デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
6款 択善会・東京銀行集会所
■綱文

第6巻 p.377-378(DK060105k) ページ画像

明治28年3月15日(1895年)

是ヨリ先、病ヲ得テ大磯ニ転地療養ス。即チ本会ノ決議ニヨリ豊川良平総代トシテ見舞ニ赴ク。是日栄一右ニ付キ謝辞ヲ述ブ。


■資料

集会録事 自明治二十六年一月(DK060105k-0001)
第6巻 p.377-378 ページ画像

集会録事 自明治二十六年一月    (東京銀行集会所所蔵)
    ○第百四十八回定式集会録事 ○明治二八年一月九日
次ニ委員長旧冬来久敷病気ノ処、頃日転地療養ノ為メ大磯ニ滞留セラルヽヲ以テ、同盟銀行ヨリ慰問ノ為メ総代派遣ノ件ヲ協議シタルニ満場一致之ヲ賛成シ、而シテ其総代ニハ委員豊川良平氏ヲ推挙シ、書記長山中譲三氏同行スヘキコトニ議決セリ
次ニ株式会社帝国商業銀行来ル十一日ヨリ開業スヘキニ付、当銀行集会所同盟ニ加入ノ照会アリタル旨ヲ告ケ、之カ可否ヲ協議シタルニ、満場一致之ヲ承諾スヘキコトニ議決セリ
次ニ書記長山中譲三氏事務勉励ニ付、本月ヨリ月俸金拾円増給ノ件ヲ協議シ、異議ナク之ヲ議決セリ
    ○第百四十九回定式集会録事 ○明治二八年二月一五日
又一月定式会ニ於テ協議シタル渋沢委員長ヲ大磯療養地ニ慰問ノ件ハ其十一日委員豊川良平君並書記長山中譲三両君参候致候処、渋沢君頗ル満足ニテ諸君ノ厚意ヲ感謝セラレタリ
又同会ニ於テ決議シタル帝国商業銀行本会ヘ加盟ノ手続相済ミ、乃チ会員トシテ原六郎、浅田正文、藤尾録郎ノ三君出席セラルヘキ通牒アリシカ、本日ハ原君差支ニテ浅田、藤尾両君出席セラレタレハ、例ニ依リ両君ヲ紹介ス
右ニテ会事竣リ晩餐ノ後八時下退会セリ
      当日出席者
         第一国立銀行   佐々木勇之助 ○外二九名氏名略
    ○第百五十回定式集会録事 (印)
明治二十八年三月十五日午後四時ヨリ同盟銀行第百五十回定式会議ヲ開キ来会スルモノ二十六名ナリ
渋沢委員長ハ会長席ニ着キ、昨年十一月以来病気ニ罹リ治療ノ後久シク転地加養アリシ為メ、数回ノ会同ニ欠席シタリシカ、頃日全ク平常ニ復シ、本日参会シタル旨ヲ陳ヘ、且病気中ハ特ニ同盟銀行諸君ノ総代トシテ委員豊川良平君ヲ以テ遠路マテ慰問セラレタルコトヲ感謝セ
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ラレタル後、左ノ二件ヲ報道セリ
第四国立銀行東京支店支配人大泉遵誼氏病死セラレタルニ付、当分ノ内本間金弥氏同支店支配人代理スヘキ旨通知アリシコト、又第五国立銀行取締役平田正之氏本月ヨリ会員トシテ出席ノ事
又来ル四月開クヘキ関東銀行定式会開催期日ヲ協議シタリシニ、其十三日午後一時ヨリ会議ヲ開キ後向島八百松ニ於テ懇親会ヲ催フスヘキコトトナシ、其経費ハ総テ昨年ノ例ニ準スヘキコトニ決定シ、晩餐ノ後七時下散会セリ
      当日出席者
         第一国立銀行   渋沢栄一 ○外二五名氏名略