノ悪習ヲ帯、如何ノ所業モ有之哉ニ相聞、向後無謂途中滞船致候儀堅ク相禁、尤貢米積所ニ於テ問屋ヨ
 - 第2巻 p.372 -ページ画像 
リ日帳仕立、出船時刻相記シ、証印致シ、船頭ヘ相渡船路ノ様子日日相記、着船ノ上御蔵方ヘ差出候様申付、若不得已事情ニテ滞船候ハヽ最寄市在ノ名主庄屋ノ内ヘ相届ケ、其仔細日帳ヘ記シ、尚其所出船時刻相記シ証印致シ出船為致可申事
一年柄ニ依リ性劣米願済ニ託シ、粃砕米等悪米交ノ儘廻漕致シ候村方モ有之、貢米ハ農家ノ重事ニ付可入念ハ勿論候条猶一際深切ニ拵方致シ候様厚ク相心得、万一悪米差交廻米致シ候村方ハ御蔵庭ニ於テ器械渡拵直申付候間、兼テ右ノ趣可達置候事
右取締筋ノ儀ハ、村々小前末々迄不洩様可相達候、勿論御一新ノ際貢米納方手続不案内ノ村方モ有之趣曾テ相聞候、右等各県ニ於テ別テ注意ヲ加ヘ深切ニ世話可致候此段相達候也