デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
1節 儒教
2款 孔子祭典会
■綱文

第41巻 p.13-14(DK410005k) ページ画像

大正7年4月28日(1918年)

是日、当会第十二回祭典、湯島聖堂ニ開カレ、栄一参列ス。


■資料

集会日時通知表 大正七年(DK410005k-0001)
第41巻 p.13 ページ画像

集会日時通知表 大正七年        (渋沢子爵家所蔵)
四月廿八日 日 午前九時 孔子祭典会(湯島聖堂)


竜門雑誌 第三六〇号・第七五頁 大正七年五月 ○孔子祭典会の孔子会(DK410005k-0002)
第41巻 p.13-14 ページ画像

竜門雑誌 第三六〇号・第七五頁 大正七年五月
○孔子祭典会の孔子会 四月廿八日、晩春の光閑かに若葉の香漂ふ湯島聖堂に第十二回孔子祭典会の催あり、祭主土方伯を始め徳川侯・青淵先生・大槻文彦・土屋鳳洲その他会員三百余名参列し、北白川宮殿下また台臨あり、荘厳なる奏楽裡に恭しく迎神式を行ひ、奠幣奠饌の儀厳かに、祭主伯謹んで香案前に進み、焼香礼拝後、諸員起立の中に祝文を捧読し、次で奏楽裡に幣饌を撤して送神式を行ひ、虔誠の裡に式を閉たるが、尚ほ当日は東京女子高師校内に山本悌二郎氏の所蔵にかゝる近世支那先哲偉人遺墨展覧会あり、又帝国大学内に於て穂積男
 - 第41巻 p.14 -ページ画像 
爵の礼と法等の有益なる講演あり、極めて盛会なりしと云ふ。