デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
20節 化学工業
1款 日本舎密製造株式会社
■綱文

第12巻 p.272(DK120032k) ページ画像

明治22年(1889年)

是年、山口県小野田ニ一般化学薬品ノ製造ヲ目的トシテ日本舎密製造株式会社創立セラル。栄一、柏村信・笠井順八等ト共ニ発起人タリ。


■資料

日本全国 銀行会社役員姓名録 東京新報第三一七号附録・第一〇八頁〔明治二三年一月〕(DK120032k-0001)
第12巻 p.272 ページ画像

日本全国 銀行会社役員姓名録  東京新報第三一七号附録・第一〇八頁〔明治二三年一月〕
○上略
○舎密会社 山口県厚狭郡小野田
  資本金 四拾万円
    発起人 渋沢栄一
    同   柏村信
    同   笠井順八
○下略


明治工業史 化学工業篇・第三二六頁〔昭和五年一〇月二五日〕(DK120032k-0002)
第12巻 p.272 ページ画像

明治工業史  化学工業篇・第三二六頁〔昭和五年一〇月二五日〕
 ○第二編 第七章 第一節
  第一 硫酸
○上略
 同二十二年には山口県小野田に日本舎密製造株式会社創立せられ、一般化学薬品の製造を企て、初めて硫酸・塩酸晒粉及曹達の四種を市場に出し、明治二十六年には塩素酸加里及び硫酸鉄の製造を開始し、一般製品の販路を支那に求むる等努力する所ありたるも、同年末硫酸部全焼し翌二十七年四月、更に塩素酸加里部より火を失し、工場全部を焼失し、加ふるに日清役後、経済界の恐慌に際したれば事業益々難境に入り、収支償はず、一時一部の製造を中止するに至れり。
○下略