デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
2節 米国加州日本移民排斥問題
8款 日米協会
■綱文

第35巻 p.596-597(DK350120k) ページ画像

大正12年7月24日(1923年)

是日、当協会主催アメリカ合衆国特命全権大使サイラス・イー・ウッズ歓迎晩餐会、帝国ホテルニ開カル。栄一出席シテ挨拶ヲ述ブ。


■資料

(日米協会)邦文記録 第参号(DK350120k-0001)
第35巻 p.596-597 ページ画像

(日米協会)邦文記録 第参号 (社団法人日米協会所蔵)
大正十二年度
    第十五 ウッヅ大使歓迎晩餐会
一、時日 大正十二年七月二十四日午後七時三十分
二、場所 帝国ホテル
三、司会者 金子会長
四、正賓 米国大使サイラス・イー・ウッヅ氏
  陪賓 団琢磨氏
     ヒュー・アール・ウヰルソン氏
     ゼー・ケー・コードウェル氏
     頭本元貞氏、小畑久五郎氏
五、出席者 名誉副会長子爵渋沢栄一氏、名誉副会長男爵阪谷芳郎氏
   ○以下十六名氏名略ス
六、演説
  金子会長 暑中ニテ会員多ク避暑地ニ在リ、追テ秋冷ヲ待ツテ一般会々員ノ歓迎会ヲ催スコトトシ、本夕ハ取敢ヘズ役員執行委員ニ於テ歓迎ノ微意ヲ表スル為本会ヲ催セリトテ、熱心ニ歓迎ノ意ヲ述ベタリ
 - 第35巻 p.597 -ページ画像 
  米国大使 本夕ノ招宴ヲ謝シ日米貿易ノ有無相通ズル現状ヲ列挙シ、両国ハ親善ナラザルベカラザル素因ヲ有シ居レリ、余ハ余ノ全精力ヲ挙ゲテ此方面ニ捧ゲントスルモノナリト、熱誠ヲ籠メタル挨拶アリタリ
  渋沢子爵 日米貿易ノ品種ヲ査スレバ明ラカナリトテ大使ノ説ニ全然賛同シ、青年時代攘夷党ナリシ余ハ晩年ノ全部ヲ挙ゲテ其ノ贖罪ニ捧ゲント欲シ居リ、殊ニ日米親善ノ為メニ努力スル考ニシテ、大使ノ熱誠ナル希望ヲ承知シテ喜ニ堪ヘズ
右終テ別室ニ於テ歓談、午後十一時三十分散会セリ


集会日時通知表 大正一二年(DK350120k-0002)
第35巻 p.597 ページ画像

集会日時通知表 大正一二年 (渋沢子爵家所蔵)
七月廿四日 火 午前十時半 米大使ウツヅ氏ヲ御訪問ノ約(同大使館)
        午後七時半 日米協会催米大使招待晩餐会(略服)(帝国ホテル)


(阪谷芳郎)日米関係委員会日記 大正一二年(DK350120k-0003)
第35巻 p.597 ページ画像

(阪谷芳郎)日米関係委員会日記 大正一二年
                       (阪谷子爵家所蔵)
○十二、七、二四 ○上略 帝国ホテル日米協会小宴晩餐、新任米大使ウード氏招待(ウード氏ハ全然高等委員説ニ同意ノ由ニテ次ノ大統領選挙後帰米シ成立ニ尽力スヘシト語リシ由金子氏内談アリ)
   ○高等委員説トハ日米関係委員会ニ於テ屡々提案セラレタリ。第三款「日米関係委員会」参照。