デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

4章 鉱業
1節 銅
2款 銅山関係諸資料 1. 荒川鉱山
■綱文

第15巻 p.380(DK150043k) ページ画像

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■資料

渋沢栄一 書翰 松井吉太郎宛 明治二四年九月一一日(DK150043k-0001)
第15巻 p.380 ページ画像

渋沢栄一 書翰 松井吉太郎宛 明治二四年九月一一日 (松井三郎氏所蔵)
  明治二十四年九月十一日
拝啓其後御勉励被下候事と察上候、然者長谷川氏帰京ニ付瀬川稼行之荒川鉱山実況承合候処、出銅も年々相増候得共経費も亦増加し利益ニ於てハ不充分之様子ニ付、此度別紙之通り瀬川へ書通し向後ハ貴兄ニも年々壱両度ハ実地も一覧し、計算之模様御熟知之上余り器械・家屋其外之整備を主とし現在之収益を減し候様之営業模様相見へ候ハヽ、干渉も忠告も致候様仕度と存候、但小生瀬川とハ先年来別段之交誼有之候ニ付右様之事も申遣候次第ニ付、只債主之権利ニ拠り立入候趣旨ニ不相成懇親上之注意と被成候心持ニて深切ニ御引合被下度候
○中略
                    渋沢栄一(印)
    松井吉太郎殿


渋沢栄一 書翰 松井吉太郎宛 明治二五年七月二五日(DK150043k-0002)
第15巻 p.380 ページ画像

渋沢栄一 書翰 松井吉太郎宛 明治二五年七月二五日 (松井三郎氏所蔵)
  明治二十五年七月廿五日
○中略
瀬川荒川鉱山ニ付当年之予算も一覧いたし候得共、余り不充分ニ付此度一書を尾高ニ相渡し詳細申付置候間、御聞取之上余り厳格ニ不相成様親切上之相談を以、今一層勉強為致少々宛ニても各債主へ之配当出来候様為致度候、又当方ニ於てハ幾分か他之債主よりも権利強き訳ニ付少々宛ニても取立出来候工夫も致し度と存候、右等も曾而御打合申上候義ニハ候得共、詰り鉱業ニ利益無之而ハ致方無之ニ付、夫是別紙を以て督励いたし候義ニ候、貴兄よりも可然御引合可被下候、右尾高出張ニ付一書申上度 匆々
                    渋沢栄一(印)
    松井吉太郎様