デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

1編 在郷及ビ仕官時代

2部 亡命及ビ仕官時代

4章 民部大蔵両省仕官時代
■綱文

第2巻 p.410-414(DK020092k) ページ画像

明治三年庚午六月(1870年)

民部省風浪ニ漂壊セル運租船舶ヲ区処スル方規ヲ府藩県ニ頒示ス。栄一租税正トシテ之ニ与ル。


■資料

大蔵省沿革志 租税寮第三・第四七―四九丁(明治前期 財政経済史料集成 第二巻・第二七四―二七五頁〔昭和七年六月〕)(DK020092k-0001)
第2巻 p.410-411 ページ画像

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法令全書 明治三年・第二四七―二四八頁 第四百二十八 六月(民部省)(DK020092k-0002)
第2巻 p.411-414 ページ画像

法令全書 明治三年・第二四七―二四八頁
第四百二十八 六月(民部省)
一貢米廻運船若難破ニ及ヒ漂着致シ候節ハ、其地方官ヘ直ニ注進致シ可受吟味旨船頭上乗等ヘ積渡之節屹度可申渡事
一海岸附地方ヘ難破漂着船有之節ハ至急注進可及旨兼テ地方官ヨリ可申付置事
一漂着船ノ注進有之候ハヽ速ニ役々致出張、難破ノ始末並ニ送状沢手濡米等ノ模様逐次糺問検査ヲ可遂、尤見分ノ次第ニ由リ其官庁ヘ呼出吟味裁判可致事
  但難破船ノ趣不取敢大蔵省並其貢米輸出ノ府藩県ヘ相届可申事
一沢手米ノ儀ハ精々千立、大沢手中沢手小沢手或ハ色付無難米等仕訳致シ可申、尤御蔵納ノ節見分ケ易キ様大中小沢手米之別ヲ証シ、其旨再送状ヘ委曲記載可致、若破船修理難相成候ハヽ別船ヘ積入再運送可致事
一若皆濡ニテ廻漕難相成節ハ其地方官ニ於テ入札払致シ、右代金ハ其
 - 第2巻 p.412 -ページ画像 
貢米輸出之地方官ヘ引渡其旨大蔵省ヘ相届運賃被下方失墜米取計方等ハ請取候方ヨリ同省ヘ可相届事
  但所売払相成候残リ沢手無難米等至テ石少数ニテ積廻シ難相成候ハヽ、所売払之儀本文同様取計、且海中掛ケ揚ケ米歩一渡方等ハ兼テ布告有之候浦高札之趣ニ可相心得事
一難破ニ及候始末吟味之上、乗組ノ者共私欲ハ勿論其他不審之筋有之候ハヽ一応当省ヘ届出置候テ、篤ト詮議之上罪状明白ニ候ハヽ、其旨詳細相認当人口書相添処置振当省ヘ可伺出事
  但処置相成候ハヽ夫々当人在籍之地方官ヘ其旨可相達事
一難破船之始末都テ不審之筋無之、全ク不意ニ難風ニ逢候ハヽ無余儀次第ニ付、失墜米之有無ニ不拘不及咎之沙汰事
  但シ日和見定方ニ付不念之筋有之候ハヽ、相当之咎申付其旨当省並其者在籍之地方官ヘ相届可申事
右ノ通相達候事
    六月(民部省)
                    東京府
                    京都府
                    大阪府
                    神奈川県
                    兵庫県
                    新潟県
                    佐渡県
戸籍編製等ノ儀ニ付テハ追テ一般ノ御規則御確定可相成候得共、長崎県ノ儀ハ目下耶蘇宗ノ混雑モ有之何分遷延難相成候間、差向別紙ノ通規則相立同県氏子改為致候間為心得別紙添相達候事
 (別紙)
                    長崎県
戸籍編製等ノ儀ニ付テハ追テ一般ノ御規則御確定可相成候得共、其管轄ノ地ハ目下耶蘇教ノ混雑モ有之何分遷延難相成候ニ付別紙ノ通差向規則相立候間先ツ右規則ニ従ヒ、氏子改可被取計候、尤自余委細ノ儀ハ渡辺弾正大忠其地出張イタシ候間可被打合候右相達候事
  氏子改仮規則
一華族ヨリ士族卒庶人ニ至ルマデ其地ノ籍ニ編入スル者ハ、都テ其産土神社ヘ名簿ヲ納メ神社ノ印証ヲ受所持可致事
  但入稼並奴婢等帰国ノ節ハ印証ヲ納メ名簿ヲ下渡可申事
一生児有之候ハヽ貴賤ニ不拘都テ産土神社ヘ小児ヲ社参為致、名簿ヲ納メ産土神社ノ印証ヲ受可申事
  但社参ノ日限ハ各地ノ風習ニ従フヘシト雖モ凡五十日ヲ越ユヘカラス
一産土神社ヘ納ル名簿ノ書法左ノ如シ
  紙品程村八ツ切
   諸族平民其外共通式

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               官位姓名印                  男                  女   年月日何刻出生         生児名 


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  以下p.413 ページ画像                某府 士卒 族                何某印                  男女   年月日何刻出生         生児名 


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             某府支配何郡何 町村                 何某印                  男女   年月日何刻出生         生児名 


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   年月日出生         官位姓名                    何歳 


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              某府 士卒 族   年月日出生           某                    何歳 


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             某府支配何郡何 町村   年月日出生           某                    何歳 



右名簿差出方、華族ハ当身士族ハ其支配役場、庶人ハ其村町庄屋年寄等ニテ取扱可申事、所用ノ印記ハ当人常用ノ実印ヲ用ヒ生児ノ分ハ其父ノ印記ヲ用ユヘキ事
産土神社ヨリ与フル印証札ノ書法左ノ如シ
紙品程村八ツ切
 諸族平民其外共通式

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   表  何町某神社氏子       官位  姓名 


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   裏          社務  年 月 日          姓実名印 


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           官位姓名印               男女  何町某神社氏子        生児名  年月日何刻出生 


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          社務  年 月 日          姓実名印 



右神社ノ印記ハ各社ニテ用ヒ来ル朱印ヲ用ユヘシ
一諸族平民其外ノ者ヨリ納ムル名簿ヲ検査シ、神社ノ印証ヲ渡ス等ノ取扱ハ社務人ノ任タルヘシ
一名簿ヲ納メ印証ヲ下渡セシ後ニテ各神社ノ社務人ヨリ氏子名簿ヲ作リ、管轄ノ地方官ヘ差出ヘシ、其書法左ノ如シ
 - 第2巻 p.414 -ページ画像 
  表紙
  国郡某 府藩県 氏子改帳
                     社務
    何神社                某
   国都村
    某神社氏子
一華族                 何人
  男    何人
 内
  女    何人
一士卒族                何人
  男    何人
 内
  女    何人
一士卒族                何人
  男    何人
 内
  女    何人
一平民
  男    何人
 内
  女    何人
 僧                  何人

 尼                  何人
  此外入嫁奴婢《(マヽ)》其外平民籍外ノ者モ都テ此法ヲ以テ書入ヘシ
一社限リ此ノ如ク取調結尾ニ社務人ノ姓名ヲ記入調印スヘシ
                    社務人
 年号干支月日               誰印
合神社何程
               合氏子人員 男 何人 女 何人
 如斯管轄内諸社総人数書認地方官員於テ左ノ通奥印ヲ加フヘシ前書ノ通相改申候処相違無之候仍奥書致印形候也
  年号干支月日              官員連名