デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

補遺・追補

2章 追補
(既ニ款・項目ヲ定メテ収録セルモノヘノ追加)
節 [--]
款 [--] 1. 日本銀行
〔第五巻所収〕
■綱文

第56巻 p.688-689(DK560156k) ページ画像

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■資料

日本銀行開業式書類写(DK560156k-0001)
第56巻 p.688 ページ画像

日本銀行開業式書類写           (財団法人竜門社所蔵)
(表紙)
本行創業ニ関スル書類《(朱書)》
         本行開業式書類
    開業式ノ事
明治十六年四月廿八日土曜日、日本銀行開業式ヲ東京日本橋区北新堀町廿壱番地本店ニ於テ執行ス、今此式場ノ実況ヲ記センニ、先ツ式場ヲ営業場ノ中央(土間)ニ設ケ、該場ノ正面ニ大蔵卿着坐シ、官員左右ニ駢列シ、正面ノ向フニ株主及各国立銀行役員並ニ新聞記者並立シ左側ハ本行総裁以下役員一同列坐ス、此時何レモ小礼服ヲ着用ス、此式場ノ順序ハ左ニ記載セル如クニシテ臨席ノ人員ハ別冊人名簿ニ詳カナルヲ以テ之レヲ略ス
 一大蔵卿及日本銀行監理官並ニ大蔵卿随行大蔵省各局長午後三時入行(大蔵卿着行ヲ祝センカ為煙火ヲ打揚ル)受付玄関ニ出迎ヒ直ニ休息所(本館二階ニ案内ス)
 一株主及銀行者地方官新聞記者等モ各休息所ニ案内ス
 一午後三時半、正副総裁先導シテ大蔵卿以下一同式場ニ至リ、各々設ケノ席ニ就ク
 一総裁進ンテ大蔵卿ノ面前ニ出テ本行開業ノ準備全ク整ヒタル旨ヲ述ヘ、株主名簿ヲ大蔵卿ニ呈ス
 一大蔵卿之レヲ受納シ、本行開業ノ祝詞(左ノ甲号ノ通)ヲ述ヘ、而シテ開業免状ヲ総裁ニ附与シ、且握手ノ礼ヲナス
 一総裁開業免状ヲ受ケ、而シテ答詞(左ノ乙号ノ通)ヲ述フ
 一株主総代監事子安峻進ンテ祝詞(左ノ丙号ノ通)ヲ述ブ
 一大蔵権大書記官浦春暉起テ祝詞(左ノ丁号)ヲ述フ
 一国立銀行総代渋沢栄一進ンテ祝詞(戊号ノ通)ヲ述ブ
 一大蔵権大書記官加藤済演述ヲナス
   ○甲ヨリ戊マデノ祝詞・答詞ヲ略ス。


日本銀行開業式書類写(DK560156k-0002)
第56巻 p.688-689 ページ画像

日本銀行開業式書類写           (財団法人竜門社所蔵)
(表紙)
本行創立ニ関スル書類《(朱書)》
         創立事務
          諸回議書
 - 第56巻 p.689 -ページ画像 
    日本銀行処務ノ概報
本行ハ東京日本橋区永代橋際旧開拓使物産売捌所跡、現今大蔵省所属地所建ヲ本年 ○明治一五年ヨリ向十五ケ年拝借セシガ、其家屋狭キヲ以テ其北方ニ於テ営業場一宇ヲ建築セリ(未タ其効ヲ奏セス)十月十日開業ヨリ同二十三日迄数十四日ノ間ノ処務ノ概略ヲ左ニ記セン
第一局課ノ分劃
○中略
第二役人
  総裁                   吉原重俊
  副総裁 兼文書局長           富田鉄之助
  理事  兼倉庫局長           三野村利助
  同   兼計算割引株式局長       安田善次郎
  同                    外山脩造
  監事                    子安峻
  同                    北岡文平
  同                   森村市太郎
  割引委員     銀行総裁ニテ撰定    渋沢栄一
  同                     原六郎
  同                  川崎八右衛門
各局課属員人員(局付二人 課附四十五人)   四十五人
  内衛                     三人
  小供                     三人
  小使                     七人
○下略