デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
3節 国際団体及ビ親善事業
13款 社団法人国際聯盟協会
■綱文

第37巻 p.167-170(DK370032k) ページ画像

昭和2年9月26日(1927年)

是日栄一、当協会宣伝ノタメ、東北地方ニ派遣セントスル当協会幹事大熊真ヲ東京銀行倶楽部ニ招キテ送別午餐会ヲ開ク。


■資料

招客書類(二) 【大熊真氏東北旅行ニ付、送別午餐会於東京銀行クラブ、昭和二年九月廿六日正午】(DK370032k-0001)
第37巻 p.167 ページ画像

招客書類(二)             (渋沢子爵家所蔵)
  大熊真氏東北旅行ニ付、送別午餐会於東京銀行クラブ、昭和二年九月廿六日正午
               (太字・太丸ハ朱書)
 小、原一二六          欠 男 阪谷芳郎
 麹、富士見一ノ一        欠   添田寿一
 府下下落合一八四三       ○   林毅陸
 中渋谷七二八          ○   山川端夫
 麹、有楽三ノ一         欠   下村宏
 芝白金三光二七六        ○   岡実
 小、小日向台二ノ二五      ○   田川大吉郎
 巣鴨一、四七〇         欠   内ケ崎作三郎
 巣鴨妙義坂下二         ○   奥山清治
                 ○   大熊真
                 ○   鹿野直司
 以上拾弐名
  内出席 八人         ○   主人
  欠席  四人
  不明  一人
一、料理 此会事業協会ノ分ノ程度
一、案内状「カード」使用、符箋ハ「大熊真氏近々国際聯盟協会の要務を以て、東北地方に出張致候に付、御注意等承らせ度、小集相催候次第に御座候」トスルコト


紹介状往翰(一)(DK370032k-0002)
第37巻 p.167-168 ページ画像

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国際聯盟協会書類(三) 【(写) 拝啓、陳者過般本協会幹事大熊真氏拝訪為致候折は…】(DK370032k-0003)
第37巻 p.168-169 ページ画像

国際聯盟協会書類(三)         (渋沢子爵家所蔵)
(写)
拝啓、陳者過般本協会幹事大熊真氏拝訪為致候折は、何呉と御力添を給はり候(のみならず思ひ設けず御寵招被下候)由、誠に難有深く御礼申上候、同氏此程帰京報告を受け候に付ては、不取敢御礼申上度、書中如此御座候
国際聯盟に付ては、同人より申上候事と存候処、是非一般の理解を進
 - 第37巻 p.169 -ページ画像 
め国際心をして愛国心と同様に被感候様致度、微力ながら専念罷在候次第に有之、尊台に於かれても衷情御諒察の上、御助力被成下候様切望の至に御座候
右御礼旁拝願申上度、如此御座候 敬具
                国際聯盟協会
                   会長 渋沢栄一
               ――会長子爵
                      渋沢栄一
    盛岡市内丸
    岩手県知事    ○得能佳吉殿
    盛岡市内丸
    盛岡市長     ○北田親氏殿
    山形市旅籠町
    山形県学務部長  ○小西竹次郎殿
    米沢市馬口労町
    米沢高工校長    大場成実殿
    米沢市門東町下ノ町
    米沢市長      深沢忠蔵殿
    福島県信夫郡清水村
    福島高商校長   ○伊藤仁吉殿
備考 御寵招云々は、得能・北田・大場・深沢の四氏のみに対し御附加へ被下度候


(得能佳吉)書翰 渋沢栄一宛(昭和二年)一一月一一日(DK370032k-0004)
第37巻 p.169 ページ画像

(得能佳吉)書翰 渋沢栄一宛(昭和二年)一一月一一日
                    (渋沢子爵家所蔵)
                  (鉛筆)
                   二年十一月十一日
                  岩手県庁得能氏来状
拝復、御手紙辱く拝誦仕候、子爵閣下ニ於かせられてハ、愈々御健勝に被為渉国家之為め日夜御尽瘁被遊候御事、誠ニ御目出度大慶此事ニ奉存上候、先般御協会幹事大熊真殿当地ニ御出被下、御協会之御事業御趣旨等ニ付、御懇篤なる御高教を賜り当地一同深く感謝罷在候、御蔭様ニて、将来当地方ニ於ても、国際聯盟之精神並国際心之涵養ニ就而微力ながら努力致度存候間、何卒宜敷御指導を給はり候様切ニ奉希上候、今回図らずも御鄭重なる御書状を賜り、恐縮の至ニ存候、右御礼旁御返事申上度如此ニ御座候
時節柄子爵閣下にハ御自愛専一ニ被遊、益御健勝至極ニ被為入候様、為邦家奉祈上候 敬具
  十一月十一日              得能佳吉
    国際聯盟協会々長
    子爵 渋沢栄一閣下
            御案下


国際知識 第七巻第一二号・第一三七頁昭和二年一二月 ○本協会ニユース(DK370032k-0005)
第37巻 p.169-170 ページ画像

国際知識 第七巻第一二号・第一三七頁昭和二年一二月
 - 第37巻 p.170 -ページ画像 
○本協会ニユース
 東北六県宣伝旅行 本協会大熊真氏は、十月三日より同十五日まで仙台・盛岡・弘前・青森・秋田・山形・米沢・福島の各都市を巡廻、主として当該都市の県庁・市役所・商業会議所等を訪問、其地の有志者と談合、本会の目的事業を説明し支部設立方を促し、一方仙台東北学院・盛岡高農・弘前高校・秋田鉱山専門・山形高校・米沢高工・福島高商の各学校にて、国際聯盟・国際時局問題に関し講演する所あつたが、各地の有志諸賢はいづれも本会の主旨に賛同し、今後の協力を約せられ、講演また相当の興味を以て迎へられ、総じて予期の成績を挙ぐるを得た。なほ多忙中、種々斡旋尽力下すつた各地有志諸氏に対し、本会は誌上を以て此際、謝意を表してをきます。



〔参考〕国際メール 第二号・第七丁一九二八年一月一〇日 講演行脚(DK370032k-0006)
第37巻 p.170 ページ画像

国際メール 第二号・第七丁一九二八年一月一〇日
(謄写版)
    ◎講演行脚
 協会より幹事大熊真氏左の日程に従つて講演の為め出張、十二月一日高岡高商、二日福井師範、三日金沢四高、五日彦根高商、六日奈良女高師。
○下略