デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

7章 経済団体及ビ民間諸会
1節 商業会議所
1款 東京商法会議所
■綱文

第17巻 p.302-306(DK170027k) ページ画像

明治13年2月28日(1880年)

当会議所、二月二十四日議員子安峻・益田孝ノ建案ニ基キ農業事務委員並ニ工業事務委員ヲ設置スルニ決ス。是日栄一、会議所会頭トシテ其旨ヲ東京府知事松田道之ニ上申ス。三月四日許可セラル。


■資料

東京商法会議所要件録 第一一号・第一―一五丁 明治一三年三月五日刊(DK170027k-0001)
第17巻 p.302-304 ページ画像

東京商法会議所要件録  第一一号・第一―一五丁 明治一三年三月五日刊
  第十二定式会議 明治十三年二月廿四日午後六時三十分開場
    議員出席スル者 ○二十八名
    同 病気旅行其他事故アリ欠席スル者三十二名
会頭(渋沢栄一)云ク、今会ハ二月初催ノ定式会議ナルヲ以テ例規ニ従ヒ先ツ理事本員並ニ各課委員ノ改撰ヲ執行シ、撰挙定マルノ後定式事務ノ報告並ニ其他ノ事項ニ議及ス可シト、于時四十六番(子安峻)ハ此撰挙取行前ニ於テ一ノ建議ヲ要スルモノアル旨ヲ述ベ会頭ノ許可ヲ得発議シテ曰ク、本会規則第二章中理事三課委員ヲ置クノ定款アリ又翻テ第一章第一款ヲ閲スルニ凡ソ議員タル者ハ農工商ニ関係スルノ業ヲ営ミ云々ト在リ、由是観之前ニハ議員ニシテ農工商ノ業務ヲ経営スルモノヲ要シ、而シテ後ニハ之レガ理事ノ委員ヲ設ケズ前後径庭ナキニ非ズ、抑モ頭初コノ規則ヲ草定スルノ際原案中更ニ農ノ一字ヲ加フルノ説多数ノ賛成者アリテ終ニ之ニ議決セリ、固ヨリ農業ノ国家ニ緊要ナルハ論ヲ竢タズト雖トモ寧ロ商業上ニ直接ノ関係ヲ有スルモノハ農ニ比スレバ工ノ多キニ居ルハ各人ノ視定スル所ナルガ故ニ、今暫ク農業事務委員ハ之ヲ置カザルモ工芸事務委員ノ一課ヲ設ケラルヽノ緊要ナルヲ信ズ、其故何トナレバ我国今日ノ輸出品中重要ノ地位ヲ占ムル生糸・茶ノ如キニ至テハ独リ政府保護ノ厚キ而已ナラズ、民間有志者モ此ニ焦思苦心スル所アルニ依リ、近年著シク其品位ヲ改良シ漸ク海外ニ声価ヲ博セントスルノ実アルハ本員ガ内国商業事務委員ノ報告ニ頼テ識了スル所ナリ、然ルニ工芸ノ一事ニ至テハ多少其改良精巧ニ鋭意尽力スルノ人ナキニアラズ、而シテ偶々一二ノ品物ハ其精巧美術遥カニ欧米ノ右ニ出ヅルアリト雖トモ、工芸ノ全体ニ就テ之ヲ論ズレバ我国工芸ノ欧米ニ比シテ其地歩ノ下タル恰モ幼童ノ大人ニ於ケルノ状態ヲ免カレス、而シテ亦之ヲ農産ノ生糸・茶ニ比スレバ其進度ノ相異ナル工芸ノ地歩ハ僅カニ十中ノ二三ニ過ギザルモノヽ如シ、然ルニ今ヤ我国工芸品ニ至テハ漸次外国人民ノ愛顧ヲ博シ日ニ月ニ之レガ需用ヲ増加スルノ勢ヲ呈シタレバ、此時ニ当リ更ニ其工作品ニ一層ノ改良ヲ施サバ必ズヤ亦一層ノ輸出ヲ増加スルニ至ルハ敢テ疑ヲ容ル可ラザルナリ、是レ本員ガ更ニ工芸事務委員ノ一課ヲ増置シテ以テ其改良ヲ企図スル所以ナリ、夫レ本員ガ如此其増置ヲ切望スル所以ノモノ更ニ其理由ノ陳ス可キモノアリ、即本会開設以来内外貿易事務委員ガ数次米穀・茶・生糸其他金融等ノ報告ニ依リ、其利益ハ独リ本会議員
 - 第17巻 p.303 -ページ画像 
而已ニ局ラズ之ガ一般商業上ニ及ホシタル利益ニ至テハ蓋シ鮮少ニ非ル可シ、左レハ今此工芸事務委員ヲ置キ之カ委員タル者ハ或ハ工芸品物ノ形況ヲ報告シ、或ハ甲地ノ陶器ハ其製作大ニ改良シテ外人ノ寵顧ヲ博シ、乙地ノ品貨ハ其製造粗造ニ流レ、近年為ニ衰頽ヲ醸シタル等ノ実況ヲ竅探報道セバ独リ我々議員ノ参考ノ便而已ナラズ之ガ為メ工業者ノ利便ヲ被ルモノ蓋シ尠カラザル可シ、若シ夫レ如斯弁ジ来レバ独リ報告ノ利益而已ヲ挙示スルガ如シト雖トモ将来当会ニ於テ工芸ニ関スルノ事項ヲ審議スルモノ漸ク多キヲ加ルハ本員ガ予メ確信スル所ナリ、故ニ今ヨリ工芸ニ関スル業務ノ実況ヲ調査セシムルノ委員ヲ設テ、以テ其事務ヲ担当セシメン事ヲ切望スル所以ナリト、会頭問テ曰ク、若シ夫レ更ニ本会中工芸委員ヲ設置スルモノトセバ其人員ハ即チ他ノ三課委員ノ如ク五名ヲ置カントスルヤ否ヤ、四十六番(子安峻)云ク然リ
六番(大倉喜八郎)ハ四十六番ノ発議ヲ敷衍シテ之レヲ賛成ス
会頭云ク、諸君宜シク四十六番ノ建議ニ就キ熟考アラン事ヲ要スト
十一番(福地源一郎)云ク、四十六番ノ建議ニ就キ既ニ賛成者アリ、而シテ本員モ亦委員設置ノ事ハ之ニ同意スト雖トモ、今遽ニ之ヲ執行ス可キモノニ非ズ、如何トナレバ建議者ノ説ハ則チ本会ノ規則ヲ改正スルヲ要スルモノナリ、然ルニ当会ノ規則タル其筋ニ稟申シテ其認可ヲ得タルモノナレバ今此委員ヲ設置スルモ亦之ヲ稟申シテ認可ヲ得ザル可ラス、故ニ之ヲ今日ニ改正スルヲ得ベキモノニ非ズト
四十六番(子安峻)十一番ノ云ハルヽ所本員ガ着意セザル所ニシテ、最モ其理ナキニ非ズト雖トモ、当会ノ規則ヲ改正スルノ事ハ撰挙前ニ於テ之ヲ議場ノ問題トナサン事ヲ望ム
五十番(松尾儀助)ハ更ニ建議者ノ説ヲ敷衍シテ其決議ヲ要ス
十番(森村市太郎)モ又之ヲ賛成ス
十一番(福地源一郎)四十六番並ニ其賛成者ハ此撰挙前ニ於テ委員増設ノ決議ヲ要スト雖ドモ、本員ハ之ヲ撰挙前ニ決議スルノ要用ナルヲ認ルヲ得ズ、今日ハ是レ明治十三年ノ第一会ニシテ会頭委員ヲ改撰スルノ時ナリ、左レバ宜シク其撰挙ヲ終了スルノ後ニシテ規則改正ノ件ヲ議決スルモ決シテ遅キニ非ズ、故ニ本員ハ前陳ノ如ク工業事務委員ヲ置クハ固ヨリ同意セザルニ非ザレトモ、之ヲ撰挙前ニ決議スルヲ要スト云フニ至テハ絶テ其要用ナルノ理由ヲ発見スルヲ得ズ
於是会頭ハ十一番ノ陳説ノ如ク此建議タル其筋ニ稟申若クハ指令ヲ得テ始メテ定ムベキモノナレバ、之ヲ撰挙前ニ於テ問題ト為ス如キハ敢テ要用ナラザルヲ認ムルガ故ニ宜シク之ヲ後チニシ、先ツ玆ニ理事本員並ニ各課委員ヲ撰挙ス可キ旨ヲ告グ
○中略
于時四十六番(子安峻)ハ工芸事務委員増置ノ儀ニ付更ニ発言シテ曰ク、此委員設ノ置事ハ撰挙会前ニ於テス可ラズト云フニ依リ之ヲ議定スルニ至ラザリシガ、今ヤ已ニ其撰挙ヲ了シタレバ中途ニシテ其議ヲ絶ツハ遺憾尠カラズ、殊ニ十一番モ已ニ其趣旨ヲ賛成セラレタレバ速ニ之ヲ今会ノ問題ト為サン事ヲ望ム
 - 第17巻 p.304 -ページ画像 
十一番(福地源一郎)此事ヤ本員之レニ同ズ、但シ当会規則中此委員ヲ増置スルニ付キ如何ノ改正ヲ為サントスル乎、敢テ之ヲ建議者ニ問フ
会頭ハ建議者ニ向テ曰ク、十一番ノ発議ノ如ク此委員ヲ増設スルハ之ヲ其筋ニ稟申シ、其指令ヲ待チ然ル後之ガ改正スベキモノナレバ、之ヲ稟申スルニ当リ当会規則第二章第七款中運輸船舶事務委員ノ次ニ此一課委員ヲ置キ、而シテ其人員ハ則チ他ノ委員ノ如ク五名ヲ要セラルルノ意乎、四十六番答テ曰ク、然リ
十五番(益田孝)工芸ノ事タル内外貿易事務委員ノ関スル所ナリト雖トモ、今更ニ此委員ヲ置クモ其理務上ニ支吾障碍ナクシテ利便アルベケレバ、本員モ亦之ヲ賛成ス
十一番(福地源一郎)ハ更ニ説ヲ為シテ曰ク、本員ハ工芸事務委員ノ上ニ更ニ農ノ一字ヲ加ヘ、且ツ工芸ヲ工業ト為シ、農工業事務委員ト修正セン事ヲ欲ス、其故如何トナレバ今我国ノ利源ヲ為スモノ如何ト問ヘバ概ネ皆ナ農産ニ係ラザルモノナク、輸出ノ首位ヲ占ムルモノ生糸ヤ茶ヤ亦皆農産ナリ、前キニ農ハ商ノ中ニ包括スト云フノ説アリト雖トモ、已ニ四十六番ノ説ニ拠リ工芸事務委員ヲ設置スルニ於テハ農モ亦之ヲ加ヘザルノ理ナケレバナリ
十五番(益田孝)十一番ノ修正最モ以テ其意ヲ得タリ、然レトモ農ト工トハ其事業全ク相殊ニシテ、農者ニ詢ルニ工事ヲ以テス可ラズ、工者ニ語ルニ農業ヲ以テス可ラズ、故ニ本員ハ更ニ十一番ノ説ヲ修正シ、農工ヲ分離シテ以テ農業事務委員、工業事務委員ノ二課ヲ設ケン事ヲ望ム
十一番(福地源一郎)ハ前説ヲ止メ、更ニ十五番ヲ賛ス、時ニ十三番(中山譲治)十番(森村市太郎)亜テ之ニ同ス
四十六番(子安峻)本員ノ発議以来既ニ二条ノ修正説相踵テ起リ各其賛成ヲ得ルモノ二三名ニ及ベリ、而ルニ此修正タル更ニ農業ノ一委員ヲ加フルモノニシテ、本員ガ要望スル所モ亦並ビ達スルモノナレバ本員ニ於テ聊カ此修正ニ異議ナシトス
於是会頭ハ四十六番ノ建議ニ出テ、十五番ノ工業事務委員ノ外ニ農業事務委員ヲ設クルノ修正説ニ同意者ヲ起立セシメタルニ多数ニ依リ之レニ可決ス、尋テ其人員ヲ幾名ト定ムルヤヲ問フニ各三名ヲ置クノ説多数ニ依リ之ニ可決ス、次ニ会頭ハ此改正ノ事ハ之ヲ理事本員ヨリ直ニ其筋ニ稟申スル事トシテ可ナルヤ否ヲ問フニ、一同異議ナキヲ以テ規則第二章第七款中運輸船舶事務委員ノ次ニ順次此二課ヲ置キ其人員ヲ各三名ト定メ、速ニ之ヲ稟申スルニ決ス
○下略


東京商法会議所官衙諸達並上申書綴 三(DK170027k-0002)
第17巻 p.304-305 ページ画像

東京商法会議所官衙諸達並上申書綴 三
                   (東京商工会議所所蔵)
当会議所規則第二章第七款ニ依リ、理事委員即チ内外貿易事務並ニ運輸船舶事務ノ三課委員ヲ置キ、当場開設以来各課其事務ヲ弁理致シ、追々商業上諸報告調査ノ如キ精細ニ就キ世上万一ノ裨補トモ可相成哉ト奉存候、然ルニ農工業ニ至テハ未タ之カ委員ヲ設ケ其業務ノ実況ヲ
 - 第17巻 p.305 -ページ画像 
調査報告スル等之挙無之処、農業ノ如キ工芸ノ如キハ共ニ商業上至大ノ関係ヲ有スルモノニシテ、現ニ我国海外輸出ニ供スル品物中重要ノ地位ヲ占ムル生糸・茶ノ如キ一トシテ農産ニ係ラサルモノ無之、又工芸品ニ至テモ近来漸ク其声価ヲ欧米市場ニ博セントスルノ景況ニ立至リ、旁以其盛衰得失等ヲ討尋研究スルハ今日ノ急務ニシテ、固ヨリ内外貿易事務委員其任ニ可有之義ニ候得トモ、右規則第一章第一款中凡ソ議員タル者ハ農工商ニ関係スルノ業ヲ営ミ云々ト有之、現ニ議員中農工ノ業ヲ経営スル者不尠、依之今般更ニ右規則第二章第七款ノ運輸船舶事務委員ノ次ニ農業事務並ニ工業事務委員ノ二課ヲ増設シ、其人員各三名ヲ撰定シ、他ノ三課委員ト並ヒ立テ、広ク内外農工業ニ渉猟シ、其得失ヲ講究シ、或ハ其所見調査事項ヲ報告シ、聊カ以テ農工ノ事業ヲ振起シ、貿易隆昌ノ一助ト相成様致度衆議決定仕候間、右御聞置被下度、此段上申仕候也
  明治十三年二月廿八日    東京商法会議所会頭
                    渋沢栄一栄一
    東京府知事 松田道之殿
第二千二百五十六号《(太字ハ朱書)》
割印書面上申之趣聞置候事
  明治十三年三月四日     東京府知事 松田道之東京府知事松田道之


東京商法会議所要件録 第一二号・第二―三丁 明治一三年三月二九日刊(DK170027k-0003)
第17巻 p.305-306 ページ画像

東京商法会議所要件録  第一二号・第二―三丁 明治一三年三月二九日刊
  第十三定式会議 明治十三年三月十一日午後第七時開場
    議員出席スル者 ○二十名
○上略
右了リテ会頭 ○渋沢栄一ハ前会ノ議決ニ係ル本会規則中農工業事務委員増置ノ件ハ二月廿八日ヲ以テ府庁ニ申稟シ、三月四日ヲ以テ右聞置クトノ指令アリシ旨ヲ報告シ、且ツ此農工業ノ事タル自今漸ク将ニ関係ノ調査ヲ生ズベキガ故ニ該委員ノ撰挙ハ諸君可トセバ今会ニ於テ執行ス可シ、然トモ尚ホ此前ニ於テ諸君ニ問フ可キ件ハ内国商業事務委員ノ撰ニ当リタル安田善次郎君ハ既ニ同氏ノ要望ニ依リ除名ヲ報道シタレバ、之ニ代リテ該委員タル可キ者ハ則チ投票点数ノ順序ヲ以テ大倉喜八郎君ヲ当撰者ト為スヘキヤ否ヤト問フニ、四十一番(柴崎守三)ハ会頭陳説ノ如ク六番大倉氏ヲ該委員ニ撰挙スルヲ至当ナリトシ、五十番(松尾儀助)ノ賛成アルヲ以テ会頭ハ六番ニ向ヒ投票点数順ニ依リ全会ノ撰挙ニ係ルヲ以テ該委員タラン事ヲ望ミタルニ、六番之ヲ承諾ス、時ニ四十一番(柴崎守三)ハ今夕議員ノ出席少ナキニ依リ農工業事務委員ノ撰挙ハ之ヲ次会ニ譲ラン事ヲ望ミタルニ、十一番(福地源一郎)ハ之ニ反シ、議員出席者已ニ会議ヲ開クノ数ニ充チタル以上ハ何ソ此撰挙ヲ次会ニ延滞スルノ理アランヤト云フニ、十三番(中山譲治)ハ之ヲ賛成シ、仮令次会ニ譲ルモ亦再ビ出席者少ナキトキハ之ヲ執行スル事能ハザルノ恐アレバ今会ニ於テ撰挙スルヲ可トスト云フニ十五番(益田孝)其他一二議員モ亦之ニ同シタルヲ以テ、会頭ハ其決ヲ起立ニ問ハザルモ全会既ニ多数ノ賛成者アルガ如ク、殊ニ議員参会者ハ少ナキモ既ニ開会ノ定数ニ満チ議事ヲ開キタル上ハ十一番発議ノ
 - 第17巻 p.306 -ページ画像 
如ク此撰挙ヲ遅延スルノ理ナキヲ以テ今会之ヲ執行スベキ旨ヲ述ベ、各員ヲシテ之ヲ撰挙セシム、而シテ其撰ニ当リタル者左ノ如シ
            工業事務委員
             投票点数十五点  松尾儀助
             同   十二点  中山譲治
             同    六点  森林市太郎《(森村市太郎)》
            農業事務委員
             投票点数十八点  津田仙
             同    四点  柴崎守三
             同    四点  小松彰
右被選者ノ内津田仙・小松彰ノ両名ハ今会欠席ニ付速カニ之ヲ通シテ其諾否ヲ問フ可キニ決シ、其他ノ当選者ハ各其任ヲ受ケ併セテ其推選ノ辱キヲ謝ス、但シ十五番益田孝君ハ投票数五点ニ依リ農業事務委員ノ被選者タリシモ、既ニ他ニ三課ノ兼摂アリテ規則ノ許サヾル所ナル旨ヲ以テ之ヲ辞ス