デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

5章 教育
3節 其他ノ教育関係
12款 東京帝国大学関係 1. ヘボン氏寄付講座
■綱文

第45巻 p.475-480(DK450175k) ページ画像

昭和5年6月17日(1930年)

是日栄一、飛鳥山邸ニ東京帝国大学教授高木八尺ノ来訪ヲ受ケ、当講座ニツキテ懇談ス。


■資料

集会日時通知表 昭和五年(DK450175k-0001)
第45巻 p.475 ページ画像

集会日時通知表 昭和五年        (渋沢子爵家所蔵)
六月十七日 火 午前九時 高木八尺氏来約(飛鳥山邸)


ヘボン講座書類(一)(DK450175k-0002)
第45巻 p.475-476 ページ画像

ヘボン講座書類(一)          (渋沢子爵家所蔵)
 (栄一鉛筆)
 五年六月十七日午前、高木氏自ら王子宅へ来訪ニて本書提出ニ付、種々懇談いたし、尚将来共ニヘボン講坐に付注意有之度旨をも申添種々懇親之談話交換致候事
    ヘボン氏寄附金ニ依ル事業ノ報告
        (自昭和四年四月至五年三月)
  ○講義
昭和四年度モ引続キ講義ノ題目ヲ「米国政治史」トナシ、合衆国憲法ノ制定、デモクラツト党ノ発生ト民主政ノ興起、南北戦争後経済革命ニ伴フ政治ノ変遷、革進主義ノ活働等主要ノ事項ノ歴史的考察ニヨリ米国ノ政治思想及制度ノ要綱ヲ説明スルニ努メタリ。
 講義ハ政治学科第二学年学生ヲ中心トスル随意科目トシ、一週四時間、半学年トス。
 聴講学生ノ数ハ約四十名、中有志トシテ受験セシモノヽ数二十二名ナリ。
  ○出張
 - 第45巻 p.476 -ページ画像 
 太平洋問題調査会京都国際会議及ビ奈良ニ於ケル其ノ準備会議ニ出席ノ為メ、約三週間松本助手ト共ニ出張セリ。
  ○イェール大学寄贈活働写真
 イェール大学プレス・フィルム・サーヴィス寄贈ノ米国史教育用映画「クロニクルス・オブ・アメリカ』フィルム十五編四十七巻到着シタルニヨリ、其ノ試写ヲ了ヘ、英文解説ノ邦訳ヲナシ、利用ニ必要ナル一切ノ準備ヲ済セタリ。
  ○助手
 松本法学士従来助手トシテ、本講座関係ノ事務ヲ担当シ勤務サレシガ、二個年満期ノ上、約一ケ月延期シタル後三月末日辞任セリ。
                           以上

 御協議ノ件
 目賀田男ノ補欠


集会日時通知表 昭和五年(DK450175k-0003)
第45巻 p.476 ページ画像

集会日時通知表 昭和五年        (渋沢子爵家所蔵)
十一月廿八日 金 午后三時 ヘボン講座ニ関スル会合(東京帝大内)
   ○是日開カレタル昭和五年度ノ委員会ニハ栄一欠席ス。


(高木八尺) 書翰 小畑久五郎宛昭和五年一二月二日(DK450175k-0004)
第45巻 p.476 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

ヘボン講座書類(一)(DK450175k-0005)
第45巻 p.476-477 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

ヘボン講座書類(一) 【「米国憲法・歴史及外交」講座報告 (自昭和五年四月至同 六年三月)】(DK450175k-0006)
第45巻 p.477-478 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

(高木八尺)書翰 小畑久五郎宛(昭和六年)六月一四日(DK450175k-0007)
第45巻 p.478 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

ヘボン講座書類(一) 【エー・ビー・ヘボン氏寄附に係る米国憲法 歴史及外交講座に関する概要】(DK450175k-0008)
第45巻 p.478-479 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

ヘボン講座書類(一) 【「米国憲法・歴史及外交」講座報告(自昭和六年四月至 七年三月)】(DK450175k-0009)
第45巻 p.479-480 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。