デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

2部 社会公共事業

3章 道徳・宗教
2節 神社
2款 諏訪神社
■綱文

第26巻 p.48-51(DK260011k) ページ画像

明治40年9月27日(1907年)

前年当社奥殿修繕ノ議決シ、栄一其費用申ニ金三千円ヲ寄附ス。是日修繕落成シ遷座式行ハル。栄一参列シ、副斎主ト為ル。尚、十月十三日当社基金ノ件ヲ氏子ト議ス。


■資料

渋沢栄一 日記 明治四〇年(DK260011k-0001)
第26巻 p.48 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治四〇年     (渋沢子爵家所蔵)
九月二十七日 晴 冷            起床六時三十分 就蓐一時三十分
○上略 八時三十分王子発ノ汽車ニテ郷里ニ抵ル、十一時深谷駅ニ抵リテ車ヲ下リ、多数ノ迎ノ者ト共ニ八基村市郎宅ニ抵リテ午飧シ、食後直ニ諏訪神社遷座式ニ参列ス、午後四時頃式全ク畢リテ、市郎宅ニ於テ休憩ス、午後八時祭典ノ余興ニ供スル獅子舞ノ曲アリテ、市郎ノ家ハ終夜多人数雑沓ヲ極ム、夜一時過散会ス
遷座式畢リテ後先ヅ父母及祖先ノ墳墓ニ参拝シ、且手計ニ抵リ尾高一族ノ墓ニ詣ス ○下略
九月二十八日 曇 冷            起床九時 就蓐十一時三十分
起床後来訪ノ郷友ト談話シ、朝飧後市郎ノ家人ト共ニ諏訪神社ニ詣シ修繕ニ関スル注意ヲ与ヘ、帰路吉岡氏ノ墳墓ニ詣ス、午後三時過穂積母子ト共ニ深谷発ノ汽車ニ搭シ、五時過上野ニ達シ ○下略


村社諏訪神社中興史 第四―九丁(DK260011k-0002)
第26巻 p.48-50 ページ画像

村社諏訪神社中興史  第四―九丁     (諏訪神社所蔵)
    奥殿修繕
是に於て村民之敬神之念は愈々厚く、村治は神社中心之域に達しつゝあり、越えて明治三十九年十月に至り諏訪神社奥殿丹青黒塗色を損じたるにより之が修繕を諮りたるに、是又双手氏子之同意し醵金立に集り、之が修繕を行ふ
    鎮守御本社修繕寄附芳名
 一金参千円也           男爵 渋沢栄一閣下
 一金壱百円也              穂積歌子
 一金五拾円也              日本練瓦会社《(日本煉瓦会社)》
 一金拾円也               熊谷銀行
 一金拾弐円也              吉岡幸作
 一金五円也               吉岡政五郎
 一金弐拾円也              吉岡平三郎
 一金五拾銭也              吉岡なみ
 一金弐拾円也              吉岡唯三郎
 一金四拾円也              笠原宗九郎
 一金五拾銭也              設楽幸八
 一金弐拾円也              笠原源太郎
 一金五拾銭也              渋沢久吉
 一金四円也               笠原三九郎
 一金五拾銭也              吉岡宇三郎
 - 第26巻 p.49 -ページ画像 
 一金五拾銭也              梶野友三郎
 一金五円也               笠原栄太郎
 一金弐円也               吉岡時次郎
 一金五円也               設楽彦太郎
 一金壱円也               福島政次郎
 一金四拾銭也              吉岡作太郎
 一金五円也               吉岡惣四郎
 一金五円也               吉岡栄次郎
 一金弐円也               渋沢徳次郎
 一金八拾円也              渋沢市郎
 一金弐拾円也              渋沢治太郎
 一金拾円也               渋沢朝治郎
 一金壱円参拾銭也            渋沢喜代五郎
 一金参拾円也              渋沢愛吉
 一金五円也               渋沢三作
 一金四拾銭也              渋沢市五郎
 一金壱円也               渋沢新一郎
 一金五円也               渋沢周三郎
 一金五円也               渋沢政吉
 一金弐拾円也              渋沢文平
 一金壱円也               渋沢音五郎
 一金拾円也               渋沢とく
 一金四拾銭也              橋本さだ
 一金参拾銭也              大林重太郎
 一金壱円也               吉岡竜太郎
 一金壱円也               渋沢今吉
 一金壱円五拾銭也            吉岡弥市
 一金四円也               吉岡喜平治
 一金五拾銭也              真下五三郎
 一金五拾銭也              吉岡清三郎
 一金四拾銭也              福島常五郎
 一金五拾銭也              白井茂吉
 一金五拾銭也              関口伴吉
 一金五拾銭也              水野宗吉
 一金弐円也               吉岡亀五郎
 一金五拾銭也              吉岡滝次郎
 一金五拾銭也              安沢藤作
 一金壱円也               安沢与作
 一金四円也               林駒吉
 一金五拾銭也              福島長五郎
 一金拾円也               福島貞太郎
 一金拾円也               福島平四郎
 一金四拾円也              福島治三郎
 一金壱円参拾銭也            渋沢道太郎
 - 第26巻 p.50 -ページ画像 
 一金弐拾銭也              福島わか
合計 金参千五百八拾円拾銭也
    修繕委員
 吉岡幸作    吉岡平三郎   吉岡五郎
 笠原宗九郎   笠原源太郎   笠原栄太郎
 設楽彦太郎   吉岡惣四郎   吉岡栄次郎
 渋沢治太郎   渋沢栄三郎   渋沢保太郎
 渋沢周三郎   渋沢文平    吉岡喜平次
 吉岡滝次郎   吉岡亀五郎   林駒吉
 福島作太郎   福島治三郎   福島峯次郎
 明治四拾年九月二十七日落成
    御遷座祭典行列式次
先駆大榊 大麻 設楽彦太郎  神籬 福島作太郎
     〃  渋沢徳次郎  〃  吉岡平次
        吉岡五郎   五色神宝 吉岡平三郎
        吉岡幾太郎  〃    渋沢保太郎
佐田彦命 赤旗 笠原彦四郎  伶人・祭主  弓矢 渋沢雄四郎
     白旗 吉岡友三郎         〃  渋沢新一郎
              渋沢高二郎 御神馬 吉岡幾太郎
  刺羽 吉岡惣四郎 壁代 〃宗吉   福島治三郎     鉾 吉岡来作
御霊璽                 吉岡滝次郎
                    渋沢市郎      鉾 吉岡政五郎
  刺羽 福島峯次郎 壁代 安沢藤七  笠原源太郎
              林駒吉   御神馬 笠原宗九郎
    吉岡ハナ         福島庄三郎
    〃ワキ          渋沢文平
    笠原滋    随行    〃愛吉
    〃ミネ          〃周三郎
御神饌 渋沢コウ 副斎主 男爵 渋沢栄一   村長 橋本芳郎
    〃クニ          笠原三九郎
    林ユウ    随行    吉岡喜平次
    福島イシ         〃幸作
                 渋沢朝次郎
                 笠原金作
     笠原宗九郎     吉岡光五郎    笠原雄
氏子惣代       獅子笛 渋沢宇之吉  棒
     渋沢栄三郎     吉岡喜平     福島佐吉
   笠原愛作
獅子 吉岡峯松  棟梁 安沢与作  鳶職 鳥塚清七  氏子一同
   福島弥四郎
明治四十年十月三日
                       諏訪神社
    神饌幣帛料供進指定
   ○右遷座式ハ二十七日取リ行ハレタリ。(高田仙治氏報告)


(八十島親徳) 日録 明治四〇年(DK260011k-0003)
第26巻 p.50 ページ画像

(八十島親徳) 日録  明治四〇年   (八十島親義氏所蔵)
九月二十八日 晴
例刻出勤、男爵ハ昨日血洗島ニ至リ、氏神諏訪神社新築遷座式ニ臨ミ今日帰京セラル ○下略
 - 第26巻 p.51 -ページ画像 


竜門雑誌 第二三三号・第二八頁 明治四〇年一〇月 ○故郷なる諏訪神社の遷座式に列りて 青淵先生(DK260011k-0004)
第26巻 p.51 ページ画像

竜門雑誌  第二三三号・第二八頁 明治四〇年一〇月
    ○故郷なる諏訪神社の遷座式に列りて
                    青淵先生
あたらしき宮造りせし広前に
      ふるきむかしを忍ふけふかな
身にまとふ錦なりけりそめいつる
      わか故郷の庭のもみち葉
                    穂積歌子
ふるさとの紅葉のにしき蔭に立つ
      我たもとさへはゆる今日かな


渋沢栄一 日記 明治四〇年(DK260011k-0005)
第26巻 p.51 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治四〇年     (渋沢子爵家所蔵)
十月十三日 雨 冷             起床六時三十分 就蓐二時
○上略 五時 ○午後王子ニ帰宅シテ ○中略 八基村ヨリ来レル人々ト諏訪神社基金ノ事ヲ談ス ○下略