デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
3款 特殊銀行 4. 台湾銀行
■綱文

第5巻 p.231-237(DK050054k) ページ画像

明治30年10月26日(1897年)

内閣ヨリ台湾銀行創立委員ヲ仰付ケラル。同三十二年七月四日免ゼラル。


■資料

官報 第四三〇七号〔明治三〇年一一月八日〕 叙任及辞令(DK050054k-0001)
第5巻 p.231 ページ画像

官報 第四三〇七号〔明治三〇年一一月八日〕
    叙任及辞令
             台湾事務局長  野村政明
            大蔵省監督局長  添田寿一
              正五位男爵  川口武定
                従四位  渋沢栄一
                正五位  原六郎
                正六位  高橋是清
                正六位  大倉喜八郎
                従六位  安田善次郎
                従六位  鶴原定吉
                     池田謙三
                     浜岡光哲
                     西村真太郎
                     大谷嘉兵衛
                     木原忠兵衛
  台湾銀行創立委員被仰付(各通)(十月二十六日内閣)


中外商業新報 第四六六二号〔明治三〇年八月二八日〕 台湾銀行創立委員任命遅延の内情(DK050054k-0002)
第5巻 p.231 ページ画像

中外商業新報 第四六六二号〔明治三〇年八月二八日〕
    台湾銀行創立委員任命遅延の内情
台湾銀行創立委員の候補者中には辞任を申出つるもの尠からず、当局者と候補者との間に交渉を要するがため任命の期日今日に遷延したりとは嘗て聞く所なるが、更に之が内情を糺すに、委員候補者中辞任を申出たるものは僅々たる人々に止まり、他に候補者を選定することは決して至難の業にもあらず、其今日まで任命なき次第は、恰も本件の事務を進めんとするに際し松方伯に避くべからざる要件起りたりと、且は委員の候補者中には避暑旅行中のもの甚だ多く従て委員を任命するも実際の業務は秋冷の候にあらざれば着手するを得ざれば寧ろ其間に於て充分適当なる候補者を選定せんとの方針を執りしによるものなるも、最早暑中休暇も前途一旬余となり朝野の人々も帝都に還るの期に切迫したれば来月中旬には必ず其任命あるべしと当局者は物語りぬ
 - 第5巻 p.232 -ページ画像 

銀行通信録 第一四五号・第一二三―一二四頁〔明治三〇年一二月一五日〕 台湾銀行設立委員会(DK050054k-0003)
第5巻 p.232 ページ画像

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銀行通信録 第一四六号・第一三八頁〔明治三一年一月一五日〕 台湾銀行創立委員会と其設立(DK050054k-0004)
第5巻 p.232 ページ画像

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銀行通信録 第一四七号・第二八五頁〔明治三一年二月一五日〕 台湾銀行創立の見合せ(DK050054k-0005)
第5巻 p.232 ページ画像

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中外商業新報 第四八七七号〔明治三一年五月一四日〕 台湾銀行設立委員会と特別補助(DK050054k-0006)
第5巻 p.232-233 ページ画像

中外商業新報 第四八七七号〔明治三一年五月一四日〕
    台湾銀行設立委員会と特別補助
台湾銀行設立委員会は其後久しく中止したるが、台湾幣制に対する政府の考案も決定したるより、一昨十二日前回に引続き設立委員会を開き、当日は井上大蔵大臣も臨席して種々協議する所ありし由なるが、結局委員会の考にては、台湾銀行は法律に規定しある五円以上の無記名式一覧払の手形発行の恩典のみにては充分に其の発達を期し難きを以て他に何等かの特別補助を要すといふにありて、当局者も其意見を容れ、政府は案を具して第十二議会に補助案を提出し、其通過を待て
 - 第5巻 p.233 -ページ画像 
愈々株式募集に着手することに決し散会したる由、又設立委員長は便宜上添田寿一氏其任に当り、吉井友兄氏幹事と為りたりといふ


銀行通信録 第一五五号・第一五〇八頁〔明治三一年一〇月一五日〕 台湾銀行創立委員会(DK050054k-0007)
第5巻 p.233 ページ画像

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銀行通信録 第一五六号・第一六四二頁〔明治三一年一一月一五日〕 台湾銀行創立に決す(DK050054k-0008)
第5巻 p.233 ページ画像

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中外商業新報 第五〇九七号〔明治三二年二月三日〕 台湾銀行設立委員会(DK050054k-0009)
第5巻 p.233 ページ画像

中外商業新報 第五〇九七号〔明治三二年二月三日〕
    台湾銀行設立委員会
台湾銀行設立委員会は予記の如く一昨一日午後六時より大蔵省に於て開会せられ、松方大蔵大臣、田尻次官、松尾理財局長、平山参与官、下阪参事官等列席し、渋沢、益田、大倉、安田、高橋、鶴原、大谷、西村、池田、後藤、水野、森田、楢原等の各委員出席し、先づ安田氏の提議に係る該銀行組織変更の件に就て討議し、それより銀券発行の利害等に就て熟議したるも、結局従来の計画を遂行することに決定して同十一時頃散会せりと云ふ


渋沢栄一 日記 明治三二年(DK050054k-0010)
第5巻 p.233-234 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治三二年
四月八日
 添田寿一氏来ル、台湾銀行ノコトヲ談ス
六月十五日
 六時帰宅更ニ松方大蔵大臣邸ニ開キタル台湾銀行懇親会ニ列ス、一
 - 第5巻 p.234 -ページ画像 
場ノ演説ヲ為ス


銀行通信録 第一六四号・第一〇三九頁〔明治三二年七月一五日〕 台湾銀行の設立(DK050054k-0011)
第5巻 p.234-235 ページ画像

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官報 第四八〇二号〔明治三二年七月五日〕 叙任及辞令(DK050054k-0012)
第5巻 p.235 ページ画像

官報 第四八〇二号〔明治三二年七月五日〕
    叙任及辞令
           台湾総督府民政長官  後藤新平
             大蔵省理財局長  松尾臣善
               内務書記官  森田茂吉
            公使館二等書記官  楢原陳政
                 正四位  水野遵
                 従四位  渋沢栄一
             従四位法学博士  添田寿一
                 正五位  原六郎
                 正六位  高橋是清
                 正六位  大倉喜八郎
                 正六位  柳生一義
                 従六位  安田善次郎
                 正七位  下阪藤太郎
                 勲五等  大谷嘉兵衛
                      池田謙三
                      浜岡光哲
                      西村真太郎
                      木原忠兵衛
                      松尾寛三
                      佐藤里治
                      土岐僙
  台湾銀行創立委員被免(各通)(七月四日内閣)


雨夜譚会談話筆記 上巻・第三〇二―三〇九頁〔大正五年一〇月―昭和二年一一月〕(DK050054k-0013)
第5巻 p.235 ページ画像

雨夜譚会談話筆記 上巻・第三〇二―三〇九頁〔大正五年一〇月―昭和二年一一月〕
    第十一回雨夜譚会
  昭和二年七月廿七日午後五時より飛島山邸にて雨夜譚会を開く。出席者は青淵先生、敬三氏、増田氏、渡辺氏、白石氏、小畑氏、高田氏、岡田、泉。
○中略
敬「台湾銀行に就てのお話を願ひます」
先生「台湾銀行も同じく松方さんの創立だらう。何んでも松方さんが一度海外旅行をして帰つてから、特殊銀行の創立を主唱したのである。之は台湾の統治に対するもので、私がどうしたと云ふ関係はありません。時々会議に出た事を憶へて居るが、それは創立委員であつたからであらう。初めの頭取は添田寿一氏で二代目が柳生一義氏であつたと思ふ」



〔参考〕銀行便覧 第四二九―四三一頁〔大正七年三月〕(DK050054k-0014)
第5巻 p.235-237 ページ画像

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