デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

大正14年2月9日（1925年）

是日ヨリ十二日マデ国際聯盟協会聯合会幹部会、ベルギー国ブリュッセルニ開カル。栄一其副議長
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タルニヨリ、同国駐箚特命全権大使安達峰一郎、代理トシテ出席ス。

社団法人国際聯盟協会会務報告　大正十三年四月より大正十四年三月に至る　同協会編
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二四頁
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大正一四年四月刊
　　　　聯合会幹部会
二月九日から十二日迄ブラツセルに幹部会（聯合会《（議）》会長副会《（議）》長九人にて組織す）が開かれ、日本からは渋沢子の代理として安達博士出席、数十件の相当重大な問題を議了した。
　　○栄一、大正十三年十月十三日、聯合会副議長ニ推薦サル。本款同日ノ条参照。

社団法人国際聯盟協会会務報告　大正十四年度　同協会編
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第三七頁
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大正一五年四月刊
　○十三国際聯合会
　　　　国際経済会議特別委員会
　第一回会合を三月九日ジウユネーヴに開き、議長バーンス（英）、ブリユドモ（仏）、コセンチユー（伊）、ボン（独）、河合（日）、ヘンチー（スウイス）、ラ・フオンテース（仏）、ハルバ（ポーランド）、ブランチヤニノフ（露）、の九名にて研究を開始しました。各国協会から極めて興味ある提案が多数試みられて居ますから、四月十日からブラツセルに於て開催される本委員会の第二回会合に於て、何等かまとまつた報告が得られる筈であります。