デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
3款 特殊銀行 4. 台湾銀行
■綱文

第5巻 p.237-238(DK050055k) ページ画像

明治32年9月26日(1899年)

是日台湾銀行台湾総督府構内ノ仮営業所ニ於テ営業ヲ開始ス。栄一株主タリ。


■資料

台湾銀行第一回半季報告(自明治三二年九月至同年一二月)(DK050055k-0001)
第5巻 p.237 ページ画像

台湾銀行第一回半季報告(自明治三二年九月至同年一二月)
    株主姓名表  (明治三十二年十二月三十一日現在)
  七五   渋沢栄一       東京



〔参考〕台湾銀行四十年誌 第二章・第一〇―一一頁〔昭和一四年八月〕(DK050055k-0002)
第5巻 p.237-238 ページ画像

台湾銀行四十年誌 第二章・第一〇―一一頁〔昭和一四年八月〕
    第二節 開業
 本行設立免許に次ぎ、明治三十二年六月十五日添田寿一氏頭取に、
 - 第5巻 p.238 -ページ画像 
柳生一義氏副頭取に任命せられたるを以て、同日東京市麹町区八重洲町に本行事務所を設け、翌十六日創立委員長より事務の引継を受け、七月五日創立総会を開き、営業に関する諸般の準備を為し、理事候補者及監査役の選挙を行ひ、理事候補者中、土岐僙、川崎寛美、辰野宗義、下坂藤太郎の四氏は翌六日理事に任命せられ、監査役には大倉喜八郎、西村真太郎、大谷嘉兵衛の三氏当選し何れも即日就任したり。
○中略
 是に於て本行は明治三十二年八月一日以降行員を採用し、同月十六日本店開業準備の為め、先発として土岐、川崎の二理事は渡台の途に上り、又下坂理事は神戸支店開業準備の為め同日神戸に赴き、添田頭取は同月二十二日を以て赴任し、柳生副頭取及辰野理事は事務所の残務を完了して、九月十六日出発渡台せり。而して当時本店は、日本銀行出張所即ち総督府構内旧清国政府庁舎跡の一部を借受け、仮営業所としたるが、九月二十六日を以て営業を開始し、同月二十九日始て銀行券を発行せり。又十月一日を以て日本銀行台北出張所より台湾島内に於ける金庫事務の引継を受けたり。尋で同月二日台南支店及台中、嘉義、宜蘭、鳳山、新竹、澎湖島、滬尾の七出張所に於ては、島内本支店出張所間の為替事務を、神戸支店に於ては一般の業務を開始し、斯て本行創立事務は玆に始て完了することを得たり。


〔参考〕渋沢栄 一日記 ○明治三三年(DK050055k-0003)
第5巻 p.238 ページ画像

渋沢栄一日記
   ○明治三三年
三月廿三日
午後五時銀行倶楽部ニ至リ添田台湾銀行頭取催ス処ノ宴会ニ列ス

〔参考〕渋沢栄一 日記 ○明治三六年(DK050055k-0004)
第5巻 p.238 ページ画像

   ○明治三六年
九月一日
六時銀行倶楽部ニ抵リ台湾銀行ヨリノ招宴ニ列ス食卓上柳生頭取ノ為メニ一場ノ演説ヲ為ス

〔参考〕渋沢栄一 日記 ○明治四一年(DK050055k-0005)
第5巻 p.238 ページ画像

   ○明治四一年
二月二十八日
銀行倶楽部ニ抵リ台湾銀行ニ於テ催ス所ノ晩飧会ニ出席ス