デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
22節 電気
5款 名古屋電力株式会社
■綱文

第13巻 p.42(DK130008k) ページ画像

明治39年11月22日(1906年)

是日、名古屋商業会議所ニ於テ、当会社創立総会ヲ開キ、重役ノ選任ヲ行フ。栄一相談役ニ推薦セラル。同四十一年八月至リ辞任ス。


■資料

青淵先生公私履歴台帳(DK130008k-0001)
第13巻 p.42 ページ画像

青淵先生公私履歴台帳          (渋沢子爵家所蔵)
    民間略歴(明治二十五年以後)
○上略
一名古屋電力株式会社相談役 三十九年十月就任 四十一年八月六日辞表提出
○中略
  以上明治四十二年六月七日迄ノ分調
   ○右記事ニ就任ノ時期ヲ三十九年十月トセルモ、次掲「竜門雑誌」ノ記事ニ従ツテ姑ク十一月二十二日就任トス。尚ホ明治三十九年ノ栄一ノ「日記」ハ七月十六日ヨリ十二月三十一日マデ記事ヲ欠ク。


竜門雑誌 第二二二号・第四四頁〔明治三九年一一月二五日〕 名古屋電力会社創立総会(DK130008k-0002)
第13巻 p.42 ページ画像

竜門雑誌 第二二二号・第四四頁〔明治三九年一一月二五日〕
○名古屋電力会社創立総会 同社に於ては本月二十二日名古屋商業会議所に於て創立総会を開き、発起人相良常雄氏は総代奥田正香氏に代はり該創立に関する各種の報告を為せる後直に議事に移り、左の各案を決定して散会せり
 一 定款を改正し電力事業の外電灯事業をも併せ営むこと
 二 重役の選任は奥田正香・岩田作兵衛・兼松熙・上遠野富之助・白石半助・斎藤恒三・相良常雄の七氏を取締役に、神野金之助・渡辺甚吉の二氏を監査役に選任することゝし、更に取締役中互選の結果奥田正香氏を社長に、相良常雄氏を常務取締役に選任すること
 一 相談役は有力なる実業家に之を嘱托することとし、直に渋沢栄一男・馬越恭平氏・雨宮敬次郎氏を推選すること
 一 技術顧問を置き、土木には京都帝国大学教授工学博士大藤高彦氏を、又電気には工学士鑑屋益次郎氏を顧問に嘱托すること
 一 東京に出張所を置くこと