デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

2部 社会公共事業

8章 其他ノ公共事業
2節 祝賀会・歓迎会・送別会
5款 東宮御慶事奉祝会
■綱文

第28巻 p.717-719(DK280114k) ページ画像

明治41年9月25日(1908年)

是日栄一、園田孝吉・安田善次郎ト共ニ当会会計監督トシテ、之ガ会計ニ関シテ点検監査ヲナス。


■資料

渋沢栄一 日記 明治四一年(DK280114k-0001)
第28巻 p.717 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治四一年     (渋沢子爵家所蔵)
九月二十五日 雨 冷
○上略 十一時東京市役所ニ抵リテ、奉献美術館ニ関スル計算ヲ検査シ、梅川・見山二氏ト共ニ、来ル廿九日ニ開設スル評議員会ノ手続ヲ協議ス ○下略


東宮御慶事奉祝会報告 同会残務事務所編 第三八〇頁 明治四二年四月刊(DK280114k-0002)
第28巻 p.717 ページ画像

東宮御慶事奉祝会報告 同会残務事務所編  第三八〇頁 明治四二年四月刊
  第十 会計監査
本会の会計は固より東京市長の監督の下に著々整理しありと雖も、亦これを精覈査検の必要あり、而して会計監督男爵渋沢栄一氏は時々市役所に就き預金台帳又は預金担保物等の監査を遂けられ、尚美術館落成の近きに在るを以て、四十一年九月二十五日午前十時を期し会計監督男爵渋沢栄一・園田孝吉・安田善次郎の三氏に出頭を煩はし、諸帳簿及ひ月計諸表を提供しこれか点検監査を経たり、当時市長欠員中に係るを以て、本会事務委員長楳川忠兵衛・事務委員見山正賀等会務の諸事を弁明し、全く監査を終了したり


東宮御慶事奉祝会報告 同会残務事務所編 第四〇〇―四〇五頁 明治四二年四月刊(DK280114k-0003)
第28巻 p.717-719 ページ画像

東宮御慶事奉祝会報告 同会残務事務所編
                     第四〇〇―四〇五頁 明治四二年四月刊
  第十二 本会収支決算
      収入
一金五拾七万参千六百九円九拾五銭八厘 総収入額
  内
 金四拾万八千五百弐拾九円四拾九銭壱厘 第一回寄贈金
 金壱万四千参百六拾円         第二回寄贈金
 金拾四万七千八百弐拾参円七拾八銭弐厘 預金利子
 金弐千八百九拾六円六拾八銭五厘    雑収入
      支出
一金五拾七万参千六百九円九拾五銭八厘 総支出額
  内訳
 金壱万五千五百拾円弐拾八銭六厘   寄贈金募集費
 金四拾壱万参千四拾五円八拾壱銭参厘 建築工事費
   内
  金弐万弐千百四拾八円八拾四銭九厘  基礎工事費
  金六万八千百九拾参円五拾七銭九厘  煉化工事費
  金拾七万弐千四拾七円参拾壱銭六厘  石工事費
  金五万七千四百壱円七拾参銭壱厘   木工事費
 - 第28巻 p.718 -ページ画像 
  金弐万五千参拾円参拾七銭壱厘    金具工事費
  金壱万九百四拾参円参拾参銭参厘   泥工事費
  金弐千八百五拾円四拾四銭      塗工事費
  金壱千七百六拾六円参銭       硝子工事費
  金弐万四千六円四拾銭参厘      屋根工事費
  金六千九百拾壱円弐拾四銭九厘    足代費
  金壱千弐拾弐円八拾弐銭九厘     運搬費
  金五千五百九拾参円参拾五銭四厘   仮建物費
  金壱千五百弐拾参円弐拾六銭     附属物工事費
  金八千六百九拾円弐拾六銭八厘    機械器具模型標本費
  金四千四百七拾四円拾七銭      装飾費
  金四百四拾弐円六拾参銭壱厘     雑費
 金七万八千六百弐拾壱円九拾七銭参厘 建築事務費
   内
  金参万千八百参拾五円八拾九銭八厘  給料
  金四万千八百七拾九円七拾六銭五厘  報酬及手当
  金壱百弐拾円            死亡賜金
  金六百拾壱円八拾五銭        旅費
  金八百八拾円拾弐銭         賄費
  金九百六拾八円五拾参銭       通信費
  金壱百六拾四円九銭         雇費
  金五百四拾七円九拾四銭五厘     備品費
  金壱千弐百九円拾五銭弐厘      消耗品費
  金四百四円六拾弐銭参厘       雑費
 金八千参百九拾七円拾八銭壱厘    事務所費
   内
  金参千参百七拾七円拾七銭七厘    給料
  金壱千八百参円八拾壱銭       報酬及手当
  金壱百五拾弐円四拾六銭       旅費
  金壱百四拾九円七銭五厘       賄費
  金弐百七拾五円六銭         通信費
  金参百拾六円弐拾八銭五厘      車馬賃
  金七円拾六銭            備品費
  金九拾九円五拾四銭         消耗品費
  金壱千五百四拾四円弐拾弐銭弐厘   印刷費
  金参百参拾壱円弐拾銭        手数料
  金弐百八拾参円四拾弐銭       礎石置定式費
  金五拾七円七拾七銭弐厘       雑費
 金壱千八百弐拾六円         賞盃・メタル並絵端書調製費
 金八千参百七円七拾銭壱厘      将来見込工事費
 金四千円              功労者報酬及手当
 金壱万四百壱円四厘         報告及残務費
 金参万参千五百円          宮内省ヘ献納
右明治四十一年九月二十五日東京市役所ニ於テ監査ス
 - 第28巻 p.719 -ページ画像 
               会計監査 男爵 渋沢栄一
               同       園田孝吉
               同       安田善次郎
以上の計算は明治四十一年九月二十九日評議員会の承認を経し処、其後預金利子に金参百弐円参拾銭の収入超過ありたると、報告及残務費に見込迄を要せす、金参千六百九拾七円七拾銭の残余を生したるとに依り、合せて金四千円を更に宮内省に追納せり



〔参考〕東宮御慶事奉祝会報告 同会残務事務所編 第四〇七頁 明治四二年四月刊(DK280114k-0004)
第28巻 p.719 ページ画像

東宮御慶事奉祝会報告 同会残務事務所編  第四〇七頁 明治四二年四月刊
  第十四 残務
本会解散後の残務は工事に関する部分を除くの外、従前の関係に依り東京市役所内の元事務委員長並委員嘱託書記等を煩はすことゝなし、総ての手続を経たり