デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

2章 交通
2節 鉄道
17款 函樽鉄道株式会社(北海道鉄道株式会社)
■綱文

第9巻 p.158-159(DK090018k) ページ画像

明治29年1月(1896年)

栄一、函樽鉄道株式会社創立発起人トナリ、是月小樽函館間鉄道敷設免許ヲ請願シタルモ、未ダ政府ノ方針定ラズシテ却下サル。五月北海道鉄道敷設法公布セラルルニ及ビ、六月再願シ、翌三十年四月仮免状ノ下附ヲ受ケシモ資金募集ニ悩ミ組織未ダ成ラズ。


■資料

日本鉄道史 中篇・第六四〇―六四一頁〔大正一〇年八月〕(DK090018k-0001)
第9巻 p.158 ページ画像

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青淵先生六十年史 第二巻・第一〇〇二頁 〔明治三三年二月〕(DK090018k-0002)
第9巻 p.158-159 ページ画像

青淵先生六十年史  第二巻・第一〇〇二頁〔明治三三年二月〕
函樽鉄道株式会社ハ明治廿九年一月、先生及森岡昌純・近藤廉平・加藤正義・原六郎・今村清之助・浅田正文等ノ発起ニ係ル、資本金ハ八
 - 第9巻 p.159 -ページ画像 
百万円ニシテ函館小樽間百五十哩ノ鉄道ヲ敷設セントスルモノナリ、然ルニ金融逼迫ノ為メ一時其計画ヲ中止セリ○下略
  ○北海道鉄道敷設法案ハ明治二十九年二月十日貴族院議員近衛篤麿外二名ヨリ提出シ、貴族院並ニ衆議院ニ於テ修正セラレシ後、三月二十六日両院協議会ニテ可決セラレ、五月十四日法律第九十三号ヲ以テ該法公布セラル、右敷設法ニヨレバ北海道予定鉄道線路ハ旭川・網走間外五線ニシテ後志国小樽ヨリ渡島国函館ニ至ル鉄道亦之ニ含マル、之ガ資金ノタメ三千三百万円ノ公債(五分利)ヲ三十年度ヨリ漸次募集スルモノトス。


青淵先生公私履歴台帳 明治三十三年五月十日調(DK090018k-0003)
第9巻 p.159 ページ画像

青淵先生公私履歴台帳  明治三十三年五月十日調
                    (渋沢子爵家所蔵)
明治廿九年
一函樽鉄道株式会社ノ発起人トナリ其創立ニ尽力ス
  本会社ハ函館小樽間ニ鉄道ヲ布設セントスルモノニシテ、其発起人ニ加リ創立ニ尽力セリ、其後金融逼迫ニ際シ一時中止セシカ卅二年ニ至リ其再興ニ助力シ遂ニ会社成立ヲ見ルニ至レリ、即チ推サレテ相談役トナリ現ニ其職ニアリ


中外商業新報 第四一七〇号〔明治二九年一月一七日〕 函樽鉄道株式会社発起人の集会(DK090018k-0004)
第9巻 p.159 ページ画像

中外商業新報  第四一七〇号〔明治二九年一月一七日〕
    函樽鉄道株式会社発起人の集会
 函館・小樽間鉄道発起人は一昨十五日築地柳花苑に集会を催し先づ委員の選挙をなせしに
 渋沢栄一 森岡昌純 荘田平五郎 近藤廉平 原六郎 今村清之助
 浅田正文 園田安賢《(園田実徳カ)》 阿部興文 阪本則美(以上東京の部)
 平田文右衛門 小川為次郎(以上函館の部)
 竹村藤兵衛 朝尾春直(以上京都の部)
 片岡直温(大阪) 高野源之助(小樽) 対島嘉三郎(札幌)
の諸氏当選し、尚委員長に森岡昌純氏を推し仮事務所を日本橋区新右衛門町に設置することに決して散会せりと云ふ。