公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.6
第20巻 p.531-551（DK200057k） ページ画像
明治28年1月12日（1895年）
是ヨリ先明治二十四年十二月二十一日、大蔵省主税局長田尻稲次郎ヨリ当会議所ニ対シ海関税率調査ノ儀ニツキ諮問アリ。爾来当会議所ハ委員ヲ選ミテ調査ヲ続ケシガ、調査成ルヲ以テ是日栄一会頭トシテ大蔵省主税局長目賀田種太郎ニ答申シ、且ツ普通海関税法ヲ制定センコトヲ貴族院議長侯爵蜂須賀茂韶・衆議院議長楠本正隆ニ請願ス。
第一回東京商業会議所事務報告 第六頁 明治二五年四月刊（DK200057k-0001）
第20巻 p.531 ページ画像
第一回東京商業会議所事務報告 第六頁 明治二五年四月刊
一海関税率ノ儀ニ付、大蔵省主税局長ヨリ諮問ノ件
本件ハ明治二十四年十二月廿一日ヲ以テ田尻大蔵省主税局長ノ諮問ニ係リ、其要旨ハ衆議院議員栗原亮一氏ヨリ海関税法案ヲ同院ヘ提出シタルニ付該法案ニ附属セル海関税率表ニ対シ本会議所ノ意見ヲ承知シタシト云フニ在リ、右ハ頗ル緊要ノ問題ニ付其後先ツ調査ノ方針ニ就キ審案中ナレバ追テ成案ノ上更ニ会議ニ附スルノ見込ナリ
第二回東京商業会議所事務報告 第二八頁 明治二六年四月刊（DK200057k-0002）
第20巻 p.531-532 ページ画像
第二回東京商業会議所事務報告 第二八頁 明治二六年四月刊
- 第20巻 p.532 -ページ画像
一海関税率ノ儀ニ付、大蔵省主税局長ヨリ照会ノ件
本件ハ前回ニ報告シタルガ如ク明治二十四年十二月中ノ照会ニ係リ其後明治二十五年六月三日第十三回ノ臨時会議ニ附シタルニ、委員七名ヲ選ヒ調査ヲ附托スルコトニ決シ、即チ会頭ノ指名ヲ以テ左ノ諸君ヲ選挙シタリ
太田実君
辻粂吉君
山中隣之助君
野中万助君
佐久間貞一君
益田孝君
大江卓君
其後委員ニ於テ調査中ノ処未タ結了ニ至ラサルニ付、追テ其報告ヲ得タル上、更ニ会議ニ附スル見込ナリ
第三回東京商業会議所事務報告 第二九頁 明治二七年四月刊（DK200057k-0003）
第20巻 p.532 ページ画像
第三回東京商業会議所事務報告 第二九頁 明治二七年四月刊
一海関税率ノ儀ニ付、大蔵省主税局長ヨリ照会ノ件
本件ハ前回ニ報告シタル如ク明治二十四年十二月中、田尻主税局長ノ照会ニ係リ、其後委員ニ於テ調査中ノ処未タ結了ヲ告ケサルニ付追テ其報告ヲ得タル上更ニ会議ニ附スル見込ナリ
第四回東京商業会議所事務報告 第九―一八頁 明治二八年四月刊（DK200057k-0004）
第20巻 p.532-542 ページ画像
第四回東京商業会議所事務報告 第九―一八頁 明治二八年四月刊
一海関税率ノ儀ニ付、大蔵省主税局長ヨリ照会ノ件
本件ハ前回ニ報告シタル如ク明治二十四年十二月中田尻主税局長ヨリノ照会ニ係リ、委員ニ於テ調査中ノ処其後委員ハ調査ノ末其報告書ヲ提出シタルニ付、之ヲ明治二十七年十二月二十日第四十回ノ臨時会議ニ附シタルニ其可決ヲ経、且ツ本件ハ之ヲ主税局長ニ答申スルニ止メス、貴族・衆議両院ヘモ請願ス可シト決シ、猶ホ其答申及ヒ請願書案ノ起草ヲ役員会議ニ全任スルコトニ決シタルニ付、其後役員会議ニ於テ之ヲ起草シ、明治二十八年一月十二日附ヲ以テ、左ノ如ク目賀田主税局長ヘ答申シ、且ツ蜂須賀貴族院議長及ヒ楠本衆議院議長ヘ請願シタリ（本件ノ処分ハ明治二十八年ニ渉ルト雖トモ便宜ヲ以テ玆ニ連記ス）
去明治二十四年十二月二十一日附ヲ以テ曩ニ衆議院議員栗原亮一氏ヨリ同院ヘ提出セラレタル海関税率表ニ対シ、本会議所ノ意見御承知相成度旨御照会有之候処、其後本会議所ニ於テハ篤ト調査ヲ遂ケ別冊ノ通リ海関税率案ヲ編纂候ニ付、一本ヲ上呈仕候間本会議所ノ意見ハ右ニテ御承知相成候様致度、此段及御回報候也
明治二十八年一月十二日
東京商業会議所会頭 渋沢栄一
主税局長 目賀田種太郎殿
尚々本文ノ件ニ付御参考ノ為メ別ニ本会議所委員ヨリ会議ヘ提出シテ議決ヲ経タル海関税率案説明書・同一覧表ノ写一本ヲ添ヘテ上呈仕候間、併セテ御高覧ヲ煩シ度此旨副申仕候也
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（別冊）
海関税率案説明書
一本案ハ単一ニ海関税率ノミヲ査定シタルモノニシテ、其之ニ附帯スル所ノ海関税法ニ及ハス、而シテ海関税法ハ輸入者ノ密輸入及脱税ヲ防禦スル限度ニ於テ繁ヲ去リ簡ニ就キ、其宜キヲ制シ、徒ラニ無用ノ手数ヲ加ヘ以テ商機ヲ誤リ費用ヲ累ヌルコトナキヲ主旨トシ、当局者ノ制定アランコトヲ期ス
一本案ニ査定スル所ハ輸入税率ニシテ、其輸出税率ニ及バサルモノハ本会議所ノ素論輸出税ノ全廃ヲ可トスルヲ以テナリ
一本案ノ税率ハ各部先ツ予メ左ノ標準税率ヲ定メ此標準ニヨリテ之ヲ査定ス、但第十六部以下ハ雑貨品・禁制品・免税品・無税品ナルヲ以テ標準税率ヲ設ケズ
原料 五分
綿布類 一割五分
第一部 （布帛糸縷及其材料類） 一割六分三厘
毛布類 二割
絹布類 二割五分
第二部 （砂糖類） 二割五分
第三部 （油及蝋類） 一割
既製品 一割
直接ニ生産ヲ幇助スヘキ既製品 五分
第四部 （機械器具及時計類） 七分五厘
未製品 五分
学術品 一割
必要品 五分
第五部 （飲食物類） 七分五厘
普通品 一割
第六部 （文具及紙類） 一割五分
第七部 （衣服及其附属品類） 二割
第八部 （薬材及製薬類） 七分五厘
第九部 （染料及彩料類） 七分五厘
第十部 （玻璃類） 一割五分
第十一部（穀物類・種子類） 五分
羽毛類 二割
第十二部（角牙皮毛類） 毛皮類 七分五厘 一割二分五厘
角類 一割
原料 七分五厘
半製品 一割二分
第十三部（金属及金属器類） 一割三分六厘
既製品 二割五分
熟鉄 一割
第十四部（煙草類） 三割
第十五部（酒類） 三割五分
一各物品ノ税率ハ前ニ述ブルガ如ク各部ニ一定ノ標準税率ヲ設ケ此標準ニヨリテ査定セリト雖トモ、尚ホ物品ノ種類ニヨリテハ其標準ノ内外ニ於テ左ノ項目ニ照シ、物品ニ保護税ヲ課シ本邦ニ於ケル発達ヲ促ガシ又ハ奨励ヲ加フベキモノナルヤ否ヲ甄別シ、以テ其税率ニ増減取捨ヲ加フ
第一 其物品ハ本邦ニ産出スルモノナルヤ又製造スルモノナルヤ否
第二 其物品ハ現今本邦ニ産出又ハ製造セサルモ将来産出又ハ製造シ得ベキモノナルヤ否
第三 其物品ハ本邦ニ製造セサルモ其原料ハ本邦ニ存在スルモノナルヤ否
第四 其物品ハ未製品ナルヤ半製品ナルヤ既製品ナルヤ否
第五 其物品ハ必要品ナルヤ普通品ナルヤ奢侈品ナルヤ将タ
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贅沢品ナルヤ否
一凡ソ税率ハ従量税ニ換算スルコトヲ得ヘキモノハ概ネ之ヲ換算シ、其換算スヘカラサル性質ノモノ若クハ換算ヲ不利トナスモノハ従価税ト為スヲ便利トス、而シテ本案ヲ編纂スルニ当リテモ亦此主義ニ依ルヲ本旨トセリ、然レドモ現今為替相場ノ変動甚シクシテ之ヲ今日ニ換算シテ確定ノモノトスルハ頗ル難事ナルニ付、仮ニ従価税率ヲ掲ケテ其標準ヲ示スノ途ヲ取レリ、蓋シ従量税ハ収税ニ容易ナルモ其制定後数年ヲ経ルニ随ヒ実際ノ価絡ニ遠サカルノ恐アリ、又従価税ハ価格ヲ偽ルノ弊アリテ収税ニ容易ナラサルモ、稍々実際ノ価格ニ適スルノ利アリ、故ニ本案ハ一種特殊ナル考案ニ拠リ換算ノ権力ヲ行政官ニ与ヘ、行政官ハ前一ケ年ノ為替相場ノ平均ト物価ノ平均トニ依リ後一ケ年ノ従量税率ヲ定メ、一ケ年毎ニ更改スルモノトシ、以テ稍々実際ノ価格ニ近キ従量税率ヲ制定スルヲ得ベキコトヲ期ス
一本邦ニ於テ内国税ヲ負担スル物品ト同種ノ輸入品ニハ内国税ト権衡ヲ得セシムル為メニ特ニ其輸入税率ヲ増加シ、若シ其内国税ニシテ証印税ナルトキハ輸入税率ヲ増加セスシテ単ニ其証印税ヲ増課ス
一本案ニ於ケル各物品ノ税率ハ予メ其高低ノ範囲ヲ定メ、最低限ヲ五分トシ、順次二分五厘ツヽヲ逓加シ、其最高限ヲ三割五分ニ止ム
一従量税ハ先ツ換算シタル後、物品ノ量目ト其容器ノ量目トヲ合シタルモノヲ標準トシテ算定シ、従価税ハ其物品ノ仕入地ノ元価・荷造費・運送費・保険料・陸揚費・金利・倉敷料・売益ヲ合算シタル価格ヲ標準トシテ算定ス、而シテ二者共ニ其算定額ニ就キテ収税スルヲ主旨トナス
一凡ソ輸入品ニ課税スルニハ其輸入者ノ国籍如何ニ関セスシテ其物品ヲ仕入レタル邦国ヲ目途トスヘキモノナルカ故ニ、或ル協定ノ条約アル外国ノ人民ガ他ノ無条約国ニテ物品ノ仕入ヲ為シ之ヲ本邦ヘ輸入スル場合ニ於テハ、其輸入者ノ本国ト協定シタル条約ノ税率ニヨラスシテ本案ノ税率ニヨリ即チ普通ノ海関税ヲ課スルモノトス、之ニ反シテ或ル無条約国ノ人民ガ他ノ協定条約アル国ニテ物品ノ仕入ヲ為シ之ヲ本邦ヘ輸入スル場合ニ於テハ、本案ノ税率ニヨラスシテ協定条約ノ税率ニヨリ即チ特別ノ海関税ヲ課スルモノトス、之ヲ換言セバ本案ノ税率ハ海関税ニ付キ協定ノ条約ナキ国ノ物品ニ課スルノ税率ニシテ、現時協定ノ条約存スル外国ト雖ドモ、若シ他年其条約満期トナリテ更ニ継続セサルニ至ラバ、其国ヨリ輸入スル物品ニハ本案ノ税率ニヨリテ課税スルモノトス
一本案ノ主旨ハ特立ノ普通税率ヲ定ムルニ在リテ、某国ト協定スル所ノ対等若クハ相互ニ成立スル税率ヲ定メントスルニアラサルナリ、故ニ本案ハ例ヘハ米国ト本邦ト関税ヲ協定スル場合ニ於テ、米国カ我国ニ対シ生糸・茶ノ免税輸入ヲ許スニ際シ本邦モ亦之ニ応シ米国ノ石油・繰綿ノ免税輸入ヲ許スト云フカ如キ
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繰縦ノ権能ヲ覊束スルコトナク、又某国ガ本邦ノ輸出品ヲ禁制シ若シクハ之ニ禁制ニ均シキ重税ヲ課スルニ当リ、本邦ノ之ニ対スル報復ノ権能ヲ抑制スルコトナシ、然レトモ海外各国ト対等若クハ相互ノ関税ヲ協定スルニ当リテハ、素ヨリ本案ノ税率ヲ標準トシテ斟量ヲ為サンコト特ニ希望ニ堪ヘサル所ナリ
○海関税率案
第壱部 布帛糸縷及其材料類
品目 税率 品目 税率 割 繰綿 無税 綿紋綸子 一・五〇 実綿 又ハ生綿 無税 綿天鵞絨 絹半数以下交織 二・〇〇 割 綿糸 一・五〇 同 絹半数以上 二・五〇 綿縫糸 一・五〇 同 一・五〇 更紗 一・七五 綿製フラネル 一・七五 綿純子 交織ニテ綿半数以下 二・〇〇 ギンハム 一・五〇 純綿純子 一・五〇 生金巾 一・五〇 雲斎布 二・〇〇 紋金巾 一・五〇 支那綿布類 二・〇〇 綾金巾 一・五〇 朝鮮綿布類 二・〇〇 晒金巾 一・七五 繻子 三・〇〇 色金巾 一・七五 絹綿繻子 絹過半以上ノモノ 二・五〇 緋金巾 一・七五 絹綿繻子 絹過半ニ至ラサル者 二・〇〇 唐桟 一・五〇 綿繻子 一・五〇 天竺布 一・五〇 綿紋繻子 一・五〇 寒冷紗 一・五〇 綿綸子 一・五〇 同更紗形 一・七五 綿布雑類 他ニ掲ケサルモノ 一・五〇 同 毛製 二・〇〇 毛製フラネル 二・〇〇 同 毛及綿又ハ麻ノ交織ニテ毛ノ過半ナルモノ 二・〇〇 綿毛製フラネル 一・七五 同 毛絹交織ニテ毛ノ過半ナルモノ 二・〇〇 毛織糸及組糸類 一・〇〇 同 絹製 三・〇〇 アルパカ 二・〇〇 同 絹毛交織ニテ絹ノ過半ナルモノ 三・〇〇 同 綿毛交織綿半数以上 一・七五 同 絹及綿又ハ麻ノ交織ニテ絹過半ナルモノ 二・七五 呉呂 一・七五 スパニス、ストライプス 二・〇〇 綾呉呂 二・〇〇 毛繻子 一・五〇 紋呉呂 二・〇〇 羅紗 綿毛交織ニテ綿過半 一・七五 絽呉呂 二・〇〇 同 毛製及綿毛交織ニテ毛過半 二・〇〇 縮緬呉呂 二・〇〇 毛純子 二・〇〇 カムレツト、コールヅ 二・〇〇 毛布雑類 二・〇〇 ブランケツト 一・五〇 毛綿布交織雑類 一・七五 旗布 一・五〇 生糸 一・〇〇 同 毛製若クハ綿毛麻ノ交織ニテ毛麻半数以上 二・〇〇 屑糸 一・〇〇 羊毛 無税 縮緬 三・〇〇 羅脊板 二・〇〇 同 絹ト他物ト交織ニテ絹過半 二・七五 ロストルス 二・〇〇 同 絹ト他物ト交織ニテ絹半数以下 二・二五 同 綿毛交織綿過半 一・五〇 絹紬 二・五〇 オルレンス 二・〇〇 諸絹布類 他ニ掲ケサルモノ 二・五〇 同 綿毛交織綿過半 一・五〇 絹ト他物ノ交織布類 二・二五 セルヂス 二・〇〇 他物過半以上ノ絹ノ交織布類 一・七五 旅氈 綿又ハ麻製 一・五〇 絹製品類 他ニ掲ケサルモノ 三・〇〇 同 綿又ハ麻ト毛ノ交織ニテ綿及麻ノ過半ナル者 一・五〇 苧麻類 ・七五 同 綿又ハ麻ト絹ノ交織ニテ綿及麻ノ過半ナル者 二・〇〇 以下p.536 ページ画像 ジユート及其他植物繊維 ・五〇 帷類 毛製、毛ト綿麻交織ニテ毛過半、毛絹交織 二・五〇 ニテ毛過半、絹ト綿麻交織ニテ綿麻過半 麻線《（綿）》 一・五〇 絹製、絹ト毛綿麻交織ニテ絹過半 三・五〇 麻織糸 一・二五 綿又麻入靴護謨布 一・五〇 諸麻布類 二・〇〇 毛入靴護謨布 一・七五 麻綿交織布類 一・五〇 絹入靴護謨布 二・五〇 帆布類（麻綿） 一・五〇 綿布手巾 一・七五 蚕繭 ・五〇 麻布手巾 一・七五 真綿 一・〇〇 絹及レース手巾 三・五〇 パテントタベストリー氈 綿又ハ麻製、麻綿交織及綿麻ト 一・七五 蚊蹰 二・〇〇 毛ト交織ニシテ綿麻半数以上 毛製、綿麻ト絹ノ交織ニシテ 二・二五 蚊蹰布類 二・〇〇 綿麻半数以上毛ト綿麻ノ交織 ニシテ毛半数以上、毛ト絹ト ノ交織ニシテ毛半数以上 絹ト毛及綿麻ト交織ニシテ絹 三・〇〇 革布 二・〇〇 半数以上 フヱルト氈 二・〇〇 蝋布 二・〇〇 麻氈 一・五〇 絹布檯衣 三・〇〇 天鵞絨氈 二・五〇 毛布檯衣 二・二五 諸地氈類 二・二五 綿布檯衣 一・七五 竹布 一・五〇 諸檯衣類其他 二・〇〇 窓 綿製、麻製、綿麻交織綿麻ト毛交織ニテ綿麻過半 二・〇〇 縫糸雑類 二・〇〇 浴巾 二・〇〇 布帛ニ要スル材料類（他ニ掲ケサルモノ） ・五〇
第二部 砂糖類
品目 税率 品目 税率 割 割 赤砂糖 二・七五 諸精製砂糖 三・五〇 白砂糖 三・〇〇 糖蜜 二・七五 氷砂糖 三・五〇 糖水 二・七五
第三部 油及蝋類
品目 税率 品目 税率 割 割 蝋燭 二・〇〇 橄欖油 一・五〇 獣脂諸類 一・〇〇 石油 ・五〇 無味香油 ・五〇 豆油 二・〇〇 無味香蝋 ・五〇 棕梠子油 ・五〇 蓖麻子油 一・〇〇 松精油 一・〇〇 諸気発油 香油、薬用油食用油ヲ除ク 二・五〇 蜜蝋 ・七五 椰子油 一・五〇 木蝋 ・七五 落花生豆油 一・五〇 薬用ニアラサル諸油類（他ニ掲ケサルモノ） 一・五〇
第四部 機械器具及時計類
品目 税率 品目 税率 割 割 拳銃 一・五〇 貨車及其部分品類 二・〇〇 カルトリツヂ 一・五〇 坩堝 一・五〇 其他兵器類 一・五〇 刃物類 二・五〇 撿液器類及其部分品類 一・〇〇 消防器及同部分品類 一・〇〇 撿温器類及其部分品類 一・〇〇 猟銃及附属品類 三・〇〇 権衡類及其部分品類 一・〇〇 砥石類 一・〇〇 尺度類及其部分品類 一・〇〇 農具及其部分品類 ・五〇 晴雨儀及其部分品類 一・〇〇 漁具及其部分品類 ・五〇 乗車々具類及其部分品類 二・五〇 工匠器具又其部分品類 ・七五 乗車馬具及其部分品類 二・五〇 化学器及其部分品類 一・〇〇 鉄道客車及同部分品類 二・〇〇 製図器及其部分品類 一・〇〇 鉄道馬車及同部分品類 二・〇〇 理学器及其部分品類 一・〇〇 置時計掛時計類 二・〇〇 外科器及其部分品類 一・〇〇 同其弾機 一・〇〇 測量器数学器及其部分品類 一・〇〇 ゼンマイ等原料品 以下p.537 ページ画像 諸学術器及其部分品類 一・〇〇 諸機械類（他ニ掲ケサルモノ） 一・〇〇 楽器類及其部分品類 二・五〇 鍼盤及同部分品類 一・〇〇 写真器及其部分品類 二・五〇 顕微鏡及同部分品類 一・〇〇 汽車及同部分品類 一・五〇 望遠鏡及同部分品類 一・〇〇 鉱山機及同部分品類 一・五〇 眼鏡及同部分品類 一・五〇 印刷機及同部分品類 一・五〇 双眼鏡及同部分品類 一・五〇 写字機及同部分品類 ・五〇 喞筒器及同部分品類 一・五〇 製紙機及同部分品類 ・五〇 汽鑵汽機及同部分品類 一・五〇 縫衣機及同部分品類 ・五〇 汽船 一・〇〇 紡績機及同部分品類 ・五〇 帆船 一・二五 織布機及同部分品類 ・五〇 帆船及汽船ニアラサル諸船舶 一・二五 鋸木機及同部分品類 一・〇〇 金製袂時計及其部分又附属品類 三・〇〇 電信機及同部分品類 一・〇〇 銀製銀鍍其他ノ袂時計及 二・五〇 鋳字機及同部分品類 一・〇〇 其部分品又附属品類
第五部 飲食物類
品目 税率 品目 税率 割 割 レモン水 一・五〇 チヨコレート 一・二五 生姜水 一・五〇 糖菓諸類 二・五〇 曹達水 一・五〇 生卵 一・〇〇 飲料諸類（酒類及薬品ヲ除キ他ニ掲ケサルモノ） 一・五〇 麦粉其他穀粉類 ・七五 乾麹包（飾製） 一・五〇 生菓 ・五〇 同 （船用） ・七五 ハム及ベーコン 一・〇〇 同 （普通） 一・〇〇 落花生豆 ・五〇 乳油 一・〇〇 石花菜 一・〇〇 乾酷 一・〇〇 乳膏及乳粉 一・〇〇 珈琲 一・二五 礦水 一・二五 胡椒実及其粉 一・〇〇 乾又ハ生菌類（食用） 一・〇〇 食塩 一・五〇 乾菜類 一・〇〇 乾魚又肉 一・五〇 生菜類 一・〇〇 鹹魚又肉 一・五〇 漬菜類 一・〇〇 燻魚又肉 一・五〇 生肉類 ・五〇 蒸魚又肉 一・五〇 生魚類 ・五〇 茶類 一・五〇 諸缶詰食品 二・〇〇 種実類（食用）（他ニ掲ケサルモノ） 一・〇〇 諸食物類 一・〇〇 海藻類（食用） 一・〇〇
第六部 文具及紙類
品目 税率 品目 税率 割 割 鉛筆 二・二五 印刷墨ノ原料品等 ・五〇 石盤 二・二五 画用色油 二・〇〇 西洋紙類 二・七五 画類 三・〇〇 製紙原料類 ・五〇 集画帖類 三・〇〇 唐紙類 二・〇〇 諸帳簿類 二・〇〇 藁紙 二・二五 壁紙類 二・二五 印刷墨類 一・五〇 諸文具類（他ニ掲ケサルモノ） 一・五〇
第七部 衣服及附属品類
品目 税率 品目 税率 割 割 長靴、短靴、牀靴及其他（他ニ掲ケサル者） 二・五〇 領襟 二・五〇 支那靴 一・五〇 手袋 二・七五 袴釣 二・〇〇 襟巻 二・五〇 諸鈕釦類 二・〇〇 羊毛製帽子 二・〇〇 同 若シ金銀鍍金珊瑚真珠宝石ヲ交用スルモノハ 三・二五 諸帽子類 二・五〇 以下p.538 ページ画像 襟飾 二・五〇 同 其他ノモノ 二・五〇 肩衣 綿製或ハ綿ト他物ト交織ニテ綿過半 二・〇〇 粧飾料品類 二・七五 毛製或ハ毛ト他物ト交織ニテ毛過半 二・五〇 同 金銀鍍金珊瑚真珠宝石等ヲ交用スルモノ 三・五〇 絹製或ハ絹ト他物ト交織ニテ絹過半 三・五〇 襦袢及股引 綿製 二・〇〇 袖口 二・五〇 同 毛製 二・五〇 足袋綿製 二・〇〇 同 毛綿交製ニテ綿過半 二・〇〇 同 綿ト毛又麻トノ交製ニテ綿過半 二・〇〇 同 毛綿交製ニテ毛過半 二・五〇 同 毛又ハ麻製 二・五〇 同 綿絹交製ニテ綿過半 二・五〇 同 毛又ハ麻ト綿ノ交製ニテ毛麻過半 二・五〇 同 毛絹交製ニテ毛過半 二・五〇 同 毛又ハ麻ト絹ノ交製ニテ毛過半 二・五〇 同 他ノモノ（他ニ掲ケサルモノ） 二・五〇 同 綿ト絹ノ交製ニテ綿過半 二・五〇 襦袢及股引絹製 三・五〇 同 絹製 三・五〇 同 絹毛綿交製ニテ絹過半ノモノ 三・〇〇 同 絹ト綿ノ交製ニテ絹過半 三・〇〇 雨衣 二・〇〇 同 絹ト毛又麻ノ交製ニテ絹過半 三・〇〇 諸衣服及附属品類（他ニ掲ケサルモノ） 二・五〇 同 金銀鍍金珊瑚真珠宝石等ヲ飾用セルモノ 三・五〇
第八部 薬材及製薬類
品目 税率 品目 税率 割 割 石炭酸 ・五〇 白朮 一・〇〇 鉛糖 ・七五 硼砂 ・七五 撒里矢爾酸 ・七五 晒白粉 一・七五 酒石酸 ・五〇 カロメル 一・七五 塩酸安母尼亜 ・五〇 竜脳 一・五〇 明礬 ・五〇 カミツレ ・七五 大茴香 ・七五 桂皮 ・七五 檳榔子 ・七五 桂皮油 一・〇〇 霍香 ・七五 倔里設林 一・〇〇 規那皮 一・〇〇 阿拉毘亜護謨 ・五〇 聖古尼涅 ・七五 安息香 一・〇〇 辰砂 一・五〇 安息油 一・〇〇 丁香 一・〇〇 麒麟血 ・七五 肝油 一・七五 没薬 ・五〇 阿仙薬 ・七五 乳香 一・二五 ダイナマイト 一・〇〇 火薬 一・七五 人参 一・七五 石羔 一・七五 阿膠 一・七五 苦草 一・五〇 コロジヲン ・七五 甘草 ・七五 格倫撲根 一・〇〇 麻黄 ・七五 牛黄 ・七五 莫児比涅 一・〇〇 小茴香 一・〇〇 麝香 二・五〇 健質亜那 ・七五 甘松 ・七五 沙羅苦護謨 ・七五 薬料阿片 一・五〇 吐根 ・五〇 赤燐 ・五〇 葯刺巴 ・七五 貌魯密度剥篤亜斯 一・〇〇 炭酸麻倔涅史亜 一・七五 沃度仿謨 一・七五 檸檬酸麻倔涅史亜 一・〇〇 沃度剥篤亜斯 一・七五 硝酸 一・〇〇 其他沃度化合物 一・七五 幾那達因 一・七五 木香 ・七五 檀那葉 ・七五 規尼涅 一・〇〇 曹達灰 一・七五 大黄 ・七五 撒里矢那曹達 一・〇〇 洎芙蘭 一・五〇 丹礬 一・七五 硝石 ・五〇 以下p.539 ページ画像 珊篤寧 ・七五 紫梗 ・七五 硫酸 二・〇〇 黄芩 ・七五 撒児沙巴利刺 ・七五 沈香 二・〇〇 滑石 ・五〇 白檀 二・〇〇 重炭酸曹達 一・五〇 施綿矢那 ・七五 苛性曹達 一・七五 薬材雑類 ・七五 洗濯曹達 一・七五 製薬雑類 一・二五 蒼朮 一・五〇
第九部 染料及彩料類
品目 税率 品目 税率 割 割 アニリン、ダイス ・五〇 栲皮 ・五〇 茜根 ・五〇 色油 一・〇〇 紺青 一・〇〇 紅花 ・七五 洋紅 ・五〇 蘇木 ・五〇 呀囒虫 ・五〇 スマルト及コバルト ・五〇 花緑青 ・五〇 姜黄 ・七五 五倍子 一・五〇 群青 ・七五 雌黄 ・五〇 洋漆 一・〇〇 乾藍 二・〇〇 緑青 一・〇〇 水藍 二・〇〇 朱 一・二五 鉛粉 一・七五 碗青 ・五〇 ログウード越幾斯 ・五〇 諸染料及彩料類 ・七五 （他ニ掲ケサルモノ）
第十部 玻璃類
品目 税率 品目 税率 割 割 〓玻璃片 一・五〇 玻璃鏡類 二・五〇 鏡玻璃片 一・五〇 屑玻璃及粉玻璃類 ・五〇 玻璃珠類 三・〇〇 玻璃器類 二・五〇
第十一部 穀物類、種子類
品目 税率 品目 税率 割 割 大麦 ・五〇 胡麻子 ・七五 豆類 ・七五 小麦 ・五〇 玉蜀黍 ・五〇 諸種子類 無税 燕麦 ・五〇 諸穀物類 ・五〇 米 ・五〇
第十二部 角牙皮毛類
品目 税率 品目 税率 割 割 獣骨 （加工セサルモノ） ・五〇 犀角 ・五〇 同（加工シテ製作セザルモノ） ・七五 靴底皮 ・七五 翡翠孔雀毛類 二・〇〇 諸熟皮類 一・〇〇 諸物毛類（他ニ掲ケサルモノ） 一・五〇 生鹿皮 （加工セサルモノ） ・七五 毛皮 二・〇〇 同 （加工シテ製作セサルモノ） 一・〇〇 獣毛 （羊毛ヲ除ク） ・五〇 山馬皮 （加工セサルモノ） ・七五 髪毛 二・〇〇 同 （加工シテ製作セサルモノ） 一・〇〇 生牛皮 ・五〇 鮫皮 （加工セサルモノ） ・七五 獣蹄 （加工セサルモノ） ・七五 同 （加工シテ製作セサルモノ） 一・〇〇 同（加工シテ製作セサルモノ） 一・〇〇 象牙 （加工セサルモノ） 一・〇〇 牛角 （加工セサルモノ） ・七五 同 （加工シテ製作セサルモノ） 一・五〇 同（加工シテ製作セサルモノ） 一・〇〇 一角牙 一・〇〇 鹿角 （加工セサルモノ） ・七五 海馬牙 （加工セサルモノ） 一・〇〇 同（加工シテ製作セサルモノ） 一・〇〇 同 （加工シテ製作セサルモノ） 一・五〇 以下p.540 ページ画像 鼈甲 （加工セサルモノ） 一・五〇 諸骨角皮牙類（加工セサルモノ） 一・〇〇 同（加工シテ製作セサルモノ） 二・〇〇 同 （加工シテ製作セサルモノ） 一・五〇
第十三部 金属及金属器類
品目 税率 品目 税率 割 割 塊鉄 ・七五 貨幣匣 二・五〇 青銅 一・〇〇 置炉、壁炉及附属品類 二・五〇 条鉄及竿鉄（丸角平等ノ） 一・〇〇 茶鍋 二・〇〇 箍鉄及帯鉄 一・二五 諸鉄品類 （他ニ掲ケサルモノ） 二・五〇 釘鉄 一・〇〇 鋼 （塊錠ノ別ナク） ・七五 道鉄 一・〇〇 条鋼及板鋼 一・〇〇 屋鉄 二・〇〇 鋼線 一・二五 板鉄 （厚薄トモ） 一・〇〇 鋼線索 一・五〇 有紋板鉄 一・二五 鋼器類 二・五〇 電鍍板鉄 一・五〇 傘骨 二・五〇 諸熟鉄 （他ニ掲ケサルモノ） 一・〇〇 傘骨地金 ・五〇 鉄釘 （各種共） 一・五〇 同附属品類 ・五〇 筒鉄及管鉄 二・〇〇 安質母尼 一・〇〇 鉄螺旋及牝牡螺旋釘類 一・七五 白鍮 （塊錠竿類） ・七五 鉄線及径一「インチ」四分ノ 一・二五 真鍮 （板竿条類） 一・〇〇 一ヲ超エサル細竿鉄類 電線 ・七五 故真鍮 （同) ・七五 鉄線索 一・五〇 真鍮螺旋釘 二・五〇 故鉄線索 一・〇〇 管真鍮 一・五〇 葉鉄 （各種共） ・七五 真鍮器類 （他ニ掲ケサルモノ） 二・五〇 鉄錨及錨鏈 （新故トモ） 一・〇〇 壜口錫 一・〇〇 艙鉄 ・七五 銅 （竿板条） 一・〇〇 故銅 （同） ・七五 鐘類 （各種） 二・五〇 銅釘 二・〇〇 金剛石 三・〇〇 銅螺旋釘 二・〇〇 白金 二・〇〇 管銅 一・二五 白金器類 三・五〇 銅線 一・七五 鑞 （塊条錠類） ・七五 銅器類 二・五〇 錫 （塊錠類） ・五〇 金箔 二・五〇 錫器類 二・五〇 銀箔 二・〇〇 活字鉛 一・〇〇 銅錫箔及其他金属ノ箔 一・七五 饌器及厨具類 （金属製但金、銀、日耳 二・二五 曼銀及鍍金銀属ヨリ成 ルモノヲ除ク） 日耳曼銀（塊条竿類） 一・〇〇 黄銅（塊錠新故トモ） ・七五 日耳曼銀器類 三・〇〇 竿、板、条黄銅 （船底板トモ） 一・五〇 銀塊 （条竿板ノ別ナク） 一・〇〇 黄銅釘 二・〇〇 金銀器類（塊錠及貨幣ニ非サル 三・五〇 管黄銅 一・二五 モノ皆包含ス） 鍍金銀器類 三・〇〇 黄銅器類 二・五〇 鉛塊 ・五〇 亜鉛 （塊錠新故共） ・五〇 板鉛、条鉛及竿鉛 ・七五 板亜鉛 （新故トモ） 一・〇〇 茶鉛 ・五〇 亜鉛器類 （同） 一・五〇 管鉛及筒鉛 一・二五 黒鉛 ・七五 水銀 ・五〇 諸金属 （他ニ掲ケサルモノ） ・七五 白銅（塊板条竿ノ別ナク） ・七五 諸金属条、竿、管、板、釘、鋲、線索類 一・五〇 （金銀白金ヲ除ク他ニ掲ケサルモノ） 白銅器類 二・五〇 諸金属器類（他ニ掲ケサルモノ） 二・五〇
第十四部 煙草類
品目 税率 品目 税率 割 割 葉煙草 二・〇〇 嗅煙草 三・五〇 巻煙草 三・五〇 諸製煙草額類（他ニ掲ケサルモノ） 三・二五 紙巻煙草 三・〇〇
- 第20巻 p.541 -ページ画像
第十五部 酒類
品目 税率 品目 税率 割 割 麦酒（各種） 三・五〇 日本酒類（醸造、蒸溜、再製トモ） 三・五〇 黒麦酒 三・五〇 シヱリー（各種） 三・五〇 リキユール 三・五〇 ヴエルモッツ（各種） 三・五〇 ブランデー（各種） 三・五〇 ウヰスキー 三・五〇 シアムパン（各種） 三・五〇 葡萄酒（各種） 三・〇〇 支那酒 三・五〇 酒精 （各種） 三・五〇 杜松子酒（各種） 三・五〇 林檎酒（各種） 三・五〇 オールド、トム 三・五〇 諸酒類（別項ニ掲ケサルモノ） 三・五〇 ラム（各種） 三・五〇
第十六部 雑貨類
品目 税率 品目 税率 割 割 竹材 素品又ハ些少ノ工ヲ経レトモ ・七五 諸護謨類 一・七五 不完成ノ者 竹器 二・五〇 槙肌 一・〇〇 白堊 一・〇〇 油糟（各種） ・五〇 粘土 ・五〇 セメント 一・五〇 石炭 ・五〇 パツテー ・五〇 骸炭及煉炭《コーク》 一・〇〇 籐 ・五〇 乾鰯（肥料）ノ類及鳥糞類 ・五〇 籐ノ製造品類 二・〇〇 海羅 ・五〇 紫檀 ・七五 生護謨 ・五〇 紫檀器類 二・五〇 板護謨 一・二五 海綿 ・七五 護謨紐類 一・二五 タール 一・〇〇 護謨器類 二・二五 ピツチ ・五〇 木材及板類 一・〇〇 磁器及陶器類（素地ノ） 二・〇〇 衝球器及附属品類 三・五〇 同 （彩色ノ） 二・五〇 磚瓦及瓦類（各種） 二・〇〇 馬具及同部分品類 二・〇〇 ブラツシユ（各種） 二・五〇 靴墨 二・〇〇 珊瑚 二・五〇 洗濯石鹸 二・〇〇 珊瑚珠 三・五〇 化粧石鹸及其他ノ石鹸類 二・五〇 船索（各種） 一・二五 茶籠（各種ノ） 二・〇〇 塞子木 ・五〇 鼈甲器類 三・〇〇 塞子 一・〇〇 旅櫃（各種） 二・〇〇 フヱルト船屋用其他トモ 一・〇〇 洋傘（絹製） 三・〇〇 煙花類 三・五〇 同 諸布帛製） 二・〇〇 天蚕糸 ・五〇 傘柄及傘手類（金属ニ非サルモノ） 一・五〇 家具類（他ニ掲ケサルモノ） 二・五〇 屑綿 ・五〇 麻袋 ・七五 屑綿糸 一・五〇 麻縄 一・〇〇 琥珀 二・〇〇 象牙器類（他ニ掲ケサルモノ） 三・五〇 琥珀器類 三・〇〇 珠玉金銀細貨類 三・五〇 アラバストル器（美術用等ノ） 三・〇〇 ランプ及同部分品類 二・五〇 靴拭及靴拭蓆 二・〇〇 皮革器類（他ニ掲ケサルモノ） 二・〇〇 燭台類 二・五〇 マツチ（各種） 二・〇〇 杖及鞭類 二・五〇 支那蓆 一・五〇 木炭 ・五〇 椰皮蓆 一・五〇 櫛類（鼈甲又ハゴム製ニ非サル） 二・五〇 包蓆 ・五〇 平打紐及細打紐類 二・五〇 諸地蓆類（他ニ掲ケサルモノ） 一・五〇 髪網及面衣 三・〇〇 香水及香油類（各種） 三・五〇 塞子抜（各種） 二・〇〇 諸香具類（他ニ掲ケサルモノ） 三・五〇 脂粉類 二・五〇 以下p.542 ページ画像 金剛砂 ・七五 大理石（工作ヲ経サルモノ） 一・〇〇 扇類 二・五〇 同 （工作ヲ経タルモノ） 一・五〇 燧石 一・〇〇 同 （美術用等ノ工作ヲ経タルモノ） 三・五〇 帽子掛類 二・五〇 匙子及叉子類 二・〇〇 石灰 一・〇〇 造花 三・五〇 石材（工作ヲ経サルモノ） ・七五 骨牌及諸玩弄物類 三・五〇 同 （工作ヲ経タルモノ） 一・〇〇 巴里製品 二・五〇 同 （装飾及家具用ノ工作ヲ経タル者） 二・〇〇 他ニ特掲セサル諸貨物 二・〇〇
普通海関税法ノ制定ヲ希望スル儀ニ付請願
謹テ案スルニ凡ソ海関税率ニ二様アリ、一ハ普通税率トシ、一ハ条約税率トス、普通税率トハ国法ヲ以テ制定スル所ノモノヲ謂ヒ条約税率トハ締盟国ト条約上協定スル所ノモノヲ謂フ、現今我国ニ行ハルヽ海関税率ノ如キハ即チ此種ニ属スルモノトス、蓋シ普通海関税法ヲ制定スルハ一国ノ主権ニシテ、是泰西諸国カ多クハ条約税率ノ外別ニ国法ヲ以テ普通税率ヲ制定スル所以ナリ、然ルニ我国ニ於テハ条約税率ヲ外ニシテ未タ普通税率ノ制定アラサルガ故ニ、無条約国ヨリ輸入スル物品ニ課税スルニモ締盟国ト協定スル所ノ条約税率ヲ適用セサルヲ得ス、是幾ント独立国ノ要素ヲ具備セサルモノニシテ、実ニ一大欠点ト謂ハサル可カラス、且ツ夫レ現今ノ所謂条約税率ハ数十年前幕府ガ未ダ国際ノ何物タルヲ知ラサルノ当時ニ定メタルモノニシテ、其結果タル大ニ我生産貿易ノ発達ヲ阻害スルモノアルノミナラス、特ニ其税率ハ概シテ低度ニ在ルヲ以テ、一面ニハ国庫ノ収入ヲ増シ難キノ憾アリ、蓋シ現行海関税率ノ改正ハ夙ニ世論ノ希望シテ措カサル所ニシテ、近時英国ト締結セル新条約ニ拠ルニ幾分カ其希望ヲ達スルノ端緒ヲ開キタリト雖トモ、未ダ普通税率ノ制定アラサルハ本会議所ガ国家ノ体面上又ハ国家ノ経済上甚タ遺憾トスル所ナリ、是ヲ以テ本会議所ハ多年生産ノ実際ニ鑑ミ、貿易ノ現状ニ察シ、内地ノ製産ヲ奨励スルノ主義ヲ以テ、玆ニ普通海関税率案ヲ編シ以テ貴院ニ上呈ス、仰キ願ハクハ貴院本会議所ノ意見ヲ採用セラレ、速ニ普通海関税法ヲ制定セラレンコトヲ切望ス、此段本会議所ノ決議ニ拠リ請願仕候也
明治二十八年一月十二日
東京商業会議所会頭 渋沢栄一
貴族院議長 侯爵 蜂須賀茂韶殿
（各通）
衆議院議長 楠本正隆殿
追申、本文ノ件ニ関シ貴院ノ御参考ニ資スル為メ、別ニ本会議所委員ヨリ会議ヘ提出シテ議決ヲ経タル海関税率案説明書・同一覧表ノ写一本ヲ上呈ス、併セテ高覧ノ栄ヲ得ハ本懐不過之候此旨副陳仕候也
（普通海関税率案ハ前記大蔵省主税局長ヘノ答申書ニ附スルモノト全ク同文ニ付之ヲ略ス）
〔参考〕本邦関税の沿革 矢部規矩治述 第二八―三〇頁 昭和四年三月刊（DK200057k-0005）
第20巻 p.542-544 ページ画像
本邦関税の沿革 矢部規矩治述 第二八―三〇頁 昭和四年三月刊
○上略
- 第20巻 p.543 -ページ画像
条約改正の結果は後にお話いたしますが簡単に明治三十二年の関税定率法についてお話いたしたいと思ふ。それは陸奥さんによつて条約が改正せられまして関税定率法が我国の法律として制定せられましたのですが、従来関税定率法の草案は屡々書かれたやうです、輸入税表も長い間いろいろ計画せられて出来上つたやうです。それで明治二十七年には調査が大いに進んで明治三十年に法律第十四号を以て関税定率法として発表せられ、又同年九月に勅令を以て三十二年一月一日から実施するといふことになつたのです。今関税定率法で規定された主なる事項を挙げて見ますと物品の課税価格は仕入地・産出地若くは製造地に於けるところの原価に荷造費・運送費・保険料その他輸入港に到着するまでの諸費を加へまして算定するといふことに規定した、これが第二条です、これは現在に至るまでに段々変更して来てをります輸入税表に掲げた物品で従価税に代ふるに従量税にするのを便宜とするものは勅令を以てその物品をきめるといふことを規定してをる。即ち法律は税率を従価税として置いて勅令でその従量税をきめたのです現在にはない規定です、又従量税に換算するには六ケ月間の平均価格を算出するやうにと規定されてあります。それから附属輸入税表に付て二箇以上の税率を適用しなければならぬ解釈になつた場合は高い方を取る。今の規定ではどこまでも理窟によつて課税することになつてをるがこの時分には高い方によることになつてをる、また附属税表の改正を要する時は施行期日より少くとも六ケ月前に布告することになつてをる、即ち鉄なり米なりの関税を改正するには六ケ月前に布告するといふので非常に間違つた規定でありますが条約から来てをるので仕方がない、これ等によつて見ますと輸入税は総て外国に於ける原価を基礎として課税価格をきめることになつてをりますから申告の原価等に疑があつても已むを得ずそれに基いて課税をしたものです。尚法律で従価税率をきめて置いて勅令で従量税率をきめる仕組を取つた。これはインドの方法によく似てをる。インドにては従価率をきめてをいて各輸入品に付て時々課税価格をきめてをる。支那では今日は従価五分にきめてをつて時々各国との協議に依つて適当の価格を調べて従量税を算定してをる。その方法を執つたのであります。
それで輸入税表は五百三十二の税目を設けて、第一種有税品・第二種免税品及第三種禁制品の三種に分けてあります。さらに有税品を十六類に分類いたしてをりますが、十六類の分類はアルフアベツト順に並べてあつて学理上の分類とは申し難い。殊に禁制品・免税品と人的関係の分類と物的の分類とを混淆してをる。さらに各品の税率に付て考へますと大体免税品・禁制品は別といたしまして有税品は従価税率五分を最低として、五分ごとに段々上つて最高四割に達して八階級に区分してをる、それからしましてこれらの貨物に付て従量税を定むるのを便宜とするものはみな六ケ月の平均価格を基礎として百斤幾ら一ダース幾らと換算しましてそれが三十二年一月一日から実行されたのであります。が段々物価が上つて来まして従価の割合に対して税率が低くなつて来ましたものですから三十五年に一般の従量税率を改正して成べく法律に規定してある従価税率に相当せしむるやうにしてをる
- 第20巻 p.544 -ページ画像
其の他定率法が実施されてから数年間に相当細いものが改正されてをりますがその主なるものを申上げますと煙草や酒の税が屡々上げられてをる、葉莨だけは既に専売になつてをります。それからマツチを製造するところの原料が無税になつてをる、肥料の原料になる礦石なども無税になつてをる、人造肥料も無税になつてをる、尚鉄礦石が無税になつてをる、こゝに甚しい例が一つありますが第十六議会、明治三十五年でありますが卵の一割の税を九割に引上げようといふ改正案が議会に出たのです。ところがそれが修正せられ二割五分に決議されまして法律が出てをります。
○下略
〔参考〕明治財政史 同史編纂会編 第七巻・第三八五―四〇六頁 明治三七年一一月刊（DK200057k-0006）
第20巻 p.544-551 ページ画像
明治財政史 同史編纂会編 第七巻・第三八五―四〇六頁 明治三七年一一月刊
○第六編 第二章 第四節 第二款 明治三十年以後ノ沿革
第一項 関税税率ノ規程
関税ノ改正ニ関スル計画ハ前ニ述フル所ノ如シ、而シテ爾後輸入税目ニ付尚其調査ヲ重ネ案ヲ改ムルコト数回ニ及ヒ、明治二十七年ニ至リ其調査漸ク進行シ、終ニ明治三十年三月法律第十四号ヲ以テ関税定率法ヲ発布セラレ、同年九月勅令第二百八号ヲ以テ明治三十二年一月一日ヨリ之ヲ施行スルコトヽナレリ、而シテ同法ニ於テハ外国ヨリ輸入スル物品ヲ分テ第一種有税品・第二種免税品及第三種禁制品ノ三種ト為シ、物品課税価格ノ算定方法、税表中従価税ニ代フルニ従量税ヲ以テスルヲ便トスル物品ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ムヘキコト、税表中二個以上ノ税率ヲ適用シ得ヘキ物品ニ対シテハ、最高率ニヨリ課税スヘキコト、無税品及再輸出ニ由ル無税品ノ種目其他税表中改正ヲ要スルトキハ施行期日ヨリ六箇月以前ニ之ヲ公布スヘキコトヲ規定セリ、而シテ其附属税表ニヨレハ其有税品ハ最低ヲ五分トシ、八進シテ四割ニ至リ之ヲ十六類ニ分ツ、即チ概シテ之ヲ言ヘハ、普通ノ完製品ハ二割トシ之ヲ起点トシテ（一）天産物・未製品（二）学術器具・原料品（三）器械類運搬用具（四）半製品、即チ多少加工シタルモノ及（五）日常消費品ハ其率ヲ低減シ、奢侈品及酒・煙草ハ之ヲ昂加スルモノトセリ今左ニ関税定率法並附属税表ヲ掲ケン
法律第十四号（明治三十年三月二十六日）
関税定率法
第一条 外国ヨリ輸入スル物品ニシテ附属税表第一種ニ属スルモノハ同表ノ税率ニ依リ輸入税ヲ課シ、第二種ニ属スルモノハ輸入税ヲ免シ、第三種ニ属スルモノハ輸入ヲ禁ス
第二条 物品ノ課税価格ハ其仕入地・産出地若クハ製造地ニ於ケル原価ニ荷造費・運送費・保険料其他輸入港ニ到著スル迄ノ諸費ヲ加ヘテ算定ス
第三条 附属税表ニ掲クル物品ニシテ従価税ニ代フルモ従量税ヲ以テスルヲ便宜トスルモノハ勅令ヲ以テ其物品及細別ヲ定ムルコトヲ得
前項ノ従量税ハ前条ノ算法ニ依リ六箇月以上ノ平均価格ヲ算出シ附属税表ノ税率ニ基キ之ヲ定ムルモノトス
- 第20巻 p.545 -ページ画像
第四条 附属税表中二個以上ノ税率ヲ適用シ得ヘキ物品ニ対シテハ其ノ最高ノ率ニ従テ課税ス
第五条 左ノ物品ハ輸入税ヲ課セス
第一 御料品
第二 帝国陸海軍ノ輸入ニ係ル兵器弾薬及爆発物
第三 海軍艦船
第四 帝国ニ派遣セラレタル各国公使ニ属スル自用品
第五 勲章賞牌
第六 記録文書其他ノ書類
第七 商品ノ見本、但シ見本用ニノミ適スルモノニ限ル
第八 旅具（旅客ノ携帯スルモノ）
第九 官立、公立ノ博物館及物品陳列所ヘ永久陳列ノ為メニ輸入スル物品
第十 内国産ニシテ五箇年以内ニ外国ヨリ積戻リ、輸出ノ時ノ性質及形状ヲ変セサルモノ、但シ煙草類、酒類ヲ除ク
第十一 修繕ノ為メ外国ニ輸出シ再ヒ輸入スルモノ
第七号・第八号・第九号ハ物品ノ税関ニ於テ相当ト認ムルモノニ限ル、第十一号ノ物品ハ輸出ノ際予メ再輸入ノ期限ヲ定ムヘシ
第六条 左ノ物品ニシテ輸入ノ日ヨリ満六箇月以内ニ再ヒ輸出スルモノハ輸入税ヲ課セス
但輸入ノ際其ノ輸入税金ニ相当スル金額ヲ預ケ入レ、又ハ担保ヲ差入レテ之ヲ保障スヘシ
第一 修繕ノ為メ一時輸入スルモノ
第二 学術研究旅行者使用ノ為一時輸入スルモノ
第三 試験品トシテ一時輸入スルモノ
第四 商人・工業者及注文取集旅商ノ見本品トシテ一時輸入スルモノ
第五 演劇其他興行用ノ為一時輸入スルモノ
第七条 附属税表中改正ヲ要スルトキハ施行期日ヨリ少ナクモ六箇月前ニ之ヲ公布ス
附則
第八条 本法施行ノ期日ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム
輸入税表
第一種 有税品
番号 品名 従価税率 第一類 兵器、時計、学術器具及機械類 割 分 一 大砲、小銃、拳銃、刀剣、砲弾装薬、其他諸兵器 二・五 二 権衡及尺度 一・〇 三 晴雨計 一・〇 四 双眼鏡 甲 革ヲ以テ装ヒ若クハ塗髹シタルモノ 一・五 乙 其ノ他各種 五 置時計、掛時計及同部分品 二・〇 六 鍼盤、時計及同部分品（航海用ノモノ） 一・〇 七 坩堝（各種） 一・〇 八 刀物（別項ニ掲ケサルモノ） 二・〇 九 潜水器及同部分品 一・〇 一〇 電灯器械及同部分品 一・〇 一一 海防器及同部分品 一・〇 一二 農具工匠具及同部分品 ・五 一三 楽器及同附属品 一・五 一四 理学器、化学器、製図器、測量器、外科器、其他諸学術器（別項ニ掲ケサルモノ） 一・〇 以下p.546 ページ画像 割 分 一五 写真器及部分品 一・五 一六 鉄道機関車及同部分品 一・〇 一七 諸機械及同部分品（別項ニ掲ケサルモノ） 一・〇 一八 顕微鏡及同部分品 一・〇 一九 蓄音器及同部分品 二・五 二〇 喞筒器及同部分品 一・〇 二一 縫衣機及同部分品 一・〇 二二 眼鏡及同部分品 一・〇 二三 猟銃及同部分品 二・五 二四 汽缶、汽機及同部分品 一・〇 二五 電話機同部分品 一・〇 二六 望遠鏡 一・〇 二七 寒暖計 一・〇 二八 印字機 （脱） 二九 懐中時計、懐中時計側及同附属品 甲 金製及白金製ノモノ 三・〇 乙 銀製及其他各種 二・五 三〇 懐中時計機械及同部分品 一・五 第二類 飲食物 三一 鉱水、檸檬水、曹達水ノ如キ酒精ヲ含マサル諸飲料 一・〇 三二 乾麺麭 甲 船用ノモノ 一・〇 乙 菓子製ノモノ 一・五 三三 乳油 一・五 三四 乾酪 一・五 三五 珈琲 二・〇 割 分 三六 糖菓類 二・五 三七 生卵 一・〇 三八 麦粉其他穀粉、澱粉類 一・〇 三九 生菓、乾菓及別項ニ掲ケサル核子 一・五 四〇 ハム及ベーコン 一・五 四一 鮮肉 一・〇 四二 乳膏及乳粉 一・五 四三 胡椒 （脱） 四四 食塩（海塩ト礦塩トヲ別タス） 甲 粗製ノモノ 一・〇 乙 精製ノモノ 一・五 四五 鹹魚 一・五 四六 鹹肉 一・〇 四七 石花菜 一・〇 四八 茶 二・五 四九 生菜、乾菜及鹹菜 一・〇 五〇 其他各種ノ食物 一・五 第三類 衣服及附属品 五一 長靴及短靴（各種） 二・〇 五二 袴釣 甲 絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 五三 鈕釦、扣子、鉤子類（飾鈕釦ヲ除ク） 二・〇 五四 襟巻 甲 絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 五五 手袋（各種） 二・〇 割 分 五六 帽子 甲 金銀珠玉入ノモノ 三・〇 乙 絹製及絹入ノモノ 二・五 丙 其他各種 二・〇 五七 襟飾 甲 絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 五八 肩衣 甲 毛製刺繍、絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 五九 襦袢 二・〇 六〇 足袋（長短ヲ別タス、メリヤス製ノモノ） 甲 綿製、毛製及毛綿製ノモノ 二・〇 乙 絹製及絹入ノモノ 二・五 丙 其他各種 二・〇 六一 飾紐釦（襦袢ノ襟、袖、胸ニ用ヰルモノ） 甲 金製及白金製ノ（珠玉ヲ嵌メタルト否トヲ別タス） 三・〇 乙 其他各種 二・五 六二 粧飾料品（平紐、組紐、レース、総、ノツツ、スタールス、金属糸及金属鈕其他別項ニ掲ケサル各種） 甲 金銀製及金銀入ノモノ 三・〇 乙 絹製及絹入ノモノ 二・五 丙 其他各種 二・〇 六三 肌衣（上下ヲ別タス、メリヤス製ノモノ） 甲 綿製、毛製及毛綿製ノモノ 二・〇 乙 絹製及絹入ノモノ 二・五 丙 其他各種 二・〇 割 分 六四 雨衣 甲 絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 六五 其他各種ノ衣服及附属品 甲 絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 第四類 薬材化学薬及製薬 六六 石炭酸 一・〇 六七 撒里矢爾酸 一・〇 六八 酒石酸 一・〇 六九 酒精（アルコール） 四・〇 七〇 明礬 一・〇 七一 安知歇貌林 一・〇 七二 安知必林 一・〇 七三 檳榔子 一・〇 七四 白朮 一・〇 七五 次硝酸蒼鉛 一・〇 七四 晒白粉（格魯児石灰） 一・〇 七七 硼砂（硼酸曹達） 一・〇 七八 竜脳及艾片 一・〇 七九 桂皮 一・〇 八〇 桂皮油 一・〇 八一 霍香 一・〇 八二 規那皮 一・〇 八三 聖古尼涅（塩酸若クハ硫酸） 一・〇 八四 辰砂（赤色硫化汞） 一・〇 以下p.547 ページ画像 割 分 八五 丁香 一・〇 八六 塩酸古加乙涅 一・〇 八七 肝油 一・〇 八八 写真用古魯胃謨及附属ノ沃度意撒児 一・〇 八九 古倫僕 一・〇 九〇 牛黄 一・〇 九一 阿仙薬及檳榔膏 一・〇 九二 健質亜那（竜胆） 一・〇 九三 人参 一・〇 九四 倔里設林 一・〇 九五 亜拉昆亜護謨 一・〇 九六 安息香 一・〇 九七 麒麟血 一・〇 九八 没薬 一・〇 九九 乳香 一・〇 一〇〇 苦草 一・〇 一〇一 沃度仿謨 一・〇 一〇二 吐根 一・〇 一〇三 葯刺巴根 一・〇 一〇四 醋酸鉛（鉛糖） 一・〇 一〇五 甘草 一・〇 一〇六 麻黄 一・〇 一〇七 過酸化満俺 一・〇 一〇八 莫児比涅（塩酸若クハ硫酸） 一・〇 一〇九 麝香 一・五 割 分 一一〇 麝香（人造ノモノ） 一・五 一一一 甘松 一・〇 一一二 赤燐 一・〇 一一三 塩酸比魯加児必涅 一・〇 一一四 貌羅謨剥篤亜斯 一・〇 一一五 格魯児酸剥篤亜斯 一・〇 一一六 沃度剥篤亜斯 一・〇 一一七 木香 一・〇 一一八 規尼涅（塩酸若クハ硫酸） 一・〇 一一九 松脂 一・〇 一二〇 大黄（塊粉ヲ別タス） 一・〇 一二一 洎芙蘭 一・〇 一二二 硝石（硝酸剥篤亜斯） 一・〇 一二三 珊篤寧 一・〇 一二四 撒児沙巴利刺 一・〇 一二五 摂綿支奈 一・〇 一二六 沙刺克 一・〇 一二七 曹達灰 一・〇 一二八 重炭酸曹達 一・〇 一二九 苛性曹達 一・〇 一三〇 結晶曹達（洗濯曹達） 一・〇 一三一 撒里矢爾酸曹達 一・〇 一三二 蒼求 一・〇 一三三 紫梗 一・〇 一三四 ウアスリン 一・〇 一三五 黄苓 一・〇 割 分 一三六 其他諸薬材、化学薬及製薬 一・〇 第五類 染料、彩料及塗料 一三七 アリザリン染料 一・〇 一三八 アニリン染料 一・〇 一三九 紺青（乾湿ヲ別タス、鉱物ヨリ製シタルモノ） 一・〇 一四〇 洋紅 一・〇 一四一 酸化古抜爾篤 一・〇 一四二 呀囒虫 一・〇 一四三 花緑青 一・〇 一四四 没食子及倍子 一・〇 一四五 雌黄 一・〇 一四六 金液、銀液、及白金液 一・五 一四七 乾藍 一・〇 一四八 水藍 一・〇 一四九 インヂゴー、エキストラクト及インヂゴー、カルマイン 一・〇 一五〇 鉛粉（各色） 一・〇 一五一 ログウード 一・〇 一五二 ログウード越幾斯 一・〇 一五三 栲皮 一・〇 一五四 色油 一・〇 一五五 紅花 一・〇 一五六 蘇木 一・〇 一五七 花紺青 一・〇 一五八 姜黄 一・〇 一五九 郡青 一・〇 割 分 一六〇 洋漆 一・〇 一六一 支那漆 一・〇 一六二 緑青 一・〇 一六三 朱 一・〇 一六四 碗青 一・〇 一六五 白色亜鉛粉 一・〇 一六六 其他各種ノ染料、彩料及塗料 一・〇 第六類 玻瓈及玻瓈製品 一六七 窓玻瓈片（尋常ノモノ） 甲 無色及無著色ノモノ 一・〇 乙 其他各種 一・五 一六八 プレート玻瓈片（水銀ヲ塗リタルト否トヲ別タス） 一・〇 一六九 玻瓈珠（威尼斯珠ト称スルモノ） 二・〇 一七〇 屑玻瓈及粉玻瓈 ・五 一七一 玻瓈鏡 二・五 一七二 其他各種ノ玻瓈製品（別項ニ掲ケサルモノ） 二・〇 第七類 穀物及種子 一七三 大麦 ・五 一七四 豆類 ・五 一七五 玉蜀黍 ・五 一七六 燕麦 ・五 一七七 胡麻子 ・五 一七八 小麦 ・五 一七九 其他別項ニ掲ケサル各種ノ穀物及種子 ・五 以下p.548 ページ画像 割 分 第八類 角牙皮毛介甲類 一八〇 獣骨 ・五 一八一 羽毛（各種） 二・五 一八二 毛皮（治理シタルト否トヲ別タス） 二・五 一八三 獣毛（羊毛、山羊毛及駱駝毛ヲ除ク） ・五 一八四 髪毛 二・〇 一八五 牛皮及水牛皮（生、乾若クハ塩漬等ノ治理ヲ経サルモノ） ・五 一八六 鹿皮（生、乾若クハ塩漬等ノ治理ヲ経サルモノ） ・五 一八七 山馬皮（生、乾若クハ塩漬等ノ治理ヲ経サルモノ） ・五 一八八 獣蹄 ・五 一八九 牛角及水牛角 ・五 一九〇 鹿角 ・五 一九一 犀角 一・〇 一九二 象牙 一・〇 一九三 屑象牙 一・〇 一九四 一角牙 一・〇 一九五 海馬牙 一・〇 一九六 靴底皮 一・五 一九七 其他各種ノ熟皮 一・五 一九八 鼈甲 一・五 一九九 屑鼈甲 一・五 二〇〇 其他各種ノ骨角、生皮及介甲 ・五 二〇一 其他各種ノ牙類 一・〇 第九類 金属及金属製品 割 分 二〇二 安知母尼（塊錠ヲ別タス） ・五 真鍮 二〇三 条、竿及板 一・〇 二〇四 筒及管 一・〇 二〇五 螺旋釘 一・〇 二〇六 故直鍮（改造適用ノモノ） ・五 銅 二〇七 塊及錠 ・五 二〇八 条、竿及板 一・〇 二〇九 釘 一・〇 二一〇 筒及管 一・〇 二一一 線 一・〇 二一二 銅貨及白銅貨 ・五 二一三 故銅（改造適用ノモノ） ・五 二一四 日耳曼銀（板、竿及線） 一・〇 鉄及軟鋼 二一五 塊 ・五 二一六 艙鉄及艙鋼 ・五 二一七 条、竿、箍及帯 一・〇 二一八 テイ形、アングル形其他類似ノ熟鉄及軟鋼 一・〇 二一九 軌条及附属ノ牝牡螺旋釘チヱルス、トグスパイキスフヒシブレーツ 一・〇 二二〇 板（波形ト否トヲ別タス） 一・〇 二二一 電鍍板（波形ト否トヲ別タス） 一・〇 二二二 有紋板 一・〇 二二三 筒及管 一・〇 割 分 二二四 釘（電鍍シタルト否トヲ別タス別項ニ掲ケサルモノ） 一・〇 二二五 螺旋釘及牝牡螺旋釘（別項ニ掲ケサルモノ） 一・〇 二二六 葉鉄、葉鋼（無地若クハ晶鍍ノモノ） 一・〇 二二七 線及径一因ノ四分ノ一ヲ越ヱサル細竿（錫鍍シタルト否トヲ別タス） 一・〇 二二八 電線（電鍍線） 一・〇 二二九 線索（電鍍シタルト否トヲ別タス） 一・〇 二三〇 箍線索（電鍍シタルト否トヲ別タス） ・五 二三一 故箍、故線其ノ他改造適ノ用故鉄及故軟鉄 ・五 鉛 二三二 塊及錠 ・五 二三三 板 一・〇 二三四 筒及管 一・〇 二三五 水銀 ・五 二三六 暱結爾 ・五 白金 二三七 塊 ・五 二三八 条、竿、板及線 一・〇 二三九 鑞（各種） ・五 鋼（軟鋼ニ非ラサルモノ） 二四〇 塊 ・五 二四一 条、竿及板 一・〇 二四二 筒及管 （脱） 二四三 線及径一因ノ四分一ヲ超ヱサル細竿 一・〇 二四四 線（傘骨用ノモノ） 一・〇 割 分 二四五 線索（電鍍シタルト否トヲ別タス） 一・〇 二四六 故鑢其他改造適用ノ故鋼 ・五 錫 二四七 塊及錠 ・五 二四八 板 一・〇 二四九 白鍮（バビツツ） ・五 黄銅 二五〇 板 一・〇 二五一 条及竿 一・〇 二五二 釘 一・〇 二五三 筒及管 一・〇 二五四 故黄銅（改造適用ノモノ） ・五 亜鉛 二五五 塊及錠 ・五 二五六 板 一・〇 二五七 故板及其他改造適用ノ故亜鉛 ・五 二五八 別項ニ掲ケサル釘及螺旋釘 一・〇 二五九 錨及錨鏈（新故ヲ別タス） 一・〇 二六〇 提嚢用金具 一・五 二六一 キャプシユール（壜ノ口ニ用ユル金具） 一・五 二六二 鉄鏈（別項ニ掲ケサルモノ） 一・五 二六三 戸鎖、戸鈕、戸栓、蝶鋏類 一・五 二六四 金銀其他金属箔及粉 一・五 二六五 金銀器（別項ニ掲ケサルモノ） 三・五 二六六 鍍金銀器（別項ニ掲ケサルモノ） 二・五 以下p.549 ページ画像 割 分 二六七 壁炉、置炉及附属品 二・〇 二六八 貨幣匣 二・〇 二六九 傘骨及附属金具 一・五 二七〇 其他別項ニ掲ケサル各種ノ金属 ・五 二七一 其他別項ニ掲ケサル各種ノ金属製品 二・〇 第十類 油蝋 二七二 蝋燭 一・五 二七三 気油 一・〇 二七四 豆油 一・〇 二七五 箆麻子油 一・〇 二七六 椰子油 一・〇 二七七 落花生豆油 一・〇 二七八 石油 一・〇 二七九 亜麻子油 一・〇 二八〇 阿列布油 一・〇 二八一 椶櫚子油 一・〇 二八二 無味香油 一・〇 二八三 松精油 一・〇 二八四 虫白蝋（蜡） 一・〇 二八五 無味香蝋 一・〇 二八六 其他各種ノ油蝋 一・〇 第十一類 紙及文具 二八七 集画帖（写真用及郵便切符貼用ノモノ） 二・五 二八八 白紙帳簿及書式類 一・五 二八九 墨汁（印刷用、写真用、筆記用及石版用ノモノ） 一・五 割 分 二九〇 唐紙類（各種） 一・五 二九一 壁紙 一・五 二九二 印刷料紙 一・五 二九三 其他各種ノ紙類 一・五 二九四 鉛筆 甲 金製及白金製ノモノ 三・〇 乙 其他各種 一・五 二九五 筆嘴 甲 金製ノモノ 三・〇 乙 其他各種 一・五 二九六 封蝋 一・五 二九七 藁紙 一・五 二九八 其他各種ノ文具 一・五 第十二類 砂糖 二九九 砂糖 ・五 三〇〇 精糖 二・〇 三〇一 氷砂糖 二・五 三〇二 糖蜜 一・〇 三〇三 糖水 一・〇 第十三類 布帛、糸縷及同材料 第一 三〇四 綿織糸 一・〇 三〇五 綿縫糸 一・五 三〇六 製本用綿布 一・五 三〇七 綿純子 一・五 三〇八 雲斎布 一・五 割 分 三〇九 綿帆布 一・五 三一〇 更紗類 一・五 三一一 綿繻子、綿ブロケード綿イタリアンス及紋金巾 一・五 三一二 綿天鵞絨 一・五 三一三 ギンハム 一・五 三一四 生金巾 一・五 三一五 晒金巾 一・五 三一六 綾金巾 一・五 三一七 色金巾 一・五 三一八 唐桟 一・五 三一九 天竺布（小幅金巾） 一・五 三二〇 緋金巾 一・五 三二一 寒冷紗 一・五 三二二 其他各種ノ綿布（純綿ト他物ヲ交ヘタルトヲ別タス但綿ノ重量超過スルモノ） 一・五 第二 三二三 毛糸及ウルステツド糸（各種） 一・〇 三二四 アルパカ 一・五 三二五 絽呉呂 一・五 三二六 旗布 一・五 三二七 呉呂、綾呉呂及畔呉呂 一・五 三二八 カムレット、コールド 一・五 三二九 紋呉呂 一・五 三三〇 フランネル（毛製及毛綿製ノモノ） 一・五 三三一 イタリアン、クローツ 一・五 三三二 羅世伊多 一・五 割 分 三三三 縮緬呉呂（毛製及毛綿製ノモノ） 一・五 三三四 ヲルリヤンス及ラストルス 一・五 三三五 セルヂス 一・五 三三六 スパニシ、ストライプス 一・五 三三七 羅紗（各種） 一・五 三三八 毛純子 一・五 三三九 毛フエルト地 一・五 三四〇 其他各種ノ毛布（純毛ト他物ヲ交ヘタルトヲ別タス但毛ノ重量超過スルモノ） 一・五 第三 三四一 生糸、撚糸、玉糸、熨斗糸、屑糸及野繭糸 一・五 三四二 真綿 一・五 三四三 絹織糸（紡績シタル）及絹交織糸 一・五 三四四 絹糸類（別項ニ掲ケサルモノ） 二・〇 三四五 支那縮緬 二・〇 三四六 支那絹紬 二・〇 三四七 支那絹繻子 二・〇 三四八 支那絹紋繻子 二・〇 三四九 絹綿繻子 二・〇 三五〇 刺繍絹布及刺繍絹綿布 二・五 三五一 其他各種ノ絹布 二・〇 （純絹ト他物ヲ交ヘタルトヲ別タス但シ絹ノ重量超過スルモノ） 第四 三五二 麻織糸 一・〇 三五三 麻縫糸 一・五 以下p.550 ページ画像 割 分 三五四 麻帆布 一・五 三五五 麻布（生、晒、染色、若クハ形付ノモノ） 一・五 三五六 麻純子 一・五 三五七 其他各種ノ麻布（純麻ト他物ヲ交ヘタルトヲ別タス但麻ノ重量超過スルモノ） 一・五 第五 三五八 ブランケツト（単製連製ヲ別タス各種） 一・五 三五九 ブラツセルス氈 二・〇 三六〇 フエルト氈 二・〇 三六一 麻氈 二・〇 三六二 パテント、タベストリー氈 二・〇 三六三 其他各種ノ地氈 二・〇 三六四 竹布 一・五 三六五 窓帷 甲 絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 三六六 靴護謨布 甲 絹入ノモノ 二・〇 乙 其他各種 一・五 三六七 護謨紐類 一・五 三六八 手巾 甲 綿製、麻製及麻綿製ノ（単製連製ヲ別タス） 一・五 乙 絹製及レース製ノモノ 二・五 三六九 蚊幮（各種） 二・〇 三七〇 革布（家具等ニ用ヰルモノ） 一・五 三七一 油布及リノリユム（牀ニ用ヰルモノ） 一・五 割 分 三七二 擡衣 甲 絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 三七三 浴巾（単製連製ヲ別タス各種） 一・五 三七四 旅氈（単製連製ヲ別タス） 甲 絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 一・五 三七五 綿線及苧麻線 一・〇 三七六 織糸及縫糸（別項ニ掲ケサル各種） 一・五 三七七 其他各種ノ布帛 一・五 三七八 其他各種ノ布帛製品 甲 絹製及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 第十四類 煙草 三七九 巻煙草及小巻煙草 四・〇 三八〇 紙巻煙草 四・〇 三八一 嗅煙草 四・〇 三八二 刻煙草 四・〇 三八三 葉煙草 三・五 三八四 其他諸製煙草 四・〇 第十五類 酒類 三八五 麦酒及黒麦酒 二・五 三八六 ブランデー 四・〇 三八七 シヤンパン 三・五 三八八 支那酒（各種） 四・〇 三八九 杜松子酒 四・〇 三九〇 リキユール（各種） 四・〇 割 分 三九一 ポルト 三・五 三九二 ラム 四・〇 三九三 清酒（内地醸造類似ノモノ） 四・〇 三九四 シエリー 三・五 三九五 ウエルモツト 三・五 三九六 ウヰスキー 四・〇 三九七 葡萄酒（赤白ヲ別タス） 三・五 三九八 其他各種ノ蒸溜酒 四・〇 三九九 其他各種ノ醸造酒 三・五 第十六類 雑品 四〇〇 沈香 一・〇 四〇一 琥珀 甲 加工セサルモノ 一・〇 乙 加工シタルモノ 二・〇 動物 四〇二 牛、馬、驢、騾、綿羊、山羊 及鶏 ・五 四〇三 其他各種ノ動物 一・〇 四〇四 石絨（板） 一・〇 四〇五 竹材（工ヲ加ヘサルモノ） ・五 四〇六 革帯、護謨帯、帆布帯、護謨管及帆布管（機械ニ用ヰルモノ） 一・〇 四〇七 衝球台及附属品 三・〇 四〇八 ブラスチング、ゼラチン、其ノ他類似ノ爆発薬、デトネートル及フユーズ 一・五 四〇九 磚瓦（建築用ノモノ） 一・〇 四一〇 ブラシ及箒（各種） 二・〇 四一一 杖及鞭 二・〇 割 分 四一二 護謨及倔答百児沙 甲 生 ・五 乙 板 一・〇 丙 工ヲ加ヘタルモノ（別項ニ 掲ケサルモノ） 二・〇 四一三 乗車、自転車及同部分品 二・五 四一四 鉄道客車及同部分品 一・〇 四一五 鉄道貨車及同部分品 一・〇 四一六 鉄道馬車及同部分品 一・〇 四一七 貨車 一・〇 四一八 セリユロノド 甲 板若クハ竿 一・〇 乙 工ヲ加ヘタルモノ 二・〇 四一九 ポルトランド、セメント ・五 四二〇 白堊及ホワイチング ・五 四二一 木炭及骨炭 ・五 四二二 粘土（各種） ・五 四二三 石炭及磚炭 一・五 四二四 焦炭 一・五 四二五 珊瑚（加工シタルト否トヲ別タス） 三・〇 四二六 苧麻縄索（船用ト否トヲ別タス） 一・〇 四二七 塞子樹皮 ・五 四二八 塞子 一・〇 四二九 玻瓈刀 一・〇 四三〇 ダイナマイト 一・五 四三一 金剛砂 ・五 四三二 金剛砂布及砂紙 ・五 以下p.551 ページ画像 割 分 四三三 金剛砂砥其他各種ノ砥石 ・五 四三四 フエルト（船底用若クハ屋背用ノモノ） 一・〇 四三五 煙火（各種） 三・〇 四三六 天蚕糸（漁用ノモノ） ・五 四三七 燧石 ・五 四三八 造花 二・五 四三九 額縁及天井縁 二・〇 四四〇 海羅 ・五 四四一 家具（新故ヲ別タス別項ニ掲ケサルモノ） 二・〇 四四二 テンニス、クリツケツト、象棋其他ノ遊戯具（別項ニ掲ケサルモノ） 二・五 四四三 阿膠（普通） ・五 四四四 綿火薬 一・五 四四五 火薬（各種） 一・五 四四六 石膏 ・五 四四七 飼草 ・五 四四八 象牙製品（別項ニ掲ケサルモノ） 二・〇 四四九 金銀細貨類（貴石真珠等ヲ嵌メタルト否トヲ別タス） 三・五 四五〇 仮製金銀細貨類（貴石真珠等ヲ嵌メタルト否トヲ別タス） 三・〇 四五一 貼札（壜鑵等ニ用ヰルモノ） 一・五 四五二 ラムプ、提灯及同部分品 二・〇 四五三 獣脂類 一・〇 四五四 皮革製品（別項ニ掲ケサルモノ） 二・〇 四五五 麦芽 ・五 四五六 マツチ（各種） 二・〇 四五七 支那蓆（一巻四十碼） 二・〇 四五八 椰皮蓆 二・〇 割 分 四五九 其他名種ノ地蓆 二・〇 四六〇 マイカ（板） 一・〇 四六一 ヲークム（船茹） ・五 四六二 パッキング（汽機用ノモノ） 一・〇 四六三 油画、水画、石版画、著色石版画、写真画、法帖其他別項ニ掲ケサル各種ノ書画類 二・五 四六四 瀝青、木爹児及石炭爹児 ・五 四六五 巴黎灰 ・五 四六六 骨牌（各種） 三・五 四六七 石墨 ・五 四六八 磁器及陶器（別項ニ掲ケサルモノ） 二・〇 四六九 貴石及真珠 三・五 四七〇 貴石及真珠（仮製ノモノ） 三・〇 四七一 ポルプ（製紙料ノモノ） ・五 四七二 パッテヰー ・五 四七三 籐（割キタルト否トヲ別タス） ・五 四七四 馬具 二・五 四七五 白檀 一・〇 四七六 靴墨（各種） 二・〇 四七七 吸煙器具（阿片吸煙具ヲ除ク） 三・〇 四七八 石鹸 甲 化粧用ノモノ 二・〇 乙 其他各種 一・〇 四七九 滑石（塊粉ヲ別タス） ・五 四八〇 スパルテリー（製帽用ノモノ） 一・〇 四八一 海綿 ・五 四八二 石類（別項ニ掲ケサルモノ） 甲 建築用其他工作ヲ経サルモノ ・五 割 分 乙 装飾用若クハ家具用其他工作ヲ経タルモノ 二・〇 丙 肖像其他彫刻シタルモノ 二・五 四八三 海底電線及地下電線 一・〇 四八四 紫檀 ・五 四八五 チーキ材 ・五 四八六 木材及板（別項ニ掲ケサル各種） ・五 四八七 化粧具匣 二・五 四八八 香水、香油、洗歯薬其ノ他各種ノ脂粉及薫香類 三・〇 四八九 鼈甲製品 二・五 四九〇 翫具（各種） 二・五 四九一 旅櫃、提嚢及佩袋 二・〇 四九二 傘類 甲 絹及絹入ノモノ 二・五 乙 其他各種 二・〇 四九三 傘柄及傘手（金銀製ヲ除ク） 二・〇 四九四 汽船、帆船及舟艇 ・五 四九五 紫檀器及黒檀器 二・五 四九六 其他税目中ニ掲ケサル生粗若クハ未製品 一・〇 四九七 其他税目中ニ掲ケサル全製若クハ半製品 二・〇 第二種 免税品 四九八 広告ノ書画及看板 四九九 骨灰 五〇〇 地図、海図其他学術図 五〇一 銀行券、利札、株券、其他各種ノ有価証券 五〇二 書画、習字本、習画本及新聞雑誌 五〇三 金銀（地金） 五〇四 繭（各種） 五〇五 金銀貨幣 五〇六 故綿 五〇七 繰綿 五〇八 生綿 五〇九 屑綿 五一〇 屑綿糸 五一一 苧麻（治理シタルト否トヲ別タス） 五一二 鳥糞 五一三 ゴンニー嚢（新故ヲ別タス） 五一四 ゴンニー布 五一五 包蓆 五一六 雛形及工事図面 五一七 油糟（塊粉ヲ別タス） 五一八 薬料阿片（政府ノ輸入スルモノ） 五一九 草木及苗根 五二〇 米、籾 五二一 乾鰯 五二二 茶藍、茶篩及茶箕 五二三 茶鍋 五二四 茶鉛 五二五 羊毛、山羊毛及駱駝毛（新故ヲ別タス） 第三種 禁制品 五二六 法律命令ニ依リ有害ナリト認ムヘキ純良ナラサル薬材、化学薬、製薬食物若クハ飲料 五二七 阿片吸煙貝 五二八 法律命令ニ依リ公共ノ衛生又ハ動植物ニ危険ナリト認ムヘキ物品 五二九 特許意匠商標及版権ニ関スル帝国ノ法律ニ違犯シタル物品 五三〇 贋造貨幣及贋造ト認ムヘキ模造貨幣 五三一 阿片（政府ノ輸入スル薬料阿片ヲ除ク） 五三二 公安及風俗ヲ害スヘキ書籍、図画彫刻物其他ノ物品 ○下略