デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

大正15年12月（1926年）

是月栄一、当後援会ヘノ寄付金二万円ヲ完納ス。

財団法人修養団後援会書類　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
（謄写版）
　　修養団後援会費完納者芳名（昭和五年三月卅一日現在）
　　　　　　維持会員（完納年月日順）
　　　金額　　　　　　　住所　　　　　　　　　氏名
　　　　　　円　　　　　　（日付別筆）
　二〇、〇〇〇　　東京　　大正一五、一二　　渋沢栄一殿
　二〇、〇〇〇　　東京　　大正一五、一二　　森村市左衛門殿
　五〇、〇〇〇　　大阪　　昭和四、七　　　　住友吉左衛門殿
○下略

向上　　第二一巻第一号・第五五頁昭和二年一月
　　　　修養団後援会申込第一回報告（大正十五年十二月三日現在）
　　　　　　（金額は円単位、尚金額未定の申込者は掲載せず）
　金五万円也　　　東京　男爵岩崎小弥太
　金五万円也　　　同　　男爵住友吉左衛門
　金弐万円也　　　同　　子爵渋沢栄一
　金弐万円也　　　同　　男爵森村開作
　金壱万円也　　　同　　　　三井合名会社
　金壱万円也　　　同　　　　服部金太郎
　金六千円也　　　大阪　　　小倉正恒
　金五千円也　　　東京　　　安田修徳会
　金五千円也　　　朝鮮　子爵斎藤実
　金参千円也　　　大阪　　故中田錦吉
　金壱千円也　　　大阪　　　鳥井信治郎
　金壱千円也　　　下関　　　藤井正一
　金壱千円也　　　長崎　　　森田判助
　金五百円也　　　朝鮮　　　湯浅倉平
○下略
　　○右ニ後援会申込第一回報告トシテ栄一名儀金二万円トアルハ、大正十年十
 - 第44巻 p.28 -ページ画像 
月会館建築費ニ申込ミタルモノノ後援会ニ引継ガレタルモノカ、本資料第四十三巻所収「財団法人修養団」大正十年十月一日ノ条参照。

財団法人修養団後援会書類　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
修外第一五ノ三四号
(控)　　　　大正十五年四月一日(印)(印)
拝啓、愈々御隆昌奉欣賀候、陳者予而当財団ニ対シ寄附申込ノ処、今回審議ノ結果、本年十月頃金壱千円也御寄附可申上予定ニ候間御承知置被下度候、尚当財団ニテ都合相付候ハヽ向フ五ケ年間位継続寄附致度希望ニ有之候間、御含置被下度此段得貴意候　敬具
　　　　　　　　　　　　　　財団法人安田修徳会
　　　　　　　　　　　　　　　理事長男爵武井守正(印）
　　　修養団後援会
　　　　子爵渋沢栄一殿

財団法人修養団後援会書類　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
拝啓、昨二十八日附ヲ以テ服部金太郎氏ヨリ金壱万円也本会ニ寄附御申込ミ有之、同時ニ本年度分金弐千円也御払込被下候、就テハ従来ノ例ニ依リ森村委員長ヨリ右領収証並ニ御挨拶状差上置候間御了承被下度願上候、猶右金円ハ森村銀行本会口座ニ預入申候也、不取敢御報告迄如斯御座候　敬具
　　大正拾五年七月廿九日
　　　　　　　　　　　　　　　修養団後援会
　　　　　　　　　　　　　　　　幹事長　瓜生喜三郎(印)
　　　　子爵渋沢会長殿

財団法人修養団後援会書類　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
　　大正十五年十二月十四日　　三井合名会社
　　　　　　　　　　　　　　　　　理事阪井徳太郎(印)
　修養団後援会
　　会長子爵渋沢栄一殿
拝啓、時下愈御清祥奉賀候、陳者予テ修養団後援会委員長瓜生氏ノ手ヲ経テ貴後援会基金中ニ本年ヨリ向フ四年間応分ノ寄附金御懇請蒙リ居り候処、今回弊社協議ノ上御申越通リ本年ヨリ四ケ年賦ヲ以テ、金四万円也弊社々長三井八郎右衛門名義ヲ以テ御寄附申上ル事ニ取リ決メ候間、御承知被下度此段申込旁御挨拶申上候　敬具

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