デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
2節 米国加州日本移民排斥問題
7款 大日本平和協会
■綱文

第35巻 p.507-508(DK350081k) ページ画像

大正3年6月16日(1914年)

是日、当協会例会ニ於テ、当協会本年度下半期ノ経費金五百円ヲ栄一及ビ佐竹作太郎ノ醵出ニ俟ツコトニ決ス。


■資料

(阪谷芳郎) 大日本平和協会日記 大正三年(DK350081k-0001)
第35巻 p.507-508 ページ画像

(阪谷芳郎)大日本平和協会日記 大正三年
                 (阪谷子爵家所蔵)
○六月十六日、例会、福岡、ボールス、添田、渡瀬、平沢、為貝、山本、道又諸氏
 濠洲其他各地ニ於ル排日問題ニ付、弁明材料供出委員トシテ、ボールス、添田、宮岡、福岡、中野五氏ヲ指名ス、内添田ヲ主任トシ、
 - 第35巻 p.508 -ページ画像 
山本弥内ヲ幹事トス、来ル七月ヨリ十二月マテ経費五百円(渋沢、佐竹二氏醵出)ハ両氏ノ支出ニ任ス、残余ハ次期ニ繰越スモノトシ決算ハ平和協会ノ計算ニ編入ス
   ○中略。
○六月二十五日○中略
 道又ニブラオン氏提議ニ付、今月例会ノ決議ヲ渋沢、佐竹両氏ニ通知ノ件ヲ談ス
   ○中略。
○六月三十日
 ブラオン氏渋沢男宛来状、道又持参
   ○中略。
○九月十五日
○上略
 パーリアメント・ヲブ・ピース・エンド・ユニバーサル・ブラアード《(ザ脱)》会長ヨリ、渋沢男若クハ代表者出席案内ノ件、ポイント・ロス・サンチアゴ、カリホルニヤ
   ○中略。
○十月四日○中略
 渋沢男宛発信ス、イングラム・ブライヤン氏ヨリ渋沢男ニ身上依頼ノ来状ニ付、同人ヲ満鉄調査部ニ雇入ノ意見ヲ申送ル


竜門雑誌 第三一七号・第六七―六八頁大正三年一〇月 ○平和協会の決議(DK350081k-0002)
第35巻 p.508 ページ画像

竜門雑誌 第三一七号・第六七―六八頁大正三年一〇月
○平和協会の決議 大日本平和協会は九月十五日午後四時より山城町の事務所に役員会を開き、左記二件を議決し五時半散会せりと。
 一、明年六月末米国加州ポイント・ロースに於て平和及同胞会議開催ニ就き、同会より名誉評議員渋沢男爵宛て列席方を希望し来れるも、都合上同君の出席は不可能に付、平和協会役員中より代表者を選び該会議に列席せしむること
 二、各国平和協会の聯合機関たる瑞西ベルヌの中央平和事務局より大日本平和協会に対し、常設委員(毎年一回同地に開会さるべき平和会議列席者)を選定すべき様通知し来るを以て、協会にては富岡恒次郎、福岡秀猪、添田寿一の三氏を推薦し其旨回答すること