デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
4款 国立銀行及ビ普通銀行 4. 第二十国立銀行
■綱文

第5巻 p.284-285(DK050063k) ページ画像

明治10年7月11日(1877年)

是ヨリ先、栄一伊達宗城ノ依頼ニヨリ国立銀行創立ニ付キ指導スルトコロアリシガ、是日第二十国立銀行開業免状ヲ下付セラレ、同年八月十日開業セリ。開業後ニモ援助スルトコロ多シ。


■資料

(伊達宗城)書翰 渋沢栄一宛(明治一〇年)五月二六日(DK050063k-0001)
第5巻 p.284 ページ画像

(伊達宗城)書翰 渋沢栄一宛(明治一〇年)五月二六日(渋沢子爵家所蔵)
○上略
□□《(不明)》弊家限り銀行創立之義西園寺より御相談及候処至極便宜之法ニ付決定可然旨御教示之赴敬承公成よりも承候、旁於下拙着手可然と考申候、就而ハ万般之都合公成より両希願候通御繁務之際気之毒千万なから皆悉御指揮結構被下度改而懇願申候、右等御報旁□略如此候、御判読希候 頓首
  五月廿六日                     宗城
   渋沢先生坐下
  ○本書翰前部ニ渋沢栄一ノ渡清並ビニ西南役ヲ記セルニヨリ明治十年ト推定セラル。


(小島邦重)書翰 渋沢栄一宛(明治一〇年)八月一〇日(DK050063k-0002)
第5巻 p.284 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

(西園寺公成)書翰 渋沢栄一宛(年不詳)一二月三〇日(DK050063k-0003)
第5巻 p.284-285 ページ画像

(西園寺公成)書翰 渋沢栄一宛(年不詳)一二月三〇日(渋沢子爵家所蔵)
拝呈仕候、寒気難耐御坐候処弥御安清被成御坐珍重奉抃賀候、然ハ従来第二十銀行ニテハ格別□《(之カ)》御世話相成御高庇ニ而営業罷在候末此節ハ別而御高配ヲ相備、已ニ興廃之際ニ相成候処御親切ニ依リ先々大崩ニ不相至取続営業仕候様相成候は社員一同大幸不過之候、此度之儀ハ社員一同銘心難有奉存候儀ニ御坐候、依之甚粗薄之至ニ御坐候得共、兼而伊達従二位ヨリ御依頼仕候儀モ御坐候間掛地壱軸奉相入貴覧度、又例年之通銀行ヨリ歳末之御祝儀之為反物晋呈仕度、右ハ頭取可申上処御承知之通之次第ニ御坐候間、衆員ニ相代リ小子ヨリ申上候間宜敷御承知被下御笑留被成下候ハヽ取締役小嶋始出精之至リニ御坐候、此段如是ニ御坐候 以上
 - 第5巻 p.285 -ページ画像 
  十二月卅日               西園寺公成
   渋沢栄一様


(杉山勧)書翰 渋沢栄一宛 (明治一二年カ)一二月二九日(DK050063k-0004)
第5巻 p.285 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

〔参考〕銀行課第一次報告(DK050063k-0005)
第5巻 p.285 ページ画像

  ○大蔵省編「銀行課第一次報告」(自明治六年七月至明治十二年六月)ニ依レバ、第二十国立銀行ノ創業当時ノ状況左ノ如シ。

図表を画像で表示--

 国立銀行名称  開業免状下付   資本金額    資本増減  同上年月  資本金現高         開業日      発行紙幣高               発行紙幣現高 東京第二十   十年七月十一日  二五〇、〇〇〇             二五〇、〇〇〇         十年八月十日   二〇〇、〇〇〇             二〇〇、〇〇〇