デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

2章 労資協調及ビ融和事業
3節 内鮮融和
5款 光明会
■綱文

第31巻 p.771-778(DK310116k) ページ画像

大正15年6月12日(1926年)

是ヨリ先三月四日、中華民国間島ニ於テ当会ヲ経営セル日高丙子郎、朝鮮総督子爵斎藤実ノ紹介ニヨリ栄一ヲ訪ヒ、当会ヘノ援助ヲ乞フ。仍ツテ、是日栄一、工業倶楽部ニ日鮮懇話会会員ヲ招集シテ援助ノ件ヲ議シ、金一万六千余円ヲ醵集シテ同会ニ贈ル。


■資料

朝鮮関係諸意見書類 【写《(朱書)》 拝啓、時下愈御清祥奉賀候、陳者今般在朝鮮向上会(京城)及光明会(間島)事業援助ノ件ニ関シ…】(DK310116k-0001)
第31巻 p.771 ページ画像

朝鮮関係諸意見書類            (渋沢子爵家所蔵)
写《(朱書)》
拝啓、時下愈御清祥奉賀候、陳者今般在朝鮮向上会(京城)及光明会(間島)事業援助ノ件ニ関シ、斎藤朝鮮総督ヨリ特ニ本会ヘ御依頼越シ有之、因テ夫々内容モ調査致候処、両者トモ日鮮融和ノ楔子トシテ必要ノ機関ト被存、且ツ別紙ノ如ク相当ノ成績ヲモ挙ケ居候ニ付、之カ有終ノ効果ヲ全フセシメ度、各位ノ御協議御賛同相仰度、御多用中恐入候得共、明十二日午前十一時工業倶楽部ヘ御来駕被下度、此段御依頼旁得貴意候 敬具
  大正十五年六月十一日
                 日鮮懇話会
                   子爵 渋沢栄一
   各会員宛
追テ当日御差支ノ節ハ何卒御代理御出席被下候様願上候、尚午餐ノ用意仕候
   ○別紙欠ク。


渋沢栄一 日記 大正一四年(DK310116k-0002)
第31巻 p.771 ページ画像

渋沢栄一 日記  大正一四年     (渋沢子爵家所蔵)
二月十七日 雪後曇 寒甚シ
○上略 斎藤朝鮮総督来訪セラル、西洋館ニ於テ会見シ、朝鮮ニ於テ《(ル)》政務ニ付種々ノ談話アリ ○中略 間島ニ在ル鮮民処置ニ付テ、詳細ノ意見ヲ縷述セラル ○下略
   ○中略。
三月四日 半晴 軽寒
○上略 午前朝鮮間島移民ノ事ニ関シ従来経営シ来レル日高丙子郎氏来訪ス、斎藤総督ノ紹介ニヨレルナリ、過日斎藤総督王子邸来訪ノ際、口頭ニテ此日高氏ノ事及間島ノ近状ヲ説明セラレタルニ付、会見シテ種種質問ヲ試ミタルニ、其施設ニ付テ何分ノ援助ヲ乞フノ意ナリ、依テ外務当局ノ人々又ハ内鮮懇話会ノ諸氏ト協議スヘキコトヲ約シテ辞去ス、後携帯ノ書類ヲ調査ス ○下略
   ○栄一、大磯ニ避寒中ナリ。

 - 第31巻 p.772 -ページ画像 

(斎藤実) 書翰 渋沢栄一宛 (大正一五年)三月三〇日(DK310116k-0003)
第31巻 p.772 ページ画像

(斎藤実) 書翰  渋沢栄一宛 (大正一五年)三月三〇日
                     (渋沢子爵家所蔵)
拝啓、益御清祥奉大賀候、陳者在京中親シク御示教ヲ願度存居候処、遂ニ帰期ニ迫ラレ寸暇ヲ得ズ、失礼ノ儘退京帰任仕候、然ルニ左ノ二件ニ関シ本人共罷出御願可仕候間、懇話会ノ方江御紹介被成下候ハヽ難有仕合ニ御座候

図表を画像で表示--

 在京城向上会館維持費募集ニ関スル件 在間島光明会、教育事業ニ対スル基金募集ニ関スル件 青森徳英 渓内弌恵 日高丙子郎 



右二者共ニ相当成績ヲ挙ケ、将来ノ見込モ相立候様相見得候ニ付、特ニ高配願上候次第ニ御座候、詳細ハ本人共ヨリ御聴取被下候様奉希候時下折角御自愛祈上候 敬具
  三月三十日
                      斎藤実
    渋沢子爵閣下


(日高丙子郎) 書翰 渋沢栄一宛 (大正一五年)五月一三日(DK310116k-0004)
第31巻 p.772 ページ画像

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朝鮮関係諸意見書類 【大正十五年五月廿五日 朝鮮銀行 総裁 鈴木島吉 …】(DK310116k-0005)
第31巻 p.772-775 ページ画像

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集会日時通知表 大正一五年(DK310116k-0006)
第31巻 p.775 ページ画像

集会日時通知表  大正一五年       (渋沢子爵家所蔵)
六月十一日(金) 午前九時  日高丙子郎来約(アスカ山邸)
六月十二日(土) 午前十一時 内鮮懇話会(工業クラブ)


渋沢栄一書翰 控 斎藤実宛 大正一五年六月二一日(DK310116k-0007)
第31巻 p.775 ページ画像

渋沢栄一書翰 控  斎藤実宛 大正一五年六月二一日  (渋沢子爵家所蔵)
拝啓、爾来御疎情に打過候処、益御清適奉賀候、然ば今春御上京中御申聞被下、更に御書翰並に電報を以て尊示の在間島光明会教育事業に対する基金募集に関する件、並に在京城向上会館維持資金募集に関する件に付ては、其後内鮮懇話会幹事たる朝鮮銀行総裁鈴木島吉氏及東洋拓殖会社総裁渡辺勝三郎氏と協議致度と存候処、折柄李王殿下薨去の為め渡辺氏渡鮮不在となりし等の為め、其意を不得打過候も、余り遷延も致兼候に付、鈴木氏と諮り懇話会総会を開き、右二問題を議題として協議致、且折柄在京中の日高丙子郎氏の説明を聴取致、結局出席者に於て小生等幹事に立案を委任せられ候に付、鈴木氏と相談の上向上会館に対し金九千円、光明会に対し金弐万円を醵出することゝし会員に割当て寄付金を募集することゝ相成、夫々勧誘中に有之候間、不取敢御報告申上候、折角の尊諭に対し、緩怠に当り候段、何とも恐縮至極に御座候得共、事情御諒察の上平に御海容被下度候
尚序を以て申上候は、佐々木清麿氏此程御地の旅行より帰京致、貴地滞在中時々拝光、御高教を賜候由承知致感謝罷在候、同人は小生の世話内の一人に有之、多年懇親に致居候、為念申上候
右得貴意度如此御座候 敬具
  大正十五年六月二十一日         渋沢栄一
    子爵 斎藤実閣下
 - 第31巻 p.776 -ページ画像 


(日高丙子郎) 書翰 渋沢栄一宛 (大正一五年)七月一日(DK310116k-0008)
第31巻 p.776 ページ画像

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(日高丙子郎) 書翰 渋沢栄一宛 (大正一五年)八月二日(DK310116k-0009)
第31巻 p.776-777 ページ画像

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(日高丙子郎) 書翰 渋沢栄一宛 (大正一五年)八月一九日(DK310116k-0010)
第31巻 p.777 ページ画像

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〔参考〕最近間島事情附露支移住鮮人発達史 朝鮮及朝鮮人社編 第二五〇―二五三頁 昭和二年一〇月刊(DK310116k-0011)
第31巻 p.777-778 ページ画像

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