公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2025.03.25
デジタル版『渋沢栄一伝記資料』凡例
1. 公開の趣旨
2. 公開基準
3. テキスト化基準
1. 公開の趣旨
2. 公開基準
- 前提となる冊子版(書籍)・デジタル版の構造
- 冊子版『渋沢栄一伝記資料』の構成
【本編 第1~第57巻】
(1) 「目次」年代順(第1~第3巻)、事業別/年代順(第4~第57巻)に並べた出来事=見出し、および、見出しを年月日で細分化した詳細目次
(2) 「綱文」目次にあげる出来事についての要約文・解説文
(3) 「引用資料」綱文の典拠となった一つ或いは複数の資料
(引用資料名・著作者名・冊子版編纂時の原本所蔵者名を併記)
【本編 第58巻】
本編 第1~第57巻の索引巻
(1) 事業別年譜
(2) 総目次
(3) 五十音順款項目索引
【別巻 第1~第10】
(1) 原資料の種別(日記、書簡、講演、談話、遺墨、写真など)ごとに収録
(2) 「解題」収録資料の解題
(3) 「資料」
(4) 「宛名人名録」「講演総目録」「発信人名録」「竜門雑誌総目次」収録資料のリスト、参考リスト
- デジタル版では、冊子版構成要素の各々に固有のID(No.)を付与し、リスト化および再構造化を行った。そのため冊子版の通りに表現できていない箇所がある。
- 冊子版の構造による公開基準 (○:公開/×:未公開)
冊子版 | | デジタル版 |
本編(第1~第57巻) | テキスト | ページ画像 |
- | 表紙・裏表紙 | | × | × |
扉(標題紙) | × | ○ |
凡例 (第1巻・第30巻)
| ○ | ○ |
目次【綱文】A | × | ○ |
本文 | 目次【綱文】B | ○ | ○ |
引用資料名 著作者名・所蔵者名
| ○ | ○ |
引用資料テキスト
| ○ | ○ |
- | 後記・刊行事歴 (第57巻)
| ○ | ○ |
奥付 | ○ | ○ |
第58巻 | × | × |
別巻(第1~第10) | | テキスト | ページ画像 |
- | 表紙・裏表紙 | | × | × |
扉(標題紙) | × | ○ |
口絵 | ○ | ○ |
目次 | × | ○ |
本文 | 凡例・解題等 | ○ | ○ |
資料名 著作者名・所蔵者名
| ○ | ○ |
資料テキスト | ○ | ○ |
- | あとがき (第10)
| ○ | ○ |
奥付 | ○ | ○ |
- 目次【綱文】:本編(第1~第57巻)の目次と綱文はセットで掲載されるため「目次【綱文】」として扱う。綱文は、A.各冊巻頭の目次 および B.本文中の各項目直後 、C.第58巻「事業別年譜」の3箇所に掲載され、これらには文言の使用等に若干の差異がある。デジタル版では本文中に使用される「目次【綱文】B」を基準として採用する。
- 引用資料名・資料名:基本的に冊子版記載通りとしたが、以下の場合は補記を行った。
(1) 典拠となった資料原本により、明らかに冊子版の記載に誤記を確認したもの →[ ]で補記
(2) 同一の引用資料名・資料名が続く場合 →本文テキスト冒頭の任意の文字数を【 】で補記
- 著作者名:基本的に冊子版記載通りとしたが、「著作者名別リスト」掲載時に、別名・雅号・通称などは統一名称へ集約した。統一名称の採用にあたっては以下を参照した。
(1) 国立国会図書館 典拠データ検索・提供サービス
(2) VIAF:バーチャル国際典拠ファイル
(3) JapanKnowledge
そのほか、人名辞典類、紳士録、CiNii Research 等
- 著作権およびその他の権利による公開基準
- デジタル版では冊子版に収録された引用資料もしくは資料ごとに、著作権およびその他の権利を確認した。
- デジタル版では、日本の著作権法およびその他の権利を順守するため、以下のとおり公開・非公開の基準を設定した。
非公開の基準に該当する引用資料もしくは資料のテキストおよびページ画像は公開しない。
【公開】(1) 非著作物
(2) 著作権保護期間が満了した著作物
(3) 著作権保護期間中の著作物のうち、権利者より利用許諾を得た著作物
(4) 文化庁長官による裁定を受けた著作物
(5) 公益財団法人渋沢栄一記念財団が著作権を有する著作物(『渋沢栄一伝記資料』編纂委員による職務上の著作物等)
【非公開】(1) 前記【公開】以外の著作物
(2) 第三者の権利を侵害していることが懸念される著作物
(参考)日本国「著作権法」
(参考)デジタルアーカイブ学会「肖像権ガイドライン」
(参考)本文公開実験サイト 全文テキスト公開方針
- 著作権保護期間不詳の著作物については 「今後の公開に向けて」 に従い、著作権者の情報を捜すこととする。
- 冊子版(書籍)を見る方法。
(1) 渋沢史料館を利用する
1F「青淵書屋」(旧閲覧コーナー)でご利用いただけます。複写・貸出・撮影はできません。
入館には入場料が必要です。利用案内をご参照ください。
(2) 国立国会図書館 デジタルコレクションを利用する
著作権保護期間中の著作物を含むため、利用は以下に限られます。
国立国会図書館館内
個人向けデジタル化資料送信サービス
図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧
(3) 冊子版(書籍)を所蔵する図書館を捜す
以下のリンクから、冊子版を所蔵する図書館の検索が可能です。
各図書館ごとに利用条件が異なります。利用については、各図書館に直接お問い合わせください。
国立国会図書館サーチ (国立国会図書館) …国立国会図書館・公共図書館などの所蔵を検索
カーリル ローカル ((株)カーリル) …地域を撰んで公共図書館・大学図書館・専門図書館などの所蔵を検索
CiNii Research (国立情報学研究所) …大学図書館などの所蔵を検索
OCLC WorldCat (OCLC) …世界の図書館の所蔵を検索
- お気づきの点がございましたら、下記連絡先までお知らせください。
【連絡先】
公益財団法人渋沢栄一記念財団 情報資源センター
〒114-0024 東京都北区西ケ原2-16-1
電話:03-3910-0029 (火~土 10:00~17:00)
お問い合わせフォーム
※「情報資源センター」 > 「渋沢栄一関連コンテンツについて」をご選択ください。
3. テキスト化基準
- テキスト
- 文字コードはUnicodeとした。
- 原則として記載通りの文字とした。ただし、以下は置換した。
(1) 旧字 →新字(新旧文字置換対照表 参照)
(2) 合字 →ひらがな等 (例)ゟ →より
(3) 畳字 →ひらがな (例)ゝ、ゞ
(4) ○付き数字 →半角括弧 (例)① →(1)
(5) ローマ数字 →半角アルファベット「I(i)」「V(v)」「X(x)」 (例)Ⅶ →VII、ⅸ →ix
- アルファベット・算用数字は半角、和文中の記号は全角、英文中の記号は半角とした。
- 以下は使用しない。
(1) 機種依存文字
(2) 文字装飾(アンダーライン、強調文字、傍点情報)
- 以下は考慮しない。
(1) 書体
(2) 活字ポイント数
- 以下の場合は補記および訂正を行った。
(1) 冊子版における明らかな誤記・誤植 →該当文字の直後に[ ]で補記
(2) ルビ →該当文字の後ろに《 》で補記
ただし、ルビが熟語や単語中の一部に対するものの場合、検索の便をはかるため、熟語・単語を分断しない位置に挿入
(例)紡《ぼう》績 →紡績《ぼうせき》
(3)【綱文】に表出する以下の部分
年号の欠落部分 →当該箇所に[ ]で補記
連続する年号間の表記「-、―、~、_、・」 →「-」(半角ハイフン)に統一 (例)1872~1889→1872-1889
西暦は4桁表示に統一 (例)15 →1915
- テキスト表示できない文字については、以下の通りとした。
(1) Unicodeが確認できた文字は、コードを{NNNNN}と表示
(例)「U+2B77C」の場合 →{2B77C}
(2) Unicodeが存在しない文字・調査中の文字は、〓と表示
- 判読不能な文字・調査中の文字は、@と表示した。
- 図版・図表
- 図版・図表については、テキスト上表示できない。以下の通り代替表示あるいは目印表示を行った。
(1) 印章、屋号など、テキスト文中に挿入された小サイズの図版 →□印、□図(四角囲み文字「印」、「図」)
(2) 系図、証書など、テキスト文中に挿入された中サイズの図表や図版 →枠線+□図(四角囲み文字「図」)+テキスト…
(3) 統計表、描画、地図、写真など大サイズの図表や図版 →枠線+「図表を画像で表示」ボタン+【この図表に含まれる文字】+テキスト…
(4) (3)の種別(描画、地図、写真)および(3)に含まれる図版 →冒頭あるいは該当箇所に[img図]、[img地図]、[img写真]
- 図版・図表に含まれるテキストは、表出の順番の調整をとっていない。正確な表出の順番を確認する場合は「ページ画像」を参照のこと。
- 「本文公開実験版」 デジタルテキスト化に関する凡例(参考)