デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

7章 経済団体及ビ民間諸会
1節 商業会議所
2款 東京商工会
■綱文

第19巻 p.20-24(DK190002k) ページ画像

明治21年1月27日(1888年)

是日ノ会議ニ於テ大塚艮城ノ建案セル火薬取締規則改正ノ儀審議セラル。栄一原案修正ノ上其筋ヘ建議スベキ旨ヲ主張ス。


■資料

東京商工会議事要件録 第二八号・第三―一七頁 明治二一年二月二五日刊(DK190002k-0001)
第19巻 p.20-23 ページ画像

東京商工会議事要件録  第二八号・第三―一七頁 明治二一年二月二五日刊
  第廿六臨時会  (明治廿一年一月廿七日開)
    会員出席スル者 ○四十七名
会長(渋沢栄一)ハ開会ノ趣旨ヲ述ベ先ヅ第一号議案ヲ議スベキ旨ヲ告ゲ書記ヲシテ議案ヲ朗読セシム
(第一号議案)
別紙ノ事項本会ノ意見トシテ其筋ヘ建議相成度此段建議致候也
  明治二十年十二月廿三日  五十六番会員 大塚良滅《(大塚艮城)》
  東京商工会々頭
    渋沢栄一殿
    建議案第一
一火薬取締規則第拾三条ニ火薬類ハ火薬三百目、雷管・導火管五百個マデハ安全ナル場所ニ貯蔵スル事ヲ得、営業者ハ前項制限ノ外火薬拾貫目、劇発火薬壱貫目、雷管・導火管類壱万個マデ(中略)倉庫ニ貯蔵スル事ヲ得トアル(此ニ倉庫ト記戴シタルハ営業者ノ火薬庫ニアラズ即チ小売営業場所ナリ)雷管ノ如キハ其種類凡廿有余種アリ、此制限ニ拠ルトキハ即チ一種五百個ヲ備ヘ置ク事ヲ得ズ、然ルニ使用者一個人ニ売渡ス制限ニ雷管五百個マデトアリ、営業者ハ其種類ノ数多ナルガ為メニ制セラレ一種五百個ヲ備ヘ置ク事能ハサル割合ナリ
 而シテ劇発火薬壱貫目迄ハ貯蔵スル事ヲ得ルノ明文アレトモ、是ハ需用者少キ品ユヱ些少ニ貯蔵シ置クモ営業上ニ於テサシタル不便ヲ感ゼザルナリ
 偖前二段ニ分チテ述タル如ク甲ハ需用多キ物ニシテ其制限ノ数量少ク乙ハ需用少キモノニテ貯蔵規定ノ数量多シ、此数量ノ多少ハ営業者ノミナラス売買両者ニ蒙ル不便ナリ、其所以ハ営業者ハ種類ノ多数ニ制サルヽガ故ニ壱種五百個マテヲ貯フル事能ハズ故ニ需用者其人ハ公然許サレタル数量五百個ヲ購求スルヲ得ザル場合ナリ、元来雷管モ劇発火薬ノ装置シ在ルモノユヱ之ヲ劇発火薬ト見做シ、雷管ト劇発火薬トヲ併セ壱貫目マテ小売営業ノ倉庫ニ貯蔵シタシトノ望ニテ、之ヲ約言スレバ雷管ニ装置ノ劇発火薬弾薬ヲ斤量ニ見積リ五百目ヲ備ヘ置クトキハ劇発火薬ハ五百目ニ超過セズ、劇発火薬七百目ヲ貯蔵シアルトキハ雷管ノ劇発火薬弾薬ハ三百目マテ備ヘ得ルノ
 - 第19巻 p.21 -ページ画像 
割合ニ改正仕度事
  但雷管千個ニ装置シアル劇発火薬弾薬ノ斤量ハ凡拾匁ナリ
    同第二
一同則中ニ免許商相互ノ売買規程之レナク、然ルニ独リ警視庁ニ於テハ運搬免許願ニ売渡証並ニ買受証ヲ添ヘザレバ運搬ヲ許可セラレサルノ慣例アリ、故ニ売買ノ際買受証ヲ要求スト雖トモ普通売買ノ習慣ニテ売渡証ハ必要トスルモ買受証ヲ出スモノ稀ナレバ売買ノ都度多少押引ヲ為サヾルヲ得ズ、且同則中ニ買受証書ヲ要スルトノ明文ナキ故断然買受証ヲ出スヲ拒絶スル者アリ、此ニ於テ該営業者東京組合ノ幹事ヨリ警視庁ニ対シ売渡人ニ於テ鑑札ヲ撿了シテ売渡スモノナレバ買受証書之レナクモ運搬免許セラレタシト請求シタルニ、買受証ヲ添ヘザレバ買受人ノ本貫ヘ照会ノ上其回答ヲ待テ始テ運搬ヲ許可スベキニ由リ却テ営業上不便ナルベク故ニ規則ニハ之レナクモ買受証ヲ添ヘテ出願スヘシトノ口達ナリ、元来此買受証書タルヤ買受人一個ノ調印ニテ差シ出スモノナレハ警視庁ヨリ其筋ヘ照会ノ回答ニ代用スベキ程ノ効力有リトモ思ハレズ、而シテ此買受証書ヲ要求スルカ為メニ生ズル不便ハ一ニシテ足ラスト雖トモ其重ナルモノヲ左ニ縷陳セン
 遠隔地方ノ営業者代理人ニ委任状ヲ付シ態々出府ナサシメタル后追加請求ヲ電報スルモ委任状ト買受証ト数量差違ヲ生スルヲ以テ運搬ヲ免許セラレス、或ハ実印携帯セザルカ為メ売買ヲ果サヽル等枚挙ニ暇アラズ
 如此実際ナルガ故買受証書必要ナラバ全国同業一般ニ達セラレ度、既ニ同則中ニ規定ナキ程ノ不必用ノモノタラバ買受証之レナクトモ運搬免許ヲ得タキ事
    同第三
一陸軍省ハ火薬ヲ水曜日ノ外払ヒ下ゲザルモノナリ、而シテ警視庁ハ火薬運搬免許ハ運搬日期ノ一週間前ニ出願セヨト口達セリ、玆ニ木曜日ノ午后ニ火薬ノ購求者アリト仮定シテ金曜日ニ警視庁ヘ火薬運搬ヲ出願シ、次ノ木曜日ニ許可ヲ受クルトスルトキハ、此日ハ火薬払ヒ下ゲノ翌日故次ノ水曜日即チ火薬庫開扉ノ当日マデ其間空シク日子ヲ費ス事実ニ十余日間ナリ、若シ至急ヲ要スル工事等ニ使用スルモノトスレバ其不便幾何ナルヲ知ラズ、元来自由ニ売買ヲ為スヲ得サル品柄タリト雖トモ其制限ヲ設ケテ売買ヲ許シタル以上ハ其制限内ノ売買授受ニハ幾分ノ便利ヲ与ヘザルヲ得ザルハ自然ノ道理ナリ、然ルニ其不便利ナル事如此亦甚シト云ハザルヲ得ズ、故ニ運搬免許出願ハ運搬日期ノ二日前ト減縮仕度事
  但他府県ニ在テハ出願ノ即日或ハ翌日ヲ以テ免許セラルヽト聞ク然ルニ独リ東京ノ如此日子ヲ要スルハ何故ナルヲ知ラズ
会長(渋沢栄一)曰ク、此火薬取締規則ハ独リ火薬営業者ノミニ止ラズ需用者ニ於テモ亦大ニ之ヲ不便トスル事ナシトセズ、現ニ瀬戸物町古河市兵衛氏ノ如キハ各地ニ多ク鉱山ヲ所有シ、随テ火薬類ヲ需用スル事少カラズ、就中同氏ノ所有スル越後国草倉ノ鉱山ノ如キハ一ケ年劇発火薬ヲ使用スル事殆ド二千五百貫目ニ達シ、時トシテハ
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僅々二日ヲ出デザルニ三十貫目以上ノ劇発火薬ヲ消費スル事アリ、然ルニ明治十七年十二月制定セラレタル火薬取締規則ニ拠レバ劇発火薬ノ如キハ三十貫目以上ヲ貯蔵スルヲ禁止セラレ、殊ニ越後国ノ如キハ陸運甚ダ不便ニシテ之ヲ運送スルニハ専ラ海運ニ頼ラザルヲ得ズ、然ルニ其海運モ毎年冬期ニ際シテハ全ク杜塞スルノ姿ナレバ其運搬上ノ不便実ニ少カラズ依テ同氏ハ明治十八年九月中其一ケ年ニ使用スル火薬類ノ予算高ヲ警視庁ヘ上陳シテ一旦内務省ヨリ制限外貯蔵ノ特許ヲ得タレトモ其買入ノ事ハ之ヲ特許セラレザリシニ付同氏ハ特ニ多量ノ劇発火薬ノ運搬ヲ要スル場合ニ於テハ不得已数日ノ間毎日三十貫目ツヽヲ買入レ、見込ノ高ニ達シタル上之ヲ取纏メテ運搬シ来リタルガ、明治十九年十月勅令第六十七号ヲ以テ該規則第十条ヲ改正セラレタルヨリ爾後同氏ハ該条中坑業土工用ノ為メ特ニ多量ノ火薬類ヲ要スル者ハ内務大臣ノ特許ヲ受ケ、直チニ陸軍・海軍両省ヨリ払下ヲ受ケ得ル旨ノ明文ニ拠リ始メテ制限外買入ノ特許ヲ得ルニ至リタリ、左レバ今此建議案中劇発火薬ハ需用者少キ品故云々トアレトモ既ニ前陳ノ如ク鉱山営業者ノ如キハ特ニ多量ヲ需用スルノ事情モアレバ、火薬営業者ノ外猶此規則ニ就キ不便ヲ抱ク者少カラザルベシ、故ニ本案ハ全会ニ於テ其大体ヲ可決スルトスルモ愈々之ヲ其筋ヘ建議スルニ当リテハ猶他ノ需用者ノ不便トスル所ヲモ照査シテ充分ニ修正ヲ加フル方穏当ナルヘシ
九十三番(小松崎茂助)問フテ曰ク、本案ニ記載スル要項ハ嘗テ火薬営業者ヨリ直チニ其筋ヘ出願シタル事アリヤ
五十六番(大塚艮城)答テ曰ク、本案ニ記載スル要項ハ既ニ是迄火薬営業者ヨリ直チニ警視庁ヘ出願シ、又其困難ノ事情ヲモ具陳シタル事アリ、然レトモ警視庁ニ於テハ其事情ハ一理ナキニアラズト雖トモ本則ノ成立スル以上ハ何分規則外ノ取扱ヲ為スヲ得ズトノ事ニ付不得已之レヲ議案トシテ本会ヘ提出シタルナリ
二十番(大倉喜八郎)曰ク、余ハ火薬免許商ノ一人ニシテ前年火薬条例御発布以来火薬需用者ト営業者ノ困難ナル事情ヲ屡々其筋ヘ開陳シタルコトアリシガ、元来火薬類ハ鉱山・土工・水理・開鑿・其他文明ノ事業進歩スルニ従ヒ其需用モ益ス増加スルモノニシテ現ニ今日ト雖トモ少シク広大ナル工事ニハ二三日ニシテ制限ノ劇発火薬ヲ使用スル事往々アリテ現行ノ制限ニ拠ル時ハ其不便実ニ尠シトセズ蓋シ現行規則ノ不便ナル点ハ決シテ本案ニ記載スル所ニ止マラズシテ例ヘバ現今火薬類ハ陸軍省ヨリ払下ゲラルヽノ一法アルノミニテ他ニ製造スルヲ得ズ、而シテ是迄ハ陸軍省ヨリ払下ノ火薬モ軍隊用ノ廃薬ニシテ普通工業用ノ品ニ比スレバ品質良種ニシ随《(テ脱カ)》テ其価モ稍格高ナリ、良種ナルカ故ニ価格ノ昂キハ当然ノ事ナレトモ営業者ガ普通ノ火薬ヲ要スル場合ト雖トモ、外ニ其供給ヲ得ルノ途ナキヲ以テ已ムヲ得ズ軍隊用ノ品ヲ買入レザルヲ得ザルカ如キ不便アリ、又「ダイナマイト」ノ如キ外国商人ハ貯蔵販売等ニ別段制限ナクシテ内国商人ノ貯蔵運搬等ニハ頗ル厳重ノ制限アリ、故ニ此条例ノ為メ商売ノ利益ハ独リ外人ニ占有サルヽ等ノ不便尠カラズ、依之本案ハ先ツ委員ヲ撰ンテ之ヲ調査セシムル事トシ例ヘハ免許商人ニシテ若
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干ノ保証金ヲ出スニ於テハ何百貫目迄貯蔵スルヲ得ベシトカ、若クハ普通ノ火薬ハ陸軍省ノ監督ヲ受ケテ民間ノ製造ヲ許シ而シテ此工場ハ大阪ニ壱ケ所、東京ニ壱ケ所ヲ限ルトカ、官ノ取締モ立チ民間ニ於テモ便利ヲ得ルガ如キ方案モアルベキニ付、併セテ熟議ノ上其事項ヲモ本案ニ加フル事トシ、要スルニ本案希望ノ区域ヲ今一層拡張シテ其筋ヘ建議セン事ヲ望ム
四十二番(松尾儀助)曰ク、思フニ此規則ノ制限斯ク厳重ナルモノハ蓋シ保安ノ精神ニ出ヅルモノナルヘシ、然リト雖トモ既ニ商工業上ニ大ナル不便ヲ与フル以上ハ本会ニ於テ其事実ヲ詳査シ其筋ニ向テ改正ヲ求ムルハ当然ノ事ナリ
十四番(小川為次郎)曰ク、余ハ二十番(大倉喜八郎)ノ説ヲ賛成ス
九番(雨宮綾太郎)曰ク、余モ本案ノ大体ヲ賛成ス、蓋シ過剋二十番(大倉喜八郎ノ説ヲ聞クニ外国商人ニハ貯蔵ノ制限ナクシテ内国商人ニノミ其制限アリト云ヘリ果シテ然ル時ハ是外国商人ヲシテ利益ヲ専有セシムルモノニ付委員ハ特ニ此等ノ事項ヲ詳査セン事ヲ要ス
九十六番(森島松兵衛)曰ク、本案ハ委員ヲシテ修正セシメ、直チニ其筋ヘ建議セン事ヲ望ム、蓋シ此規則ノ制限ノ如キハ、過刻四十二番(松尾儀助)ノ述ベタルガ如ク保安上頗ル必要ナルベキニ付、委員ガ建議案ヲ草スルニ当リテハ一方ニ於テハ取締上ニ不都合ヲ来ス事ナク一方ニ於テハ営業者ニ便利ヲ与フル様注意アリタシ
右ノ外各員ノ間ニ多少ノ発言アリシガ、遂ニ衆議ノ末本案ハ先ヅ幹事七名ヲ委員トシ、猶之ニ関係ヲ有スル者ニ就キ実際ノ情況ヲ詳査セシメ、然ル後建議案ヲ草シテ直チニ其筋ヘ進達スベシト云フニ決ス


東京商工会議事要件録 第三三号・第二―八頁 (明治二一年九月)刊(DK190002k-0002)
第19巻 p.23-24 ページ画像

東京商工会議事要件録  第三三号・第二―八頁 (明治二一年九月)刊
  第十七定式会
           (明治二十一年八月二十日開)
  第三十臨時会
    会員出席スル者 ○三十二名
午後六時十分一同着席、会頭(渋沢栄一)ハ差支アリテ欠席シタルヲ以テ副会頭(益田孝)会長席ニ着ク
会長(益田孝)ハ是ヨリ定式会ヲ開クベキ旨ヲ告ゲ規程第五章第二十二条ニ依リ明治二十一年上半季間定式事務ノ成跡ヲ報告ス
  自明治二十一年一月至同六月 半季間事務ノ報告
○中略
    会員ノ建議   五件
○火薬取締規則ニ改正ヲ要スルノ議
  本件ハ五十六番会員大塚艮城ノ建議ニ係リ、其要旨ハ現行ノ火薬取締規則ニ拠レバ当業者ハ小売営業ノ倉庫ニ於テ雷管一万個迄ヲ貯蔵シ得ルノ制ナリ、然ルニ元来雷管ノ如キハ其種類極メテ多ク随テ此制限ニ従フ時ハ能ク需用者ノ為メニ各種ヲ備ヘ置ク事ヲ得ズ、故ニ該規則ニ改正ヲ加ヒ当業者ヲシテ雷管一貫目(装置シアル劇発火薬ノ斤量ヲ合シ)迄ヲ貯蔵スル事ヲ得セシメラレタシ(第一)当業者ヨリ其筋ヘ運搬ノ許可ヲ願出ヅルニ当リ買受証ヲ添ヘザレバ之ヲ許可セラレズ、然ルニ此買受証ヲ得ルニハ種々ノ不便アルニ付自今買受
 - 第19巻 p.24 -ページ画像 
証ヲ添ヘザルモ運搬ヲ許可セラレタシ(第二)従来火薬払下ノ定日ハ毎水曜日ニシテ当業者ガ運搬ノ許可ヲ得ントスルニハ此払下定日一週間前ニ其旨ヲ警視庁ヘ出願セザルベカラズ、然ルニ此手続ニ拠ル時ハ自ラ商機ヲ失スルノ恐アリテ当業者ノ迷惑少カラズ故ニ運搬ノ許可願ハ払下定日二日前ニ出サシムル事ニ改正セラレタシ(第三)ト云フニ在リ、即チ明治二十一年一月二十七日第二十六臨時会ニ於テ之ヲ審議シタルニ幹事七名ヲ委員トシ、猶実際ノ景況ヲ詳査シタル後建議案ヲ草シ其筋ヘ上呈スベシト云フニ決シ、其後幹事ニ於テ協議ヲ遂ゲタルニ其要項ノ中特ニ当局ヘ稟議ヲ要スル件アリテ目下其筋ヘ内議中ニ係リ本季中ハ未ダ公然建議書ヲ上呈スルノ運ニ至ラザルニ付、其成跡ハ更ニ次季ヲ期シテ報告スベシ、但シ明治二十一年四月中其筋ニ於テハ従来毎週一日ノ火薬払下日ヲ改メテ更ニ毎週三日トセラレタルヲ見レバ此建議ハ未ダ公然上呈スルニ至ラズト雖トモ、其要旨ノ一部ハ既ニ事実上ニ行ハレタリト云フヲ得ベシ
   ○本件ハ其後其筋ニ建議セシヤ否ヤ資料欠除ノタメ明瞭ナラズ。