デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

昭和2年5月20日（1927年）

是日、日本工業倶楽部ニ於テ、当後援会常務委員会開カレ、栄一出席ス。

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財団法人修養団後援会書類　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
後援会常務委員会
一、日時、昭和二年五月廿日（金）午前正拾時
一、会場、工業倶楽部
一、出席者
　渋沢会長、森村委員長、大橋・青木・矢野・服部各常務委員、瓜生幹事長
　修養団本部ヨリ
　平沼団長、宮田常務理事、増田会計主任、満洲聯合会理事安藤又三郎氏（計拾壱名）
一、欠席、団常務委員
一、協議事項
　　1本会規約変更ニ関スル件
　　　　前回討議未了ニ付引続キ協議
　　　　前回討議ノ要点
　　　　イ、本会資金ハ絶対ニ費消セザル方針ヲ取ルコト
　　　　ロ、本部会計ト本会々計トハ別個ノモノ故、一々経常費ノ支出ニハ応ゼザルコト
　　　　ハ、若シ経常費ノ支出ヲ本会ニ於テナスコトナラバ本部会計ヲ本会ニ合併スルコト
　　　　ニ、当分経常費トシテ本会ノ資金中ヨリ支出スル必要アリトセバ、ソハ貸金ノ形式ニ於テナスコト
　　　　ホ、満洲・朝鮮ノ後援会ハ同地方ノ希望ニ依リ独立セシムベキカ、又ハ本会規則ニ明記シテ寄附募集ニ便ナラシムルコト
　　　　　安藤満洲聯合会理事ハ独立説ヲ主張シ、瓜生幹事長ハ絶対ニ之ニ反対ス
　　2補助金交付ノ件
　　　　イ、大阪聯合会　金壱千五百円也
　　　　ロ、満洲聯合会　金弐千円也
　　3報告ノ件
　　　　　　会計及事業報告
　　　　　　以上
　　昭和二年五月十八日　　　　　　　　　　　　　瓜生幹事長
　　　　渋沢会長殿

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集会日時通知表　　昭和二年　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
五月二十日　金　午前十時　修養団常務委員会（日本工業クラブ）

竜門雑誌　　第四六四号・第七九頁　昭和二年六月
　　　　青淵先生動静大要
　　　　　　五月中
二十日　修養団後援会常務委員会（日本工業倶楽部）