デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

7章 経済団体及ビ民間諸会
1節 商業会議所
1款 東京商法会議所
■綱文

第17巻 p.22-30(DK170004k) ページ画像

明治11年8月1日(1878年)

是日、日本橋駿河町三井銀行ニ於テ当会議所初集会開カレ、栄一、会頭並ニ内国商業事務委員ニ選
 - 第17巻 p.23 -ページ画像 
挙セラル。爾後毎年重任、明治十六年十月当会議所解散ノ時ニ至ル。明治十四年二月九日農業事務委員ニ選挙セラル。


■資料

回議録 第七類 商法会議所(DK170004k-0001)
第17巻 p.23 ページ画像

回議録  第七類 商法会議所       (東京府文庫所蔵)
    商法会議所設立ニ付開議之義御届
商法会議所新築之儀即今幾ント落成ニ至リ候得共未タ全ク竣工ニ至ラズ候処、最早議員モ大概撰定候ニ付而者来ル八月一日駿河町三ツ井銀行ニ於テ一同初集会相開キ候積御座候、依之此段御届申上候也
                商法会議所発起人総代
  明治十一年七月卅日
                     渋沢栄一
    東京府知事
      楠本正隆殿


回議録 第七類 商法会議所(DK170004k-0002)
第17巻 p.23-24 ページ画像

回議録  第七類 商法会議所       (東京府文庫所蔵)
    商法会議所初集会ノ事務上申
此程御届申上候通リ商法会議初集会《(マヽ)》ノ義本月一日於三井銀行相開ラキ会頭副会頭並委員ノ義ハ、議員一同投票ノ多数ヲ以テ左ノ人員ヲ撰挙仕候
          会頭       渋沢栄一
          第一副会頭    福地源一郎
          第二副会頭    益田孝
          内国商業事務委員
                   三野村利助
                   渋沢喜作
                   益田孝
                   渋沢栄一
                   竹中邦香
          外国貿易事務委員
                   大倉喜八郎
                   益田孝
                   中山譲治
                   岸田吟香
                   堀越角次郎
          運輸及船舶事務委員
                   岩崎弥太郎
                   吉村甚兵衛
                   川崎正蔵
                   笠野熊吉
                   岸田吟香
    但堀越角次郎・岩崎弥太郎・笠野熊吉ハ欠席ニ付、本人受任ノ諾否ハ未タ不相分候得共、不取敢撰挙ノ儘登載仕候義ニ付若本人受諾不仕候ハヽ尚後会ニ於テ再撰ノ上御届可申上候
 - 第17巻 p.24 -ページ画像 
又右初集会ニ於テ別ニ議事規則調査委員ヲ撰任仕候ニ付、自今右規則取調方ニ従事仕候筈ニ御座候、尚規則決定ノ上ハ御届可申上候、依テ此段上申候也
  明治十一年八月       東京商法会議所会頭
                     渋沢栄一
    東京府知事
      楠本正隆殿

東京日日新聞 第二〇〇〇号 明治一一年八月三日 東京商法会議所の第一集会(DK170004k-0003)
第17巻 p.24-26 ページ画像

東京日日新聞  第二〇〇〇号 明治一一年八月三日
    ○東京商法会議所の第一集会
兼て世間にて待うけたる商法会議所は一昨一日の夜を以て駿河町なる三井銀行の楼上に於て第一集会をぞ催されにける、抑もこの会議所の設立の手続どもは既に本日の社説にあらましのべたる如く、発起人たちの周旋にて許可を得、且つ木挽町の議場も日ならずして新築を落成すべきに付き、発起人は東京商法会議所創設書類を一と纏になして活版の一小冊を製し、渋沢栄一・益田孝・福地源一郎の三氏よりこの小冊に書状を添へて各社員に配送し、八月一日を以て第一集会を開き、正副会頭、理事三課の委員、議事規則取調の委員どもの選挙を行なふべしと案内し、又その事の由を勧商局長ならびに東京府知事の両公へ稟請しけるに、其の来臨あるべき旨を達せられたり。
三井銀行にてはこの発起人の依頼を承知して、二階・三階を貸渡し、座敷座敷の装飾は云ふに及ばず、諸事来集の為に支差なきやう残る隈なく行届きたるは流石に三井は三井なり、発起人を初め社員一同は午後五時ごろより追々と参着し、勧商局長河瀬秀治殿、東京府知事楠本正隆殿および内務省・東京府の奏判任がたも来臨ありて、各々儲の座敷に入りて開場をぞ待たせられたり。
扨てこの商法会議所の社員は渋沢栄一・三野村利助・益田孝・福地源一郎・大倉喜八郎・渋沢喜作・竹中邦香・米倉一平・堀越角次郎・杉村甚兵衛・吉村甚兵衛・青木禎吉・松尾儀助・西村勝三・清水卯三郎・安田善次郎・川崎八右衛門・辻金五郎・種田誠一・柴崎守三・松本市左衛門・林徳左衛門・下村正太郎・田中治郎左衛門・森村市太郎・岸田吟香・守田治兵衛・高木五郎兵衛・辻純市・小室信夫・中山譲治・小松彰・千葉勝五郎・岡田平馬・清水九平・小津清左衛門・津田仙・成島柳北・渡辺治右衛門・井関盛艮・荒尾亀次郎・吉川長兵衛・子安俊・中伊右衛門・岩崎弥太郎・笠野熊吉・川崎正蔵・小林吟次郎・神田太助・栗本鋤雲・野村定八の五十一名にて当日は十三人の不参断りにて、来会の衆は三十八名と数へられ、何れも羽織袴あるは西洋服あるは着流にて、着服こそ一様ならねども其言語振舞の優に雅たるは実に東京にて指をりの歴々と見えにける(大阪の中野梧一君も傍聴として来席せられたり)時計もはや六時となりければ社員はみな着席の座鬮を取り、第一鐘の相図にて三階なる広間の議場に入りて三面に居並び、程なく第二鐘と共に河瀬・楠本の諸公も臨席ありて、河瀬殿は議長席の右に斜に、また楠本殿は左に斜に各々儲の椅子に着き内務・東京府の官員がたも分れてその側に着座ありぬ、斯く着座定まり一同より敬礼を表しければ、河瀬殿静々と中央に出で社員に向ひ開
 - 第17巻 p.25 -ページ画像 
場の趣意をつばらに言葉みぢかく演説あり、次に楠本殿は会議の冀望をおもむろに演説ありて、各々原《もと》の座になほられぬ、此時渋沢栄一氏は発起人の惣代となりて謹みて両公の演説に対《こた》へ、且は其の厚意を謝し、且はその冀望を空くせまじと申して退きたれば、一同に手を拍ちて之を祝ひぬ、夫より渋沢氏は発起人の依托によりて仮りに会頭の議長席に就き、第一に会頭の選挙、第二に副会頭二名の選挙、第三に理事三課の委員五名づゝの選挙を行はしめ、書記官は順々にその投票を数へ
    会頭(投票三十六)        渋沢栄一
    第一副会頭(同廿八)       福地源一郎
    第二副会頭(同廿四)       益田孝
と読上げたれば一同に手を拍ちて之を賀し、何れも此の栄選に当るこそ一身の名誉なりとて速に承諾を申述べたり、扨委員の分は
    内国商業事務委員五名
               (廿四)  三野村利助
               (十七)  渋沢喜作
               (十二)  益田孝
               (十)   渋沢栄一
               (十)   竹中邦香
    外国貿易事務委員五名
               (卅六)  大倉喜八郎
               (廿一)  益田孝
               (十三)  中山譲治
               (十二)  岸田吟香
               (八)   堀越角次郎
    運輸及び船舶事務委員五名
               (卅五)  岩崎弥太郎
               (廿九)  吉村甚兵衛
               (十七)  川崎正蔵
               (十)   笠野熊吉
               (九)   岸田吟香
右の三課委員中にて岩崎・笠野・堀越の三氏は当日不参なれば、委員たるを承諾せらるゝか否かは知れがたく、他の十二名はいづれも此任を承諾ありければ、又一同に手を拍ちて喜びたり。
是より議事規則取調の委員五名を選挙すべしと云ふに至り、第一は正副会頭三名を此任に充てゝ他の二名を議員中より選挙すべき説(津田仙の動議)第二は正副会頭を除きて五名を選ぶべき説(福地源一郎の動議)第三は正副会頭と議員とを論ぜず全員中より五名を選ぶべき説(成島柳北の動議)第四は正副会頭三名を委員たらしむるの説(中山譲治の動議)との四説に分れ、各々其理を論じ遂に可否決を取り、第三説に起立の多かりしを以て、全員より五名を投票せしに
               (卅五)  福地源一郎
               (三十)  成島柳北
               (廿五)  渋沢栄一
 - 第17巻 p.26 -ページ画像 
               (廿四)  益田孝
               (十六)  栗本鋤雲
と定まりたれば、会頭はこの委員五名は直に議事規則の立案に取掛り稿定の上にて集会を開きて衆議に附し申すべく、其頃までには多分木挽町の新築も落成すべき旨を演べて会議を散じたり、時に十一時を過ぎたりき、此夜三井銀行にて官員がたは洋食、また議員一同の為には弁当の用意をなしてもてなしたるは手厚き取扱にてありき。


東京商法会議所要件録 第二号・第二丁 明治一二年三月三日刊(DK170004k-0004)
第17巻 p.26 ページ画像

東京商法会議所要件録  第二号・第二丁 明治一二年三月三日刊
   第六定式集会 明治十二年二月三日午後第八時前二十分開場
    議員出席スル者  三十八名
    同 欠席スル者  十七名
○上略
以上報告畢リテ会頭ハ更ニ起立シテ会議所規則第十五款ニ照応シテ会頭以下理事委員ヲ改撰スベキ旨ヲ述ベ、各員悉ク投票シテ而シテ其撰ニ当リタル者ハ左ノ如シ
  会頭     投票数  三十一     渋沢栄一
  第一副会頭  同    二十八     福地源一郎
  第二副会頭  同    二十九《(マヽ)》益田孝
  内国貿易事務委員
         投票数  二十八     渋沢栄一
         同    二十三     渋沢喜作
         同    二十二     益田孝
     新任  同    十四      米倉一平
     新任  同    八       福地源一郎
  外国貿易事務委員
         投票数  三十      益田孝
         同    三十      大倉喜八郎
         同    廿六      中山譲治
     新任  同    廿一      福地源一郎
     同   同    九       渋沢喜作
  運輸船舶事務委員
         投票数  三十一     川崎正蔵
         同    廿九      吉村甚兵衛
     新任  同    廿七      岸田吟香
     同   同    廿九《(マヽ)》 朝吹英二
     同   同    二十      平野富次《(平野富二)》
○下略


東京商法会議所要件録 第一一号・第一―六丁 明治一三年三月五日刊(DK170004k-0005)
第17巻 p.26-27 ページ画像

東京商法会議所要件録  第一一号・第一―六丁 明治一三年三月五日刊
  第十二定式会議 明治十三年二月廿四日午後六時三十分開場
    議員出席スル者
 一番  守田治兵衛 ○外二十七名
    同病気旅行其他事故アリ欠席スル者三十二名
 - 第17巻 p.27 -ページ画像 
会頭(渋沢栄一)云ク、今会ハ二月初催ノ定式会議ナルヲ以テ例規ニ従ヒ先ツ理事本員並ニ各課委員ノ改撰ヲ執行シ、撰挙定マルノ後定式事務ノ報告並ニ其他ノ事項ニ議及ス可シト
○中略
於是撰挙会ヲ開ク、理事本員並ニ理事委員ノ撰ニ当リタル者左ノ如シ
    会頭    投票点数  二十三点  渋沢栄一
    第一副会頭 同     十七点   福地源一郎
    第二副会頭 同     十六点   益田孝
   内国商業事務委員
          投票点数  二十点   渋沢栄一
          同     十七点   渋沢喜作
    新任    同     十五点   安田善次郎
    同     同     十一点   三野村利助
          同     七点    福地源一郎
   外国貿易事務委員
          投票点数  二十六点  大倉喜八郎
          同     二十三点  益田孝
    新任    同     十五点   子安峻
    同     同     十三点   松尾儀助
          同     同     中山譲治
   運輸船舶事務委員
          投票点数  廿八点   平野富二
          同     廿七点   朝吹英二
          同     廿五点   川崎正蔵
    新任    同     十点    益田孝
    同     同     七点    森村市太郎
○下略


東京商法会議所要件録 第四一号・第一四―一七頁 明治一五年二月二八日刊(DK170004k-0006)
第17巻 p.27-28 ページ画像

東京商法会議所要件録  第四一号・第一四―一七頁 明治一五年二月二八日刊
 ○明治十四年東京商法会議所事務報告
    議員ノ進退並ニ役員任免ニ関スル事項四件
理事本員並ニ理事委員ノ改撰
 本年二月九日第十九定式会ニ於テ例ニ拠リ投票ヲ以テ更ニ理事本員ヲ撰定スル事左ノ如シ
    理事本員
   投票点数 二十四点   会頭    渋沢栄一
   同    二十四点   第一副会頭 益田孝
新任 同    十五点    第二副会頭 大倉喜八郎
    内国商業事務委員
   同    二十点          福地源一郎
   同    十九点          渋沢栄一
   同    十三点          大倉喜八郎
新任 同    十一点          清水九兵衛
新任 同    九点           益田孝
 - 第17巻 p.28 -ページ画像 
    外国貿易事務委員
   同    二十三点         益田孝
   同    十七点          松尾儀助
   同    十六点          大倉喜八郎
新任 同    九点           丹羽雄九郎
新任 同    六点           原六郎
    運輸船舶事務委員
   同    二十五点         平野富二
   同    二十四点         朝吹英二
新任 同    十七点          野中万輔
新任 同    十四点          益田克徳
   同    十三点          川崎正蔵(退任)
    工業事務委員
   旧任                松尾儀助
   同                 中山譲治(退会)
   同                 森村市太郎(退会)
新任 投票点数 七点           林徳左衛門
新任 同    七点           条野伝平
    農業事務委員
   旧任                津田仙(退会)
   同                 柴崎守三
新任 投票点数 九点           米倉一平
新任 同    五点           渋沢栄一
新任 同    五点           渋沢喜作
○下略


東京商工会沿革始末 同会残務整理委員編 第二〇頁 明治二五年五月刊(DK170004k-0007)
第17巻 p.28 ページ画像

東京商工会沿革始末 同会残務整理委員編  第二〇頁 明治二五年五月刊
    ○東京商法会議所
○上略 斯ノ如ク当路ニ於テ此会議所ノ設立ヲ保護シタルニ由リ、会員ハ時期ヲ徒費スル事無ク順序ヲ践テ商法会議《(マヽ)》ヲ組織シ、渋沢栄一ヲ選挙シテ会頭トナシ、其調査事務ヲ内国貿易・外国貿易・運輸船舶ノ三部ニ分チ、尋テ工業・農業ノ二部ヲ加ヘ、各々委員ヲ選挙シテ之ヲ担当セシメ、以テ会議ノ実ヲ挙ゲタリキ ○下略


東京商業会議所史 第四―六頁 刊(DK170004k-0008)
第17巻 p.28-29 ページ画像

東京商業会議所史  第四―六頁 刊
○上略 是に於て会頭に渋沢栄一氏を、第一副会頭に福地源一郎氏、第二副会頭に益田孝氏を選挙し、併せて内国商業事務委員・外国貿易事務委員・運輸及船舶事務委員を選定して、玆に東京商法会議所の組織全く成れり。
 開設当時に於ける議員は定数を設けず、東京府下に住居して現に商業を営み、若くは農工商に関係するの業に従事し、相応の家産を有し年齢二十歳以上の者は都て議員たるを得べきものとし、其の議員たらんと欲する者は会議所の議員の紹介に由ることゝせり、会議は定式・臨時の二種に分ち、定式会は毎月二回、臨時会は会頭の発意又は議員
 - 第17巻 p.29 -ページ画像 
十名以上の請求に因り随時に之を開くことゝせしが、後定式会を毎月一回に改め、明治十四年二月更に一年四回に改めたり。
 前述の如く東京商法会議所議員の入会及退会は毫も法律上の規定なく、各人の随意に為し得らるゝ所なりしを以て、議員数の増減は其の常なく、会議所の機能をして十分発揮せしむること能はざりしと雖も其の成績又大に観るべきものなきにあらず、常に商工業百般の事項に関して調査研究し、或は官庁に建議し、或は官庁の諮問に答へ、或は一般商工業者の参考に供する等、孜々として寧日なく、以て今日に於ける東京商業会議所の起源をなせり。
○中略
 会頭は毎期渋沢栄一氏重任せられ、副会頭は明治十三年まで福地源一郎・益田孝の両氏重任せしが、明治十四年、十五年には益田孝氏・大倉喜八郎氏引続き当選して、以て明治十六年十月商法会議所解散の時に及べり。



〔参考〕東京商法会議所創設書類(DK170004k-0009)
第17巻 p.29-30 ページ画像

東京商法会議所創設書類      (東京商工会議所所蔵)
第五号
    東京商法会議所議員姓名

   住所        職業         姓名
深川区福住町四番地    第一国立銀行頭取   渋沢栄一
深川西大工町九番地    雑業         三野村利助
北品川百六十八番地    三井物産会長     益田孝
池ノ端茅町二丁目拾二番地 日報社長       福地源一郎
銀座弐丁目五番地     西洋織物商      大倉喜八郎
南茅場町廿二番地     生糸米穀商      渋沢喜作
築地小田原町四丁目壱番地 米商会所頭取     竹中邦香
蠣殻町一丁目壱番地    両替屋        米倉一平
通旅籠町十四番地     呉服商        堀越角次郎
新材木町壱番地      西洋織物商      杉村甚兵衛
呉服町十六番地      洋酒商        吉村甚兵衛
元柳町三番地       質渡世        青木禎吉
三十間堀三丁目十八番地  起立工商会社長    松尾儀助
本材木町三丁目廿四番地  造靴工業       西村勝三
                        清水卯三郎
小網町四丁目八番地    両替商        安田善次郎
本所千歳町廿三番地    雑業         川崎八右衛門
下谷仲御徒町一丁目十六番地 第四国立銀行支配人 辻金五郎
芝公園内七軒寺町七十三号 第卅三国立銀行支配人 種田誠一
馬喰町三丁目六番地    両替商        柴崎守三
                        松本市左衛門
三田小山町三十番地    洋紙製造栄業《(営)》 林徳左衛門
                        下村正太郎
                        田中治郎左衛門
銀坐四丁目十六番地    西洋織物商      森村市太郎
 - 第17巻 p.30 -ページ画像 
銀坐二丁目壱番地     売薬商        岸田吟香
池ノ端仲町廿七番地    売薬商        守田治兵衛
通旅籠町壱番地      筆商         高木五郎兵衛
淡路町二丁目三番地    米商会所肝煎     辻純市
矢ノ倉町二番地      雑業         小室信夫
下谷和泉橋通和泉町精工社内 精工社々員     中山譲治
西ケ原村十二番地     株式取引所頭取    小松彰
五郎兵衛町三番地     質渡世        千葉勝五郎
                        岡田平馬
堀江町壱丁目壱番地    畳表商        清水九平
                        小津清左衛門
麻布新堀町八番地     学農社長       津田仙
須崎村七十六番地     朝野新聞社々員    成島柳北
本材木町一丁目壱番地   塩干魚商       渡辺治右衛門
本所藤代町四番地     第廿国立銀行取締人  井関盛艮
瀬戸物町廿二番地     綿商         荒尾亀次郎
                        吉川長兵衛
芝浜松町二丁目廿八番地  日就社長       子安峻
通壱丁目十三番地     油商         中伊右衛門
                        岩崎弥太郎
伊勢崎町十九番地                笠野熊吉
築地二丁目四十番地    造船及運送商     川崎正蔵
堀留町二丁目三番地    呉服商        小林吟次郎
小舟町一丁目四番地    砂糖商        神田太助
本所北二葉町廿八番地   報知社々員      栗本鋤雲
深川久永町五番地     材木問屋       野村定八

   ○議員ハ明治十六年十月会議所解散ニ至ルマデ毎月多少異動セリ。異動状況ニツキテハ本款明治十二年一月二十日(第四五頁)・明治十四年二月九日(第五六二頁)ノ条ヲ参照。



〔参考〕回議録 第七類 商法会議所(DK170004k-0010)
第17巻 p.30 ページ画像

回議録  第七類 商法会議所      (東京府文庫所蔵)
    商法会議所進達之儀上申
商法会議所要件ニ渉ラサル通常事務者総而該所之名義ヲ以テ進達仕度尤議事ニ関スル要件者会頭之名義ヲ以テ上申可仕候、此段御聞置被下度候也
  明治十一年八月十六日      商法会議所会頭
                      渋沢栄一
    東京府知事 楠本正隆殿