デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
3節 国際団体及ビ親善事業
13款 社団法人国際聯盟協会
■綱文

第37巻 p.68-70(DK370007k) ページ画像

大正15年4月20日(1926年)

是日、当協会第六十一回理事会、東京銀行倶楽部ニ開カル。栄一出席シテ、年賦寄付金継続ノ件其
 - 第37巻 p.69 -ページ画像 
他ヲ協議ス。


■資料

国際聯盟協会書類(二) 【(謄写版) 大正十五年四月十五日】(DK370007k-0001)
第37巻 p.69 ページ画像

国際聯盟協会書類(二)         (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
  大正十五年四月十五日
           国際聯盟協会々長 渋沢栄一
    (四字手書)
    渋沢会長殿
拝啓、冠省御免被下度候、陳者来る四月二十日(火)正午丸の内銀行倶楽部に於て、本協会第六十一回理事会を開催し、就中決算、寄附継続問題、総会並支部長会議の次第決定等に関し御協議相仰度候間、公私御繁用中恐縮に奉存候へ共、万障御差繰御光臨被下度、此段御案内申上候 敬具


国際聯盟協会報告(一)(DK370007k-0002)
第37巻 p.69-70 ページ画像

国際聯盟協会報告(一)         (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
    第六十一回理事会報告
                   大正十五年四月二十日正午於丸ノ内銀行倶楽部
出席者 渋沢会長 阪谷・添田両副会長 山田・下村・宮岡・内ケ崎・田川・頭本各理事 深井監督 加藤主事
報告及協議事項
一、会務報告 大正十四年パンフレット第六十二輯参照
二、山田理事より文化協力委員会設立に関し従来の経過を報告せられたり
三、大正十四年度決算 承認
四、国際労働協会に対する寄附の件
 右に就ては労働協会が、聯盟協会と全然独立して成立せる団体であり、且つ本会そのものもすでに寄附金によりて成る団体であるから寄附すべき義務又は筋合は、必ずしもなしと認めらるゝも、尚よく同協会の組織活動を調査したる上、本会と聯絡すべき性質のものなることを確めたる上は、更めて聯絡提携の手段方法を攻究すること
五、寄附金継続に関する件
 右に関しては、四月二十六日銀行倶楽部にこれまでの有志を招待し会の事業を報告し、将来共財政的援助の継続を請ふべく、特に会長の労を煩はすこと。尚は大阪方面に於ても寄附金を募る為め、適当の方法を研究すること
六、総会並に支部長会議
(イ)第六回通常総会
  時日 五月八日(土)午後三時
  場所 丸ノ内工業倶楽部
  次第
 一、開会之辞並司会 会長
 一、会務報告    副会長
 一、会計報告    会計監督
 一、予算協賛    副会長
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 一、定款改正
 一、理事二名改選
 一、晩餐
 一、講演
 一、会員五分間演説
  追而一、晩餐の会費は金参円
    二、準備の都合も有之出席の有無、五月六日迄に通知のこと
(ロ)第二回支部長会議
  時日 五月八日(土)午前十時
  場所 貴族院議長官舎
  次第
 一、挨拶         総裁及会長
 一、会務及会計報告    副会長及会計監督
 一、各支部会務及会計報告 支部代表
 一、協議事項
  本部及支部提案
 一、午餐
七、定款改正
 定款第四章役員ノ所ヲ
 一、「評議員は総会に於て会員中より互選し、理事は評議員会に於て互選し、会長・副会長は理事会に於て互選す」
 二、理事の数を二十四・五名、監事の数を五名乃至七名に増加すること
 三、評議員の選挙に於て地方支部が適当に代表せらるゝ途を講ずること
 四、前掲三項に関聯して定款改正原案作成の為め、山田・宮岡・田川・穂積の四理事より成る委員会を構成
  以上


国際聯盟協会書類(二) 【大正十五年四月廿日理事会開催の上…】(DK370007k-0003)
第37巻 p.70 ページ画像

国際聯盟協会書類(二)          (渋沢子爵家所蔵)
大正十五年四月廿日理事会開催の上、定款改正を議し、山田三良・宮岡恒次郎・下村宏・穂積重遠・加藤外松五氏を委員とし、吟味することゝなりたり