デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
21節 瓦斯
6款 関係瓦斯会社諸資料 2. 日韓瓦斯株式会社
■綱文

第12巻 p.736-738(DK120103k) ページ画像

 --


■資料

青淵先生公私履歴台帳(DK120103k-0001)
第12巻 p.736 ページ画像

青淵先生公私履歴台帳 (渋沢子爵家所蔵)
    民間略歴(明治二十五年以後)
○上略
日韓瓦斯株式会社創立委員長 四十年十一月
○中略
日韓瓦斯株式会社取締役会長 四十一年九月四十二年六月六日辞
○下略
  以上明治四十二年六月七日迄ノ分調


渋沢栄一 日記 明治四〇年(DK120103k-0002)
第12巻 p.736 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四〇年
十月八日 晴 冷 起床六時三十分就蓐十一時三十分
○上略 一時過東京瓦斯会社ニ抵リ、重役会ニ出席ス、韓国瓦斯事業ノ件ヲ協議ス○下略

渋沢栄一 日記 明治四一年(DK120103k-0003)
第12巻 p.736-737 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四一年
四月十八日 晴 暖
○上略 東京瓦斯会社ニ至リ、韓国京城ヨリ出京セル山口太兵衛氏ト日韓瓦斯会社ノコトヲ談ス○下略
六月十八日 曇又雨 暑
○上略 曾穪副統監ヲ麻布私邸ニ訪ヒ、第一銀行ノコト、日韓瓦斯会社ノコト○中略ニテ種々談話ヲ為ス○下略
八月八日 半晴 暑
○上略 十時内蔵寮ニ抵リ、阪本内蔵助ニ面会シテ○中略日韓瓦斯会社株式御引受ノコトニ付、渡辺内蔵頭ニ請願ノ旨ヲ述フ○下略
九月八日 曇 冷
○上略 日韓瓦斯会社創立委員会ヲ開キ、払込ノ現況ヲ調査シ、向後会社成立ノ順序ヲ協議ス○下略
九月十九日 曇 涼
○上略 高松博士・久米・岡崎三氏来リテ日韓瓦斯会社ノコトヲ談ス○下略
 - 第12巻 p.737 -ページ画像 
十月三日 半晴 涼
○上略 午後五時東京瓦斯会社ニ抵リ、日韓瓦斯会社重役会ヲ開キ要務ヲ議決ス、高松・久米・岡崎・山口ノ諸氏来会ス○下略
十月六日 晴 冷
○上略 午後二時東京瓦斯会社ニ抵リ、重役会ニ出席ス、畢テ日韓瓦斯会社ノコトヲ談ス○下略
十月十日 曇 冷
○上略 東相遠氏来リ、日韓瓦斯会社ノコトヲ談ス○下略
十月十三日 晴 冷
○上略
(欄外記事)[岡崎遠光氏来リ日韓瓦斯会社ノコトヲ談ス
十一月十日 晴 冷
○上略 畢テ日韓瓦斯会社重役会ヲ開キ、要務ヲ議決ス○下略
十一月十二日 半晴 寒
○上略 十二時十分新橋発ノ滊車ニテ大磯ニ抵リ、伊藤公爵ヲ訪フ、第一銀行ニ関スルコト、日韓瓦斯会社及稷山鉱山ノコト等ヲ詳話ス○下略


渋沢栄一 日記 明治四二年(DK120103k-0004)
第12巻 p.737 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四二年
五月二十五日 晴 薄暑
○上略 午後二時東京瓦斯会社ニ抵リ、重役会ニ出席ス、後日韓瓦斯会社ニ於テ米人経営ニ係ル電気事業買収ノコトニ関シ其調査員タル白石・久米二氏ヨリノ報告ヲ聞キ、且向後施為ノ順序ヲ協議ス○下略
五月三十一日 曇 暖
○上略 午後三時東京瓦斯会社ニ抵リ、日韓瓦斯会社重役会ヲ開キ、米国人コールブラン氏ヨリ京城電車電灯事業買収ノコトヲ議ス○下略
六月十七日 雨 冷
○上略 午前十一時半東京瓦斯会社ニ抵リ、日韓瓦斯会社重役会ヲ開キ、電車買収ノ件ヲ協議ス、竹内・白石・岸氏等モ来会ス○下略


竜門雑誌 第二五三号・第四七―四九頁〔明治四二年六月二五日〕 青淵先生の各種関係事業引退(DK120103k-0005)
第12巻 p.737-738 ページ画像

竜門雑誌 第二五三号・第四七―四九頁〔明治四二年六月二五日〕
    青淵先生の各種関係事業引退
我青淵先生○中略本月六日○中略同日附を以て左記の如き辞任書及書状を発送せられたり
    辞任書
拙者儀頽齢に及び事務節約致度と存候間、貴社「何々役」辞任仕候、此段申上候也
  明治四十二年六月六日 渋沢栄一
    書状
拝啓時下向暑の候益々御清泰奉賀候、陳は小生儀追々老年に及び候に付ては関係事務を減省致度と存し、今回愈々第一銀行及東京貯蓄銀行を除くの外一切の職任を辞退致候事に取極候に付、別紙辞任書差出候間事情御了察の上可然御取計被下度候、尤も右様役名は相辞し候へ共向後とて従来の御交誼上必要に臨み御相談に与り候事は敢て辞する処に無之候間、其辺御承知置被下度候、此段申添候 敬具
 - 第12巻 p.738 -ページ画像 
  明治四十二年六月六日 渋沢栄一
 辞任せられたる各種事業の名称及職任左の如し
○中略
  日韓瓦斯株式会社同上○取締役会長
○下略


実業之世界 第六巻・第七号〔明治四二年七月一日〕 ◎日韓瓦斯株式会社(DK120103k-0006)
第12巻 p.738 ページ画像

実業之世界 第六巻・第七号〔明治四二年七月一日〕
    ◎日韓瓦斯株式会社
            (明治四十一年設立払込資本七十五万円配当未開始渋沢男は当会社の取締役会長)
是は岡崎遠光と云ふ人が専務の職を執つて居るが、未だ事業開始までには進んで居ない。此の十月頃には点灯の運びになるであらう。事業の前途を云へば、韓国唯一の瓦斯供給所でもあり、且つ重役も相当の手腕家であるから、私は大丈夫であらうと思ふ。


渋沢栄一 書翰 岡崎遠光宛(明治四三年)二月一八日(DK120103k-0007)
第12巻 p.738 ページ画像

渋沢栄一 書翰 岡崎遠光宛(明治四三年)二月一八日
                    (福島誠嘉氏所蔵)
爾来益御清適奉賀候、然者貴会社御営業之景況詳細之書類ニて了承拝祝之至ニ候、新創之際俄ニ電気事業をも兼営と相成候ニ付其後之成蹟如何と実々大ニ心配罷在候処、予想以外之好都合と可申次第呉々も御勤労之程察上候、乍去事物ハ易ニ馴れ候而ハ却而過失之基と相成候ものニ付将来之処別而御注意専一と奉存候、尚拝眉万御伺申上又愚見も陳述可仕候も不取敢拝答如此御坐候 不宜
  二月十八日                渋沢栄一
    岡崎賢台
         坐下