デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

昭和5年6月13日（1930年）

是日、当会館及ビ日仏協会共同主催、パリ大学教授ジョルジ・ジュマ夫妻及ビ当会館フランス学長代理ポール・ドミエヴィル夫妻送迎午餐会、当会館ニ開カレ、栄一出席ス。

集会日時通知表　昭和五年　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
六月十三日　金　正午　　　　日仏会館催
　　　　　　　　　　　　　　ヂユーマ氏、ドミエヴイル氏送別会（日仏会館）

財団法人日仏会館第七回報告（自昭和五年四月一日至昭和六年三月三一日）第一六頁刊
　　　　六、集会及接伴
○上略
一、同年○昭和五年六月十三日正午、当館ニ於テ両会共同ニテ午餐会ヲ催ホシ、仏国政府特派講演学者仏国医科学士院会員巴里大学教授ジヨルジ・ヂユマ氏同夫人、当館仏蘭西学長代理ポル・ドミエヴイル氏及同夫人ヲ招ジ、歓迎送別ノ意ヲ表ス、来会四十二名
○下略
　　　○「日仏協会第二十三回報告」第六―七頁ニモ右ト同様ノ記事アリ。

財団法人日仏会館第七回報告（自昭和五年四月一日至昭和六年三月三一日）第八―九頁刊
　　　　四、仏国政府派遣ノ碩学、青年学者及其他来館ノ学者
○上略
一、仏国医科学士院会員巴里大学教授ニシテ有名ナル心理学及精神病学専攻ノ碩学ジヨルジ・ヂユマ氏ハ、本邦諸大学並学会ニ於テ講演ヲ行フ可ク、仏国政府ヨリ特派サレ、昭和五年五月三日、ヱム・ヱム汽船スフアンクス号ニテ、夫人同伴横浜著、当日直ニ当館ニ入レリ、爾来同氏ハ東京・京都・東北ノ各帝国大学、大阪医科大学、日仏会館、関西日仏学館、アテネ・フランセニ於テ、前後十回ノ専攻心理学ニ関スル講演ヲ行ヒ、殆ンド寧日ナク過セリ、斯クテ我医学界ニ有益ナル刺戟ト足跡ヲ残シ、同年六月二十一日夫人同伴帰国ノ途ニ上リ途中、京城大学ニ於テ第十一回目ノ本邦ニ於ケル同氏最後ノ講演ヲ為シ、西比利亜経由帰仏ノ途ニ就キタリ
○下略

集会日時通知表　昭和五年　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
七月十二日　土　午前十時半　日仏会館理事会（同会館）
　　　○中略。
七月廿六日　土　正午頃　日仏会館理事会（同会）

竜門雑誌　第五〇三号・第五七頁昭和五年八月
　　　　青淵先生動静大要
 - 第36巻 p.363 -ページ画像 
七月中
十二日　日仏会館理事会（同館）
　　　○中略。
廿六日　日仏会館理事会（同館）