デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

6章 対外事業
1節 朝鮮
9款 中央朝鮮協会
■綱文

第54巻 p.438-439(DK540085k) ページ画像

昭和2年7月16日(1927年)

是日、朝鮮総督代理宇垣一成、当協会幹部ヲ東京会館ニ招待シテ午餐会ヲ催ス。栄一当協会ヲ代表シテ謝辞ヲ述ブ。


■資料

集会日時通知表 昭和二年(DK540085k-0001)
第54巻 p.438 ページ画像

集会日時通知表  昭和二年       (渋沢子爵家所蔵)
七月十六日 土 正午 宇垣一成氏より御案内(東京会館)


(中央朝鮮協会)会報 第六号・第八〇頁昭和二年一二月 総督代理主催午餐会(DK540085k-0002)
第54巻 p.438 ページ画像

(中央朝鮮協会)会報  第六号・第八〇頁昭和二年一二月
    総督代理主催午餐会
 宇垣総督代理は六月下旬上京滞在中、朝鮮関係の有力実業家を招待して懇話会を催ほされたが、之れに次で我が中央朝鮮協会の幹部を七月十六日正午東京会館に招待して午餐会を開かれた。当日主人側は宇垣総督代理・松村秘書官・久納副官で、協会側出席者は
 渋沢顧問   阪谷顧問 馬場専務理事 尾崎専務理事
 阿部専務理事 池辺理事 片山理事   宇佐美理事
 木村理事   弓削理事 白上理事   守屋理事
 中島主事
の十四名《(三)》であつた。午餐席上で宇垣総督代理から朝鮮統治開発上の感想を兼ねて挨拶があり、之に対し渋沢顧問本会を代表して謝辞を述べられ、併せて其の朝鮮懐旧談を試みられ、別室で記念の撮影をなし二時散会した。
  ○是日、当協会々長山県伊三郎欠席ノタメ、栄一当協会ヲ代表シテ挨拶ヲ述ベタリ。此ノ挨拶ノ記録ハ存セズ。(当協会主事中島司談)



〔参考〕(中央朝鮮協会)会報 第二五号・第八頁昭和九年四月 記憶を辿る(四)在昔朝鮮の展望 中島生(DK540085k-0003)
第54巻 p.438-439 ページ画像

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