公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15
第55巻 p.199-209（DK550040k）
大正12年6月11日（1923年）
是ヨリ先、中華民国ニ於ケル排日運動頓ニ熾烈トナリ、日中関係ニ重大ナル悪影響ヲ及ボスニ至ル。是日栄一、副会長和田豊治ト共ニ、当協会ヲ代表シテ、外務大臣内田康哉ト会見シ、当局ノ強硬態度ヲ要望ス。十四日、当協会幹事会ニ於テ、更ニ之ガ対策協議ノ上、十九日、日本工業倶楽部ニ、外務省亜細亜局長出淵勝次等外務省当局ヲ招キテ、当協会側ト意見ノ交換ヲ行フ。栄一、ソレゾレ出席ス。
二十五日、東京商業会議所ニ於テ、当協会・東京商業会議所及ビ東京実業組合聯合会ノ合同協議会開カル。栄一出席シ、座長トナリテ、排日運動防止対策ニ関スル議事ヲ司ル。
次イデ七月三日、当協会幹部ハ、東京銀行集会所ニ於テ、外務次官田中都吉・駐支公使芳沢謙吉・通商局長永井松三・亜細亜局長出淵勝次等外務省当局ト会シ、協議ス。栄一、会長トシテ出席シ、排日排日貨運動ニ対スル当協会ノ声明書ヲ発表ス。
| 掲載ページ 資料No. | 資料名 |
| 第55巻 p.199-200 （DK550040k-0001） | 集会日時通知表 大正一二年 |
| 第55巻 p.200-201 （DK550040k-0002） | 竜門雑誌 第四二一号・第六〇―六一頁大正一二年六月 ○支那排日問題対策 |
| 第55巻 p.201 （DK550040k-0003） | 中外商業新報 第一三三九一号大正一二年六月一五日 今や如何にも黙止し難い 渋沢栄一子談 |
| 第55巻 p.201-203 （DK550040k-0004） | 竜門雑誌 第四二二号・第六一―六四頁大正一二年七月 ○日華実業協会と支那排日貨運動 |
| 第55巻 p.203-204 （DK550040k-0005） | 中外商業新報 第一三四〇九号大正一二年七月三日 排日対策具体化す 日華実業の幹部 再度当局と会見 |
| 第55巻 p.204 （DK550040k-0006） | 中外商業新報 第一三四一〇号大正一二年七月四日 隠忍するにも程度がある 排貨の解決策と日華協会の声明 |
| 第55巻 p.204-205 （DK550040k-0007） | 日華実業協会書類 |
| 第55巻 p.205-206 （DK550040k-0008） | 日華実業協会書類 |
| 第55巻 p.206-208 （DK550040k-0009） | 〔参考〕東京商業会議所報 第六巻第七号・第一〇―一二頁大正一二年七月 ○委員会 |
| 第55巻 p.208 （DK550040k-0010） | 〔参考〕東京商業会議所報 第七巻第八号附録・第七七―七八頁大正一三年八月 ○協議会 |
| 第55巻 p.208-209 （DK550040k-0011） | 〔参考〕白岩竜平談話筆記 |