論語と算盤オンライン 渋沢栄一の言葉と思考を知る

渋沢栄一は『論語』を人生の指針として、幅広い分野で活躍しました。東亜堂書房から1916(大正5)年に発行された『論語と算盤』(ろんごとそろばん)は『竜門雑誌』や『青淵百話』に掲載された渋沢栄一の談話等を基に梶山彬が編纂したもので、10篇90章からなる訓話集としてまとめられています。

このサイトでは、東亜堂書房版『論語と算盤』の全文を無料でお読みいただけるほか、出典や解題、編者・出版者などの情報を公開しています。

『論語と算盤』とは

日本近代社会の創造者とも言われる渋沢栄一(しぶさわ・えいいち、1840-1931年)の代表的な書籍のひとつである『論語と算盤』は、1916(大正5)年9月、東亜堂書房から「縮刷名著叢書」の第37編として刊行されました。渋沢栄一記念財団の前身である竜門社の機関誌『竜門雑誌』に掲載された渋沢の談話等や、渋沢が自ら校閲した書籍『青淵百話』を基に梶山彬が編纂し、10のテーマのもと90の訓話が収められています。『論語と算盤』は、渋沢の言葉や思想を知ることができるものとして、現在に至るまで多くの版を重ねています。(写真:「渋沢栄一フォトグラフ」より)

『論語と算盤』を読む

テキストで読む

東亜堂書房版『論語と算盤』の全文をテキストでお読みいただけるほか、各章の出典などに関する情報を公開しています。また、『論語と算盤』本文をキーワードで検索することもできます。

画像で読む

1916年9月に東亜堂書房より刊行された『論語と算盤』(再版)を、巻末広告や外函とともに画像で公開しています。ほとんどの漢字に読み仮名が振られており、当時の読み方を知ることもできます。

ワードクラウドで探す

一章ごとに特徴的な単語を抽出しシルクハットの形に整えました。気になるキーワードで拾い読みができるほか、篇や章ごとの特徴を視覚的に捉えることもできます。

出典を読む

凡例」で出典として示されている『竜門雑誌』のほか、『青淵百話 : 縮刷』から出典と思われる記事を拾い出し、テキストで公開しています。『論語と算盤』の本文と出典記事を比較することもできます。

お知らせ

2025.03.26
ワードクラウドで探す」「出典を読む」を公開しました。
2024.11.01
画像で読む」を公開しました。
2024.11.01
論語と算盤オンライン 凡例」を改訂し、「『論語と算盤』とは」に諸版解題を追加しました。
2024.08.26
『論語と算盤』とは」の解説集にリンクを追加しました。
2024.03.29
「論語と算盤オンライン」を公開しました。

公益財団法人 渋沢栄一記念財団