デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

2部 社会公共事業

4章 教育
3節 其他ノ教育
11款 財団法人高千穂学校
■綱文

第27巻 p.151-152(DK270059k) ページ画像

明治38年11月19日(1905年)

是日栄一、当校ノタメ扁額ヲ揮毫シテ贈ル。


■資料

渋沢栄一書翰 川田鉄弥宛 (明治三八年)一一月一一日(DK270059k-0001)
第27巻 p.151 ページ画像

渋沢栄一書翰  川田鉄弥宛 (明治三八年)一一月一一日  (川田鉄弥氏所蔵)
拝啓、向寒之候益御清適御坐可被成奉賀候、然者過般尊書被下、貴学校之額面記載之事来示相成、其文字ハ士魂商才との御好之由拝承仕候得共、其後色々愚考候ニ、此文字之出処ハ例之和魂漢才ニ起因せしものと存候得共余リ好熟字とも難申哉ニ被存候、就而ハ別紙一・二取調差上候間、御適意之分御指示可被下候、但是非前文相認候様との御注文ニ候ハヽ、貴命ニ従ひ可申候も、彫刻ニ付し候由相伺候旁、別而文字御吟味之方と存し、遠慮なく申上候次第ニ御坐候
貴案御回示ニより執筆可仕と存候、右可得御意如此御坐候 不宣
  十一月十一日
                      渋沢栄一
    川田鉄弥様
          梧下
(別紙)
至誠以賛天地之化育
 是ハ中庸ノ語ヨリ撰ミ出セシ文字ニテ、至誠ハ士魂、賛天地之化育ハ商才ニ通シ可申ト存候
又ハ
以一貫心制万物矩
 是ハ別段古書ニ拠リタル文字ニハ無之候得共、一貫心ハ即士魂ニテ制万物矩ハ事業家ノ才能ニ因シ可申歟と存候


渋沢栄一書翰 川田鉄弥宛 (明治三八年)一一月一九日(DK270059k-0002)
第27巻 p.151-152 ページ画像

渋沢栄一書翰  川田鉄弥宛 (明治三八年)一一月一九日  (川田鉄弥氏所蔵)
拝啓、益御清適奉賀候、然者過日御申越相成候額字出来ニ付差上申候御一覧可被下候、鈴木善三氏も此程面会ニ付、彫刻之事聞合候処、少
 - 第27巻 p.152 -ページ画像 
少字数相増候とも差支無之よしニ候、只拙書汗顔之至ニ付、御海容可被下候、右申上度 匆々不備
  十一月十九日
                      渋沢栄一
    川田鉄弥様
          梧下


渋沢栄一書翰 川田鉄弥宛 (明治三九年)一月二五日(DK270059k-0003)
第27巻 p.152 ページ画像

渋沢栄一書翰  川田鉄弥宛 (明治三九年)一月二五日  (川田鉄弥氏所蔵)
華翰拝読、益御清適之条奉抃賀候、然者客臘御委嘱ニより拙筆相認候額面彫刻出来之由、且貴校拝見之為四五月頃拝趨候様との事も敬承仕候、春暄之時日ニハ是非罷出、緩々御談話も相願度と存候、いつれ其中尚御都合相伺候様可仕候得共、不取敢拝復まて如此御坐候
                         匆々不宣
  一月廿五日
                      渋沢栄一
    川田鉄弥様
          拝復