デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
14節 製煉業
1款 東洋亜鉛煉工所
■綱文

第11巻 p.593(DK110089k) ページ画像

明治39年11月12日(1906年)

栄一、中野武営・浅田正文・堀田連太郎等ト東洋亜鉛煉工所ヲ設立セントシ、是日帝国ホテルニ開カレタル発起人会ニ出席ス。尋イデ翌年一月資本金三百万円ノ株式募集ニ着手ス。


■資料

銀行通信録 第四二巻第二五四号・第六二頁〔明治三九年一二月一五日〕 ○会社設立(DK110089k-0001)
第11巻 p.593 ページ画像

銀行通信録 第四二巻第二五四号・第六二頁〔明治三九年一二月一五日〕
    ○会社設立
△東洋亜鉛煉工所 渋沢栄一・中野武営・浅田正文・堀田連太郎等の諸氏は今回東洋亜鉛煉工所を設立せんとし、十一月十二日帝国「ホテル」に於て発起人会を開きたり


銀行通信録 第四三巻第二五六号・第九六頁〔明治四〇年二月一五日〕 △東洋亜鉛煉工所(DK110089k-0002)
第11巻 p.593 ページ画像

銀行通信録 第四三巻第二五六号・第九六頁〔明治四〇年二月一五日〕
△東洋亜鉛煉工所 渋沢栄一・中野武営・浅田正文・堀田連太郎等諸氏の間に株式会社東洋亜鉛煉工所設立の計画あることは、第四十二巻(七八二頁)に記せしが、右は愈々資本金を三百万円となし、総株数六万株の内五万二千株は発起人及賛成人に於て引受け残り八千株を一般より募集することゝし、一月三十日を限りて之を募集せり