デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
3節 国際団体及ビ親善事業
13款 社団法人国際聯盟協会
■綱文

第37巻 p.195-196(DK370042k) ページ画像

昭和3年1月21日(1928年)

是日、当協会第六十回談話会、当協会事務所ニ開カル。栄一出席シテ、挨拶ヲ述ブ。


■資料

集会日時通知表 昭和三年(DK370042k-0001)
第37巻 p.195 ページ画像

集会日時通知表 昭和三年        (渋沢子爵家所蔵)
一月廿一日 土 午後二時 国際聯盟協会講演会(同会)


国際メール 第四号・第五丁一九二八年二月一〇日 協会日誌(DK370042k-0002)
第37巻 p.195 ページ画像

国際メール 第四号・第五丁一九二八年二月一〇日
(謄写版)
    ◎協会日誌
廿一日○一月 第六十回談話会を、午後二時より集会室に開く。講師小林儀一郎氏「石油問題より見たる日本」を講演し八十名出席、会長渋沢子挨拶す。○下略


国際聯盟協会書類(三) 【(印刷物・葉書) 第六十回談話会】(DK370042k-0003)
第37巻 p.195-196 ページ画像

国際聯盟協会書類(三)        (渋沢子爵家所蔵)
(印刷物・葉書)
    第六十回談話会
 国際平和の危機は今や主として原料及燃料の争奪に係つてゐます。多年石油の調査に従事せられ、世界に足跡を印せざる隅なく、特に最近は日露石油利権協定に参与せられ、又コーカサス近東方面に於ける
 - 第37巻 p.196 -ページ画像 
石油事業を踏査帰朝せられたる小林儀一郎氏を招き、来る一月廿一日(土)午后二時より、丸の内仲通十三号館国際聯盟協会集会室にて、「石油問題より見たる日本」に就き御話を願ふことゝ致しました。万障御繰合せ御来駕を待上げます。
  昭和三年一月十六日
                      国際聯盟協会


社団法人国際聯盟協会会務報告 昭和二年度 同協会編 第一七頁昭和三年五月刊(DK370042k-0004)
第37巻 p.196 ページ画像

社団法人国際聯盟協会会務報告 昭和二年度 同協会編 第一七頁昭和三年五月刊
    九 談話会
 従来五十数回に亘り開催し来りし研究会は、会合場所の不便その他の関係上、暫く休会の有様なりしところ、事務所を丸の内に移転し会合の室を持つに至りしより、此を機会に名称も談話会と改め、引続き開催することになつた。
 第五十九回(十二月廿二日)「国際新聞会議の内輪話し」伊達源一郎氏。
 第六十回(一月廿一日)「石油問題より見たる日本」小林儀一郎氏
 第六十一回(三月廿四日)「日露漁業の実際と新漁業協約」檀野礼助氏。
   ○右ノ内、第五十九回及ビ第六十一回ニハ栄一出席セズ。