デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

補遺・追補

2章 追補
(既ニ款・項目ヲ定メテ収録セルモノヘノ追加)
節 [--]
款 [--] 4. 海外植民学校
〔第三十八巻所収〕
■綱文

第56巻 p.706-707(DK560162k) ページ画像

昭和6年11月16日(1931年)

是月十一日栄一歿ス。是日当校ニ於テ、栄一ノ追悼式ヲ催ス。


■資料

竜門雑誌 第五二〇号・第一〇五頁 昭和七年一月 海外殖民学校渋沢顧問追悼式(DK560162k-0001)
第56巻 p.706-707 ページ画像

竜門雑誌  第五二〇号・第一〇五頁 昭和七年一月
    海外殖民学校渋沢顧問追悼式
 海外殖民学校にては、青淵先生を顧問と仰いで来た関係から、昭和六年十一月十六日午前八時半より同校講堂に於て、顧問子爵渋沢栄一翁追悼式を催ふした。
      追悼式の次第
 一、讚美歌 五三番
 一、聖書朗読               酒井先生
 一、祈祷                 崎山先生
 一、開会之辞並追悼辞           今井先生
 一、讚美歌 三三二番           学生有志
 一、追悼辞                酒井先生
 一、同           正科二年代表 小野寺清
 一、同           正科一年代表 岡崎光
 一、同               校長 崎山先生
 - 第56巻 p.707 -ページ画像 
 一、閉会之辞               今井先生
 一、讚美歌 四六二番
 一、祈祷 主ノ祈
 尚ほ右に就て、渋沢敬三氏外御遺族一同へ、次の如く申送られた由である。
  右之次第により本日は特に授業を休み追悼式を挙行仕り候、本校に就ては特別に恩顧を賜り一同今更追悼を新にして感涙に咽び申候
  其の御高徳を慕ひ深く胸奥に持して将来の指針と致すべく期し申候、玆我等の敬慕措く能はざる翁の御霊の御平安を祈り、併せて御遺族各位の御健勝を祈り奉候
                 海外殖民学校長崎山比佐衛
                      外職員生徒一同