デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

大正15年12月7日（1926年）

是日、当会評議員会、日本倶楽部ニ於テ開カル。栄一出席ス。

（黒板勝美）書翰　　渋沢栄一宛　（大正一五年）一一月二八日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
粛啓　向寒之候愈御清祥御起居遊はされ候御事恐賀之至候、扨其後は公私忪忙御無沙汰にのみ打過御申訳無御座候、以御蔭聖徳太子奉讚会もさしたる過も無之進行いたし居候、来月七日午後五時より本年度評議員会を開催いたし候事と相成
総裁宮殿下も御合臨、賜餐の事に内定仕候、歳晩切迫御忙しき事とは万々奉察上候得共御都合被成下御賁臨を忝うし候はゝ幸甚之至候　○中略
　　十一月廿八日○大正一五年
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黒板勝美
　　　　渋沢子爵閣下
　　　　　　　　　梧右

集会日時通知表　　大正一五年　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
拾弐月七日　火　午後五時　聖徳太子奉賛会評議員会、引続キ久邇宮総裁殿下ヨリ賜餐（日本クラブ）

竜門雑誌　　第四六〇号・第七一頁　昭和二年一月
　　　　青淵先生動静大要
　　　　　　十二月○大正一五年中
七日　○中略　聖徳太子奉賛会評議員会及び同会総裁久邇宮殿下より賜餐（日本工業倶楽部《（ママ）》）

（増田明六）日誌　　大正一五年　　　　　　（増田正純氏所蔵）
十一月廿七日　土　晴　　　　　　　　　　　　　　　　出勤
○上略
本日の来訪者
○中略
2、高畠登代作　聖徳太子千五百年記念会《（マヽ）》の件
○下略