デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
6款 択善会・東京銀行集会所
■綱文

第6巻 p.520-523(DK060146k) ページ画像

明治34年7月24日(1901年)

定時総会開カレ栄一出席ス。爾来屡々出席シテ議事ヲ裁ス。


■資料

渋沢栄一 日記 明治三四年(DK060146k-0001)
第6巻 p.520 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治三四年
七月廿四日
午後五時銀行集会所総会ニ出席シ、議長ト為リテ議事ヲ整理ス


銀行通信録 第三二巻第一九〇号・第三三八頁〔明治三四年八月一五日〕 東京銀行集会所組合銀行定時総会(DK060146k-0002)
第6巻 p.520 ページ画像

銀行通信録 第三二巻第一九〇号・第三三八頁〔明治三四年八月一五日〕
    ○東京銀行集会所組合銀行定時総会
東京銀行集会所にては明治三十四年七月二十四日午後六時より規程第十九条に依り組合銀行定時総会を開けり、当日来会銀行四十一、会員数四十八名にして、会長男爵渋沢栄一君議長席に着き
 一明治三十四年上半季事務及決算報告
 一同   年下半季予算案
 一第一号 手形用紙特別会計廃止及同会計特別資金処分の件
 一第二号 経済文庫基金増加の件
を議に付せしに、異議なく原案に可決し、午後六時三十分閉会せり

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渋沢栄一 日記 明治三五年(DK060146k-0003)
第6巻 p.521 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治三五年
一月廿三日
午後五時銀行集会所ニ抵リ総会ヲ開ク、事務計算ノ報告ヲ畢リ本季ノ予算ヲ決シ役員ノ改撰ヲ為ス、更ニ銀行法ニ関スル問題ヲ議シ○下略
一月廿四日
午後四時過キ銀行集会所総会ノ為メ集会所ニ抵ル、季末ノ報告ヲ為シ役員投票等ノコトアリ


銀行通信録 第三三巻第一九六号・第三〇八―三〇九頁〔明治三五年二月一五日〕 東京銀行集会所組合銀行定時総会(DK060146k-0004)
第6巻 p.521 ページ画像

銀行通信録 第三三巻第一九六号・第三〇八―三〇九頁〔明治三五年二月一五日〕
    ○東京銀行集会所組合銀行定時総会
明治三十五年一月二十三日(木曜日)午後六時二十分より当集会所に於て開会、出席銀行四十二、会員四十五名にして、会長渋沢男爵議長席に着き、規程第十九条に拠り定時総会開会の旨を告げ、先づ
 一明治三十四年下半期事務及決算報告
を為したるに異議なく承認を得、次に
 一明治三十五年上半期予算案
を議に附せしに、異議なく原案の通り可決し、次に
 一会長一名副会長二名満期改選の件
に移りしに、会員中より投票を用ひず重任を望む旨発議するものありしも結果投票《(局カ)》を用ゆることゝなり、其結果従来の如く会長に渋沢栄一君、副会長に豊川良平、園田孝吉二君当選せられたり、次に波多野承五郎君の発議に基き
 一正副会長の尽力に対し感謝の意を表するの決議案
を議に附したるに、満場一致を以て可決せられ、之に対し渋沢男爵より謝辞を述べられ、次に
 一銀行通信録並経済文庫評議員改選の件
を議に附せしに、是亦投票を用ひず重任を望む旨発議するものありしも結局投票を行ふことゝなり、其結果佐々木勇之助、池田謙三、三崎亀之助、波多野承五郎、豊川良平の五君重選せられたり


渋沢栄一 日記 ○明治三六年(DK060146k-0005)
第6巻 p.521 ページ画像

渋沢栄一 日記
 ○明治三六年
一月廿八日
午後五時 銀行集会所定時ノ総会ヲ開ク、前季ノ経費決算ヲ承認シ、次季ノ予算ヲ決議シ、正副会頭ノ改撰ヲ行ヒ、畢リテ会員一同食事ヲ共ニシ、夜十時散会、王子別荘ニ帰宿ス

渋沢栄一 日記 ○明治三九年(DK060146k-0006)
第6巻 p.521 ページ画像

 ○明治三九年
一月二十三日
三時半銀行集会所ニ抵リ、同人諸君ト英国皇族歓迎ノコトヲ協議ス、畢テ銀行集会所ノ例会ニ出席ス


銀行通信録 ○第四一巻第二四四号・第二六一頁〔明治三九年二月一五日〕 東京銀行集会所組合銀行第五十一回定時総会(DK060146k-0007)
第6巻 p.521-522 ページ画像

銀行通信録
 ○第四一巻第二四四号・第二六一頁〔明治三九年二月一五日〕
    ○東京銀行集会所組合銀行第五十一回定時総会
明治三十九年一月二十三日午後五時二十分開会、当日出席銀行二十七
 - 第6巻 p.522 -ページ画像 
会員三十名にして、会長男爵渋沢栄一君議長席に着き
 (第一号議案)明治三十八年下半期事務及決算報告
は異議なく承認を得、次に
 (第二号議案)明治三十九年上半期予算案
は原案通り可決し、次に
 (第三号議案)会長一名、副会長二名満期改選の件
は何れも重任に決し、尚当日出席者定数に充たざりしを以て以上の決議は総て仮決議となし、午後五時三十五分閉会せり、右仮決議は翌二十四日書面を以て欠席銀行の承認を求め、一月二十七日之を確定せり

銀行通信録 ○第四二巻第二五〇号・第一八四頁〔明治三九年八月一五日〕 東京銀行集会所組合銀行第五十二回定時総会(DK060146k-0008)
第6巻 p.522 ページ画像

 ○第四二巻第二五〇号・第一八四頁〔明治三九年八月一五日〕
    ○東京銀行集会所組合銀行第五十二回定時総会
明治三十九年八月七日午後五時四十分開会、当日出席銀行三十四、会員三十七名にして、会長男爵渋沢栄一君議長席に着き、明治三十九年上半期事務及決算報告は異議なく承認を得、明治三十九年下半期予算案は原案の通り可決し、右にて議事を終り、午後五時五十分閉会せり


渋沢栄一 日記 明治四〇年(DK060146k-0009)
第6巻 p.522 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四〇年
一月二十六日 曇 寒 起床七時三十分就蓐十一時三十分
○上略午後六時銀行集会所総会ニ出席○下略


銀行通信録 ○第四三巻第二五六号・第二二六頁〔明治四〇年二月一五日〕 東京銀行集会所組合銀行第五十三回定時総会(DK060146k-0010)
第6巻 p.522 ページ画像

銀行通信録
 ○第四三巻第二五六号・第二二六頁〔明治四〇年二月一五日〕
    ○東京銀行集会所組合銀行第五十三回定時総会
明治四十年一月二十六日午後六時十分開会、当日出席銀行二十六、会員三十名にして、会長男爵渋沢栄一君遅参に付副会長豊川良平君議長席に着き、明治三十九年下半期事務及決算報告は異議なく承認を得、明治四十年上半期予算案は原案の通り可決し、会長一名、副会長二名満期改選の件は何れも重任に決し、尚二十銀行山口荘吉君の発議に依り満場一致を以て土曜日午後休業の件を可決し、終て議長より当日出席銀行定足数を欠きたるに付、欠席銀行へは書面を以て同意を求むることゝすべき旨宣告し、右にて議事を了り、午後六時二十分閉会せり

銀行通信録 ○第四四巻第二六三号・第三五〇頁〔明治四〇年九月一五日〕 東京銀行集会所組合銀行第五十四回定時総会(DK060146k-0011)
第6巻 p.522 ページ画像

 ○第四四巻第二六三号・第三五〇頁〔明治四〇年九月一五日〕
    ○東京銀行集会所組合銀行第五十四回定時総会
明治四十年七月二十六日午後六時開会、出席銀行三十三、会員三十七名にして、会長男爵渋沢栄一君議長席に着き、本年上半期事務及決算報告は異議なく承認を得、本年下半期予算案は原案の通可決し、右にて議事を終り、午後六時十分閉会せり
   ○同日ノ日記ニハ銀行集会所総会ニ出席セシ旨ノ記述見当ラズ。


渋沢栄一 日記 明治四二年(DK060146k-0012)
第6巻 p.522 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四二年
一月二十五日
六時銀行集会所ニ抵リ、総会ニ出席ス


銀行通信録 第四七巻第二八〇号・第二一一頁〔明治四二年二月一五日〕 東京銀行集会所組合銀行第五十七回定時総会(DK060146k-0013)
第6巻 p.522-523 ページ画像

銀行通信録 第四七巻第二八〇号・第二一一頁〔明治四二年二月一五日〕
    ○東京銀行集会所組合銀行第五十七回定時総会
明治四十二年一月二十五日午後五時二十分開会、出席銀行三十八、会
 - 第6巻 p.523 -ページ画像 
員四十一名にして、当日正副会長共差支欠席又は遅参に付、出席者中より第百銀行池田謙三君を議長に推し、明治四十一年下半期事務及決算報告は異議なく承認を得、明治四十二年上半期予算案は原案の通り可決し、会長一名、副会長二名満期改選の件は満場一致を以て何れも重任に決し、右にて議事を終り、午後五時二十五分閉会せり