デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
25節 取引所
1款 東京株式取引所
■綱文

第13巻 p.575-576(DK130053k) ページ画像

明治20年11月24日(1887年)

曩ニ農商務省ニ対シ東京取引所規約起草委員ヨリ公示ヲ稟請セル取引所規約標準ノ漸ク下附セラレタルヲ以テ、是月十七日起草委員会ヲ開キシガ、
 - 第13巻 p.576 -ページ画像 
尋イデ是日、栄一等創立委員五名創立仮事務所ニ会シ、同標準ニツキ逐条審議ス。


■資料

中外物価新報 第一六八九号〔明治二〇年一一月一七日〕 ○起草委員の集会(DK130053k-0001)
第13巻 p.576 ページ画像

中外物価新報 第一六八九号〔明治二〇年一一月一七日〕
    ○起草委員の集会
東京取引所規約起草委員渋沢喜作・朝吹・中野・小川・町野の五氏には本日午後一時より東京取引所創立事務所へ集会し、過日下附されたる規約標準に就て相談ある由なるが、事に拠らは右標準に関し意見にても呈することにならんと云ふ


中外物価新報 第一六九一号〔明治二〇年一一月一九日〕 ○取引所起草委員会(DK130053k-0002)
第13巻 p.576 ページ画像

中外物価新報 第一六九一号〔明治二〇年一一月一九日〕
    ○取引所起草委員会
前号に記せし通り東京取引所起草委員には一昨日午後銀行集会所内の事務所に於て集会を催ほされたるが、当日中野氏は帰国中、渋沢(喜作)朝吹の両氏は差支ありて出席なかりしかば来会ありしは只小川・町野の両氏のみなりし由、依て別に是といふ議もなかりしかば前回の決議即ち規約標準下附の上は創立委員の集会を開き諸事の協議を為すへしと云ふ決議に随ひ、来る廿二日午後より同所に於て創立委員会を開くことに決し各引き取りたる由


中外物価新報 第一六九六号〔明治二〇年一一月二六日〕 ○取引所創立委員会(DK130053k-0003)
第13巻 p.576 ページ画像

中外物価新報 第一六九六号〔明治二〇年一一月二六日〕
    ○取引所創立委員会
兼て本紙を以て報じたる通り一昨日午後五時より坂本町銀行集会所にて東京取引所創立委員会を開き、此程商務局より下渡されたる規約標準に就て逐条審議を初め斯く成るときは云々斯る場合に於ては云々なるべしとて互に解釈を下して討論せしが、何分此標準は全篇十九章百九十六条の長篇なれば第一条より第百四十二条迄論及せし際時辰機は丁度十一時を報じたれば当夜は此所にて退散し、尚来る十二月三日午後を期して再び集会を開き前夜議し残りたる箇条を討議し然る後右標準に基きて規約書の編纂に着手すべきや否やの協議に移る筈なりと聞く、又一昨夜出席したる人々は両渋沢・安田・町野・小川の五氏にして他の十氏は他行或は臨時差支にて欠席されし由