デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

3部 身辺

4章 同族会
■綱文

第29巻 p.302-304(DK290099k) ページ画像

明治22年―同25年(1889-1892年)

是間ニ於ケル芝崎確次郎日記・執事日記ニ記載ノ渋沢家親族会ニ関スル事項。


■資料

(芝崎確次郎) 日記 明治二二年(DK290099k-0001)
第29巻 p.302 ページ画像

(芝崎確次郎) 日記  明治二二年   (芝崎猪根吉氏所蔵)
十二日 ○六月 雲
○上略
今夜九番地ヨリ御召ニ付伺候候処、御邸憲法及附則之事ニ付御談示御座候事
○下略


(芝崎確次郎) 日記 明治二三年(DK290099k-0002)
第29巻 p.302-303 ページ画像

(芝崎確次郎) 日記  明治二三年   (芝崎猪根吉氏所蔵)
十二日 ○二月 晴
○上略 退社之際主人公御乗馬車之節被仰聞候ハ、来ル十六日親族会相開キ候ニ付、午前十時阪谷ヘハ通知致し候間、牛込穂積方ヘ尾高 ○幸五郎より通知致し候様、尾高ヘ申聞ベキ旨被仰付、且小生ニも用事有之、出頭候様御下命拝承仕候
夫より御邸ヘ罷出候テ尾高氏ヘ上申致し候事 ○下略
十六日 雲小雨
休日
本日ハ兜町御邸御親族会、午前十時御揃之事ニテ小生も臨席被仰付候ニ付、十時出頭、空敷扣居候テ、午後一時頃ニ相成、主君御親族方御列席ニテ左之通り命令請候事
今般家族法相立候、附テ会計監督掛阪谷江申付候、右候補申付候間、都テ阪谷ニ打合取扱可申、且本年度確タル予算相立可申旨、尾高氏と小生ヘ命令相成御受致し候事
   ○中略。
十日 ○三月 小雨夕晴
今夕兜町邸ヘ立寄候節、尾高氏申ニハ、昨夜御主君より予算書御催促有之候、右ニ付言々打合致し度申聞候ニ付、明早朝ニ罷出候筈ニ致候事
十四日 晴
今朝御邸霊拝致し、夫より早朝兜町邸ヘ立寄候処、漸く出来候よしニ付一見致し、直ニ阪谷君ヘ御廻し相成度、因テ尾高氏他用ヲ掛ケ午後より出張ノ事ニ相成候事
○下略
 - 第29巻 p.303 -ページ画像 
十五日 雲
○上略
明十六日御親族会ニ付、小生ニも出頭候様、御沙汰御座候事
十六日 曇
休日
○上略 午後二時ニ参邸、追々御親類様方御着邸、御主人モ丁度御帰館、御相談始マリ、夜ニ入十二時第一銀行泊番ニ付、同所ヘ参り相勤候事御邸歳入出予算御義決相成、其外夫々御相談相成、改メテ小生ヘ会計監督候補役被命候
 但御一同御列席之処にて、御主人より御口達相成候
   ○中略。
(七月)十四日 晴
○上略 御邸ヘ罷出、馳走頂キ、御親族会ニ付夜ニ入十二時帰宅
○中略
今夜御親族会ノ席上ニテ、深川留守邸書生之取締規定出来、尾高次郎殿熟頭《(塾)》、宮田氏相心得サセ、小生ニハ心添世話可致旨、被申付候事
   ○中略。
(八月)三十一日 晴
休日
今日ハ御主人家ニ御親族会午後三時より御催ニ付、其前一寸穂積様、若様ニ御面会之為メ、牛込御邸ヘ参上之途中御目ニ懸り、一寸御邸参上候テ、夫より帰途、上野寛永寺ヘ参り御一周忌之御回向参拝致し、夫より墓参致し兜町ヘ立寄旁、間もなく夜ニ入候得共、御主君御帰無之、空敷諸君御帰り被遊候事
   ○中略。
七日 ○九月 晴
休日
本日ハ牛込穂積様御屋敷ニ御親族会御座候ニ付、午後三時ヨリ小生ニモ出頭候様御沙汰ニ付 ○中略 午後三時半より家ヲ出、直ニ御邸ヘ参上、御馳走頂キ、夜ニ入十時半帰宅候、小生ハ只々御馳走頂キ候迄ニシテ会義ニ関スル事無御座候事
   ○中略。
(十月)十九日 晴
休日
本日ハ午後三時揃御親族会御座候ニ付、兼テ小生ヘモ御沙汰ニ付、午前十一時宅ヲ出牛込
穂積様ヘ参邸、貴族院御勅撰之御歓び上申候テ、夫より平河町邸参上、夜ニ入御馳走頂戴、而しテ今夜ハ銀行宿直ニ付早く帰り、泊相勤候事 ○下略
(十一月)十六日 晴
休日
本日ハ主家月次御親族会ニテ、内山下町帝国ホテル会社ヘ昼食御申付相成、正午同所御集会、小生御陪食被仰付罷出候、館内見物旁大ニ手間取四時退社 ○下略
 - 第29巻 p.304 -ページ画像 


(芝崎確次郎) 日記 明治二四年(DK290099k-0003)
第29巻 p.304 ページ画像

(芝崎確次郎) 日記  明治二四年    (芝崎猪根吉所蔵)
三十日 ○一月 晴休日
孝明天皇祭日
本日兜町邸ニおゐて御親族会有之、諸勘定向漸く整頓御会ニ間ニ合申候 ○下略


(芝崎確次郎) 日記 明治二五年(DK290099k-0004)
第29巻 p.304 ページ画像

(芝崎確次郎) 日記  明治二五年    (芝崎猪根吉所蔵)
廿一日 ○二月 半晴 休日
○上略
本日ハ御親族会ニテ御寄合有之候事
(三月)十九日 小雨降
○上略
 玆ニおゐて三本木農場一覧致し、而テ同場ヘ帰農専ら開墾之事業経営可致所存にて、明廿日ハ牛込穂積御邸ニテ御催しニ付、左之書面阪谷君之手ヲ経テ、御親族会義ニ被附御許可相成候事
廿日 晴風
休日
牛込穂積様ニ御親族開会ニ付、小生も末席ニ罷出、諸件相伺、且宿願モ御許可相成候事
夜ニ入三時半帰宅


執事日記 明治二五年(DK290099k-0005)
第29巻 p.304 ページ画像

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