デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2021.9.1

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
27節 ホテル業
1款 株式会社帝国ホテル
■綱文

第14巻 p.386-399(DK140040k) ページ画像

明治26年10月24日(1893年)

是日株主臨時総会ヲ当会社ニ開キ、商法ノ施行ニ伴ウ定款ノ改正ヲ議ス。尋イデ十二月十六日定款改正ヲ農商務大臣伯爵後藤象二郎ニ願出デ、同二十九日認可ヲ得、帝国ホテル株式会社ト改称ス。栄一取締役会長ニ就任、以後毎期重任シテ明治四十二年六月ニ至ル。


■資料

帝国ホテル株式会社第六回報告(DK140040k-0001)
第14巻 p.386 ページ画像

帝国ホテル株式会社第六回報告
一明治廿六年十月廿四日左ノ事項ノ為メ株主臨時総会ヲ当会社ニ開会ス、其要領左ノ如シ
 一商法施行条例第十条ニ拠リ当会社定款全部ノ改正案ヲ議シ悉皆原案ノ通リ議決ス
○中略
 一改正定款第十五条ニ拠リ取締役監査役ノ撰挙ヲ為セシ処、取締役ニハ渋沢栄一・大倉喜八郎・原六郎・今村清之助・横山孫一郎ノ五氏、監査役ニハ浅野総一郎・喜谷市郎右衛門ノ両氏当撰セリ、且ツ第二十条ニ拠リ取締役会長ノ互撰アリシ処、渋沢栄一氏会長ニ推撰セラル○下略


第三課文書類別 会社丁明治二十七年(DK140040k-0002)
第14巻 p.386 ページ画像

第三課文書類別 会社丁明治二十七年   (東京府庁所蔵)
当会社定款ノ義、商法施行条例第十条ニ拠リ、別冊之通改正、得御認可度候間、御執達被成下度、依テ農商務大臣宛願書添ヘ、此段奉願候也
              帝国ホテル会社
        理事長 渋沢栄一(印)
  明治廿六年十二月十六日   理事  大倉喜八郎(印)
                同   原六郎(印)
                同   今村清之助(印)
                同   横山孫一郎(印)
    東京府知事三浦安殿

 - 第14巻 p.387 -ページ画像 

第三課文書類別 会社丁明治二十七年(DK140040k-0003)
第14巻 p.387-389 ページ画像

第三課文書類別  会社丁明治二十七年   (東京府庁所蔵)
当会社定款ノ義、商法施行条例第十条ニ拠リ、別冊之通リ改正致候間御認可被成下度候也
              帝国ホテル会社
                理事長 渋沢栄一
  明治廿六年十二月十六日   理事  大倉喜八郎
                同   原六郎
                同   今村清之助
                同   横山孫一郎
    農商務大臣伯爵後藤象二郎殿

(別冊)
  帝国ホテル株式会社定款
    第壱章 総則
第一条 当会社ハ明治廿三年十一月三日ノ創立ニシテ有限責任帝国ホテル会社ト称セシヲ玆ニ帝国ホテル株式会社ト改称ス
第二条 当会社ハ東京府下武蔵国東京市麹町区内山下町壱丁目壱番地ニ設置ス
第三条 当会社ハ旅館ヲ設ケテ内外貴紳ノ客次ニ充テ、又ハ宴会等ノ用ニ供シ、兼テ飲食品ヲ供給シテ其料金及宿泊料・貸席料ヲ収得スルヲ以テ目的トス
第四条 当会社ノ資本金ハ弐拾六万五千円ニシテ之ヲ弐百六十五株ニ分チ壱株ヲ壱千円トス
第五条 当会社ノ営業年限ハ明治廿三年十一月三日ヨリ満五十ケ年トス
  但シ満期ノ際総会ノ決議ヲ以テ営業ヲ継続スルコトヲ得
    第弐章 株式ノ事
第六条 当会社ハ壱株毎ニ株券壱通ヲ作リ株主ニ交付ス
第七条 株券ヲ毀損シタル者ハ株券ニ請求書ヲ添ヘ新株券ト交換ヲ請求スルコトヲ得
第八条 株券ヲ焼亡紛失シタル者ハ其事由ヲ詳記シタル請求書ニ証人弐名以上連署シテ新株券ノ交付ヲ請求スルコトヲ得、此場合ニ於テハ会社ハ請求者ノ費用ヲ以テ其旨ヲ三日間新聞紙ニ広告シ、三十日ヲ経テ故障ヲ生セサルトキハ其請求ニ応スヘシ
第九条 第七条・第八条ノ場合ニ於テハ手数料トシテ株券壱通ニツキ金弐拾銭ヲ請求者ヨリ徴収スヘシ
第十条 当会社ハ株主名簿ヲ備ヘ置キ株式ノ売渡及譲渡ヲ明瞭ニ登記ス可シ
第十一条 株式ヲ売買譲渡受セント欲スルトキハ其株券ノ裏面ニ売買譲渡受人記名捺印シ、之ニ会社所定ノ様式ノ証書ヲ添ヘ会社ニ差出シ登記ヲ請フヘシ、会社ハ之ヲ株主名簿ニ登記シ取締役其株券ニ記名捺印シテ株式ノ移転ヲ証ス可シ、此登記料トシテ株券壱通ニ付金拾銭ヲ請求者ヨリ徴収スヘシ
第十二条 株主ノ死去破産又ハ其他法律ノ作用ニ因リ其株式ノ所有権
 - 第14巻 p.388 -ページ画像 
ヲ得タル者其事実ヲ証明スレハ株主トシテ之ヲ登記ス可シ
第十三条 買受譲受若クハ其他ノ方法ヲ以テ株式ヲ取得シタル者ハ其登記ノ了リタル時ヨリ、従前ノ株主ト同一ノ権利ヲ有シ義務ヲ負フ可シ
第十四条 株主其住所若クハ姓名ヲ変更スルトキハ必ス会社ニ届出ツヘシ、此届出ニ依リテ株主名簿ニ其旨ヲ記載シタル後ニ非ラサレハ利益配当ヲ受ケ又ハ総会ニ於テ投票スルコトヲ得ス
    第三章 取締役及監査役ノ事
第十五条 当会社ハ通常総会ニ於テ五株以上ヲ有スル株主中ヨリ取締役五名監査役弐名ヲ選挙スヘシ
第十六条 取締役任期ハ三ケ年トシ監査役ノ任期ハ二ケ年トス
  但シ其任期満了ノ後再選セラルヽコトヲ得
第十七条 取締役又ハ監査役在任中不時ノ欠員アルトキハ臨時総会ヲ開キ其補欠員ヲ選挙スヘシ
  但シ補欠員ノ在任期限ハ前任者ノ任期ヲ超ユルヲ得ス
第十八条 取締役ハ其所有ノ株式五株ヲ会社ニ預ケ在任中ハ之ヲ引出スコトヲ得ス
第十九条 取締役ハ会社一切ノ業務ヲ総括シ之ヲ施行スルノ権ヲ有ス然レトモ法律・命令・定款及総会ノ決議ヲ遵守スルヲ要ス
第二十条 取締役ハ同役中ノ壱名ヲ選テ取締役会長トナスヘシ
第二十一条 取締役ハ前条取締役会長ノ外同役中ノ壱名ヲ選ミ専務取締役ト為ス可シ
第二十二条 取締役会長ハ取締役会議ノ議長トナリ自己ニ投票権ヲ有スルノ外両説相半スルトキハ其可否ヲ決スルコトヲ得
第二十三条 監査役ハ取締役ノ事務施行カ法律・命令・定款・総会ノ決議ニ適合スルヤ否ヲ監視ス可シ
第二十四条 監査役ハ計算書・財産目録・貸借対照表・事業報告書・利息又ハ配当金ノ分配案ヲ撿査スヘシ
第二十五条 取締役及監査役ノ報酬ハ総会ノ決議ヲ以テ之ヲ定ム
    第四章 株主総会ノ事
第二十六条 株主総会ヲ通常総会・臨時総会ノ二種トス
第二十七条 通常総会ハ毎年一月・七月ニ招集シ、臨時総会ハ取締役又ハ監査役ニ於テ必要ト認ムルトキ又ハ総株数ノ五分ノ一以上ニ当ル株主ノ請求アリタルトキ招集ス
第二十八条 総会ヲ招集スルニハ時日・場所・会議ノ目的及事項ヲ記載シタル書面ヲ以テ会日ヨリ少ナクモ十五日以前ニ各株主ヘ通知スルコトヲ要ス
第二十九条 株主ヨリ臨時総会ノ招集ヲ請求スルトキハ総会ヲ招集スル目的ヲ明記シテ会社ニ差出ス可シ
第三十条 総会ニ於テハ総株金ノ少クトモ三分ノ一ヲ有スル株主ノ出席ヲ要ス
第三十一条 総会ニ於テ出席株主定数ニ満タサレハ仮リニ決議ヲ為シ十五日以内ニ再ヒ総会ヲ招集ス可シ、其通知ニハ第一総会ノ決議ヲ明記シ且ツ第二ノ総会ニ於テ出席株主ノ多数ヲ以テ第一総会ノ決議
 - 第14巻 p.389 -ページ画像 
ヲ認可シタルトキハ之ヲ有効ト為ス可キ旨ヲ明告ス可シ
第三十二条 総会ノ議長ハ取締役会長之ニ任ス可シ、取締役会長出席セサレハ取締役代テ議長トナル可シ、若シ又取締役出席セサレハ株主中ノ壱名ヲ推シテ議長ト為ス可シ
第三十三条 総会ノ議長ハ会議ヲ延期シ会場ヲ転スルコトヲ得
  但シ延期会ニ於テハ最初ノ総会ニ於テ議了セサリシ事件ノ外他ノ事件ヲ議スルコトヲ得ス
第三十四条 総会ノ決議ハ出席株主議決権ノ過半数ニ依ル、若シ可否同数ナルトキハ議長ハ自己議決権ノ外決票ヲナスコトヲ得
第三十五条 総会ノ決議シタル事項ハ決議録ニ登載シ、取締役署名捺印ノ上之ヲ保存シ、其謄本ヲ作リテ各株主ニ送付スベシ
第三十六条 株主ハ総会ニ於テ其所有株十株マテハ各壱株ニ壱個ノ議決権ヲ有シ、拾壱株以上ハ毎五株ニ壱個ヲ増加スヘシ
第三十七条 株主未丁年ナルカ若クハ瘋癲白痴ナレハ後見人又ハ其他ノ正当ナル代理人之ニ代テ出席スルコトヲ得
第三十八条 株主自ラ総会ニ出席スルコト能ハサルトキハ会社ニ於テ定ムル所ノ書式ニ依テ委任状ヲ作リ株主中ノ壱人ヲシテ代理セシムルコトヲ得
    第五章 計算ノ事
第三十九条 当会社ノ計算ハ毎年六月三十日・十二月三十一日ノ両度ニ各半季ノ総勘定決算ヲ為スヘシ
第四十条 毎半季ノ計算書・財産目録・貸借対照表・事業報告書・積立金額及利息又ハ配当金ノ分配案ヲ通常総会ニ提出シ認定ヲ求ムヘシ
    第六章 任意解散ノ事
第四十一条 営業期間内ト雖トモ総会ノ決議ヲ以テ任意解散スルコトヲ得、此場合ニ於テハ弐名以上ノ清算人ヲ選挙シ一切ノ事務ヲ処弁セシムヘシ


第三課文書類別 会社丁明治二十七年(DK140040k-0004)
第14巻 p.389 ページ画像

第三課文書類別  会社丁明治二十七年    (東京府庁所蔵)
今般御示達ニ基キ当社定款中別紙之通リ訂正候間此段上申仕候也
  明治廿七年一月四日
                帝国ホテル株式会社 社印
    東京府知事三浦安殿
(別紙)
当社定款中左記之条項訂正仕候
 第三十一条 総会ニ於テ出席株主定数ニ満タサレハ仮リニ決議ヲ為シ十五日以内ニ再ヒ総会ヲ招集ス可シ、其通知ニハ第一総会ノ決議ヲ明記シ、且ツ第二ノ総会ニ於テ出席株主議決権ノ多数ヲ以テ第一総会ノ決議ヲ認可シタルトキハ之ヲ有効ト為ス可キ旨ヲ明告ス可シ
                帝国ホテル株式会社 社印


第三課文書類別 会社己明治二十七年(DK140040k-0005)
第14巻 p.389-390 ページ画像

第三課文書類別 会社己明治二十七年    (東京府庁所蔵)
 - 第14巻 p.390 -ページ画像 
明治廿六年農商務省令第十一号ニ拠リ別紙当会社登記完了報告書差出候間、農商務大臣ヘ御進達被成下度、此度奉顧候也
  明治廿七年五月九日
                帝国ホテル株式会社 社印
    東京府知事三浦安殿
(別紙)
    登記事項及年月日
一社名         帝国ホテル株式会社
一営業所        東京市麹町区内山下町壱丁目壱番地
一会社種類本店又ハ支店 株式会社本店
一会社ノ目的      内外貴賓旅館及貸席営業
一会社設立免許ノ年月日 既設明治廿六年十二月廿九日定款認可
一会社開業ノ年月日   明治廿三年十一月三日
一会社存立時期     明治廿三年十一月三日ヨリ向フ五十ケ年
一資本総額       金弐拾六万五千円
一株式総額       弐百六拾五株
一壱株ノ金額      壱千円
一払込金額       壱千円
一取締役氏名住所
            東京府下東京市深川区福住町四番地
                取締役会長渋沢栄一
            同  赤坂区葵町三番地
                取締役  大倉喜八郎
            神奈川県下横浜市野毛町四丁目百六十二番地
                同    原六郎
            東京府下東京市芝区田町七丁目六番地
                同    今村清之助
            同  麹町区内山下町壱丁目参番地
                同    横山孫一郎
一登記ヲ受ケタル年月日 明治廿七年三月廿七日
右農商務省令第十一号(明治廿六年五月三十一日)ニ拠リ報告仕候也
  明治廿七年五月九日
                帝国ホテル株式会社 社印
    農商務大臣子爵榎本武揚殿


帝国ホテル株式会社第十三回報告(DK140040k-0006)
第14巻 p.390 ページ画像

帝国ホテル株式会社第十三回報告
○上略
一取締役渋沢栄一・大倉喜八郎・原六郎・今村清之助・横山孫一郎ノ諸氏満期ニ付改撰セシ処何レモ再撰重任セラレ、互撰ニヨリ渋沢栄一氏取締役会長ニ重任セラレタリ
  ○右ハ明治三十年二月十日当社ニ於テ開カレタル総会ニ於テナリ。


竜門雑誌 第一一五号・第六五頁 〔明治三〇年一二月一五日〕 雑報 青淵先生の職任(DK140040k-0007)
第14巻 p.390-391 ページ画像

竜門雑誌  第一一五号・第六五頁〔明治三〇年一二月一五日〕
  雑報
 - 第14巻 p.391 -ページ画像 
    ○青淵先生の職任
○上略
一帝国ホテル株式会社取締役会長
○下略


渋沢栄一 日記 明治三二年(DK140040k-0008)
第14巻 p.391 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三二年
七月廿五日 曇
○上略午後五時帝国ホテルニ於テ株主総会ヲ開キ、計算書ノ承認及配当案ヲ議決ス、更ニホテル営業ニ関シ将来ノ施為ヲ協議ス、夜十時兜町ニ帰宿ス


竜門雑誌 第一三六号・第四〇頁〔明治三二年九月二七日〕 ○青淵先生の現職(DK140040k-0009)
第14巻 p.391 ページ画像

竜門雑誌  第一三六号・第四〇頁〔明治三二年九月二七日〕
○青淵先生の現職 ○上略
 一帝国ホテル株式会社取締役会長
○下略


帝国ホテル株式会社第十九回半季営業報告(DK140040k-0010)
第14巻 p.391 ページ画像

帝国ホテル株式会社第十九回半季営業報告
    株主集会決議ノ事
一明治三十三年一月廿五日当会社ニ於テ第十八回半季定時総会ヲ開キ○中略議決セリ
一取締役監査役任期満了ニ付改選セシ処何レモ再撰重任スルニ決セリ○下略


渋沢栄一 日記 明治三三年(DK140040k-0011)
第14巻 p.391-392 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三三年
一月廿五日 晴
○上略帝国ホテルニ抵リ株主総会ヲ開ク、来会者少数ナルヲ以テ要件ヲ報告シ、重役改撰ノコトハ再撰ト決セシモ追テ一同協議ノ上就任スヘキコトトシテ散会ス○下略
  ○中略。
三月二十日 晴
○上略十二時帝国ホテルニ抵リ、株主協議会ニ列ス、午餐後其協議会ヲ開ク、安田・大倉・浅野・宮内省長谷川・喜谷ノ諸氏来会ス○下略
  ○中略。
四月廿七日 曇
○上略十二時帝国ホテルニ抵リ、大倉・横山・今村諸氏ト会シテ同会社ニ於テ雇傭スヘキ外国人ノ撰定ヲ大倉氏ニ托スルコトヲ協議ス、畢テ宮内省ニ抵リ、渡辺千秋氏ニ面会シテホテルノコトヲ談話ス○下略
  ○中略。
八月十日 晴
午前数多ノ来人ニ接ス、午前九時磐城炭坑会社重役会ニ列ス、畢テ宮内省ニ抵リ、渡辺千秋氏ニ面会シテ帝国ホテルノコトヲ談ス、十二時帰宿○下略
  ○中略。
十月廿九日 晴
 - 第14巻 p.392 -ページ画像 
○上略十一時赤坂御所ニ抵リ○中略去テ宮内省ニ抵リ○中略渡辺千秋氏ニ面会シテ帝国ホテルノコトヲ談ス○下略


渋沢栄一 日記 明治三四年(DK140040k-0012)
第14巻 p.392 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三四年
一月廿五日 曇
午前数多ノ来人ニ接ス、午後日本鉄道会社ノ重役会ヘ出席ノ約アリシモ、帝国ホテルニ株主総会ノコトアルヲ以テ電話ニテ日本鉄道会社ニ断リ遣ス、四時過ホテルニ抵リ株主総会ヲ畢リ、六時銀行集会所ニ抵リ例月会ニ出席○下略


竜門雑誌 第一五三号・第三九頁 〔明治三四年二月二五日〕 ○帝国ホテル株式会社の営業成蹟(DK140040k-0013)
第14巻 p.392 ページ画像

竜門雑誌  第一五三号・第三九頁〔明治三四年二月二五日〕
    ○帝国ホテル株式会社の営業成蹟
青淵先生の取締役会長たる帝国ホテル株式会社に於ては、去一月株主定式総会を開き半季間の営業成蹟を報告せるが、其純益金三千円にして悉く積立及繰越金となせりと云ふ、今其損益勘定を対比せんに左の如し
 一金五万三千六百十八円四十二銭七厘   当季総収入金
 一金八百五十四円五十五銭一厘      前季繰越金
  合計金五万四千四百七十二円九十七銭八厘
   内
  金五万千四百七十二円六十九銭一厘   当季総支出金
 差引金三千円二十八銭七厘        当季純益金
   此分配左の如し
  金五百円               積立金
  金千五百円              別段積立金
  金千円二十八銭七厘          後季繰込金


竜門雑誌 第一五九号・第四五頁〔第四二頁〕 〔明治三四年八月二五日〕 青淵先生関係会社決算報告(其二)(DK140040k-0014)
第14巻 p.392 ページ画像

竜門雑誌  第一五九号・第四五頁〔明治三四年八月二五日〕
    ○青淵先生関係会社決算報告(其二)
○上略
△帝国ホテル株式会社(同先生取締役会長)
同会社に於ては去る七月株主定式総会を開き本年上半季間の決算を報告し左の如く利益金の配当を為せり
    損益勘定
 一金五万千二百八十三円二銭七厘        当季総収入金
 一金四万七千七百五十三□《(円)》四十五銭四厘 当季総支出金
 差引
  金三千五百二十九円五十七銭三厘       当季利益金
  金一千円二十八銭七厘            前季繰越金
 合計金四千五百二十九円八十六銭
   此分配左ノ如シ
  金五百円                  積立金
  金二千円                  別段積立金
  金二千二十九円八十六銭           後季繰込金

 - 第14巻 p.393 -ページ画像 

渋沢栄一 日記 明治三五年(DK140040k-0015)
第14巻 p.393-394 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三五年
一月廿二日 雪
○上略
午後五時帝国ホテルニ抵リ、過般瑞西国ヨリ雇入レタルフレーグト会話シ、向後ホテル業務改良ノコトヲ談ス○下略
  ○中略。
一月廿五日 晴
○上略午後五時過キ帝国ホテルニ抵リ株主総会ヲ開キ、畢テホテル事務改良ノコトニ関シ横山・神谷二氏ヘ談話ス、夜九時王子別荘ニ帰宿ス此夜宮内省内蔵助氏来会《(衍)》ニ付ホテルニ関スル企望ヲ同局長ニ伝話ス
  ○中略。
二月十八日 晴
○上略
午後○中略帝国ホテルニ抵リ、横山・神谷両氏ト事務改良ノコトヲ談ス
○下略
  ○中略。
二月廿四日 晴
○上略四時帝国ホテルニ抵リ○中略ホテル事務ニ関シテ横山・神谷及支那人《(配)》ト談ス○下略
  ○中略。
三月十九日 曇
○上略十二時帝国ホテルニ抵リ○中略ホテル事務ニ関シ横山・神谷諸氏ト談話シ、四時兜町事務所ニ抵ル○下略
三月二十日 曇
○上略
十二時葵町大倉氏ヲ訪ヒ、帝国ホテル事務ニ関シテ雇外国人フライグト会話ス○下略
  ○中略。
四月八日 晴
○上略午後三時帝国ホテルニ抵リ○中略
四時帝国ホテル業務改革ノ件ニ関シ重役会ヲ開ク、大倉・横山・原・今村諸氏来会ス、討議ノ末外国ヨリ雇入レタルフレイグノ請求ニ応シ料理人ハ便宜解雇ノコトニ決ス、吉田正延ヲ専属通弁トシテ来ル十日ヨリホテルニ出勤セシメ、事務ヲモ観察スヘキコトヲ命ス
○下略
  ○中略。
四月廿日 晴
○上略
午後五時再ヒ華族会館ニ抵リ、朝鮮協会ヨリ《(ノ脱カ)》余カ欧洲行送別会ニ参列ス○中略夜九時散会、更ニ帝国ホテルニ抵リ、大倉氏ト共ニホテル事務員ニ説示ス、十一時王子別荘ニ帰宿ス
  ○中略。
五月十日 曇
 - 第14巻 p.394 -ページ画像 
○上略帝国ホテルニ抵リ、大倉氏ト共ニフレーグ及神谷氏ニ事務取扱上ノ手続ヲ談ス○下略
  ○中略。
十二月廿八日 曇
午前八時朝飧ヲ畢リ、浅野・皆川氏ノ来客ニ接シ、十一時貴族院議事堂ニ抵リ、松尾理財局長ニ面話ス、畢テ帝国ホテルニ抵リ、大倉・横山両氏トホテルノコトニ関シテ協議ス○下略


竜門雑誌 第一六五号・第四四頁〔明治三五年二月二五日〕 青淵先生関係諸会社決算報告要領(其二)(DK140040k-0016)
第14巻 p.394 ページ画像

竜門雑誌  第一六五号・第四四頁〔明治三五年二月二五日〕
    ○青淵先生関係諸会社決算報告要領(其二)
○上略
△帝国ホテル株式会社(同先生取締役会長)
同会社に於ては去一月二十五日定時総会を開き昨年下半季間の営業報告を為し、左の利益金配当案を可決せり
    損益勘定
 金八千百四十七円九十四銭七厘      当季利益金
 金二千二十九円八十六銭         前季繰越金
  合計金一万百七十七円八十銭七厘
    此分配
  金一千円               積立金
  金七千九百五十円(年六分)      配当金
  金千二百二十七円八十銭七厘      後季繰込金


竜門雑誌 第一七一号・第五二頁〔明治三五年八月二五日〕 青淵先生関係事業紀事(DK140040k-0017)
第14巻 p.394 ページ画像

竜門雑誌 第一七一号・第五二頁〔明治三五年八月二五日〕
    青淵先生関係事業紀事
△帝国ホテル株式会社 同会社本年上半季の純益金は八千七百円にして、之に前季繰越金千二百円を加へ株主に向ては七千九百五十円(年六分)を配当し千円を積立てり、即ち其利益金分配案左の如し
                    円
 当季利益金         八、七六五・二七一
 前季繰越金         一、二二七・八〇七
  合計           九、九九三・〇七八
    内訳
  積立金          一、〇〇〇・〇〇〇
  配当金(年六分)     七、九五〇・〇〇〇
  後季繰込金        一、〇四三・〇七八


帝国ホテル株式会社第弐拾五回半季営業報告(DK140040k-0018)
第14巻 p.394 ページ画像

帝国ホテル株式会社第弐拾五回半季営業報告
○上略
    株主集会決議ノ事
一明治三十六年一月二十七日午後五時当会社ニ於テ第二十四季定時総会ヲ開会シ○中略議決セリ
一取締役・監査役任期満了ニ付改選セシ処、何レモ再選重任スルニ決セリ
○下略

 - 第14巻 p.395 -ページ画像 

渋沢栄一 日記 明治三六年(DK140040k-0019)
第14巻 p.395 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治三六年
一月廿七日 雨
○上略此夜帝国ホテル株主総会アリシモ腹部快方セサルヲ以テ電話ヲ以テ謝絶ス
  ○中略。
一月三十一日 雨 夜ニ入リテ雪トナル
午前八時朝飧ヲ畢リ、十時東京商業会議所ニ抵リ役員会ヲ開ク、畢テ帝国ホテルニ於テ半季決算ノコトヲ談ス、大倉・横山・神谷ノ諸氏来会ス○下略
  ○中略。
二月十七日 晴
○上略十一時京釜鉄道会社ニ抵リ、重役会ヲ開キ要務ヲ議決ス○中略畢テ帝国ホテルニ於テ報告書ノコトヲ談シ○下略


竜門雑誌 第一八三号・第四一―四二頁〔明治三六年八月二五日〕 ○青淵先生関係諸会社半季決算報告要領(二)(DK140040k-0020)
第14巻 p.395 ページ画像

竜門雑誌  第一八三号・第四一―四二頁〔明治三六年八月二五日〕
○青淵先生関係諸会社半季決算報告要領(二) 書淵先生関係諸会社当年上半季決算報告要領左の如し
△帝国ホテル株式会社 同社本年上半季中の利益金分配左の如し
    利益金勘定
                    円
 当季利益金        一七、八七七・七九八
 前季繰越金           七三〇・〇二〇
  合計          一八、六〇七・八一八
   内
  積立金          一、五〇〇・〇〇〇
  別段積立金        三、〇〇〇・〇〇〇
  配当金(年八分)    一〇、六〇〇・〇〇〇
  後季繰込金        三、五〇七・八一八


竜門雑誌 第一八九号・第四一頁〔明治三七年二月二五日〕 ○帝国ホテル株式会社総会(DK140040k-0021)
第14巻 p.395 ページ画像

竜門雑誌  第一八九号・第四一頁〔明治三七年二月二五日〕
○帝国ホテル株式会社総会 同社に於ても先頃株主総会を開き左の利益分配案を可決せり
    利益金勘定
 当期利益金        一四、九五〇・八七七
 前期繰越金         三、五〇七・八一八
    内
                    円
  積立金          一、五〇〇・〇〇〇
  別段積立金        三、〇〇〇・〇〇〇
  配当金(年八分)    一〇、六〇〇・〇〇〇
  後期繰込金        三、三五八・六九五


(八十島親徳) 日録 明治三七年(DK140040k-0022)
第14巻 p.395-396 ページ画像

(八十島親徳) 日録  明治三七年  (八十島親義氏所蔵)
七月廿三日 晴夕驟雨落雷多シ
今朝ハ王子ニ至ル、早崎浦賀船渠社長健忘症ノ為辞任申出ノ件、帝国
 - 第14巻 p.396 -ページ画像 
ホテルノ件、万国東洋会社ノ件等談話ノ為也○下略
  ○中略。
七月廿五日 雨 涼シ
○上略大倉組ニ喜八郎氏ヲ訪フ、ホテルノ件ニ関スル男爵ノ伝言ヲ伝フル為也○下略


竜門雑誌 第一九五号・第三〇―三一頁 〔明治三七年八月二五日〕 ○青淵先生関係銀行会社当半季決算報告要領(DK140040k-0023)
第14巻 p.396 ページ画像

竜門雑誌  第一九五号・第三〇―三一頁〔明治三七年八月二五日〕
○青淵先生関係銀行会社当半季決算報告要領
  △帝国ホテル株式会社第二十七期報告(同上取締役会長)


図表を画像で表示貸借対照表

   ○貸借対照表             諸積立金      五三、五〇〇・〇〇〇  借方 負債に属する分          預り金          二三七・〇〇〇            円 資本金    二六五、〇〇〇・〇〇〇   未払勘定       八、九九九・五九〇 前期繰越金    三、三五八・六五九   現金有高       三、九〇二・〇五九 当期純益金   一四、一三三・九四七    合計      三四五、二二九・二三二  合計    三四五、二二九・二三二     利益金勘定  貸方 資産に属する分          当期利益金     一四、一三三・九四七 家屋     二二一、一七三・二四六   前期繰越金      三、三五八・六九五 諸什器     五六、五四七・八二七     内 貯蔵品      四、四七二・四八〇    積立金       一、五〇〇・〇〇〇 売掛金     一八、六九七・〇〇〇    別段積立金     三、〇〇〇・〇〇〇 仮払金        七五〇・〇〇〇    配当金(年八分) 一〇、六〇〇・〇〇〇 預け金     三九、六八六・六二〇   後期繰込金      二、三九二・六四二 




渋沢栄一 日記 明治三八年(DK140040k-0024)
第14巻 p.396 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三八年
一月五日 快晴 軽暖
○上略東京帝国ホテルフレークヨリ電報アリ、七日ニ祝賀会ヲ開クコトヲ請ヘ来ル、即時同意ノ回答ヲ発ス○下略
  ○栄一当時大磯長生館ニアリ。
  ○中略。
一月三十一日 曇 風ナシ
○上略午後六時帝国ホテルニ抵リ株主総会ニ出席ス、大倉・安田・原・喜谷・浅野諸氏来会ス○下略
  ○中略。
六月七日 曇 風ナシ
○上略十二時帝国ホテルニ抵リ○中略支配人トホテル新築ノコトヲ協議ス
○下略


竜門雑誌 第二〇一号・第三七頁〔明治三八年二月二五日〕 △帝国ホテル株式会社(DK140040k-0025)
第14巻 p.396-397 ページ画像

竜門雑誌 第二〇一号・第三七頁〔明治三八年二月二五日〕
△帝国ホテル株式会社 青淵先生の取締役会長たる同会社昨年下半季の営業成績左の如し
                    円
 当季利益金         五、二〇一・一五八
 前季繰越金         二、三九二・六四二
  合計           七、五九三・八〇〇
   此分配左ノ如シ
 - 第14巻 p.397 -ページ画像 
  積立金            五〇〇・〇〇〇
  社員手当金        一、〇〇〇・〇〇〇
  株主配当金(年四分)   五、三〇〇・〇〇〇
  後期繰込金          七九三・八〇〇


(八十島親徳) 日録 明治三八年(DK140040k-0026)
第14巻 p.397 ページ画像

(八十島親徳) 日録  明治三八年  (八十島親義氏所蔵)
七月八日 晴
今朝ハ帝国ホテルニ至リ(男爵ノ命ニ依リ)小林会計主任及支配人フレーグ等ニ会ヒ、当期総会ニ提出スヘキ配当案等ノ取調ヲナシ、且序ヲ以テ新築ノ玉突場ヲ初メ二階・三階等ヲ撿分シ、午食ヲ饗応セラル
○下略


渋沢栄一 日記 明治三八年(DK140040k-0027)
第14巻 p.397 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三八年
七月十八日 晴 風涼
○上略三時帝国ホテルニ於テ、大倉・浅野氏等ト同会社ノコトヲ協議ス
○下略
  ○中略。
九月二十二日 晴 秋冷
○上略十二時帝国ホテルニ抵リ、重役会ヲ開キ増築ノコトヲ評議ス、大倉・原・浅野・横山・喜谷諸氏来会ス○下略
  ○中略。
十二月八日 半晴 軽暖
○上略十一時帝国ホテルニ抵リ、大倉氏ト共ニ事務ヲ談ス○下略


帝国ホテル株式会社第参拾回半季営業報告(DK140040k-0028)
第14巻 p.397 ページ画像

帝国ホテル株式会社第参拾回半季営業報告
○上略
一十一月二十九日○明治三八年臨時株主総会ヲ当社ニ開キ、株券一株金額変更ノ件、家屋増築ノ件、資本金拾参万五千円ヲ増加シ新株募集ノ件及之ニ伴フ定款改正ノ件ヲ議決セリ
○下略
  ○従前ノ株金ハ二六五、〇〇〇円、一株ノ払込金ハ金一〇〇円ナリ、改正ニヨリ一株ノ払込金ヲ五〇円トセリ。


帝国ホテル株式会社第参拾壱回半季営業報告(DK140040k-0029)
第14巻 p.397-398 ページ画像

帝国ホテル株式会社第参拾壱回半季営業報告
○上略
一二月十二日○明治三九年午前十一時臨時株主総会ヲ当社ニ開キ、取締役及監査役ノ改選ヲ行ヒシ処、前任者何レモ再選シ、各重任ヲ承諾セラレタリ
○中略
    来客種別員数対照表ノ事
○中略

月次  投宿客数  投宿延人数  宴会客数   食事客数
一月   一九三  一、二七〇   六三三  一、〇三七
二月   二〇五  一、四五七   三九二  一、一四三
 - 第14巻 p.398 -ページ画像 
三月   二六一  一、八二一 一、一五三  一、二〇七
四月   二九二  二、二三一   二九二  一、七六二
五月   七五七  二、二七五   八七七  一、四三一
六月   三五七  一、八六二   四五六  一、一一八
計  二、〇六五 一〇、九一六 三、八〇三  七、六九八

○下略
    帝国ホテル株式会社株主姓名表

 新株金高  新株数  旧株金高  旧株数  住所       氏名
○中略
一二、四〇〇 二四八 二五、五〇〇 五一〇 深川区福住町四番地 渋沢栄一
○下略

  ○総株数千九百七十五株ナリ。
  ○当社ハ創業以来営業ノ状態良好ト云フヲ得ズ、低率ノ配当ヲナシ又ハ無配当ヲナセシ季多カリシガ、日露戦後ノ好況ニヨリ明治三十八年後半季(第参拾回半季)ヨリ俄然来客ノ増加ヲ来シ、同季一割、次季一割二分、次々季一割三分ノ配当ヲナセリ。


渋沢栄一 日記 明治三九年(DK140040k-0030)
第14巻 p.398 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三九年
一月二十五日 曇 寒強シ            起床七時
○上略午後五時ヨリ帝国ホテル会社重役会ヲ開キ、畢テ株主総会ヲ開キ利益配当其他ノコトヲ決シ、夜十時帰宿ス
  ○中略。
二月五日 晴 風強シ              起床七時就蓐十二時
○上略十二時帝国ホテルニ抵リ、フレーグ支配人ノ欧洲行ヲ送リ、十二時半第一銀行ニ抵リテ午飧ス○下略
  ○中略。
三月二十三日 曇 風ナシ            起床七時三十分就蓐十二時
○上略十一時帝国ホテルニ抵リ、重役会ヲ開キ諸計算ヲ撿閲シ、新築工事ヲ一覧ス○下略
  ○中略。
四月四日 晴 軽暖               起床七時就蓐十一時三十分
○上略内務省ニ抵リ大谷靖氏ヲ訪ヒ、ホテルノ敷地ニ関スル談話ヲ為シ十二時第一銀行ニ於テ午飧ス○下略
  ○中略。
六月七日 半晴 暑               起床七時就蓐十二時
○上略
大倉氏来リ、帝国ホテルノ要務ヲ談ス


(八十島親徳) 日録 明治三九年(DK140040k-0031)
第14巻 p.398 ページ画像

(八十島親徳) 日録  明治三九年  (八十島親義氏所蔵)
二月十二日 晴
○上略今日ハ青淵先生風邪引籠ニ付、東京市役所及帝国ホテル等ニ名代トシテ出頭ス○下略


竜門雑誌 第二二〇号・第四四頁〔明治三九年九月二五日〕 ○帝国ホテル支配人任命(DK140040k-0032)
第14巻 p.398-399 ページ画像

竜門雑誌  第二二〇号・第四四頁〔明治三九年九月二五日〕
○帝国ホテル支配人任命 同ホテル支配人たるヱミール・フレイグ氏
 - 第14巻 p.399 -ページ画像 
死去に付、同人旅行中の代理たる氏の実兄カール・フレイグ氏は去一日を以て同社支配人に採用せられ、青淵先生の発意にて前支配人の家族に弔詞及び弔慰金を送付せられたりといふ