公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2025.3.16
例言(DK290000a)
第29巻 p.4 ページ画像PDM 1.0 DEED
例言
一、第二編第三部身辺は明治六年から四十二年にいたる間に於ける栄一の公的活動以外の、言わば私生活に関する資料を編成したものであつて、章を分けて、一、家庭生活。二、栄誉。三、賀寿(還暦)。四、同族会。五、交遊。六、旅行。七、実業界引退。八、住居。九、雑。の九章となつている。更に第一章家庭生活は同族・親族・健康・家庭教育・趣味に分け、第二章栄誉は恩賜・褒賞・叙位・叙勲・叙爵伺侯に分けた。
一、第五章交遊に関する資料は主として渋沢栄一日記・八十島親徳日録・芝崎確次郎日記の中から栄一の交遊に関する事項を抄出したもので、資料の比較的に多いものは個人別とし、然らざるものは「其他ノ関係諸資料」として日記別に大別した。外国人関係は本資料第二十五巻「外賓接待」に収めている。第六章旅行は海外旅行以外の国内旅行を収めた。栄一の旅行は公私区別し難い場合が多いため、国内旅行については総てを収録した。
一、既に第一部実業経済・第二部社会公共事業に掲出されている叙位・叙勲・褒賞に関する資料、栄一実業界引退に関する資料、及び漢詩和歌等の類は重複を厭わず一括収録した。
一、就中漢詩は渋沢栄一日記・竜門雑誌・青淵先生六十年史・青淵詩存等、語句に相違あるものが少くない、依つてこれらもすべて重複を厭わず収録した。明治六年以前は第一編(第一巻―第三巻)中に収められているので、ここには当然省かれている。
一、本巻は公的活動以外の資料であるため、資料蒐集の範囲は栄一の私的周辺に限定され、主として渋沢栄一日記・芝崎確次郎日記・八十島親徳日録に拠つた。しかし、これらも左記の如く年次の上に欠欠が少くない。この欠欠を補充した主たる資料は、明治二十年以降については竜門雑誌である。
一、現存日記類目録略。
渋沢栄一日記 (明治一七年―同四二年)内、一八年及ビ二〇年ヨリ三一年迄ヲ欠ク。
十七年ハ五月二八日―六月一七日ノミニシテ、「西遊日記」ト題シ、大阪・京都・四日市・敦賀等ノ各地ヲ巡回セシ折ノ日記。
十九年ハ五月二六日―六月一九日「四日市伏木新潟巡回紀行」一二月八日―一七日「京坂巡回紀行」ノ二部ヲ成シ、共ニ旅行中ノ日録ナリ。
芝崎確次郎日記 (明治九年―同二五年)内、一〇年及ビ一六年ヲ欠ク。
八十島親徳日録 (明治三二年―同四二年)