公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15
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青淵先生職任年表(未定稿) 昭和六年十二月調 竜門社編 竜門雑誌第五一九号別刷・第二一頁 昭和六年一二月刊(DK490209k-0001)
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青淵先生職任年表(未定稿) 昭和六年十二月調 竜門社編
竜門雑誌第五一九号別刷・第二一頁昭和六年一二月刊
大正年代
年 月
一〇 頃 ―財団法人忠愛会顧問―昭和六、一一。
忠愛会趣旨及会則 刊(DK490209k-0002)
第49巻 p.647-648 ページ画像
忠愛会趣旨及会則 刊
趣旨
夫れ国家の大本は忠孝敬神至誠の間を離れて他なし、綱常乱離すれば即ち国亡び、彝倫滅すれば魍魎横行して国紊る、宜なる哉 列聖の恩沢普天率土禽獣に及び、衆庶亦一意忠愛を念ふ、我国体は建国玆に二千五百有余年、其間内に非望の徒あり、時に外狄の襲来をうけたる事もありつれど、燦として日星の如き我国体は厳として動かず、皇統連綿万世一系の皇統を欽仰し、子々孫々福利を共にし来れるは、実に上下心を一にして戮力国家の大本に悖らざりしによる、然るに攘夷封建の夢一度破れ、近時邦家の施設欧米に倣ふもの多く、彼我の交通漸く繁劇を加へ、文物濤々として我れに流漲浸潤するに至るや、泰平悠久遊惰を事として、理非善悪を疎んじ安逸を貪れる、我国民の網膜一時に眩惑し、徒らに剽窃摸擬に齷齪とし、軽兆浮薄人心日に非に傾き、皇道の光輝も亦頗る晦渋に瀕するの憂あるは、寔に慨嘆に堪へず、曩に世界大戦乱あり、次ぐに関東大震災あり、殺戮破壊の気風仮邇に瀰漫し、今や我思想界は混頓として彷遑擁擠其の嚮ふ所を知らず、蓬蒿為に正道暗し、玆に於てか吾人は感ずる所あり、有志相図り忠愛会を組織し、庭内に 明治天皇鳳霊を奉祀し、羅拝常に節操を練り、会員相互戒飭鞭撻し、以て硬化せる現時思想界の陋風を打破廓清し、規矩準縄を指示すると共に、一面国民思潮の淵源たらむとす、希くば本会の趣意を体し、吾人の企図を翼賛せられむことを
忠愛会
会則
第一章 総則
第一条 本会は忠愛会と称し、本部を兵庫県武庫郡元良村字西山壱番に置き、支部を各枢要の地に設く
第二条 本会は敬神尊皇の実を修め、国体の精華を発揚し、思想善導
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に努め、忠愛主義の宣伝を為すを以て目的とす
○中略
以上
大正十五年十二月 忠愛会
総裁 追て推戴す
副総裁 子爵 大迫尚敏
名誉会長 肥田景之
会長 前田常蔵
副会長 田辺頼真
同 鱸正蔵
顧問 一戸兵衛
同 伯爵 東郷平八郎
同 伯爵 牧野伸顕
同 子爵 斎藤実
同 子爵 清浦奎吾
同 子爵 渋沢栄一
○中略
本部建設中仮事務所
大阪市西区薩摩堀東之町四十三番地
忠愛会本部仮事務所
電話新町四六〇七番