デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2021.9.1

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

2章 交通・通信
2節 陸運
7款 鉄道関係諸資料 3. 目黒蒲田電気鉄道株式会社
■綱文

第51巻 p.544-545(DK510115k) ページ画像

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■資料

(増田明六) 日誌 大正一二年(DK510115k-0001)
第51巻 p.544-545 ページ画像

(増田明六) 日誌 大正一二年 (増田正純氏所蔵)
三月十一日 日 曇
○上略
洗足ニ於ける目黒蒲田電気鉄道開通式に臨む、市電にて目黒ニ至り、
 - 第51巻 p.545 -ページ画像 
同所より新設の同電車に搭し洗足ニ至る、既に開通式は済ミて延着の人々の天幕内にて弁当を食する《(を脱)》見る、恰も第一銀行杉田富氏等一行の会するを一隅ニ発見したれハ、其処ニ至り弁当を食し、更に渋沢子爵の多摩川方面ニ赴かるゝ電車ニ同乗す、丸子の終点まで十分を要す、園遊会場は浅間山に在り、汁粉・紅茶・鮨・天麩羅・麦酒店あり、何れかの紅裙来客を斡旋す
午後三時子爵の帰京せらるゝに随従し、目黒にて分袂直に帰宅す


東京日日新聞 第一七二七〇号大正一三年一〇月一二日 電気ホーム開館式 渋沢老子爵の挨拶 けふから一般に見せる(DK510115k-0002)
第51巻 p.545 ページ画像

東京日日新聞 第一七二七〇号大正一三年一〇月一二日
    電気ホーム開館式
      渋沢老子爵の挨拶
        けふから一般に見せる
本社後援電気ホームの会主催の電気ホーム開館式は、十一日午後一時から目黒蒲田間電鉄会社調布駅前電気ホーム天幕内で催された
 会長渋沢秀雄氏の挨拶、橘幹事の第一回電気ホームに関する報告あり
渋沢子は来賓一同を代表して『今から五十七年前初めてパリーへ赴いた際、アーク灯を見てびつくりし、スヰッツルの一湖畔で電力の偉大さに呆然とさせられたが、電気の知識の皆無な私も実は諸君より幾十年か前にすでに電気といふものだけは知つてゐました』と満場を笑はせ、終つてスヰッチインの式に移り、それより来賓一同の縦覧あり、三時盛況裡に会を閉ぢた