デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
16節 製綱業
1款 東京製綱株式会社
■綱文

第12巻 p.111-117(DK120014k) ページ画像

明治26年7月15日(1893年)

当会社、商法ノ施行ニ因リテ東京製綱株式会社ト改称ス。栄一取締役トナリ、爾後毎期重任シ、明治三十一年七月取締役会長ニ推サル。


■資料

(東京製綱株式会社)実際考課状 第一三回後半期 明治二七年一月(DK120014k-0001)
第12巻 p.112 ページ画像

(東京製綱株式会社)実際考課状 第一三回後半期 明治二七年一月
    ○株主総会決議之事
一東京製綱株式会社第拾弐回定式総会ヲ明治廿六年七月十五日日本橋区兜町壱番地第壱国立銀行楼上ニ開キ、前期間業務ノ顛末及諸勘定ノ要領ヲ報告シ、同期割賦金等ノ計算ヲ議決セリ
一同日臨時総会ヲ開キ、商法ノ旨趣ニ基キ定款改正案提出ノ処、原案ノ通可決セリ
一同日渋沢栄一・渡部温・益田孝ヲ取締役ニ予撰シ、互撰ヲ以テ渡部温ヲ社長トシ、亦浅野総一郎・深山小兵衛ヲ監査役ニ予撰セリ
一十月二日臨時総会ヲ召集シ、農商務省ヘ出願シタル定款中不都合ノ廉之アリ改正致ス可キ旨達セラレタルニ付、当日資本金減額、原資償還積立金及賞与金等ノ割合ヲ議決セリ
    ○出願之事
一十月十八日定款改正ノ義再ヒ農商務省ヘ出願ニ及タル処、十月廿六日付ヲ以テ認可セラレタリ
    ○役員之事
一十月廿六日付ヲ以テ定款改正ヲ認可セラレタルニ依リ、十一月六日取締役・監査役トモ各上任セリ
   ○右株主総会決議事項中資本金減額トアルハ、公称資本金二十万円(払込十二万円)ナリシヲ、資本金十二万円全額払込ニ改メタルコトナリ。


庶政要録 工部会社丁 明治廿六年(DK120014k-0002)
第12巻 p.112-115 ページ画像

庶政要録 工部会社丁 明治廿六年 (東京府文庫所蔵)
    定款認可願
商法施行条例第十条ニ拠リ別冊東京製綱株式会社定款差出候間御認可被成下度此段奉願候也
            東京市麻布区麻布本村町百四拾五番地
               東京製綱株式会社長
  明治廿六年十月十八日 渡部温
    農商務大臣 伯爵 後藤象二郎殿

  東京製綱株式会社定款
    第一章 総則
第一条 当会社ハ明治廿年四月一日ノ創立ニシテ有限責任東京製綱会社ト称セシヲ、玆ニ東京製綱株式会社ト改称ス
第二条 当会社ハ東京市麻布区麻布本村町百四拾五番地ニ在リ
第三条 当会社ハ蒸汽機関ヲ以テ各種之綱具ヲ製造スルヲ業トス
第四条 当会社ノ資本金ハ拾弐万円ニシテ、之ヲ弐千四百株ニ分チ壱株ヲ五拾円トス
第五条 当会社ノ営業年限ハ明治廿年四月一日ヨリ満三拾ケ年トス
  但満期ノ際株主ノ決議ヲ以テ営業ヲ継続スルコトヲ得
    第二章 株式之事
第六条 当会社ハ壱株毎ニ株券壱通ヲ作リ之ヲ株主ニ交付ス
第七条 株券ヲ毀損シタル者ハ其旨ヲ書面ニ記シ株券ヲ添ヘ引換ヲ請求スルコトヲ得
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第八条 株券ヲ焼亡紛失シタル者ハ其事由ヲ記シタル書面ニ、証人二名以上連署シテ新ニ株券ノ交付ヲ請求スルコトヲ得、此場合ニ於テハ当会社ハ請求者ノ費用ヲ以テ其旨ヲ三日間新聞紙ニ公告シ、三十日ヲ経テ故障ヲ生セザルトキハ其請求ニ応スベシ
第九条 第七条・第八条ノ場合ニ於テハ請求者ヨリ手数料トシテ株券壱通ニ付金弐拾銭ヲ納メシムベシ
第十条 株主住所ヲ転スルトキ及姓名ヲ更ヘ又ハ実印ヲ改メタルトキハ(印鑑ヲ添ヘ)其旨ヲ当会社ヘ届出ベシ
第十一条 株式ヲ売買授受セントスル者ハ当会社所定ノ書式ニ従ヒ証書ヲ作リ株券ニ添ヘ名義書換ヲ請求スベシ、然ルトキハ当会社ハ之ヲ株式名簿ニ照査シ其名義ヲ書換フベシ
  但書換手数料ハ株券壱通ニ付金五銭トス
第十二条 株式所有主死亡シタルトキハ其相続人或ハ遺言執行者若クハ遺産管理人ヲ以テ株式ノ所有者ト認ムベシ
第十三条 売買譲与若クハ其他ノ方法ヲ以テ株式ヲ取得シタル者ハ、名義書換ヲ了リタルトキヨリ従前ノ株式ト同一ノ権利ヲ有シ義務ヲ負フベシ
    第三章 取締役及監査役之事
第十四条 株主ハ通常総会ニ於テ、六拾株以上ヲ所有スル株主中ヨリ取締役三名、監査役弐名ヲ選挙スベシ
第十五条 取締役ノ任期ハ三ケ年トシ、監査役ノ任期ハ二ケ年トス
  但満期ノ後再選ヲ得タル者ハ重任スルコトヲ得
第十六条 取締役又ハ監査役ニ不時ノ欠員アルトキハ、臨時総会ヲ開キ其補欠員ヲ選挙スベシ
  但補欠員ノ任期ハ前任者ノ任期ニ同ジ
第十七条 取締役ハ其所有ノ株式六拾株ヲ当会社ニ預ケ、在任中ハ之ヲ引出スコトヲ得ズ
第十八条 取締役ハ会社一切ノ業務ヲ総括シ、之ヲ施行スルノ権ヲ有ス、然レトモ法津・命令・定款及総会ノ決議ヲ遵守スベシ
第十九条 監査役ハ取締役ノ業務施行ガ法津・命令・定款及総会ノ決議ニ適合スルヤ否ヤ監視スベシ
第二十条 監査役ハ計算書・財産目録・貸借対照表・事業報告書、利足又ハ配当金ノ分配案ヲ撿査スベシ
第二十一条 取締役ハ同僚中ノ壱名ヲ選テ社長ト為スベシ
第二十二条 社長ノ給料ハ株主総会ニ於テ協議ヲ以テ之ヲ定ムベシ
第二十三条 取締役及監査役ニ対スル報酬ハ第三十九条第二項賞与金ノ内ヨリ仕払フベシ、其配当方法ハ取締役監査役ノ協議ニ依ル
    第四章 株主総会之事
第二十四条 株主総会ハ通常総会・臨時総会ノ二種トス
第二十五条 通常総会ハ毎年一月及七月ニ召集シ、臨時総会ハ取締役又ハ監査役ニ於テ必要ト認ムルトキ又ハ総株数ノ五分ノ一以上ニ当ル株主ノ請求アリタルトキ之ヲ召集スルモノトス
第二十六条 総会ヲ招集スルニハ時日・場所・会議ノ目的及事項ヲ記載シタル書面ヲ以テ会日ヨリ十五日以前ニ各株主ヘ通知スルコトヲ
 - 第12巻 p.114 -ページ画像 
要ス
  但急速ヲ要シ止ムヲ得ザル場合ニハ、本条ノ期間ヲ短縮スルコトアルベシ
第二十七条 株主ヨリ臨時総会ノ召集ヲ請求スルトキハ、其目的ヲ明記シテ当会社ニ差出スベシ
第二十八条 取締役ハ前条ノ請求ヲ受ケタル日ヨリ三十日以内ニ召集ノ手続ヲ為スベシ
第二十九条 総会ニ於テハ総株金ノ少ナクトモ四分ノ一ヲ有スル株主出席ヲ要ス
第三十条 総会ニ於テ出席株主定数ニ満タザレバ仮ニ決議ヲ為シ、十五日以内ニ再ヒ総会ヲ召集スベシ、其通知ニハ第一総会ノ決議ヲ明記シ、且第二ノ総会ニ於テ出席株主議決権ノ多数ヲ以テ第一総会ノ決議ヲ認可シタルトキハ、之ヲ有効ト為スベキ旨ヲ明告スベシ
第三十一条 総会ノ議長ハ社長之ニ任スベシ、社長出席セザルトキハ取締役代テ議長トナルベシ、若シ又取締役出席セザルトキハ株主中ノ一名ヲ推シテ議長ト為スベシ
第三十二条 総会ノ議長ハ、会議ヲ延期シ会場ヲ転ズルコトヲ得
  但延期会ニ於テハ、最初ノ総会ニ於テ議了セザリシ事件ノ外他ノ事件ヲ議スルコトヲ得ズ
第三十三条 総会ノ決議ハ出席株主議決権ノ過半数ニ依ル、若シ可否同数ナルトキハ議長ハ自己議決権ノ外決票ヲナスコトヲ得
第三十四条 総会ノ決議シタル事項ハ決議録ニ登載シ、取締役署名捺印ノ上之ヲ保存シ、其謄本ヲ作リテ各株主ニ送付スベシ
第三十五条 株主ハ総会ニ於テ壱株毎ニ壱個ノ議決権ヲ有ス
第三十六条 株主未丁年ナルカ若クハ瘋癲白痴ナレバ、後見人又ハ其他ノ正当ナル代理人之ニ代テ総会ニ出席スルコトヲ得
第三十七条 株主自ラ総会ニ出席スルコト能ハサルトキハ、当会社所定ノ書式ニ従ヒ委任状ヲ作リ株主中ノ一人ヲシテ代理セシムルコトヲ得
    第五章 計算ノ事
第三十八条 当会社ハ一年ヲ二期ニ分チ、一月ヨリ六月迄ヲ前期トシ七月ヨリ十二月迄ヲ後期トシ、毎期尽日ニ其総勘定決算ヲ為スモノトス
第三十九条 毎期総収益金ノ内ヨリ営業上一切ノ経費及損失ヲ引去リタルモノヲ利益金トナシ、之ヲ分割配当スルコト左ノ如シ
  第一項 利益金高百分ノ二十 原資償還積立金
   是ハ当会社ノ家屋・諸器械類ノ原資償還ノ為メ、毎期利益金ノ内ヨリ之ヲ積立ル者トス、但当会社ノ原資金額ニ充ルヲ以テ止ム
   此積立金ハ取締役ノ協議ヲ以テ確実ナル銀行ニ預ケ又ハ有価証券ヲ買入レ保存スル者トス、尤モ運転資金不足スル場合ニ於テハ取締役ノ協議ニ依リ一時流用スル事ヲ得ベシ
  第二項 利益金高百分ノ十五 賞与金
   是ハ取締役及監査役ノ報酬、支配人以下傭員及職工等ノ賞与ト
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シテ毎期利益金ノ内ヨリ之ヲ引去リ、取締役監査役ノ協議ヲ以テ其配当ノ額ヲ定ムベシ
  第三項 第一項・第二項ノ金額ヲ引去リタル残額ヲ総会ノ決議ニ従ヒ之ヲ分配スルモノトス
右之通相定候也
  明治廿六年 月


(東京製綱株式会社)実際考課状 第一六回 明治二八年七月(DK120014k-0003)
第12巻 p.115 ページ画像

(東京製綱株式会社)実際考課状 第一六回 明治二八年七月
    ○株主総会決議之事
一東京製綱株式会社第拾五回通常総会ヲ、明治廿八年一月十六日日本橋区兜町壱番地第壱国立銀行楼上ニ開キ、前期間業務ノ顛末及諸勘定ノ要領ヲ報告シ、同期割賦金等ノ計算ヲ議決セリ
一三月四日臨時総会ヲ開キ分工場設立、資本金増額、定款改正ノ議案ヲ提出シ原案ノ如ク議決セリ
    ○分工場設置之事
一当社製綱ノ販路次第ニ拡張シ殊ニ関西地方ノ需要大ニ増加セシヲ以テ、神戸市兵庫入江町五丁目弐番地ヨリ五番地ニ至ル合計千七百六拾八坪ヲ代金六千八百九拾五円弐拾銭ニテ購入シ、分工場ヲ設置スルコトトナシ、目下設計中ナリ
    ○製綱機械購入之事
一兵庫分工場ヘ設置スベキ製綱機械一式並ニ本社ヘ増設スベキ機械数台ヲ競争入札ニ附セシニ、三井物産合名会社ヘ落札注文セリ


(東京製綱株式会社)実際考課状 第一七回 明治二九年一月(DK120014k-0004)
第12巻 p.115 ページ画像

(東京製綱株式会社)実際考課状 第一七回 明治二九年一月
    ○製綱機械到着之事
一曾テ三井物産合名会社ヲ経テ英国ニ注文セシ兵庫分工場ヘ設置スベキ製綱機械ハ、十月七日ヲ以テ到着シ、目下据付中ナリ


(東京製綱株式会社)実際考課状 第一八回 明治二九年七月(DK120014k-0005)
第12巻 p.115 ページ画像

(東京製綱株式会社)実際考課状 第一八回 明治二九年七月
    ○分工場開業之事
一兵庫分工場ノ建築ハ廿八年八月六日ヲ以テ起工シ、廿九年一月七日ヲ以テ竣成ヲ告ゲタリ、先是製綱機械ハ既ニ其据付ヲ完了シタルモ原働機ハ二月廿五日ニ至リ試運転ヲ行フヲ得テ、三月二日ヲ以テ開業式ヲ挙行セリ
    ○製綱機械増設之事
一曩ニ三井物産合名会社ヲ経テ英国ニ註文セシ製綱機械ハ一月十七日ヲ以テ到着シ、本社ニ増設シタリ


(東京製綱株式会社)実際考課状 第一九回 明治三〇年一月(DK120014k-0006)
第12巻 p.115-116 ページ画像

(東京製綱株式会社)実際考課状 第一九回 明治三〇年一月
    ○株主総会決議之事
一十一月五日○明治二九年臨時総会ヲ第一銀行楼上ニ開キ、定款第十五条ニ拠リ取締役・監査役満期改撰ノ結果、投票多数ヲ以テ渋沢栄一・渡部温・矢野次郎ヲ取締役ニ選挙シ、更ニ互選ヲ以テ渡部温ヲ社長ニ選任シ、亦浅野総一郎・深山小兵衛ヲ監査役ニ再選シ、各就任ヲ承
 - 第12巻 p.116 -ページ画像 
諾シタリ


(東京製綱株式会社)事業報告書 第二二回 明治三一年七月(DK120014k-0007)
第12巻 p.116 ページ画像

(東京製綱株式会社)事業報告書 第二二回 明治三一年七月
    ○株主総会決議之事
一東京製綱株式会社第弐拾壱回通常総会ヲ明治三十一年一月十七日日本橋区兜町壱番地第一銀行楼上ニ開キ、前期間業務ノ顛末及諸勘定ノ要領ヲ報告シ、同期割賦金等ノ計算ヲ議決セリ
一同日臨時総会ヲ開キ定款改正案並ニ取締役監査役年給及借入金ニ関スル議案ヲ提出シ、原案ノ通リ可決セリ
一右議了後、定款第拾四条ニ拠リ取締役・監査役満期改選ノ結果、投票多数ヲ以テ渋沢栄一・渡部温・矢野二郎・深山小兵衛・山田昌邦ノ五氏ヲ取締役ニ選挙シ、更ニ互選ヲ以テ渡部温氏ヲ専務取締役社長ニ選定シ、亦浅野総一郎・赤松範一ノ両氏ヲ監査役ニ選挙シ、各就任ヲ承諾セリ


青淵先生六十年史 (再版) 第二巻・第四四―四五頁 〔明治三三年六月〕(DK120014k-0008)
第12巻 p.116 ページ画像

青淵先生六十年史(再版) 第二巻・第四四―四五頁〔明治三三年六月〕
    第二十五章 製綱業
○上略
近時工業進化ノ結果ハ、鋼索ヲ以テ麻綱ニ代フルノ必要ヲ認ムルニ至リ、殊ニ新式軍艦ノ如キハ鋼索ノ方殆ント大部分ヲ占ムル姿トナリ、其他礦山用・吊橋用・石油鑿井用等ニ使用スル綱類モ漸次麻綱ヲ去テ鋼索ヲ採ルノ時期ニ向ヒ来レリ、然トモ現今我国ニ在テハ未タ一箇所モ鋼索製造所ノ設ケナキヲ以テ、同社ニ於テハ機先ヲ制シテ該業ヲ企図スルノ得策ナルヲ認メ、三十年四月二十六日臨時総会ニ於テ、鋼索製造ノ為メ東京市深川区東大工町四十八番地ニ深川分工場ヲ設置スル事ニ決シ、爾後其施設着々進渉《(捗)》シ工場ノ建築竣成ヲ告クルニ至レリ、又英国ヘ注文セシ鋼索製造機械ハ一月以降漸次到着シ、且ツ業務伝習ノ為メ英国ヨリ招聘セシ技師・職工長等モ来着セルヲ以テ、三十一年下半季ヨリ「ワイヤ・ローフ」製造ヲ開始セリ


中外商業新報 第四五四六号 〔明治三〇年四月一五日〕 東京製綱会社の事業拡張(DK120014k-0009)
第12巻 p.116 ページ画像

中外商業新報 第四五四六号 〔明治三〇年四月一五日〕
    東京製綱会社の事業拡張
東京製綱会社にては、従来の製綱外に鋼索製造を為すため第二分工場を設置する筈にて、従来の資本金廿万円を三十六万円に増加し、其増加株三千二百株は旧株四株に付三株の割にて配当し、来る六月迄に四万円、来る三十二年十二月までに十二万円を募集する筈にて、来る廿六日第一銀行に株主総会を開き之を決議するといふ


(東京製綱株式会社)事業報告書 第二三回 明治三二年一月(DK120014k-0010)
第12巻 p.116-117 ページ画像

(東京製綱株式会社)事業報告書 第二三回 明治三二年一月
    ○株主総会決議之事
一東京製綱株式会社第弐拾弐回通常総会ヲ明治三十一年七月十三日日本橋区坂本町銀行集会所楼上ニ開キ、前期間業務ノ顛末及諸勘定ノ要領ヲ報告シ、同期割賦金ノ計算ヲ議決セリ
一右議了後取締役会ヲ開キ、渡部温氏病気ニ依リ専務取締役社長ノ任
 - 第12巻 p.117 -ページ画像 
ヲ辞シテ取締役ニ留任スルノ件ヲ承認シ、更ニ取締役ノ互選ヲ以テ渋沢栄一氏ヲ取締役会長ニ、山田昌邦氏ヲ恵務取締役《(専)》ニ選挙シ、各就任ヲ承諾セリ


(東京製綱株式会社)報告書 第三四回 明治三七年六月(DK120014k-0011)
第12巻 p.117 ページ画像

(東京製綱株式会社)報告書 第三四回 明治三七年六月
    ○株主総会
十二月十二日第三十三回定時総会ヲ京橋区西紺屋町十九番地東京地学協会ニ開ク○中略引続キ臨時総会ヲ開キ、定款追加第一条ヲ左記ノ通リ改正、及専務取締役年俸増額ノ件ヲ可決シ、終テ取締役及監査役トモ明治三十七年一月ヲ以テ任期満了ニ付予選投票ヲ執行スルニ当リ、投票省略前任者重任ヲ望ムトノ動議アリ、全会一致ヲ以テ之ヲ可決シ、各取締役及監査役ノ諸氏就任ヲ承諾セリ
     (改正)定款追加 ○略ス


(東京製綱株式会社)報告書 第四〇回 明治四〇年六月(DK120014k-0012)
第12巻 p.117 ページ画像

(東京製綱株式会社)報告書 第四〇回 明治四〇年六月
    ○株主総会
明治三十九年十二月十三日第三十九回定時株主総会ヲ京橋区西紺屋町十九番地東京地学会《(協脱カ)》ニ開ク、出席株主八拾五名(委任状加算)此株数壱万千百五拾九株ニシテ前期間ニ於ケル営業報告及諸計算ノ認定並ニ利益金ノ分配ニ関スル議案ヲ可決シタル後、取締役四名、監査役弐名トモ明治四十年一月ヲ以テ任期満了ニ付予選投票ヲ執行スルニ当リ、投票省略前任者ノ重任ヲ望ムトノ動議アリ、全会一致ヲ以テ之ヲ可決シタリ


渋沢栄一 日記 明治三二年(DK120014k-0013)
第12巻 p.117 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治三二年
一月十四日 晴
○上略 午後銀行集会所ニ於テ製綱会社ノ株主総会ニ出席ス ○下略
一月二十日 晴
○上略 午後一時扇橋製綱会社分社ニテ其重役会ニ列シ ○下略