デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.6.14

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

2部 社会公共事業

5章 学術及ビ其他ノ文化事業
1節 学術
1款 東京地学協会
■綱文

第27巻 p.249-258(DK270092k) ページ画像

明治14年5月3日(1881年)

是ヨリ先明治十二年、榎本武揚・渡辺洪基・桂太郎外数名発起人トナリテ東京地学協会ヲ設立ス。栄一之ニ賛シ、金五百円ノ寄附ヲナシ会員タリ。是日当会ハ芝延寮館ニ於テ第二年会ヲ開催ス。栄一、井上馨・大隈重信・佐野常民・渡辺洪基等ト共ニ資金取締役ニ選挙セラル。


■資料

明治十二年 東京地学協会報告 同会編 第一巻・第一―七頁 刊(DK270092k-0001)
第27巻 p.249-251 ページ画像

明治十二年
東京地学協会報告 同会編  第一巻・第一―七頁 刊
    本会創立記事
現今地学ノ用、日月多キヲ加ユルノ形勢ニ当リテ、同心協力以テ此学ノ進歩ヲ謀ルノ道ナキヲ憂ヒ、明治十二年二月廿二日鍋島直大・長岡護美・榎本武揚・赤松則良・花房義質・渡辺洪基・北沢正誠・桂太郎堀江芳介・柳楢悦・梶山鼎介・伴鉄太郎・黒岡帯刀・曾根俊虎等上野公園内精養軒ニ集会シ、本会設立ノ主旨ヲ議シ、鍋島直大・長岡護美渡辺洪基・桂太郎・北沢正誠ヲ撰ンテ規則立案ノ委員トシ、北白川宮三品能久親王殿下ヲ推シテ社長トシ、本案成ルニ及ンテ三月二十一日鍋島直大・榎本武揚・渡辺洪基・桂太郎・北沢正誠・河瀬秀治・花房義質・小沢武雄・柳楢悦・堀江芳介・伴鉄太郎・黒岡帯刀・関義臣・山田行元・牧野毅・島弘毅・竹添進一郎等学習院ニ会シテ左ノ規則ヲ設ケ、東京地学協会ヲ設立スル事ヲ議決ス
  東京地学協会規則
    第一条 本会設立ノ目的
第一 地学ニ於テ経済・軍務其他ニ関スル有益ナル事件ノ発明本会ノ見聞ニ触ルヽ者アレハ、時々簡便ノ方法ヲ以テ之ヲ編纂出版シテ社員ノ講究ニ供シ及ヒ公衆ニ報知スル事
第二 内外古今地学ニ関スル書籍、航海日記・紀行ノ諸書類、器械・地図・海図・地誌其他探訪録等ノ本社ニ寄附セル者並ニ各人所有ノ有益ナル者ヲ集メ、一文庫ヲ設ケ之ニ備ヘ置ク事
第三 探訪旅行ニ従事シ又ハ其他ノ旅行人ニシテ地学上ノ探訪ヲ為サント欲スル者ニ、本会ニ於テ経歴セン事ヲ要スル地方ニ赴クニ最便利ナル方法、深ク探偵セン事ヲ欲スル事物、特ニ採蒐セン事ヲ欲スル博物学ノ事物及ヒ地学ノ進歩ニ益アル報告等本会ノ希望スル条件ヲ簡略ニ筆記シ、心得書ヲ作リ、之ニ付托スル事
第四 各国ニ在ル地学協会及ヒ地学ヲ研究スル外国人及ヒ内外国ニ散居セル我学士等ト、地学ノ事ニ就キ文書往復スル事
 - 第27巻 p.250 -ページ画像 
第五 地学ノ進歩発明等ニ効績アリシ人ニ賞牌其他相当ノ褒賞ヲ与ヘ之ヲ勧奨スル事
    第二条 学科区分
一本会ノ目的トシテ調査スル各科ノ学術ハ竜動地学協《(会脱カ)》ノ如ク之ヲ区分ス
本科
 地球ノ積及ヒ形
 地球ノ運動及ヒ真質
 天体ヨリ受クル感動
形質科
 大地天然ノ区分並ニ地質
 山原沙漠鉱山鉱石
 動植物ノ説解
 海湖川泉
 潮汐流其他水理学上ノ事項
 気候風雨天気季候
 火山地震其他ノ現象
特科
 地球ノ古今歴史
 人種国語ノ播衍
 州郡府邑ノ名称創起変革
 天文及ヒ地理上ノ経緯度
 針差針傾其他磁石力ノ現象
 高低離距ノ測定
 各国及各民種ノ占居スル地ノ大小比例
政略科
 人口人民ノ種別及ヒ統計
 地面ノ人工区分耕作産物
 通商製作漁猟
 政体風俗法律政略
 溝渠道路橋梁水車市場
 宗教教育兵力美術
    第三条 報告
一上文ノ目的ニ基キ、本会ハ地学協会報告ト題セル小冊ヲ時々出板シ以テ緊要ナル探訪録及ヒ本会ニ於テ講説セル緊要ナル書取並ニ之ニ属スル画図ヲ輯録シテ報告ニ備フヘシ
一右ノ報告ハ本会社員・通信員並ニ本会ニ関係アル内外有名ノ協会ニハ無代ニテ之ヲ贈リ、他ニ所望ノ人アレハ相当ノ価ヲ以テ之ヲ売与フヘシ
    第四条
一書籍・地図・海図・雛形・真図・器械ノ本会ニ買入レシ者ト、内外公私寄附ニ係ル者トヲ合セ本会ノ所有トシ、之ニ番号記標ヲ附シテ社員ノ借覧ニ供スヘシ
一本会ニ属セサル者ニシテ社員ノ用ニ供セシ為、公私ヨリ本会ノ文庫
 - 第27巻 p.251 -ページ画像 
ニ預ケ置キ、又ハ借受タル者ハ本会ヨリ其証書ヲ所有主ニ渡シ、別ニ番号ヲ印シ本会預リノ記号ヲ附シ、社員ノ借覧ニ供スヘシ
    第五条 資金
一凡テ入社スル者ハ、入社金トシテ金拾円ヲ納ムヘシ、但都合ニ依リ十ケ月以内ニ之ヲ納ムルヲ得ヘシ
一年醵金ハ十二円ト定メ、一月・七月ノ二冊ニ分チ六円宛ヲ納ムヘシ但毎月一円宛ヲ納ムルモ妨ケナシ、右年醵金ヲ六ケ月以上怠ル者ハ社員ヲ除クヘシ、金百円ヲ一時ニ納ル者ハ終身社員トシ、別ニ年醵金ヲ出スニ及ハス
一本会ノ諸入費ヲ償ハン為メ、公私ノ寄附金ヲ受納スヘシ
一地学上有益ノ著アル者、又ハ経歴アリテ本会ニ有益ナリト認ムル者ハ、社員三名以上ノ保薦ヲ以テ議員ノ衆議ニ附シ、可決ノ上社員トシ、入社金ヲ免シ、又併セテ年醵金ヲモ免ス事アルヘシ
一内外人ノ外国ニ在ル者ハ望ニ因リ通信員トナシ、其報告ヲ本会ニ贈ル者ハ入社金・年醵金トモ出ス事ヲ要セス
    第六条 探訪心得
一本会ニテ切望スル事項ヲ十分ニ探訪シ得ヘキ為メ予メ探訪心得書ヲ作リ、旅行人ノ之ヲ得ント欲スル者ニ与ヘ、且議員ニ於テ其件緊要ナリト思考スル時ハ之ニ若干ノ補助金ヲ与フル事アルヘシ
    第七条 賞与
一内外国人ヲ問ハス、地学上ニ大小ノ効績アリタル社員・学士・探訪旅行者等ニハ、本会議員ノ決議ニヨリ褒賞トシテ賞牌ヲ附与シ本会ノ簿冊ニ上セテ其名誉ヲ表シ、或ハ物品ヲ賞与シテ之ヲ勧奨スヘシ
    第八条 職制
一本会ノ事務ヲ議定決行スル為メ、社長一名・副社長二名・幹事四名議員十二名・書記四名ヲ置クヘシ
一三品能久親王殿下ヲ社長トシ、現在員ノ投票ヲ以テ議員ヲ撰ヒ、副社長・幹事ハ更ニ此中ヨリ撰ヒ、書記ハ幹事ノ挙ル者トス、右撰挙ノ議員一ケ年ヲ以テ任期トナス
    第九条 集会
一毎月最後ノ土曜日午後六時ヲ以テ例会トシ、此会ニ於テ地学上緊要ナル事柄ヲ演述講明スヘシ、会員ハ其友人一名ヲ伴ヒ得ヘキ者トス
  但議員ニテ要用トスルトキ若クハ学識アル旅客等来ルトキハ臨時会ヲ催スヘシ
一年々四月ヲ以テ年会ヲ開キ、社長ハ先年四月ヨリ本年三月迄本会ニ関スル要件ヲ演述シ、幹事ハ会計ニ関スル景況ヲ演説シ、議員ニテ効績アリシト議定セシ人々ニ賞牌・物品ヲ与ヘ、次期ノ議員ヲ撰挙スヘシ
一右演舌・賞与人撰了レハ大讌会ヲ開クヘシ、此大讌会ニハ各社員及ヒ其朋友並ニ名誉アル内外人之ニ列スルヲ得ヘシ、此入費ハ別途トシ来会スル諸人ヨリ之ヲ払フヘシ ○下略


東京日日新聞 第二一八六号 明治一二年三月二四日 【○榎本武揚・赤松則良…】(DK270092k-0002)
第27巻 p.251-252 ページ画像

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明治十二年 東京地学協会報告 同会編 第一巻・第一―五頁 刊(DK270092k-0003)
第27巻 p.252-253 ページ画像

明治十二年
東京地学協会報告 同会編  第一巻・第一―五頁 刊
    東京地学協会第一年会記事
明治十三年四月廿二日、東京地学協会第一年会ヲ東京師範学校講堂ニ開ク ○中略 午後三時社長三品勲一等北白川能久親王殿下ハ年会ヲ開ク旨ヲ告ケテ、本会創立以来一ケ年間ノ景況ニ関スル社長ノ報告ヲ演述セラル
 東京地学協会設立ノ起原ハ現今本会ノ幹事タル渡辺洪基氏曾テ欧洲ニ在リテ、維也納府勅立地学協会ノ社員タル日、地学協会ノ本邦ニ闕クヘカラサルヲ熟思シ、客歳春ニ至テ之ヲ現今ノ副社長榎本武揚社員花房義質ノ二氏ニ謀ル、二氏モ亦夙ニ此挙ニ志アルヲ以テ、相共ニ尽力センコトヲ期ス、適々現今ノ副社長鍋島直大・幹事長岡護美二氏欧洲ヨリ還ルニ会ヒ、渡辺氏一日鍋島氏ヲ訪ヒ、談此事ニ及フ、同氏モ亦タ英国竜動ニ在テ長岡氏ト共ニ其勅立地学協会ノ社員タリ、夙ニ前三氏ト其感ヲ同セリ、因テ欣然共ニ倶ニ力ヲ此ニ尽サンコトヲ約シ、五氏各其朋友ニ謀ル、日ナラスシテ同志ノ士十数名ヲ得タリ、是ニ於テ鍋島直大 長岡護美 伊達宗城 蜂須賀茂韶 榎本武揚 赤松則良 花房義質 渡辺洪基 桂太郎 堀江芳介 柳楢悦 梶山鼎介 伴鉄太郎 北沢正誠 黒岡帯刀 曾根俊虎等上野公園地内精養軒ニ集会シ、本会設立ノ主旨ヲ議シ、鍋島直大 長岡護美 渡辺洪基 桂太郎 北沢正誠五氏ヲ選ンテ委員トシ、規則ヲ立按セシメ、鍋島直大・長岡護美ノ二氏会員ノ旨ヲ体シテ北白川宮能久親王殿下ニ本会ノ社長タランコトヲ請フ、殿下欣然之ヲ諾ス、既ニシテ規則案成ル、是ニ於テ三月廿一日ヲ以テ同志ノ諸士学習院ニ会シ之ヲ討論議定シ、四月十八日ヲ以テ撰挙会ヲ開ク、議員ノ撰ニ中ル者鍋島直大 渡辺洪基 榎本武揚 赤松則良 桂太郎 長岡護美 佐野常民 福地源一郎 山田顕義 塚本明毅 福沢諭吉 北沢正誠(福沢諭吉退社、柳楢悦氏之ニ代リテ議員タリ)ノ十二氏、幹事ノ撰ニ中ル者渡辺洪基桂太郎、北沢正誠 長岡護美ノ四氏、副社長ノ選ニ中ル者榎本武揚鍋島直大両氏ニシテ、即チ本年期ノ職員ヲ得タリ、終ニ四月廿六日最後ノ土曜日ヲ以テ社員総会ヲ開キ、地学ニ就テ見聞スル所ノ事項ヲ講談シ之ヲ第一会トス、爾来毎月最後ノ土曜日ヲ以テ総会ノ例トシ、社員交々其講究経歴スル所ヲ述フル者此ニ十回、而シテ議員ハ定日ノ外毎月第二水曜日ヲ以テ本会ニ臨ミ、規則ニ関スル諸項ヲ議定シ、又学習院ノ一室ニ書庫ヲ開キ図書・器械ヲ陳列シ、書記数名ヲ置キテ之ヲ管セシメ、常ニ会員ノ参看ニ便ス、副社長・幹事時々其席ニ臨ミ諸事ヲ処弁ス、此際大小ノ事務枚挙スルニ遑アラス、遂
 - 第27巻 p.253 -ページ画像 
ニ総会十回ヲ終ヘ今日年会ヲ開キ職員改撰ノ時ニ及フ、凡ソ此一期年間創立ノ事業ヲ了リ、又守成ノ方法ヲ画シ、以テ前途ノ遼遠ヲ期スルニ至ル、固ヨリ祉員諸氏ノ戮力同心ニ因ルト雖モ、職員ノ功労其多キニ居ルト言ハサルヲ得ス、吾輩ヤ乏ヲ本会ノ社長ニ承ケ、此創立ノ業ヲ果シ一年会ニ逢フハ実ニ吾輩ノ満足スル所ナリ、然レトモ本会預期スル所ノ事業固ヨリ広且大目下ノ小成ヲ以テ足レリトスヘキニ非ス、社員ノ尽力ハ固ヨリ公衆ノ同心協力ヲ得以テ其預期ノ目的ヲ達セン事ヲ祈望ス、今此年会ニ臨ミ本会創立以来本日ニ至ル経歴ノ概略ヲ陳シ、以テ本年期間職員ノ勉励其職ヲ尽サレタルヲ嘉ミシ、併セテ本会前途ノ隆盛ヲ会員諸氏ニ望ム、尚ホ本年間地学ニ関スル事業・本会々計等ノ諸件ハ幹事之ヲ演述セラルヘシ
  明治十三年四月廿二日
          社長     三品親王 北白川能久
          副社長         榎本武揚
          同           鍋島直大


東京日日新聞 第二八二一号 明治一四年五月七日 ○地学協会(DK270092k-0004)
第27巻 p.253 ページ画像

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明治十三年 東京地学協会報告 同会編 第二巻・第二二―二三頁 刊(DK270092k-0005)
第27巻 p.253-254 ページ画像

明治十三年
東京地学協会報告 同会編  第二巻・第二二―二三頁 刊
    東京地学協会第二年会記事
○上略 次ニ資金取締役ヲ撰挙ス、十八佐野常民 同渋沢栄一 十七大隈重信 同井上馨 十四渡辺洪基 六赤松則良 四高島嘉右衛門 三榎本武揚 二松平忠礼 一伊達宗徳 同南部利恭 同戸田氏共 同福地源一郎 同高畠眉山 同岩倉具経 同松平慶永 同塩田三郎 同星亨同本野盛亨 同川路寛堂 同柳楢悦 同上野景範 同蜂須賀茂韶
  票数共計百三十一     被撰者共計二十三名
其多数ナル者
   十八               佐野常民
 - 第27巻 p.254 -ページ画像 
   十八               渋沢栄一
   十七               大隈重信
   同                井上馨
   十四               渡辺洪基
   六                赤松則良
   四                高島嘉右衛門
以上七名ヲ資金取締役ト為ス旨、社長殿下之ヲ宣シ、選挙会了ル、但シ山田顕義氏ハ議員ノ投票多数ナルヲ以テ其員中ニ列ス可キナレトモ已ニ前期ニ於テ議員ヲ辞セシ事アルヲ以テ本期モ亦除名ス
   ○明治十四年五月三日、芝ノ延寮館ニ於テ開催セラル。


東京日日新聞 第三一二八号 明治一五年五月一九日 地学協会(DK270092k-0006)
第27巻 p.254 ページ画像

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明治十四年 東京地学協会報告 同会編 第三巻・第二七―二八頁 刊(DK270092k-0007)
第27巻 p.254 ページ画像

明治十四年
東京地学協会報告 同会編  第三巻・第二七―二八頁 刊
    東京地学協会第三年会記事
○上略 次ニ資金取締役ヲ選挙ス
二十八渋沢栄一 二十三赤松則良 二十渡辺洪基 十九井上馨 十八高島嘉右衛門 十五大隈重信 同佐野常民 六榎本武揚 五蜂須賀茂韶 四大倉喜八郎 三柳楢悦 同原善三郎 二松田道之 同益田孝 同松平慶永 同伊達宗徳 同高畠眉山 一諫早千吉郎 同渡辺驥 同中牟田倉之助 同中村雄飛 同松平忠礼 同小牧昌業 同小森沢長政同荒井郁之助 同南部利恭 同安田善次郎 同塩田三郎 同松平信正
  票数共計百九十六     被選者共計二十九名
其多数ナル者
   二十八              渋沢栄一
   二十三              赤松則良
   二十               渡辺洪基
   十九               井上馨
   十八               高島嘉右衛門
   十五               大隈重信
   同                佐野常民
以上七名ヲ資金取締役ト為ス旨、副社長之ヲ宣ヘ、選挙会畢ル
右畢テ伊達副社長ハ依例宴会ヲ開ク旨ヲ告ケ、八時各宴席ニ就ク、此夜遊就館ノ庭上ニ電気灯ヲ点シ、頗ル壮観ヲ極メ、一同歓ヲ尽シテ十一時解散セリ

 - 第27巻 p.255 -ページ画像 

東京日日新聞 第三四三八号 明治一六年五月三〇日 ○東京地学協会(DK270092k-0008)
第27巻 p.255 ページ画像

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明治十五年 東京地学協会報告 同会編 第四巻・第一七―一八頁 刊(DK270092k-0009)
第27巻 p.255 ページ画像

明治十五年
東京地学協会報告 同会編  第四巻・第一七―一八頁 刊
    東京地学協会第四年会記事
○上略
次ニ渡辺洪基氏ハ次期議員ノ撰挙会ヲ開ク可キ旨ヲ伝ヘ、仍テ書記中山克己氏当撰者ノ姓名並其票数ヲ朗読ス、即チ左ノ如シ
三十三柳楢悦 三十二佐野常民 三十一赤松則良 同塚本明毅 同渡辺洪基 同九鬼隆一 三十北沢正誠 同桂太郎 二十九荒井郁之助 同小沢武雄 二十八川田剛 二十七鄭永寧 二十六品川弥二郎 同伊達宗城 二十五小牧昌業 二十四井上馨 二十三長岡護美 十七鍋島直大 十九中牟田倉之助 十七福地源一郎 十五曾我祐準 十二谷干城 十一榎本武揚 九中井弘 八星亨 同山県有朋 同芳川顕正 同松平信正 七福島敬典 同鍋島直彬 同原田一道 同西徳次郎 同堀江芳輔 同山田顕義 六大給恒 同曾根俊虎 同松浦詮 同塩田三郎五石黒忠悳 同伴鉄太郎 同大山巌 同吉田清成 同高畠眉山 同日下義雄 同真木長義 同島津忠亮 同渋沢栄一 四伊知地貞馨 同林成康 同徳川家達 同高島嘉右衛門 同山内提雲 同松平乗承 同小守沢長政 三大倉喜八郎 同南郷茂光 同安田善次郎 同近藤真琴 同三浦梧楼 同三好重信 同関義臣 同伊藤雋吉 二礒野健 同遠武秀行 同岡本兵四郎 同小野梓 同大木喬任 同梶山鼎介 同河田羆同横山孫一郎 同栗塚省吾 同松平慶永 同福島九成 一原善三郎 同大隈英麻呂 同小笠原忠忱 同沖守固 同青江秀 同鍋島直虎 同内藤政挙 同鍋島直柔 同中村雄飛 同南部利恭 同万里小路通房 同浅井道博 同河井庫太郎 同本山漸
   票数共計八百十     当撰者共計八十七名

 - 第27巻 p.256 -ページ画像 

明治十五年東京地学協会報告 同会編 第四巻・二一―二二頁 刊(DK270092k-0010)
第27巻 p.256 ページ画像

明治十五年
東京地学協会報告 同会編  第四巻・二一―二二頁 刊
    東京地学協会第四年会記事
○上略 次ニ資金取締役ヲ撰挙ス
二十一渋沢栄一 十九渡辺洪基 十八井上馨 十五赤松則良 同佐野常民 十三高島嘉右衛門 十一大隈重信 九大倉喜八郎 七益田孝 五安田善次郎 同芳川顕正 二長岡護美 同柳楢悦 同松平慶永 同松平信正 同福地源一郎 同諫早千吉郎 一岩倉具経 同伴鉄太郎 同原善三郎 同徳川家達 同鍋島直大 同中牟田倉之助 同南部利恭同九鬼隆一 同小牧昌業 同鄭永寧 同塩田三郎
   票数共計百八十二     当撰者共計二十八名
其多数ナル者
   二十一              渋沢栄一
   十九               渡辺洪基
   十八               井上馨
   十五               赤松則良
   同                佐野常民
   十三               高島嘉右衛門
   十一               大隈重信
以上七名ヲ資金取締役ト為ス旨、会長殿下之ヲ宣ヘ、撰挙会畢ル

明治十五年

明治十五年 東京地学協会報告 同会編 第四巻・第一頁 刊(DK270092k-0011)
第27巻 p.256 ページ画像

東京地学協会報告 同会編  第四巻・第一頁 刊
明治十五年七月
    東京地学協会録事
十二日第二水曜日ヲ以テ議員集会ヲ開ク、本日及十三日ノ両日ヲ以テ十四年度第二期ノ寄附金ヲ醵集スルニ付、副社長榎本武揚・伊達宗城幹事桂太郎・渡辺洪基・川田剛、資金取締役渋沢栄一・第五銀行田中田守ノ七氏来会シ、本会社員並賛成員ノ寄附金ヲ領収シテ兼テ左ノ件ヲ議決ス
 一 大隈重信・島弘毅ノ両氏退社申出候所、大隈氏ハ本会ヘ寄附金有之、当初極メテ賛成被致候人ニ付、照例賛成員ニ選挙シ、島弘毅氏ハ創立以来数回演説モ有之、本会ニ功労不少候訳ニ付、本月ヨリ年醵金ヲ免シ会員ニ列ス

明治十五年

明治十五年 東京地学協会報告 同会編 第四巻・第一頁 刊(DK270092k-0012)
第27巻 p.256-257 ページ画像

東京地学協会報告 同会編  第四巻・第一頁 刊
明治十六年二月
    東京地学協会録事
十四日第二水曜日ヲ以テ議員集会ヲ開ク、来会スル者社長北白川親王殿下・渡辺洪基・北沢正誠・荒井郁之助ノ四氏、及是日寄付金取集ノ立合トシテ資金取締役渋沢栄一氏参会ス、別ニ議事ナシ
二十四日前後土曜日ヲ以テ例会ヲ開ク、是日磯野健氏ハ米国発議ノ万国通世時ハ惟本初子午線新定ノ一点ニアルノ説ヲ演説シ、二見鏡三郎氏ハ本邦三角測量ノ実況ヲ演説ス、来会スル者曾我祐準・丹羽雄九郎荒井郁之助・渡辺洪基・北沢正誠・阿部正功・磯野健・二見鏡三郎・
 - 第27巻 p.257 -ページ画像 
河井庫太郎・館潔彦・八木橋則正・荒川重豊・三輪昌輔・関大之・水野秋尾・小林一知・浅野永好ノ十七氏ナリ


明治十六年 東京地学協会報告 同会編 第五巻第一号・第九五―九八頁 刊(DK270092k-0013)
第27巻 p.257-258 ページ画像

明治十六年
東京地学協会報告 同会編  第五巻第一号・第九五―九八頁 刊
明治十六年五月
    東京地学協会録事
九日第二水曜日ヲ以テ議員集会ヲ開ク、副会長伊達宗城・渡辺洪基・赤松則良・塚本明毅・北沢正誠・小牧昌業・荒井郁之助ノ七氏来会シテ左ノ事ヲ議シ、尚ホ議員諸氏ノ同意ヲ得テ之ヲ可決ス
 一東京地学協会第四年会ヲ本会々場ニ開キ、来会員ハ会費金一円ヲ持参スル事
 一右開会ノ期ハ五月二十六日トス
 一本会々場落成セシヲ以テ、従来借用セシ学習院ヘ謝表ヲ呈スル事
 一今般本会規則改正ニ付、賛成員ノ名称ヲ廃シ、各種ノ会員ヲ撰定スル、左ノ如シ
                  北白川能久 親王
                  小松彰仁  親王
                  有栖川熾仁 親王
                  伏見貞愛  親王
              フオン、アイセンデツヘル
             シヤルヽ、ド、スツルウェー
                  ノルデンショルド
  右ハ本会規則第十五条ニ照シ名誉会員ニ列ス
                    徳川家達
                    大谷光尊
                    南部利恭
                    大倉喜八郎
                    安田善次郎
  右ハ本会規則第三十条ニ照シ現金ヲ要セス会員ニ列ス
                    井上馨
                    伊達宗徳
                    松平慶永
                    鍋島直大
                    蜂須賀茂韶
                    大谷光勝
                    松平忠礼
                    松平信正
                    佐野常民
                    柳原前光
                    諌早千吉郎
                    本野盛亨
  右ハ本会規則第三十条ニ照シ爾後ノ現金ヲ免ス
                    大隈重信
                    塩田三郎
 - 第27巻 p.258 -ページ画像 
                    芳川顕正
                    渋沢栄一
                    益田孝
                    戸田氏共
                    北畠治房
                    関義臣
                    原善三郎
                    笹野吉次郎
  右ハ約定ノ寄付金皆納マテ当分本会規則第三十条ニ照シ現金ヲ免シ会員ニ列ス
 一従五位勲五等海軍大佐兼参事院員外議官補本山漸氏、会員赤松則良・高畠眉山二氏ノ紹介ニ由テ入会ヲ請ハル、之ヲ承認ス


東京日日新聞 第三七四四号 明治一七年六月四日 ○地学協会(DK270092k-0014)
第27巻 p.258 ページ画像

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