デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2021.9.1

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
25節 取引所
3款 横浜洋銀取引所
■綱文

第14巻 p.173-182(DK140014k) ページ画像

明治13年5月22日(1880年)

コノ頃栄一、横浜取引所頭取茂木惣兵衛ヨリ、金銀貨幣ノ定期売買停止ニ関スル臨時株主総集会ノ案内状ヲ受ク。以後栄一ト同所トノ関係ハ詳ラカナラズ。


■資料

横浜取引所頭取通知状 渋沢栄一宛 明治一三年五月二二日(DK140014k-0001)
第14巻 p.173-174 ページ画像

横浜取引所頭取通知状 渋沢栄一宛 明治一三年五月二二日
                      (渋沢子爵家所蔵)
(印刷)
今般太政官第二十四号御布告ノ旨有之、臨時総集会ヲ以尚遂御協議度
 - 第14巻 p.174 -ページ画像 
候間、来ル廿六日午後一時御来集被下度此旨申入候也
                横浜取引所
  明治十三年五月廿二日       頭取
                     茂木惣兵衛
    (墨書)
    渋沢栄一様
   ○横浜洋銀取引所ハ明治十二年九月、横浜取引所ト改称セリ。〔参考〕トシテ後掲セル「銀行局第二次報告」参照(第一七七頁)。尋イデ翌十三年九月、横浜取引所ハ横浜株式取引所ト改称セリ。後掲「銀行局第三次報告」参照(第一八〇頁)。

法令全書 明治一三年 太政官 布告 第二十四号(五月十九日輪廓附)(DK140014k-0002)
第14巻 p.174 ページ画像

法令全書 明治一三年
太政官 布告 第二十四号(五月十九日輪廓附)
明治十二年九月第三十八号布告ヲ以テ東京大阪株式取引所並横浜取引所ニ於テ金銀貨幣取引ノ儀当分ノ内差許置候処、右取引ノ内定期売買ノ儀ハ自今差止メ儀条此旨布告候事
 但是迄取結ヒタル定期売買ハ其約定期限ニ至リ完結候儀ト心得ヘシ


中外物価新報 第二九九号 〔明治一三年五月二二日〕 【○去る十九日太政官第二十四号布告…】(DK140014k-0003)
第14巻 p.174 ページ画像

中外物価新報 第二九九号 〔明治一三年五月二二日〕
○去る十九日太政官第二十四号布告を以て東京・大坂株式取引所並に横浜取引所の金銀貨幣定期売買を差し止められたり、其文に
第二十四号
 明治十二年(九月)第三十七号第三十八号布告ヲ以テ東京・大坂株式取引所並横浜取引所ニ於テ金銀貨幣取引ノ儀当分ノ内差許置候処右取引ノ内定期売買ノ儀ハ自今差止メ候条此旨布告候事
  但是迄取結ヒタル定期売買ハ其約定期限ニ至リ完結候儀ト心得ヘシ
  明治十三年五月十九日   太政大臣 三条実美


中外物価新報 第二九九号 〔明治一三年五月二二日〕 【横浜銀貨の取引ハ…】(DK140014k-0004)
第14巻 p.174 ページ画像

中外物価新報 第二九九号 〔明治一三年五月二二日〕
○横浜銀貨の取引ハお差止の後漸く本日(廿二日)五月限ハ三十四銭、六月限ハ三十四銭五厘、七月限ハ三十五銭の相場にて解約するも又ハ其期限迄持堪ヘるとも其人々の適意にすべしと概略取極の相成りし由なれど、未だ限月物の解合ハ相分からす、本日ハ四銭五厘位より五銭位の処にて保合居る由



〔参考〕横浜毎日新聞 第二六三七号 〔明治一二年九月一四日〕 【貿易銀ハ洋銀同様…】(DK140014k-0005)
第14巻 p.174 ページ画像

横浜毎日新聞 第二六三七号〔明治一二年九月一四日〕
○貿易銀ハ洋銀同様通用の御布告ありしに付市中の景況如何やと探偵するに、この儀ハ本港民の兼てより斯くあるべしと言語する所なれバ別に変りもなく又外国商館も同様のよし、只過日この風説ありしより洋銀の少しく下落せし迄なりと云ふ


〔参考〕横浜毎日新聞 第二六四〇号 〔明治一二年九月一八日〕 【当洋銀取引所にてハ…】(DK140014k-0006)
第14巻 p.174-175 ページ画像

横浜毎日新聞 第二六四〇号〔明治一二年九月一八日〕
○当洋銀取引所にてハ余り相場の昂低甚しきにや一昨日の二番ハ漸く
 - 第14巻 p.175 -ページ画像 
三時頃に至りて相場相立ち、又昨日の本場寄附ハ午後三時に至りて相立ちたり


〔参考〕横浜毎日新聞 第二六三七号 〔明治一二年九月一四日〕 貿易銀(DK140014k-0007)
第14巻 p.175-176 ページ画像

横浜毎日新聞 第二六三七号 〔明治一二年九月一四日〕
    ○貿易銀
太政官第三十五号(九月十二日)ノ布告ハ余儕之ヲ昨日ノ録事欄内ニ掲載シタレバ読者ハ既已ニ一閲セラルベシ、其布告ニ曰ク、貿易壱円銀(量目七匁一分七厘六毛性合銀九銅一)ノ儀今後税関ノ諸税及其他凡ソ洋銀ヲ以テ取引スヘキ諸勘定ノ払方ヲ為ス為メ之ヲ差出ストキハ諸官庁ニ於テハ之ヲ洋銀ト並価ニテ受領スベシ。本月十九日以後ハ人民ニ於テ凡ソ負債其他ノ払方洋銀ヲ以テ履行スベシト結約シタル所ノ金高ヲ払フ為メ右一円銀ヲ差出ストキハ之ヲ洋銀ト並価ニテ受領スベシト、コノ布告ニ拠レバ諸官庁人民ニ論ナク従来洋銀ヲ以テ取引セシ者ニ代フルニ貿易銀ヲ以テスルヲ得、且ツコノ貿易銀ハ洋銀ト同価ニテ通用スルヲ得ベシ、只其文中人民トノミアリテ内外人民トアラザレバ、外国人ノ洋銀同様之ヲ受取ルヤ否ヤ未タ知ル可カラザルナリ
抑々貿易銀ハ明治三年以来ノ鋳造ニ係レリ、当時我政府ノ目的ハコノ貿易銀貨ヲ以テ専ラ各開港場ニ通用シ、以テ内外人ノ便利ヲ図ラント欲スルカ故ニ、其鋳造ハ一ニ洋銀ニ倣ヒ四百十六ゲレインヲ以テ其限量ト為スト雖トモ、如何セン外国人ノ之ヲ信用セザルヨリ貿易銀ノ名アリテ貿易銀ノ実ナク、随テ洋銀ノ勢力ハ依然トシテ我ガ各港ニ跛扈シ往々貿易上ニ妨害ヲ与フル者アレバ、我政府ハ鋭意シテ之ヲ駆除セント欲シ、其後チ古貿易銀(四百十六ゲレイン)ノ鋳造ヲ止メテ新貿易銀(四百二十ゲレイン)ヲ鋳造シ、又昨十一年五月ニ至リ太政官第十二号ヲ以テ貿易銀通用ノ区域ヲ拡メ、従来各開港場ニ限リ通用セシヲ更ニ海関税其他外国人ヨリ納ムル諸税及ビ日本人外国人ト通商ノ取引ニ用ヒ、又之ヲ内地ノ諸税納方等其他公私一般ノ払方ニ通用セシメタルモ、貿易銀ノ虚名ハ今ニ至ル迄改ムル能ハサリシ
然ルニ今春以来貿易銀通用ノ説ハ漸ク世間ニ行ハレ、或ハ我ガ貿易銀ヲ以テ香港ノ通貨ニ定メント云ヒ、或ハ我居留ノ外国人ソノ通用ヲ承諾スト云ヒ、殊ニ昨今英政府モ既ニ我ガ貿易銀ヲ以テ香港ノ通貨ト為スヲ認許ス云々ノ説アルニ際シテ、一昨日洋銀同価通用ノ公布アルヲ見レバ則チ此公布ナル者其レ或ハ内外通商間ニ行ハルヽ者乎
其レハ何レニシテモ貿易銀ノ性質タル本来内外人民通商ノ間ニ取引スベキ者ナルヲ以テ苟モ之ヲ内外人民通商ノ間ニ通用スルヲ得ザル以上ハ縦令之ヲ内国人民ノ間ニ通用スルヲ得ルヲ得ルモ、外国人ノ租税上納ニ政府ハ洋銀同価ヲ以テ受領スルモ別ニ何等ノ洪益アラザレバ、則チ我政府ハ早晩必ズ之ヲ以テ内外人民ノ通商取引上ニ通用スルニ至ラシムベシト信スルナリ、故ニ余儕ハ我ガ貿易銀ヲ以テ早晩必ズ各港貿易ニ通用スべキ者ト認定シ然ル後チ其利害ヲ論究セントスルナリ
世ノ論者ハ則チ曰ク、洋銀ハ外国ノ貨幣ニシテ外国人ノ手ニ在ル者ナリ、貿易銀ハ内国ノ貨幣ニシテ内国人ノ手ニ在ル者ナリ、今洋銀ヲ以テ外国品ノ代価ヲ払フハ取リモ直サズ外国人ノ手ニ在ル者ヲ借リテ外国ノ物品ヲ購買スルナリ、其不便タルヤ甚シ、故ニ洋銀流通ニ三害ア
 - 第14巻 p.176 -ページ画像 
リ、其有余不足ニ因テ相場ニ大昂低アル一ナリ、内商ノ手ニ欠乏シテ之ヲ外商ニ借ル二ナリ、内地ノ貿易ニ通用セザル三ナリ、コノ三害ハ皆ナ我ガ商家ニ妨害ヲ与フト雖トモ其中欠乏ヲ以テ甚シト為ス、何トナレバ洋銀ノ欠乏ハ特ニ之ヲ外人ニ借ルノ不便アルノミナラズ併セテ相場ノ騰貴ヲ致セバナリ、然ルニ今ヤ実際上貿易銀ヲ以テ洋銀ニ代フルヲ得バ、一朝コノ三害ヲ去リテ内外取引上ニ大便利ヲ与フベシト
是言誠ニ然リ、余儕ハ特ニ従来ノ弊害ヲ去ルヲ喜ブノミナラズ、我ガ貿易銀ノ各開港場併ニ香港ニ通用スルニ至テハ第一我独立国ノ体面ヲ復スルテ《(ヲカ)》喜ビ、第二外国ニ通用スル国栄ヲ喜ビ、第三内外取引上ノ弊害ヲ除キタルヲ喜バズンバアラザルナリ、然リト雖トモ余儕コノ一事ニ就テ猶ホ一ノ顧慮スベキ者アリ、何ゾヤ、我ガ貿易銀ノ鋳造高及ヒ我ガ銀鉱ノ産出高是レナリ、夫レ貿易銀ノ鋳造高ハ幾許ニシテ其内地ニ遺存スル者ハ幾許ナルヤ、余儕今其統計ヲ得ザレトモ大凡一千余万ニ過ギザルベシ、又我ガ銀鉱ノ産出高ハ幾許ナルヤ、去ル七年ノ調査ニ拠レバ全国官行ノ銀鉱ヲ挙ツテ純銀一千二百六十二貫六百二十六匁(之ヲ銀貨ニ鋳造スレバ十九万五千五百余円)ニ過キザルナリ、斯ノ如キ鋳造高ト斯ノ如キ産出高トヲ以テ之ヲ内外貿易上ニ通用セバ其レ能ク幾年ヲ維持セン乎、余儕嘗テ各港輸出入年度表ヲ閲スルニ明治八年以来ニ於テ金銀貨ノ輸出超過高併セテ一千四百三十一万五千九百三十二円アレバ毎年ノ平均ニ於テ実ニ三百十七万七千百七十四円五十銭ト為ス、今二千万ニ充タザルノ貿易銀ヲ以テ年々三百余万ヲ輸出セバ未タ五六年ヲ経サルニ我ガ貿易銀ハ尽トク去リテ外国人ノ手ニ帰スベシ、是時ニ当リテ其銀貨コソ我政府ノ鋳造ニ係ルモ之ヲ通融シ之ヲ幹転スルノ権ハ総テ外人ノ手ニ帰シ恰モ今日ノ洋銀ニ異ナル者ナカラントス、夫レ此ノ如クナラバ則チマタ何ヲ以テ開港場ノ弊害ヲ救ハンヤ然リト雖トモコノ一事ニ関シテハ余儕少ク調査ヲ加ヘント欲スル者アレバ猶ホ異日ニ詳論スル所アルベシ


〔参考〕自明治十一年至同廿六年 書類其二(DK140014k-0008)
第14巻 p.176-177 ページ画像

自明治十一年至同廿六年 書類其二  (大阪株式取引所所蔵)
                    大阪株式取引所(印)
金銀貨幣取引称呼之儀並直取引平場売買之儀ニ付横浜取引所ヘ別紙両通相達候条、其取引所ニ於テモ右之趣予テ相心得不都合無之様可取計此旨相達候事
  明治十二年十月十一日
            大蔵卿 大隈重信 大蔵卿印

                      横浜取引所
其取引所取引称呼之儀是迄銀目相用候処今後円銭厘ノ金位ヲ以テ称呼可致、此旨相達候事
  明治十二年十月十一日   大蔵卿 大隈重信
                    横浜取引所
其取引所直取引並平場売買之儀種々弊害有之哉ニ相聞、不都合ニ候条今後取締方一層注意可致、此旨相達候事
 - 第14巻 p.177 -ページ画像 
  明治十二年十月十一日   大蔵卿 大隈重信


〔参考〕横浜毎日新聞 第二六六二号 〔明治一二年一〇月一五日〕 【横浜取引所ハ昨日より…】(DK140014k-0009)
第14巻 p.177 ページ画像

横浜毎日新聞 第二六六二号 〔明治一二年一〇月一五日〕
○横浜取引所ハ昨日より円銀取引に成り、また其他の金銀貨も昨日より相場立会を始めたり
十月十四日 横浜取引所相場
○金貨平均卅二円廿銭、出来高六千百円○下略


〔参考〕東京横浜毎日新聞 第二七一一号 〔明治一二年一二月一四日〕 【横浜取引所に於て一昨…】(DK140014k-0010)
第14巻 p.177 ページ画像

東京横浜毎日新聞 第二七一一号 〔明治一二年一二月一四日〕
○横浜取引所に於て一昨十二日紛紜を生せし始末を聞くに、右取引所に於ては是迄仲買人等が悉く正金正札を以てせざるも差支なく、些少の金員を以ても巨額の洋銀を売買なし得るを以て随て非常の狂ひを生し、且つ屡ば葛藤を引興すの実際に立至ることの分りしに付、過る十一日大蔵省より爾後は悉皆正金正札を所持の下にあらざれは売買取引相成らさる旨右取引所へ達せられしにより、仲買人等は大に狼狽の体にて、殊に某々五名の如きは多分の洋銀を買占め居たる上に、当日は少しく下落の気味合を持込み彼此れ相混し、猶更勘定の立兼ぬる所より仲買一統協議なし、漸く午後八時に至り壱円三十四銭にて相場立合となり、悉皆勘定済の上彼の五名のものを除名なし、昨十三日より執れも正金正札を以て取引を始むることになりたりと云ふ


〔参考〕銀行局第二次報告 自明治十二年七月 至明治十三年六月 第一七一―一七八頁(DK140014k-0011)
第14巻 p.177-180 ページ画像

銀行局第二次報告 自明治十二年七月 至明治十三年六月 第一七一―一七八頁
    第十七款 諸取引所ノ事
○上略
    横浜取引所
横浜取引所ハ従前横浜洋銀取引所ト称シ専ラ洋銀ノ売買ヲ為セシカ、十二年九月ニ至リ太政官第三十八号布告ニ循ヒ単ニ横浜取引所ト改称シ、十月十四日ヨリ金銀貨ノ売買ヲ営メリ、抑洋銀ノ貿易市場ニ行ハルルヤ我レ貨幣ヲ以テ直チニ貿易ノ用ニ供スル能ハス、必ス先ツ洋銀ト交換セザルヲ得スシテ貿易ノ不便極テ甚シ、而シテ政府カ貿易壱円銀ヲ以テ洋銀ト並価通用ス可キ旨ヲ布告セラルヽヤ、我銀貨ハ頓ニ市場ニ勢力ヲ得テ洋銀ヲ駆逐シ以テ貿易ノ便ヲ開クコト勝テ言フ可カラス、但已ニ我貨幣ヲ以テ洋銀ニ代用ス、則亦洋銀ト同ク之レカ売買取引ヲ許サザルヲ得ス、是レ政府カ金銀貨幣売買ヲ許可セラレタル所以ナリ
今本年度間横浜取引所ノ銀貨売買出来高ヲ見ルニ、十二年下半季ニ於テハ総計九千六百九拾三万六千三百円、十三年上半季ニ於テハ四千九百九拾弐万五千円ニシテ、十三年上半季ノ十二年下半季ヨリ減スルコト四千七百〇壱万壱千三百円トス、乃チ毎月出来高ヲ表出シテ其詳細ヲ示スコト左ノ如シ
    横浜取引所銀貨売買出来高並相場一覧表

図表を画像で表示横浜取引所銀貨売買出来高並相場一覧表

 十二年下半季                                         十三年上半季             総出来高      日数         一日平均                       総出来高   日数        一日平均                             出来高      相場                                  出来高     相場                    円              円      円                     円              円      円      七月限     二九九、〇〇〇  一九     一五、七三三  一、一一五       一月限     五七三、〇〇〇  二〇     二八、五六〇  一、五五五  以下p.178 ページ画像  七月中  八月限   一、二二四、〇〇〇  二三     五三、二一七  一、一〇六   一月中 二月限   一、八二一、〇〇〇  二一     八六、七一四  一、三六四      九月限   一、七七一、〇〇〇  二三     七七、〇〇〇  一、一〇四       三月限   一、四三五、〇〇〇  二一     六八、三三三  一、六五〇      直取引  一五、八三八、〇〇〇  二四    六五九、五〇〇  一、一二三       直取引   四、五四六、〇〇〇  二一    二一六、四七六  一、三四五      合計   一九、一三二、〇〇〇   …    二〇一、三六三    ……        合計    八、三七五、〇〇〇   …    一〇〇、〇四三    …… 八月中  八月限   一、〇三六、〇〇〇  二五     四一、四四〇  一、一六四   二月中 二月限   一、二五三、〇〇〇  二二     五六、九五五  一、三五四      九月限   一、二七四、〇〇〇  二五     五〇、九六八  一、一五七       三月限   二、一五八、〇〇〇  二二     九八、〇九一  一、四〇八      十月限   一、四七六、〇〇〇  二五     五九、〇四〇  一、一五八       四月限   一、九二九、〇〇〇  二二     八七、六八二  一、四〇九      直取引  一一、八四一、〇〇〇  二六    四五五、四二三  一、一二八       直取引   七、〇九九、〇〇〇  二二    三二二、六八二  一、三九三      合計   一五、六二七、〇〇〇   …    一五一、七一七     ……       合計   一二、四三九、〇〇〇   …    一四一、三五二     …… 九月中  九月限   一、一八八、〇〇〇  二二     五四、〇〇〇  一、二四三   三月中 三月限     七三〇、〇〇〇  二五     二九、二〇〇  一、四三四      十月限   二、〇一二、〇〇〇  二二     九一、四五五  一、二三九       四月限   一、三〇九、〇〇〇  二五     五二、三六〇  一、四三三      十一月限  二、八六二、〇〇〇  二二     一三、〇〇九  一、二三九       五月限   一、四五八、〇〇〇  二五     五八、三二〇  一、四三〇      直取引  一六、六九四、〇〇〇  二二    七五八、八一八  一、一五一       直取引   八、八五八、〇〇〇  二五    三五四、三二〇  一、四三四      合計   二二、七五六、〇〇〇   …    二二九、三二〇     ……       合計   一二、三五五、〇〇〇   …    一二三、五五〇     …… 十月中  十月限     九三二、〇〇〇  二五     三七、三二〇  一、二三五   四月中 四月限     八四二、〇〇〇   九     九三、五五六  一、五一六      十一月限  一、六七九、〇〇〇  二五     六七、一六〇  一、二二九       五月限     九四五、〇〇〇   九    一〇五、〇〇〇  一、五〇五      十二月限  一、八七三、〇〇〇  二五     七四、九二〇  一、二三〇       六月限     四三三、〇〇〇   九     四八、一一一  一、四九八      直取引   八、七六九、〇〇〇  二五    三五〇、六七〇  一、二三七       直取引   四、四七〇、〇〇〇   九    四九六、六六七  一、五二四      合計   一三、二五四、〇〇〇   …    一三二、五四〇     ……       合計    六、六九〇、〇〇〇   …    一八五、八三三     …… 十一月中 十一月限    七二六、〇〇〇  二二     三三、九〇九  一、二八六   五月中 五月限     五九五、〇〇〇  一四     四二、五〇〇  一、三九一      十二月限    九四八、〇〇〇  二二     四三、〇九〇  一、二九一       六月限     九三七、〇〇〇  一四     六九、九二九  一、三九六      一月限   一、四一七、〇〇〇  二二     六四、四〇九  一、二八六       七月限   一、五七四、〇〇〇  一四    一一二、四二九  一、三九九      直取引   九、九〇二、三〇〇  二二    四五〇、一〇五  一、二八六       直取引   三、六四六、〇〇〇  一四    一五一、九一七  一、一〇八      合計   一二、九九三、三〇〇   …    一四七、八七八     ……       合計    六、七五二、〇〇〇   …     九三、四四四     …… 十二月中 十二月限    六七一、〇〇〇  二一     三一、九五二  一、三四六   六月中 六月限   …………………     …        ………     ……      一月限   一、六八七、〇〇〇  二一     八〇、三三三  一、六六七       七月限   …………………     …        ………     ……      二月限   四、五〇三、〇〇〇  二一    二一四、四二四  一、六七一       八月限   …………………     …        ………     ……      直取引   六、三一三、〇〇〇  二二    二八六、九五五  一、三四一       直取引   三、三一四、〇〇〇  二一    一五七、八一〇  一、三六八      合計   一三、一七四、〇〇〇   …    一五三、四一六     ……       合計    三、三一四、〇〇〇   …    一五七、八一〇     ……      総計   九六、九三六、三〇〇   …  四、〇六四、九四四     ……       総計   四九、九二五、〇〇〇   …  二、七三四、七〇二     …… 


右表中十三年六月定期売買ノ出来高ヲ欠クハ五月十九日第二十四号ヲ以テ金銀貨幣定期売買ヲ禁セラレタルカ故ナリ、而シテ毎月出来高ノ多少ヲ視ルニ、十二年下半季ニ於テハ皆一千万ニ昇ラサル無ク、就中九月ノ如キハ弐千万円ノ上ニ出タリ、十三年上半季ニ於テハ一千万ニ昇ル者唯二三ノ二ケ月トス、而シテ十三年上半季ノ総出来高ハ僅カニ十二年下半季総出来高ノ半ニ当ルニ過キス、蓋シ其十三年上半季ニ於テ此ノ如ク巨額ノ減少ヲ示ス者ハ十二年十二月大蔵卿ハ東京・大坂・横浜ノ三取引所ニ命シテ、申合規則中売買受渡ノ条項及ヒ違約処分ノ条項ヲ改正セシメ、以テ受渡ノ期日及ヒ違約処分ノ事ヲ厳ニセラレタルヲ以テ、其売買上多少ノ撿束ヲ加ヘタルニ由ルナリ、又十三年四月以来其出来高大ニ減少シ前月ノ半額ニ下リタルハ、四月十二日大蔵卿ヨリ金銀貨幣売買ヲ停止セラレ、五月ニ至リ其停止ヲ解カレ再ヒ営業ヲ始メシト雖トモ、株式取引所条例ノ改正アリテ其規則従前ニ比スレハ更ニ一層ノ厳粛ヲ加ヘ、大ニ架空ノ取引ヲ牽制シ及ヒ定期売買ノ禁止アルニ由ルナリ
願テ、東京・大坂金銀貨幣売買ノ景況ヲ察スルニ、十二年下半季ニ於
 - 第14巻 p.179 -ページ画像 
テ、東京ハ弐千百拾四万七千七百円、大坂ハ千弐百〇壱万七千三百円ニ、十三年上半季ニ於テ、東京ハ三千四百三拾六万四千四百円、大坂ハ四千七百拾壱万五千九百円ニシテ、之ヲ横浜ニ比スレハ皆其下ニ居レリ、抑横浜ハ海外貿易最盛ナルヲ以テ、貨幣ヲ需要スル最急ナリ、而シテ東京ニ至テハ則大ニ異ナル者アリ、是ヲ以テ十三年五月定期売買ノ禁止アルヤ、東京ハ忽然貨幣ノ売買ヲ絶ツニ至ルト雖トモ、横浜ハ則然ラス、依然トシテ之ヲ絶タス唯出来高ヲ減セルノミ、是レ豈ニ外国貿易上一日モ貨幣ヲ欠クコト能サルヲ以テスルニ非スヤ、大坂・神戸ニ於ケルモ亦然リ、以テ貿易上銀貨需要供給ノ梗概ヲ推知スヘキナリ
又銀貨相庭ノ昂低ヲ視ルニ前年以来ノ騰貴ハ本年度ニ至テ益々甚ク十三年四月ニ於テハ遂ニ壱円五拾弐銭四厘ノ高貴ヲ見ルニ至レリ、今左ニ掲クル所ノ二表略々其因ル所ヲ察スルニ足ラン乎
(表一)

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 年度        貨幣輸入       貨幣輸出         入出超過         政府及銀行貨幣合計    銀貨相場                 円           円             円             円       円 八年上半季      八六、五四五   九、四八九、八二二   出 九、四〇三、二七七    九五、二一一、四二八   一、〇四二 同下半季      二四九、四六六   五、二六〇、四五二   出 五、〇一〇、九八六    九五、一〇〇、七六六   一、〇一六 九年上半季   一、三八五、五四七   七、二六三、三七八   出 五、八七七、八三一    九四、二一七、六八一   一、〇〇六 同下半季    六、八八六、一八四   三、四三四、三四四   入 三、四五一、八四〇    九五、七四八、六八八   〇、九七一 十年上半季   一、〇八九、七六三   三、九六〇、九八一   出 二、八七一、二一八   一〇二、七五七、八四四   一、〇二六 同下半季    一、〇九〇、七〇一   五、五〇七、八〇九   出 四、四一七、一〇八   一〇七、〇九一、七八六   一、〇四二 十一年上半季    八二一、九四〇   五、四三二、九五三   出 四、六一一、〇一三   一三四、〇九一、七八九   一、〇五七 同七月        三五、七七五     四七七、八五六   出   四四二、〇八一   一四一、六三四、七九四   一、〇六九 同八月       三三〇、五一三     五三四、五一四   出   二〇四、〇〇二   一四二、一一三、九二九   一、〇八二 同九月       五〇六、三六二     五二六、六二九   出    二〇、二六七   一四三、三九九、一五五   一、一〇一 同十月       三〇四、二六四     七二四、五二八   出   四二〇、二六四   一四四、一〇五、八六七   一、一〇七 同十一月      一六一、〇〇〇     三二三、五二四   出   一六二、五三四   一四五、一〇七、七五五   一、一三五 同十二月       二九、二四八     四六五、六四一   出   四三六、三九三   一四六、〇六六、三四二   一、一六八 十二年一月      二四、一四四   一、三三二、九一三   出 一、三〇八、七六九   一四七、一二〇、〇九九   一、二一八 同二月       一一〇、六〇六     六七四、〇一一   出   五六三、四〇五   一四八、三一六、九二七   一、二五三 同三月       二一一、四七三   一、五四四、一五〇   出 一、三三二、六七七   一五一、一九二、二四七   一、二六四 同四月        四七、六二八   一、九九〇、六四五   出 一、九四三、〇一七   一五〇、三〇九、六八〇   一、二四六 同五月       五一七、九八七   一、九一一、三五八   出 一、三九三、三七一   一五〇、一七一、三〇〇   一、一六〇 同六月       五一二、四〇六     五四六、七七八   出    三四、三七二   一四八、六二七、六七八   一、〇九九 同七月       六二二、八五四     四一〇、五一八   入   二一二、三三六   一四八、九〇四、九三〇   一、一二五 同八月       三二〇、七六〇     九七〇、一〇五   出   六四九、三四五   一四九、七六二、四九九   一、一七一 同九月       四六九、六八一     四二六、五五五   入    四三、一二六   一四八、四〇八、五八五   一、一四九 同十月        六七、三八四   一、五八〇、六九五   出 一、五一三、三一一   一四八、三二八、三七三   一、二三三 同十一月      一七二、五八一   一、〇三〇、五八二   出   八五八、〇〇一   一四八、五九九、九九九   一、二八五 同十二月       五八、三六五     七一六、八一〇   出   六五八、四四五   一四七、九四三、二八六   一、三三八 十三年一月      二三、六四二   一、三一四、〇八四   出 一、二九〇、四四二   一四七、七九二、三〇一   一、三五五 同二月        二三、六三〇   一、二一三、四〇二   出 一、一八九、七七二   一四七、六七四、七二三   一、三九四 同三月       一四三、八九〇   一、〇〇四、二五九   出   八六〇、三六九   一四七、五二六、六五七   一、四三六 同四月     一、〇八三、六一五     六〇三、四三六   入   四八〇、一七九   一四六、一六〇、一六〇   一、五四六 同五月     一、九四三、四〇九   二、一七一、二〇〇   出   二二七、七九一   一四五、五六五、一八二   一、三七三 同六月       一三九、一一六   二、七二四、三九二   出 二、五八五、二七六   一四三、三九一、六二二   一、三六七 



○表二略ス
横浜取引所資産負債ハ十二年下半季ニ於テハ四拾弐万四千四百三拾七
 - 第14巻 p.180 -ページ画像 
円、十三年上半季ニ於テハ三拾三万〇弐百五拾五円ニシテ其詳細ヲ示ス左ノ如シ
    横浜取引所資産負債一覧表

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  借方摘要  十二年十二月三十一日  十三年六月三十日    貸方摘要         十二年十二月三十一日  十三年六月三十日 ○政府勘定                         ○政府勘定 当季未納税     八、七八一     五、五九七     前季税金追納及手数料      四、三七七         ……… ○株主勘定                         保証金禄公債証書      一四二、六〇三     一四二、六〇三 株金      二〇〇、〇〇〇   二〇〇、〇〇〇     ○国立銀行勘定 準備金       四、〇〇〇    一〇、〇〇〇     定期預金           八五、〇〇〇      四五、三三四 建築予備      五、〇〇〇    一〇、〇〇〇     当坐預金          一二五、二九七      二八、五三三 ○仲買人勘定                        保護預諸公債証書       三五、二六三      六六、九四四 身元金       五、三〇〇    二七、三五〇     同仲買人身元金代用公債証書  一五、六〇〇      三三、八二〇 同代用公債証書  一五、六〇〇    三三、八二〇     ○仲買人勘定 本証拠金     八八、九六〇       ………     仕切金立替          一六、二七九         ……… 半証拠金      一、三六〇       ………     ○建築予備勘定 追証拠金     二三、一〇〇       ………     内渡金               ………      一二、〇六二 ○損益勘定                         ○補正勘定 当季利益金    七一、九七八    四三、二八九     銀行預金利子            ………         八三四 前季繰越金       三五八       一九九     ○雑勘定                               用度掛へ仮払             一八         一二五 総計      四二四、四三七   三三〇、二五五     総計            四二四、四三七     三三〇、二五五 





〔参考〕銀行局第三次報告 自明治十三年七月至明治十四年六月 第二五七―二七一頁(DK140014k-0012)
第14巻 p.180-182 ページ画像

銀行局第三次報告 自明治十三年七月至明治十四年六月 第二五七―二七一頁
    第十八款 株式取引所ノコト
○上略
横浜株式取引所モ亦定期売買ヲ禁止セラレタルヨリ其営業頓ニ衰替ヲ来タシ将来営業保続ノ方ニ困ムノ情ヲ具シ、十三年六月左ノ三件ヲ允許セラレンコトヲ出願セリ
 一公債証書並諸株式等売買取引ノコト
 一納税半減ノコト
 一仲買人身元金減少ノコト
其願意ヲ審按スルニ、従来該取引所ノ売買高現場ノ取引ハ常ニ十分ノ一二ニ過ス、故ニ定期売買禁止以来ハ日々ノ売買高平均僅ニ拾万円内外ニ過ス、随テ収益モ亦僅々ニシテ営業保続ノ目途ヲ失フノ場合ニ至リタルハ該取引所ヨリ具陳スル所ノ如シ、若シ之カ為メ一朝該取引所廃絶スルノ不幸アルトキハ貿易取引上ニ忽チ大ナル不便ヲ与ルハ不俟論、遂ニ取引所設立以前ノ景況ニ復シ非常ノ弊害ヲ来スハ必然ナリ、因テ第一項ノ諸公債証書諸株式ノ売買ヲ許サルヽニ於テハ一ハ以テ其取引ヲ維持シ永ク貿易商賈ノ便利ニ供ス可ク、一ハ現今諸公債証書価格漸ク低落ニ赴クノ際其売買ノ区域ヲ拡メ幾分カ其価格ノ下落ヲ支持スルノ一助トモ成ル可ケレハ、其願意ヲ採用セラルヽモ妨ケナシ、然レトモ公債証書株式ノ取引ハ当分東京・大阪ノ両地ニ限リテ可差許旨該条例発行ノ際太政官ヘ上申セラレ、既ニ本省ヨリ其旨ヲ布達セラレタリト雖トモ、横浜取引所ハ株式取引所条例ニ準拠シ特別ヲ以テ設立ヲ許可セラレタルモノニシテ素ヨリ類似ノ業体ナリ、之ヲ許可セラル
 - 第14巻 p.181 -ページ画像 
ルモ聊カ支障無ル可シ、因テ其八月太政官ヘ経伺シテ其允裁ヲ得、乃チ十三年九月甲第百弐号ヲ以テ、株式取引所ノ儀当分ノ内東京・大坂ニ於テ一ケ所宛ニ相限候旨十一年五月甲第十四号ヲ以テ布達及ヒ置候処、詮議ノ次第有之、横浜取引所ノ儀自今横浜株式取引所ト改称シ、従来営業ノ外株式売買差詐ス旨ヲ布達セラル、而テ横浜取引所ヘハ第一項ハ允許セラレ第二項第三項ハ難聞届旨ヲ指令セラレタリ、於是該取引所ハ其趣旨ヲ奉シ横浜株式取引所ト改称シテ、其九月十五日ヨリ諸公債証書株式ノ取引ヲ開キタリ
○中略
又横浜株式取引所ニ於テ十三年下半季ノ銀貨売買出来高ヲ調査スルニ其総計弐千八百五拾七万七千円ナリ、営業日数百四十一ヲ以テ之ヲ除スレバ平均一日ニ付弐百〇弐万六千七百七拾壱円トス、前季ニ比スレバ弐千百三拾四万八千円ヲ減退セリ、乃チ毎月出来高ヲ表出シテ其詳細ヲ示スコト左ノ如シ
    十三年下半季 横浜取引所銀貨売買出来高並相場一覧表

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         総出来高      日数          一日平均                          出来高       相場                円              円       円 七月中    二、九二四、〇〇〇  二七    一〇八、二九六   一、三七八 八月中    二、七七三、〇〇〇  二六    一〇六、六五三   一、三八八 九月中    四、二二三、〇〇〇  二三    一八三、六〇八   一、四九三 十月中    二、二七五、〇〇〇  二六     八七、五〇〇   一、六五二 十一月中   三、六三五、〇〇〇  一八    二〇一、九四四   一、六九二 十二月中  一二、七四七、〇〇〇  二一    六〇七、〇〇〇   一、六五九 総計    二八、五七七、〇〇〇  一四一  二、〇二六、七七一 



右ノ表ニ拠テ銀貨相庭ノ高低ヲ視ルニ、七八ノ両月ハ前季以来定期売買ヲ禁止セラレシヨリ幾分カ騰躍ノ勢ヲ箝制セシカ如シト雖トモ、九月ニ至リ再ビ騰躍ノ状ヲ現ハシ、爾後愈上騰シテ止マス、遂ニ六拾九銭弐厘ノ極点ニ達セリ、蓋シ銀貨ノ昂低ハ種々ノ原因アリト雖トモ大要輸出入ノ差ニ外ナラサルナリ、今外国為替相庭ヲ視ルニ毎ニ其線路ヲ同フスルヲ視ル、亦以テ知ルベシ
○中略
又横浜株式取引所資産負債ノ景況ヲ詳カニセンガ為メニ其一覧表ヲ掲クルコト左ノ如シ
    明治十三年十二月三十一日横浜株式取引所資産負債一覧表

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 借方摘要      金額       貸方摘要           金額 政府勘定           円   政府勘定                円  当季未納税     二、八〇二    保証金禄公債証書     一四二、六〇三 株主勘定               国立銀行勘定  株金      二〇〇、〇〇〇    保護預金禄公債証書     六六、九四三  準備金      一二、〇〇〇    同仲買身元金代用公債証書  四一、一三〇  建築予備     一五、〇〇〇    定期預ケ金         一〇、〇〇〇 仲買人勘定               当坐預金          四〇、三七九  身元金       六、五五〇   所有物勘定  以下p.182 ページ画像   同代用公債証書  四一、一三〇    家作土蔵          一九、四七八  本証拠金     一九、四四〇   仲買人勘定  追証拠金      七、八一〇    仕切金立換          四、七八八 損益勘定  当季利益金    二〇、三九六  前季繰越金       一八八 合計       三二五、三一六   合計            三二五、三一六