デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

大正7年5月2日（1918年）

是日栄一、中日実業株式会社総裁李士偉其他ヲ、飛鳥山邸ニ招キテ午餐会ヲ催ス。

竜門雑誌　第三六一号・第八五頁大正七年六月
○李士偉氏諸氏招待会　青淵先生には、五月二日中日実業会社総裁李士偉氏並に周金箴・胡朝宗・潘承業・李銘諸氏の来朝を機とし、正午飛鳥山曖依村荘に於て同一行の招待会を催されたるが、尚陪賓として臨席せられたるは中野武営・浅野総一郎・佐々木勇助之氏等十三名の諸氏にして、余興には新橋芸妓の手踊等あり、一同歓談和楽の裡に散会せりと云ふ。因に潘承業氏は当日差支あつて欠席せられたりと。

招客書類（一）　　　　　　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
　大正七年五月二日正午、於飛鳥山邸
　　中日実業会社総裁李士偉氏一行招待会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（太丸・太字ハ朱書）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　○李士偉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　○周金箴
　　　　　　　　　　　　　　　　　　○胡朝宗
　　　　　　　　　　　　　　　　　　欠潘承業
 - 第39巻 p.169 -ページ画像 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　○李銘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　○中野武営
　　　　　　　　　　　　　　　　　　○浅野総一郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　○佐々木勇之助

　　　　　　　　　　　　　　　　　　○主人
　一、余興　新橋芸妓手踊
　一、料理　常盤屋