デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

3部 身辺

1章 家庭生活
1節 同族・親族
1款 同族
■綱文

第29巻 p.60(DK290007k) ページ画像

明治19年12月26日(1886年)

是日、栄一三男武之助生マル。


■資料

青淵先生子孫一覧(DK290007k-0001)
第29巻 p.60 ページ画像

青淵先生子孫一覧            (渋沢子爵家所蔵)
       二男
 渋沢栄一――武之助
   母ハ後配伊藤氏、明治十九年十二月廿六日生、実ハ五男ナリ、分家ス
   ○右ニ武之助ヲ二男トセルハ夭逝セル敬三郎ヲ加算セザルニヨル。以下同ジ。



〔参考〕渋沢栄一翁 白石喜太郎著 第四二四頁 昭和八年一二月刊(DK290007k-0002)
第29巻 p.60 ページ画像

渋沢栄一翁 白石喜太郎著  第四二四頁 昭和八年一二月刊
 ○第二篇 五 家庭
    その三 返る春
○上略 明治十七年十一月二男敬三郎を挙げた。不幸翌十八年春夭逝したが、明治十九年臘尾、三男武之助氏が生れ、悲の涙を払ふに余りがあつた。武之助氏は後に第一高等学校・東京帝国大学に学び、現に石川島飛行機製作所取締役社長として航空界の為め尽瘁し、又浅野セメント・日本醋酸製造等諸会社に重役として参加し、少壮実業家として活動しつゝある人である。 ○下略